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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
12c (12.2.1.3.0)
E90204-03
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15 Oracle Coherenceクラスタ

この章では、Oracle Coherenceクラスタをモニターする方法について説明します。Oracle Coherenceは、頻繁に使用されるデータへの高速かつ信頼性の高いアクセスを提供することにより、企業がミッションクリティカルなアプリケーションを計画的に拡張することを可能にするOracle Fusion Middlewareのコンポーネントです。

Oracle Coherenceでは、複数のサーバー間でメモリーのデータを自動的かつ動的にパーティション化することにより、サーバーの障害時にも継続的なデータの可用性およびトランザクションの整合性が確保されます。Oracle Coherenceは、共有インフラストラクチャとして、データの場所とローカル処理能力を結合し、リアルタイム・データ分析、インメモリ・グリッド計算、トランザクションおよびイベントの並列処理を実行します。

注意:

ドメイン・パーティションにログインしている場合は、「ドメイン・パーティション」メニューからナビゲートします。

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Coherenceクラスタの作成

この項では、管理対象Oracle Coherenceクラスタを作成する方法、およびスタンドアロンOracle Coherenceクラスタを追加する方法を説明します。管理対象Oracle Coherenceクラスタは、WebLogic Serverドメインの一部である管理対象Oracle Coherenceサーバーから構成されます。スタンドアロンOracle Coherenceクラスタは、WebLogic Serverドメインの一部ではないOracle Coherenceサーバーから構成されます。

この項では、次のタスクを取り上げます。

管理対象Oracle Coherenceクラスタの作成

新しい管理対象Oracle Coherenceクラスタを作成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「管理対象」を選択します。

    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されている管理対象Oracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。

  3. 「作成」をクリックします。

    次の各ページで、新しい構成済クラスタの構成オプションを定義します。

  4. 「作成」をクリックします。

プロパティ

「プロパティ」ページで、新しい管理対象Oracle Coherenceクラスタの一般的なクラスタ・プロパティを定義します。

  • 名前: クラスタの一意の名前を入力します。

  • クラスタリング・モード: 「WebLogic Server内の構成」を選択した場合は、クラスタ・ネットワークの伝送のため、ユニキャストまたはマルチキャストのいずれかを選択します。

  • クラスタ・リスニング・ポート: 「WebLogic Server内の構成」を選択した場合は、クラスタのリスニング・ポートを入力します。Oracle Coherenceクラスタ・メンバーはこのポートを使用して、クラスタの検出と結合またはクラスタの作成を行います。デフォルト・ポートは7574です。

  • マルチキャスト・リスニング・アドレス: 「WebLogic Server内の構成」を選択し、マルチキャストを使用する場合は、クラスタのマルチキャスト・リスナーのIPアドレスを入力します。

  • カスタム構成ファイルの名前: 「カスタム構成ファイルの使用」を選択した場合は、クラスタのプロパティを定義するOracle Coherenceクラスタ構成ファイルの場所を入力します。「参照」をクリックしてファイルの場所に移動できます。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

メンバー

「メンバー」ページで、この管理対象Oracle Coherenceクラスタに関連付けるWebLogic Serverクラスタまたは特定の管理対象サーバーを指定できます。

「構成オプション」を参照してください。

確認

「確認」ページで、新しい管理対象Oracle Coherenceクラスタの構成を確認します。

「構成オプション」を参照してください。

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタの追加

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタを追加するには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「スタンドアロン」を選択します。

    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されているスタンドアロンOracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。

  3. 「追加」をクリックします。
  4. 「スタンドアロン・クラスタの追加」ページで、次のような既存のスタンドアロンOracle Coherenceクラスタの接続プロパティを入力します。
    • クラスタ名: クラスタ名を入力します。

    • クラスタ・ポート: クラスタ通信に使用されるポートを入力します。

    • ノート: クラスタに関する追加情報を入力します。

    • そのクラスタで認証が必要な場合は、「資格証明」セクションで、有効なユーザー名およびパスワードを入力します。

    • 「管理ノード・ホスト」セクションで、JMX管理が有効になっているクラスタ・ノードのホスト名を入力します。「追加」をクリックして追加のホストを入力します。ホストを削除するには、ホストを選択して「削除」をクリックします。

