クラスタ: サーバーの制御
このページでは、このクラスタに割り当てられているサーバーの起動、再開、中断、または停止を行います。管理対象サーバーでこれらの操作を行うには、サーバーのインストール先マシンでノード・マネージャが実行している必要があります。また、ノード・マネージャを使用してサーバーを起動しておく必要があります。
管理対象サーバーをスタンバイ起動モードで起動するには、ドメイン全体の管理ポートを構成する必要があります。
列の表示
「この表のカスタマイズ」を展開して「列の表示」リストを変更すると、このページに表示されるデータ・ポイントを減らしたり増やしたりできます。それぞれのデータ・ポイントは各自の表列に表示されます。
次の表に、このページの列に表示できるすべてのデータ・ポイントを記載します。
名前 説明 サーバー このWebLogicドメイン内のサーバー・インスタンス。
マシン サーバー・インスタンスを実行するWebLogic Serverホスト・コンピュータ(マシン)。
状態 サーバー・インスタンスの現在の状態。
最後のアクションのステータス このタスクに関連するステータス情報。
ヘルス サーバーの自己ヘルス監視によって報告されたサーバーのヘルス状態。
たとえば、リクエストが多すぎてサーバーが過負荷状態になっていないか、メモリー・リソースがもっと必要かどうか、その他の理由で障害が発生しそうかどうかなどを報告できます。
MBean属性:
ServerRuntimeMBean.HealthState
リスニング・ポート このサーバーが、通常(非SSL)受信接続をリスニングするのに使用する、デフォルトのTCPポート。
ポートにバインディングする前に、管理者に正しい権限がないと操作は失敗し、コンソールに到達不能と表示されます。
このポートが無効になっている場合、SSLポートを有効にする必要があります。追加ポートは、ネットワーク・チャネルを使用して構成可能です。クラスタ(マルチキャスト)ポートは別途構成します。
MBean属性:
ServerMBean.ListenPort
最小値:
1
最大値:
65535
リスニング・アドレス 受信接続をリスニングするのに、このサーバーが使用するIPアドレスまたはDNS名。たとえば、それぞれに
12.34.5.67
またはmymachine
を入力します。リスニング・アドレスに指定する値がホスト・マシンのURLではないこと、また通信プロトコル、リスニング・ポートまたはチャネルを含んでいないことに注意してください。
サーバーは、次のURLからアクセスできます。
protocol://listen-address:listen-port
このサーバーに対して構成されたどのネットワーク・チャネルでも、このリスニング・アドレスをオーバーライドできます。
サーバーのリスニング・アドレスが未定義の場合、クライアントはサーバーをホストするコンピュータのIPアドレス、ホストに解決されるDNS名、またはlocalhost文字列でサーバーにアクセスできます。localhost文字列は、サーバーと同じコンピュータ上で実行されているクライアントからのリクエストにのみ使用できます。
サーバー・インスタンスの有効なアドレスを制限する場合は、次のいずれかを指定します。
IPアドレス。IPアドレスを提供する場合、クライアントはそのIPアドレス、またはIPアドレスにマップするDNS名のいずれかを指定できます。IPアドレスを指定して、SSLポートから接続しようとするクライアントでは、ホスト名検証を無効にする必要があります。
DNS名。DNS名を提供する場合、クライアントはDNS名またはそれに対応するIPアドレスのいずれかを指定できます。
複数のIPアドレスを使用するコンピュータ(マルチホーム・コンピュータ)では、リスニング・アドレスを未定義のままにしないでください。そのようなコンピュータでは、使用可能なすべてのIPアドレスにサーバーがバインドされます。
また、デモ用の証明書を複数サーバー構成のドメインで使用している場合、完全修飾DNS名を指定すると管理対象サーバー・インスタンスの起動に失敗します。この制限および推奨される回避策の詳細は、Oracle WebLogic Serverのセキュリティの管理のCertGenの使用に関する制限を参照してください。
MBean属性:
ServerMBean.ListenAddress
現在のヒープ・サイズ JVMヒープの現在のサイズ(バイト)。
MBean属性:
JVMRuntimeMBean.HeapSizeCurrent
現在の空きヒープ JVMヒープで現在使用可能なメモリー量(バイト)。
MBean属性:
JVMRuntimeMBean.HeapFreeCurrent
Javaバージョン JVMのJavaバージョン。
MBean属性:
JVMRuntimeMBean.JavaVersion
OSバージョン JVMが動作しているオペレーティング・システムのバージョン。
MBean属性:
JVMRuntimeMBean.OSVersion
WebLogicバージョン このWebLogic Serverインスタンス(サーバー)のバージョン。
MBean属性:
ServerRuntimeMBean.WeblogicVersion
プロセッサの負荷 このサーバーの仮想マシンがホスト・コンピュータのすべてのプロセッサに現在かけている負荷。