ここではVisual Analyzerとそのホーム・ページへのナビゲート方法について説明します。
Oracle Data Visualizationを使用すると、データを素早く検索し、データの持つ意味を発見することが簡単になります。Oracle Business Intelligenceリポジトリ内のデータおよびリポジトリの外のデータの分析を助けるツールや、使いやすい可視化ツール、データ管理ツールが付属しています。
Visual Analyzerホーム・ページを使用して、Visual Analyzerのプロジェクト、ダッシュボードまたは分析を作成、編集または表示できます。
Oracle BI EEでは、Visual Analyzerホーム・ページは新規ホーム・ページとも呼ばれます。「OBIクラシックを開く」をクリックして、Visual Analyzerホーム・ページからOracle BI EEホーム・ページ(別名OBIクラシック・ページ)に切り替えることができます。OBIクラシック・ページを使用して、アラート、プロンプト、Oracle Business Intelligence Publisherレポートなど、その他のビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを作成できます。「Oracle BI EEホーム・ページとは」を参照してください
このホーム・ページはデータ・ビジュアライゼーション・タスクを開始する場所です。次の各項では、実行可能なタスクの概要を説明します。
データ・ソースの作成および使用
「データ・ソース」領域には、ビジュアライゼーションおよび分析の作成に使用するデータが含まれています。データ・ソースは、サブジェクト領域またはデータ・セットのいずれかです。データ・セットを作成するには、Excelファイルをアップロードするか、Oracle BI Applicationsまたはデータベースへの接続を作成します。独自のデータの追加を参照してください。
カタログの使用
「表示」領域には、カタログに格納された分析、ダッシュボードおよびビジュアライゼーション・プロジェクトをすばやく探せるように、いくつかのカテゴリが用意されています。カタログを参照するには、「マイ・フォルダ」または「共有フォルダ」を使用します。または、「お気に入り」、「最近」, 「VAプロジェクト」、「ダッシュボード」または「分析」カテゴリをクリックして、最近表示したオブジェクトや特定のオブジェクトをタイプ別に素早く探すことができます。
カタログ内のオブジェクトの検索
カタログ内のオブジェクトの検索には、キーワードを使用できます。検索基準に一致するオブジェクトのリストを表示するために、「コンテンツの検索またはビジュアル化」フィールドに検索用語を入力し、(「検索結果に次が含まれます」セクションのドロップダウン・ウィンドウの上部にある)拡大鏡アイコンがある行をクリックします。プロジェクトおよびビジュアライゼーションの検索を参照してください。
BI質問でのデータのビジュアル化
BI質問を使用して、既存のデータ・オブジェクトをビジュアライゼーションにすばやく結合できます。検索基準に一致するオブジェクトのリストを表示するために、「コンテンツの検索またはビジュアル化」フィールドに検索用語を入力し、(ドロップダウン・ウィンドウの「次を使用してデータをビジュアル化します」セクションにある)データ属性アイコンがある行をクリックして、ビジュアライゼーションの作成を開始します。BI質問でのデータのビジュアル化を参照してください。
オブジェクトの作成
VAプロジェクト(コンテンツを参照するための一般的なワークフローに記載)
ダッシュボード(『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイド』のダッシュボードの作成に関する項に記載)
分析(『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイド』の分析基準の指定に関する項に記載)
詳細情報の取得方法
ホーム・ページの機能の詳細を確認するには、「アカデミ」をクリックしてOracle BI EEでの操作に役立つ追加情報のソースにアクセスしてください。
ホーム・ページで、保存されたオブジェクトをすばやく容易に検索できます。
BI質問を使用して、検索フィールドに列名を入力して列名を選択すると、それらの列を含むビジュアライゼーションが即座に表示されます。この機能を使用して、最初にプロジェクトを作成せずに、即席のビジュアライゼーションを実行できます。
選択する内容によってビジュアライゼーションのデータ・ソースが決定され、入力する他のすべての基準が、そのデータ・ソースの列または値に限定されます。選択元のデータ・ソースの名前は「コンテンツの検索またはビジュアル化」フィールドの右側に表示されます。BI質問の検索およびビジュアライゼーションの次の例に注目してください。
「コンテンツの検索またはビジュアル化」フィールドを使用して、プロジェクトおよびビジュアライゼーションを検索したり、BI質問を使用することができます。最初の検索基準を入力すると、ドロップダウン・リストの「次を使用してデータをビジュアル化します」セクションにBI質問の結果が表示されます。最初の検索基準によって、プロジェクトおよびビジュアライゼーションを検索する検索文字列も作成されます。その検索文字列はドロップダウン・リストの「検索結果に次が含まれます」セクションに表示されて、拡大鏡アイコンのフラグが付きます。「検索のヒント」を参照してください。
検索機能の動作および有効な検索基準を入力する方法を理解する必要があります。
ワイルドカード検索
検索時には、ワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使用できます。たとえば、forecastという語が含まれるすべての項目を検索するには、*forecastと指定できます。ただし、それ以上検索を制限するために2つのワイルドカードを使用すると、結果が返されません(*forecast*など)。
有効なキーワード
検索時には、有効なキーワードを使用します。by、theおよびinなどのキーワードで検索した場合、結果が返されません。たとえば、"Forecasted Monthly Sales by Product Category"および"Forecasted Monthly Sales by Product Name"と呼ばれる2つのプロジェクトを検索するために検索フィールドにbyを入力した場合、結果は返されません。
カンマを含む項目
検索基準にカンマを使用すると、結果が返されません。たとえば、四半期売上665,399ドルを検索する必要があり、検索フィールドに665,399と入力した場合、結果は返されません。ただし、655399と入力すると結果が返されます。
日付検索
日付属性を検索する場合は、年-月-日の書式を使用して検索します。月/日/年の書式(8/6/2016など)を使用して検索しても、直接一致とはなりません。かわりに、検索結果には8が含まれるエントリおよび2016が含まれるエントリが含まれます。
英語以外のロケールでの検索
検索フィールドに基準を入力したとき、候補のドロップダウン・リストの表示内容がロケール設定によって異なる可能性があります。たとえば、英語ロケールを使用してsalesと入力した場合、候補のドロップダウン・リストにはsaleおよびsalesという項目が含められます。しかし、英語以外のロケール(韓国語など)を使用してsalesと入力した場合、候補のドロップダウン・リストにはsalesという項目のみが含められ、saleなどの項目は候補のドロップダウン・リストに含められません。
英語以外のロケールでは、必要に応じてフルワードではなく語幹を使用して検索することをお薦めします。たとえば、salesではなくsaleを検索すると、saleおよびsalesが含まれる項目が返されます。または、customで検索すると、custom、customerおよびcustomersが含まれる結果リストが表示されます。