  5. 「追加」をクリックします。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

スタンドアロン・クラスタ設定の編集

この項では、スタンドアロン・クラスタ設定を編集する方法を説明します。この項では、次のタスクを取り上げます。

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタの一般設定の編集

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタの一般設定を編集するには:

  1. 各テキスト・フィールドを選択して、必要に応じて値を更新します。
  2. 「管理ノード・ホスト」セクションで、「追加」をクリックして新しいホストを入力するか、またはホストを選択して「削除」をクリックしてリストからホストを削除します。「ノート」列を使用して、ホストに関する追加情報を入力します。
  3. 「保存」をクリックして、変更を保持します。「回復」をクリックすると、変更が破棄されます。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタのノートの編集

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタのノートを編集するには:

  1. テキスト・フィールドで、必要に応じてテキストを更新します。
  2. 「保存」をクリックして、変更を保持します。「回復」をクリックすると、変更が破棄されます。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

Oracle Coherenceクラスタのモニター

この項では、Oracle Coherenceクラスタをモニターする方法を説明します。

この項では、次のタスクを取り上げます。

管理対象Oracle Coherenceクラスタのモニター

管理対象Oracle Coherenceクラスタをモニターするには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「管理対象」を選択します。

    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されている管理対象Oracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。この表は、クラスタの構成方法の概要、およびクラスタの操作のステータスを示しています。

    • 名前

    • ステータス

    • ロギング有効

    • メンバー

    • カスタム構成ファイル

    • クラスタリング・モード

    • トランスポート

    • セキュリティ・フレームワークの有効化

    • ユニキャスト・リスニング・ポート

    • ユニキャスト・ポートの自動調整

    • マルチキャスト・リスニング・アドレス

    • マルチキャスト・リスニング・ポート

    • 存続時間

    表の各列の詳細は、「構成オプション」を参照してください。

  3. 必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. 表から、「名前」の列でクラスタを選択し、選択したクラスタの「Oracle Coherenceクラスタ・ホームページ」に移動します。このホームページでは、詳細なリソース・パフォーマンス・モニタリングが提供されます。

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタのモニター

スタンドアロンOracle Coherenceクラスタをモニターするには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「スタンドアロン」を選択します。

    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されているスタンドアロンOracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。この表は、接続設定の概要およびクラスタの操作のステータスを示しています。クラスタのリソースおよびパフォーマンス・モニタリングの詳細は、「ターゲット・ナビゲーション」メニューを使用して「Oracle Coherenceクラスタ・ホームページ」にアクセスします。

    • 名前

    • ステータス

    • クラスタ・ポート

    • 管理ノード・ホスト

    • ノート

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  3. 必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. 表から、「名前」の列でクラスタを選択し、選択したクラスタの接続設定を編集します。

    スタンドアロン・クラスタの接続設定の編集の詳細は、「スタンドアロン・クラスタ設定の編集」を参照してください。

管理対象Oracle Coherenceクラスタの構成

この項では、管理対象Oracle Coherenceクラスタを構成する方法を説明します。

この項では、次のタスクを取り上げます。

管理対象Oracle Coherenceクラスタ構成設定の編集

管理対象Oracle Coherenceクラスタ構成設定を編集する手順は次のとおりです。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「管理対象」を選択します。

    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されている管理対象Oracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。

  3. 表から、構成するクラスタの名前を選択します。
    「Oracle Coherenceクラスタ」ページが表示されます。
  4. 「Oracle Coherenceクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「構成」を選択します。
  5. 次に示すページをクリックして、このCoherenceクラスタの設定を構成します。

一般

「一般」ページで、「カスタム構成」を展開して、次のように、このCoherenceクラスタのカスタム構成設定を定義します。

  • カスタム・クラスタ構成ファイルの使用

  • カスタム構成ファイルの名前

オプションで、「アドレスの構成」を展開して、このCoherenceクラスタのアドレス構成設定を次のように定義します。

  • クラスタリング・モード

  • クラスタ・リスニング・ポート

  • マルチキャスト・リスニング・アドレス

  • トランスポート

  • 存続時間

「一般」ページの属性の詳細は、「一般」を参照してください。

「保存」をクリックします。

キャッシュ構成

「キャッシュ構成」ページは、このCoherenceクラスタ用に構成されたキャッシュをリストする表を表示します。

「キャッシュ構成」ページを使用して、次の操作を行います。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください

