この章の内容は、次のとおりです。
フォルダおよびサブフォルダは、編成とセキュリティの追加レベルをライブラリのコンテキストに提供するために作成されます。ライブラリと同様に、フォルダは、ドキュメントに関連付けるメタデータ・フィールドの特定やメタデータに値を自動的に割り当てるのに役立ち、セキュリティに階層を追加できます。ライブラリおよびフォルダの詳細は、「ライブラリの理解」および「フォルダの理解」を参照してください。
クラウド・フォルダは、クラウド・サーバーに対してコンテンツをコピーできるように作成される特別な種類のフォルダです。Oracle Documents Cloud Serviceのフォルダへのリンクとして機能します。企業がOracle Documents Cloud Service (ODCS)と統合している場合、クラウド・フォルダを使用してファイルをクラウドにコピーまたはアップロードしたり、出先でクラウド・ユーザー・インタフェースからコンテンツにアクセスしたりすることができます。
フォルダは、含まれているライブラリの動作を模倣します。デフォルトでは、フォルダにアップロードされたドキュメントは、フォルダに定義されているメタデータ・フィールドおよびセキュリティだけでなく、そのフォルダに定義されているすべてのデフォルトのメタデータ値を継承します。
ライブラリはフォルダ階層の最上位レベルにあるため、フォルダはライブラリと同様に動作します。フォルダまたはライブラリを操作する場合、一部のタスクは同じです。次の表に、指定されたタスクの実行に必要な、該当する項を示します。実行できるタスクは、フォルダに対してユーザーが持つ権限によって異なります。
表14-1 ライブラリでの手順へのリンク
実行するタスク | 参照先の項 |
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フォルダの作成 |
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フォルダ・プロパティの表示および編集
注意: クラウド・フォルダの場合、「メタデータ」タブと「ショートカット」タブは、「フォルダ・プロパティ」ウィンドウで利用できません。 |
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フォルダ・メタデータの伝播
注意: メタデータをクラウド・フォルダに伝播することはできません。 |
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フォルダの共有 |
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フォルダのフォロー
注意: クラウド・フォルダをフォローすることはできません。 |
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フォルダ・ショートカットの作成
注意: クラウド・フォルダへのショートカットを作成することはできません。また、フォルダ・ショートカットの親フォルダは、通常フォルダにしてください(クラウド・フォルダやその子孫は不可)。 |
フォルダは通常、ライブラリのコンテキスト内のOracle WebCenter Contentにあります。ライブラリを選択すると、ライブラリ内のフォルダがサイド・バーにリストされるため、必要なフォルダを参照できます。
検索条件入力して、特定のフォルダを検索することもできます。特定のフォルダの検索の詳細は、「バナーの検索ボックスを使用した検索」および「フォルダの検索」を参照してください。
注意:
サイド・バーにあるフォルダの検索ボックスでは、常に選択されているライブラリが検索されます。これに対して、バナーの検索ボックスでは、複数のライブラリ間でフォルダを検索できます。