内容は次のとおりです。
親トピック: TeradataでのOracle GoldenGateの使用
次の表属性は、Oracle GoldenGate環境で処理する必要があります。
ターゲットのTeradata表で、トリガー、カスケード削除制約、およびカスケード更新制約を無効化します。Oracle GoldenGateでは、トリガーまたはカスケード制約の結果として生成されるDMLがレプリケートされます。同じトリガーや制約がターゲット表でアクティブになった場合、レプリケートされたバージョンのために重複となり、データベースでエラーが返されます。ソース表にemp_src
とsalary_src
、ターゲット表にemp_targ
とsalary_targ
を使用している次の例について考えます。
emp_src
に削除が発行されます。salary_src
にカスケードされます。emp_targ
に適用されます。salary_targ
にカスケードされます。salary_src
のカスケードされた削除が、salary_targ
に適用されます親トピック: 処理のための表の準備
Oracle GoldenGateでは、レプリケートされた更新および削除に対して正しいターゲット行を見つけるために、ソース表とターゲット表に一意の行識別子が必要です。ソース表は、Oracle GoldenGateで使用する行識別子の種類を判別する方法に記載されている任意の種類のキーを持つことができます(ただし、SQL Server Standard Editionインスタンスの表には主キーが必要です)。固定長の列が存在する表に主キーが識別されない場合、それらの固定長列のいずれかの長さは3800バイト未満である必要があります。
TABLE
またはMAP
文でKEYCOLS
句が使用されないかぎり、Oracle GoldenGateは、使用する行識別子を次の優先順位に従って選択します。
親トピック: 行識別子の割当て
該当するキーが表にない場合、あるいは識別子を使用しない場合、表に常に一意の値を含んだ列があれば、代替キーを定義できます。ExtractのTABLE
パラメータおよびReplicatのMAP
パラメータ内にKEYCOLS
句を含めることで、この代替キーを定義します。指定されたキーは、Oracle GoldenGateが検出する既存の主キーまたは一意キーを上書きします。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。
親トピック: 行識別子の割当て