キャッシュ構成の作成

新しいキャッシュ構成を作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「作成」をクリックします。
    「キャッシュ構成プロパティ」ページが表示されます。
  2. キャッシュの「名前」を入力します。
  3. JNDIネーム・スペース内でキャッシュにアクセスするために「JNDI名」を入力します。
  4. 「参照」をクリックして、必要な「キャッシュ構成ファイル」を選択します。
  5. 「キャッシュ構成ファイルのインポート」チェック・ボックスを選択して、キャッシュ構成をインポートします。
  6. 「次」をクリックします。
    キャッシュ構成メンバー・ページが表示されます。
  7. 「サーバー」または「クラスタ」(あるいはその両方)を展開し、キャッシュ構成を実行するサーバーまたはクラスタを選択します。
  8. 「終了」をクリックします。
キャッシュ構成の編集

キャッシュ構成を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 編集するキャッシュ構成をクリックします。
    「キャッシュ構成プロパティ」ページが表示されます。
  2. 「キャッシュ構成の作成」に示されている手順に従い、必須フィールドを編集します。
  3. 「終了」をクリックします。
キャッシュ構成の削除

キャッシュ構成を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するキャッシュ構成を選択して、「削除」をクリックします。
  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

ウェル・ノウン・アドレス

「ウェル・ノウン・アドレス」を使用して、このCoherenceクラスタのウェル・ノウン・アドレスを作成、編集および削除します。

「ウェル・ノウン・アドレス」の作成

  1. 「ウェル・ノウン・アドレス」ページで、「作成」をクリックします。

    「ウェル・ノウン・アドレスの構成」ダイアログが表示されます。

  2. ウェル・ノウン・アドレスの「名前」を入力します。

  3. ウェル・ノウン・アドレスの「リスニング・アドレス」を入力します。

  4. 「保存」をクリックします。

「ウェル・ノウン・アドレス」の編集

  1. 「ウェル・ノウン・アドレス」ページで、編集するウェル・ノウン・アドレスをクリックします。

    「ウェル・ノウン・アドレスの構成」ダイアログが表示されます。

  2. 必須フィールドを編集します。

  3. 「保存」をクリックします。

「ウェル・ノウン・アドレス」の削除

  1. 「ウェル・ノウン・アドレス」ページで、削除するウェル・ノウン・アドレスを選択し、「削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

「ウェル・ノウン・アドレス」ページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

アドレス・プロバイダ

「アドレス・プロバイダ」ページは、アドレス・プロバイダの作成と削除および作成したプロバイダのソケット情報の構成に使用されます。

「アドレス・プロバイダ」ページを使用して、次の操作を行います。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください

アドレス・プロバイダの作成

アドレス・プロバイダを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「アドレス・プロバイダ」ページで、「作成」をクリックします。
    「アドレス・プロバイダの構成」ダイアログが表示されます。
  2. アドレス・プロバイダの「名前」を入力します。
  3. 「保存」をクリックします。
    新しく作成されたアドレス・プロバイダが「アドレス・プロバイダ」ページの表に示されます。
アドレス・プロバイダのソケットの構成

作成したアドレス・プロバイダのソケット情報を構成できます。

「アドレス・プロバイダ」ページの表から、作成したアドレス・プロバイダをクリックして、次の操作を実行します。

このページのこれらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ソケットの作成

ソケットを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「アドレス・プロバイダ」ページで構成するアドレス・プロバイダをクリックします。
    「ソケット・アドレス構成」ページが表示されます。
  2. ソケットの「名前」を入力します。
  3. ソケットの「リスニング・アドレス」を入力します。
  4. ソケットの「リスニング・ポート」を入力します。
  5. 「作成」をクリックします。
    ソケット情報は、ソケットを構成したプロバイダのソケット列に表示されます。
ソケットの編集

ソケットを編集するには、次の手順を実行します。

  1. ソケット表から編集するソケットをクリックします。
    「ソケット・アドレス構成」ページが表示されます。
  2. 必須フィールドを編集します。
  3. 「保存」をクリックします。
ソケットの削除

ソケットを削除するには、次の手順を実行します。

  1. ソケット表から削除するソケットを選択して「削除」をクリックします。
  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。
アドレス・プロバイダの編集

