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Oracle® Fusion Middleware Oracle JDeveloper拡張機能の開発
12c (12.2.1.3.0)
E90253-01
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4 拡張機能のテストとデバッグ

この章では、JDeveloperで提供されるツールや機能を使用して、Javaプログラムを実行およびデバッグする方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

4.1 拡張機能のテストとデバッグについて

いずれの拡張機能も、デプロイ前に異常のテストおよびデバッグが必要です。

拡張機能をテストおよびデバッグするには、その拡張機能JDeveloperのデバッグ・インスタンス内にインストールして実行します。

4.2 拡張機能コードのデバッグ

JDeveloper拡張機能をデバッグする方法を学びます。

JDeveloperには、コードをテストするための包括的なデバッガが用意されています。JDeveloperでのデバッグの詳細は、『Oracle JDeveloperによるアプリケーションの開発』のアプリケーションのデバッグに関する項を参照してください。

拡張機能をデバッグするには、その拡張機能をJDeveloper内で実行します。拡張機能をインストールされたJDeveloperの新しいインスタンスがデバッグ・モードで開きます。動作に異常がある場合は、拡張機能コード内にブレークポイントを設定して、コードをデバッグできます。

4.2.1 JDeveloper拡張機能の実行方法

拡張機能のコードを開発したら、通常はそれをテストします。これを行うには、拡張機能をインストールした後、JDeveloperを実行します。JDeveloperの新規インスタンスがデバッグ・モードで実行されるため、それによって拡張機能をテストできます。

拡張機能をJDeveloperで実行するには、次のようにします。

  • 「アプリケーション」ウィンドウのプロジェクトのコンテキスト・メニューから、またはソース・エディタで、拡張機能の実行を選択します。

新しいバージョンのJDeveloperが起動し、拡張機能が実行されます。

4.2.2 JDeveloper拡張機能のデバッグ方法

開発者は、JDeveloperのデバッグ・バージョン内で拡張機能を実行しながら、機能をテストおよびJDeveloperのデバッグ機能を使用して、問題の検出および修正ができます。『Oracle JDeveloperによるアプリケーションの開発』のアプリケーションのデバッグに関する項を参照してください。

拡張機能をJDeveloperでデバッグするには、次のようにします。

  1. コード内に適切なブレークポイントを入力します。
  2. 「アプリケーション」ウィンドウのプロジェクトのコンテキスト・メニューから、またはソース・エディタで、「拡張機能のデバッグ」を選択します。

新しいバージョンのJDeveloperがデバッグ・モードで起動し、拡張機能が実行されます。

4.3 デバッグのトラブルシューティング

JDeveloper拡張機能のデバッグ問題を解決する方法について学びます。

以下に示すのは、拡張機能に関する問題の症状と解決方法です。

  • 症状: 起動時に例外が発生する。

    解決方法: スタックト・レースをチェックし、デバッグします。

  • 症状: 拡張機能がロードされない。

    解決方法: 「機能」ダイアログ(「ツール」メニューから選択可能)をチェックして、JDeveloperの起動時に拡張機能が有効化されることを確認します。詳細は、『Oracle JDeveloperによるアプリケーションの開発』JDeveloperの機能の管理方法に関する項を参照してください。

  • 症状: クラスのキャスト例外が発生する。

    解決方法: 旧バージョンのJDeveloper用に記述された拡張機能の場合は、一部のコードが移行されていないか、拡張機能が旧バージョンのJDeveloperに対してコンパイルされています。拡張機能が移行されていることを確認してください。詳細は、「以前のリリースからの拡張機能の移行」を参照してください。