内容は次のとおりです。
親トピック: TeradataでのOracle GoldenGateの使用
この項では、大多数のターゲット・データベース・タイプで必要とされる基本的なReplicatパラメータについて説明します。追加のパラメータが必要な場合があります。ご使用のターゲット・データベース向けOracle GoldenGateのインストレーションと構成のドキュメント、およびOracle GoldenGateリファレンスを参照してください。
ターゲットのレプリケーション・サーバーまたはデータベース・システム上で次の手順を実行します。
例25-1 Replicatグループのパラメータ
-- Identify the Replicat group: REPLICAT rep -- State whether or not source and target definitions are identical: SOURCEDEFS {full_pathname | ASSUMETARGETDEFS} -- Specify database login information as needed for the database: [TARGETDB dsn2,] [USERID user id[, PASSWORD pw]] -- Specify error handling rules (See the NOTE following parameter file): REPERROR (error, response) -- Specify tables for delivery: MAP owner.table, TARGET owner.table[, DEF template name];
注意:
復元の状況では、Replicatで一部の更新が2回適用された可能性があります。multiset表に影響する場合には、この結果、重複する行が作成される可能性があります。Replicatパラメータ・ファイルでREPERROR
パラメータを使用して、Replicatで重複する行が無視されるようにします。
親トピック: Oracle GoldenGateの構成
Oracle GoldenGate環境をインストールして構成したら、次の内容を考慮してください。
大量の行数を更新または削除する操作によって、サブスクライバ・データベースの行ごとに個別の更新および削除が生成されます。これによって、Teradataのサブスクライバ・システムでロック・マネージャのオーバーフローが発生し、その結果、Replicatプロセスが終了する可能性があります。
これらのエラーを回避するには、操作のレプリケーションを一時停止してから、ソース・システムおよびターゲット・システムでそれらの操作を手動で実行します。レプリケーションを一時停止するには、そのセッションにのみレプリケーションを一時停止する次のコマンドを使用します。その表の他のセッションの操作は正常にレプリケートされます。
set session override replication on;
commit;
デフォルトでは、Replicatプロセスによって、カタログの問合せ用に新しい接続が作成されます。DBOPTIONS
パラメータとNOCATALOGCONNECT
オプションを併用することで、この余分な接続を回避できます。