アドレス・プロバイダを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 「アドレス・プロバイダ」表で編集するアドレス・プロバイダをクリックします。
    アドレス・プロバイダの設定ページが表示され、アドレス・プロバイダ用に構成されたソケットが表示されます。
  2. 「アドレス・プロバイダの作成」に示されている手順に従い、必須フィールドを編集します。
  3. 「保存」をクリックします。
アドレス・プロバイダの削除

アドレス・プロバイダを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「アドレス・プロバイダ」表から削除するアドレス・プロバイダを選択して「削除」をクリックします。
  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

フェデレーション

「フェデレーション」ページを使用して、そのクラスタのフェデレーション環境を構成します。

「フェデレーション」ページを使用すると、Coherenceクラスタのリモートの参加者を構成できます。構成で選択したトポロジに基づき、フェデレーション環境の別の(ローカル/リモートの)参加者にサーバー/クラスタにあるデータをレプリケートすることができます。

  1. 要件に基づいて、次のトポロジのいずれかを選択します。
    • アクティブ-アクティブ - アクティブ(ローカル)の参加者に対して記述されたデータはリモート参加者でレプリケートされます。逆に、リモート参加者に対して記述されたデータもローカル参加者でレプリケートされます。

    • アクティブ-パッシブ - アクティブ(ローカル)の参加者に対して記述されたデータはパッシブ(リモート)の参加者にレプリケートされます。ただし、パッシブの参加者に対して記述されたデータはアクティブな参加者ではレプリケートされません。

    • パッシブ-アクティブ - ローカルの参加者に対して記述されたデータはリモート参加者(アクティブ)でレプリケートされません。ただし、リモート参加者(アクティブ)に対して記述されたデータはローカル参加者(パッシブ)でもレプリケートされます。

    • なし - Coherenceクラスタはどの参加者に対してもフェデレートしません。

    注意:

    「アクティブ-アクティブ」トポロジ、「アクティブ-パッシブ」トポロジまたは「パッシブ-アクティブ」トポロジを選択すると、「リモート参加者」オプションが有効になります。トポロジで「なし」を選択すると、「リモート参加者」オプションは無効になります。
  2. このストアの「再起動設定」を展開して、次の項目を定義します。
    • クラスタ名

    • ホスト名

    • ポート

  3. 「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

永続性

「永続性」ページを使用して、ファイル・システムにキャッシュ・データを保存します。

  1. 「永続性」ページで、このCoherenceクラスタの次に示すようなデフォルト永続性プロパティを定義します。
    • 永続性モード

    • Active Directory

    • スナップショット・ディレクトリ

    • ごみ箱ディレクトリ

  2. 「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ロギング

「ロギング」ページを使用して、このCoherenceクラスタのロギング・プロパティを構成します。

  1. 「ロギング」ページから、このCoherenceクラスタの次に示すようなロギング・プロパティを定義します。
    • 有効

    • ロガー名

    • メッセージの書式

  2. 「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

管理対象Oracle Coherenceクラスタ・セキュリティ設定の編集

「セキュリティ」ページを使用して、このCoherenceクラスタのセキュリティ・サービスを構成します。

このCoherenceクラスタ構成のデプロイ先となるサーバーまたはクラスタを選択する手順は次のとおりです。
  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「管理対象」を選択します。
    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されている管理対象Oracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。
  3. 表から、セキュリティを有効にするクラスタの名前を選択します。
    「Oracle Coherenceクラスタ」ページが表示されます。
  4. 「Oracle Coherenceクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「セキュリティ」を選択します。
  5. 次に示すページを選択して、このCoherenceクラスタのセキュリティ設定を構成します。

一般

「全般」ページで次の手順を実行します。

  1. 「セキュリティ・フレームワークの有効化」チェック・ボックスを選択し、「アイデンティティ」オプションおよび「アイデンティティ・アサーション」オプションを有効にします。
  2. 次に示す「アイデンティティ」構成を定義します。
    • 秘密鍵の別名

