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サーバー: ロギング: HTTP
構成オプション 詳細な構成オプション 関連タスク 関連トピック
このページでは、サーバーのHTTPロギングを構成します。デフォルトではHTTPロギングは有効で、サーバーはHTTPリクエストを個別のログ・ファイルに保存します。HTTPリクエストはサーバー・ログ・ファイルまたはドメイン・ログ・ファイルには保存されません。
また、HTTPリクエストを格納するログ・ファイルの名前と、ログ・ファイルのデータの保存期間およびフォーマットも指定できます。
ノート: 仮想ホスト用にHTTPロギングを設定した場合、その仮想ホストに対するすべてのHTTPリクエストが個別のログ・ファイルに保存されます。
構成オプション
名前 説明 HTTPアクセス・ログ・ファイルの有効化 このサーバーがHTTPリクエストをロギングするかどうかを示します。(このページのその他のフィールドは、このチェック・ボックスをオンにした場合にのみ意味を持ちます。)
WebServerMBeanオブジェクトのloggingEnabled属性を取得します。
MBean属性:
WebServerLogMBean.LoggingEnabledセキュアな値:
trueログ・ファイル名 ログ・ファイルの名前。
MBean属性:
WebServerLogMBean.FileNameローテーション・タイプ 古いログ・メッセージを別のログ・ファイルに移すための条件。
NONE1つのファイルにメッセージが累積します。サイズが大きくなりすぎた場合、ファイルの内容を消去する必要があります。WebLogic Serverにはログ・ファイルの過剰な膨張を防ぐために500 MBのしきい値が設けられており、このしきい値を超えると強制的なローテーションが行われます。
SIZEログ・ファイルが
FileMinSizeに指定したサイズに達すると、ファイル名がSERVER_NAME.lognnnnnに変更されます。TIME
TimeSpanに指定した間隔で、ファイル名がSERVER_NAME.lognnnnnに変更されます。ファイル名が変更されると、以後のメッセージはログ・ファイル名として指定された名前の新しいファイルに蓄積されます。
MBean属性:
WebServerLogMBean.RotationTypeローテーション・ファイル・サイズ サーバーがログ・メッセージを別のファイルに移すトリガーとなるサイズ(1 - 2097150KB)。デフォルトは500 KBです。ログ・ファイルが指定の最小サイズに到達すると、以後サーバーはファイル・サイズをチェックする際に現在のログ・ファイルの名前を
SERVER_NAME.lognnnnnに変更し、それ以降のメッセージを保存するための新規ログ・ファイルを作成します(ファイルのローテーション・タイプの「サイズ」を指定する必要があります)。MBean属性:
WebServerLogMBean.FileMinSize最小値:
1最大値:
2097150ローテーション開始時刻 時間ベースのローテーションの開始時間(時間および分)を指定します。
この値によって指定された間隔で、現在のログ・ファイル名が変更されます。以後、「ファイル・ローテーション間隔」に指定された間隔でログ・ファイル名が変更されます。
WebLogic Serverにはログ・ファイルの過剰な膨張を防ぐために500 MBのしきい値が設けられており、このしきい値を超えると強制的なローテーションが行われます。
時間は
H:mmのフォーマットで指定します。
Hは、1日のうちの時間です(0-23)
mmは、1時間のうちの分です
MBean属性:
WebServerLogMBean.RotationTimeローテーション間隔 古いログ・メッセージが別のログ・ファイルに移される間隔(時間単位)。(ファイルのローテーション・タイプの「
時間」を指定する必要があります。)MBean属性:
WebServerLogMBean.FileTimeSpan最小値:
1保存するファイル数の制限 古いメッセージを保存するためにこのサーバー・インスタンスが作成するログ・ファイルの数を制限するかどうかを指定します。(ファイルのローテーション・タイプの「
サイズ」または「時間」を指定する必要があります。)この制限数に達すると、最も古いログ・ファイルが削除され、最新のサフィックスの付いた新しいログ・ファイルが作成されます。
このオプションを有効にしない場合、新しいファイルが無限に作成されていくため、必要に応じてこれらのファイルを削除する必要があります。
保存するファイル数 サーバーがログをローテーションする際に作成するログ・ファイルの最大数。この数には、現在のメッセージを格納するためにサーバーが使用するファイルは含まれません。(「ファイル数制限」を有効にする必要があります。)
MBean属性:
WebServerLogMBean.FileCount最小値:
1最大値:
99999ログ・ファイル・ローテーションのディレクトリ ローテーションされたログ・ファイルが格納されるディレクトリ。デフォルトでは、ローテーションされたファイルはログ・ファイルと同じディレクトリに格納されます。
MBean属性:
WebServerLogMBean.LogFileRotationDir起動時にログ・ファイルをローテーションする 起動サイクル中に、サーバーがログ・ファイルをローテーションするかどうかを指定します。本番モードでのデフォルト値はfalseです。
MBean属性:
WebServerLogMBean.RotateLogOnStartup詳細な構成オプション
名前 説明 フォーマット HTTPログ・ファイルのフォーマット。どちらのフォーマットもW3Cによって定義されています。拡張ログ・フォーマットでは、ログ・ファイルでサーバーのディレクティブを使用して、サーバーが記録する情報をカスタマイズします。
MBean属性:
WebServerLogMBean.LogFileFormat拡張ロギング・フォーマットのフィールド access.logの
拡張ロギング・フォーマットに指定されたフィールドのリストを戻します。MBean属性:
WebServerLogMBean.ELFFieldsログ・ファイル・バッファ 基になるログ・バッファ・サイズ(KB単位)を取得します
MBean属性:
LogFileMBean.BufferSizeKBログの時刻(GMT) HTTPログ・メッセージのタイム・スタンプを、ホスト・コンピュータで指定されているローカル・タイム・ゾーンに関係なく、グリニッジ標準時(GMT)で記録するかどうかを指定します。
これは、拡張フォーマットのログ・ファイルに関するW3C仕様に準拠するために使用します。この仕様では、拡張フォーマットのログ・エントリのタイム・スタンプはすべてGMTで記録するように規定されています。
これは、メッセージ・フォーマットとして「
拡張」を指定している場合にのみ適用されます。MBean属性:
WebServerLogMBean.LogTimeInGMT
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