    • 秘密鍵のパスフレーズ

    • 秘密鍵のパスフレーズの確認

  3. 次に示す「アイデンティティ・アサーション」構成を定義します。
    • アイデンティティ・アサーション・クラス

    • アイデンティティ・アサーション・プロバイダ・コンストラクタ引数

  4. 「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

サービス

「サービス」ページには、このCoherenceクラスタ用に構成されたサービスをリストする表が表示されます。

サービス・ページで、次を実行します。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください

サービスの追加

新しいサービスを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「サービスの追加」をクリックします。「Coherenceサービスの追加」ダイアログが表示されます。

  2. サービスの「名前」を入力します。

  3. Coherenceサービスについて「グローバル」または「パーティション」を選択します。

  4. 「保存」をクリックします。

サービスのロールの構成

サービスのロールを構成するには、次の手順を実行します。

  • サービス表で、ロールを構成するサービスの名前を選択します。ロール・ページが表示されます。

サービスにロールを構成するときは、次のことができます。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ロールの作成

ロールを作成するには、次のようにします。

  1. ロール・ページで、「作成」をクリックします

    「新規Coherenceキャッシュ・ロールの作成」ダイアログが表示されます。

  2. ロールの「名前」を入力します。

  3. ロールの「プロバイダ名」を選択します。

  4. 「作成」をクリックします。

    作成したロールは、「ロール」ページの表に表示されます。

ロール条件の編集

ロール条件はロールのメンバーシップを決定します。「Coherenceキャッシュ・ロールの編集」ダイアログから、条件を追加できます。

条件を追加する手順は次のとおりです。

  1. 「Coherenceキャッシュ・ロールの編集」ダイアログで、「追加」をクリックします。

    「条件の追加」ダイアログが表示されます。

  2. 「述部の選択」ドロップダウンをクリックして、述部を選択します。

  3. 選択した述部の「引数名」を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。

    追加した条件は、「Coherenceキャッシュ・ロールの編集」ダイアログの「追加」ボタンの下にリストされます。

  5. 条件を選択して「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ロールの削除

ロールを削除するには:

  1. ロール表で、削除するロールを選択し、「削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

サービスのポリシーの構成

サービスのポリシーを構成するには、次の手順を実行します。

  • サービス表で、ポリシーを構成するサービスの名前を選択します。

    「ポリシー」タブを選択します。ポリシー・ページが表示されます。

サービスのポリシーを構成するとき、次のことができます。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ポリシーの追加

ポリシーを追加するには、次のコマンドを実行します。

  1. 「追加」をクリックします。

    「条件の追加」ダイアログが表示されます。

  2. 「述部の選択」ドロップダウンをクリックして、述部を選択します。
  3. 選択した述部の「引数名」を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。

    追加したポリシー条件は、「ポリシーの編集」ページの「追加」ボタンの下にリストされます。

  5. 条件を選択して「保存」をクリックします。

ポリシー条件の編集

ポリシー条件は、Coherenceクラスタのアクセス制御を決定します。「ポリシー」ページの「ポリシー条件」セクションで、条件を追加できます。

ポリシー条件を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「ポリシー条件」セクションで「追加」をクリックします。

    「条件の追加」ダイアログが表示されます。

  2. 「述部の選択」ドロップダウンをクリックして、述部を選択します。

  3. 選択した述部の「引数名」を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。

    追加した条件は、「Coherenceキャッシュ・ロールの編集」ダイアログの「追加」ボタンの下にリストされます。

  5. 条件を選択して「保存」をクリックします。

ポリシーの削除

ポリシーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するポリシーを選択して、「削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

サービスの削除

サービスを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するサービスを選択して、「サービスの削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

キャッシュ

「キャッシュ」ページには、このCoherenceクラスタ用に構成されたキャッシュをリストする表が表示されます。

「キャッシュ」ページでは、次のことができます。

これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください

キャッシュの追加

キャッシュを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「キャッシュの追加」をクリックします。「Coherenceキャッシュの追加」ダイアログが表示されます。

  2. サービスの「名前」を入力します。

  3. Coherenceサービスについて「パーティション」を選択します。

  4. 「保存」をクリックします。

キャッシュのロールの構成

キャッシュのロールを構成するには、次の手順を実行します。

  • キャッシュ表から、ロールを構成しようとしているキャッシュの名前を選択します。

  • 「ロール」タブを選択します。ロール・ページが表示されます。

キャッシュのロールを構成するときは、次のことができます。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ロールの作成

ロールを作成するには、次のようにします。

  1. ロール・ページで、「作成」をクリックします

    「新規Coherenceキャッシュ・ロールの作成」ダイアログが表示されます。

  2. ロールの「名前」を入力します。

  3. ロールの「プロバイダ名」を選択します。

  4. 「作成」をクリックします。

    作成したロールは、「ロール」ページの表に表示されます。

ポリシー条件の編集

ポリシー条件は、Coherenceクラスタのアクセス制御を決定します。「ポリシー」ページの「ポリシー条件」セクションで、条件を追加できます。

ポリシー条件を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「ポリシー条件」セクションで「追加」をクリックします。

    「条件の追加」ダイアログが表示されます。

  2. 「述部の選択」ドロップダウンをクリックして、述部を選択します。

  3. 選択した述部の「引数名」を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。

    追加した条件は、「Coherenceキャッシュ・ロールの編集」ダイアログの「追加」ボタンの下にリストされます。

  5. 条件を選択して「保存」をクリックします。

ロールの削除

ロールを削除するには:

  1. ロール表で、削除するロールを選択し、「削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

キャッシュのポリシーの構成

キャッシュのポリシーを構成するには、次の手順を実行します。

  • キャッシュ表から、ポリシーを構成しようとしているキャッシュの名前を選択します。

  • 「ポリシー」タブを選択します。ポリシー・ページが表示されます。

キャッシュのポリシーを構成するときは、次のことができます。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください

ポリシーの追加

ポリシーを追加するには、次のコマンドを実行します。

  1. 「追加」をクリックします。

    「条件の追加」ダイアログが表示されます。

  2. 「述部の選択」ドロップダウンをクリックして、述部を選択します。
  3. 選択した述部の「引数名」を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。

    追加したポリシー条件は、「ポリシーの編集」ページの「追加」ボタンの下にリストされます。

  5. 条件を選択して「保存」をクリックします。

ポリシー条件の編集

ポリシー条件は、Coherenceクラスタのアクセス制御を決定します。「ポリシー」ページの「ポリシー条件」セクションで、条件を追加できます。

ポリシー条件を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「ポリシー条件」セクションで「追加」をクリックします。

    「条件の追加」ダイアログが表示されます。

  2. 「述部の選択」ドロップダウンをクリックして、述部を選択します。

  3. 選択した述部の「引数名」を入力します。

  4. 「追加」をクリックします。

    追加した条件は、「Coherenceキャッシュ・ロールの編集」ダイアログの「追加」ボタンの下にリストされます。

  5. 条件を選択して「保存」をクリックします。

ポリシーの削除

ポリシーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するポリシーを選択して、「削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

キャッシュの削除

キャッシュを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するキャッシュを選択して、「キャッシュの削除」をクリックします。

  2. 「OK」をクリックして、削除を確定します。

管理対象Oracle Coherenceクラスタ・メンバーの編集

「メンバー」ページは、このCoherenceクラスタに対して構成されたサーバーまたはクラスタ(あるいはその両方)をリストする表を表示します。

このCoherenceクラスタ構成のデプロイ先となるサーバーまたはクラスタを選択する手順は次のとおりです。
  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「管理対象」を選択します。
    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されている管理対象Oracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。
  3. 表から、メンバーを追加するクラスタの名前を選択します。
    「Oracle Coherenceクラスタ」ページが表示されます。
  4. 「Oracle Coherenceクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「メンバー」を選択します。
  5. 「メンバー」ページで、サーバーまたはクラスタ(あるいはその両方)を選択して、「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。

管理対象Oracle Coherenceクラスタのノートの編集

このページでは、このCoherenceクラスタの構成を説明する情報を追加します。

このCoherenceクラスタのノートを作成するには、次の手順を実行します。
  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「Coherenceクラスタ」の順に選択します。
  2. 「管理対象」を選択します。
    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されている管理対象Oracle Coherenceクラスタに関する情報が表示されます。
  3. 表から、ノートを追加するクラスタの名前を選択します。
    「Oracle Coherenceクラスタ」ページが表示されます。
  4. 「Oracle Coherenceクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「ノート」を選択します。
  5. 「ノート」ページで、このCoherenceクラスタの構成に関するノートを入力します。
  6. 「保存」をクリックします。

このページのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください