スクリプト・インターセプタ: 構成: ポストプロセッサ
スクリプト・インターセプタは、動的クラスタのスケール・アップ操作またはスケール・ダウン操作をインターセプトできます。ポスト・プロセッサ・スクリプトは、スケール・アップ操作またはスケール・ダウン操作の実行後に実行されるスクリプトです。
ポスト・プロセッサ・スクリプトは、インターセプトされる操作の正常な実行後に実行されます。スクリプトが失敗した(0 (ゼロ)以外のステータスを戻した)場合、スクリプト・インターセプタは、エラー・ハンドラ・スクリプトを実行し(構成済の場合)、例外を発生させます。
構成オプション
名前 説明 スクリプト・パス 実行対象となるスクリプトへのパスが戻されます。NULLまたは空の場合、スクリプトは実行されません。値は、スクリプト・プログラムへのパスである必要があります。コマンドが設定されていない場合、スクリプトは事実上無効になります。相対パスとして指定されている場合、
DomainDir/bin/scripts
ディレクトリが基準となります。絶対パスとして指定されている場合、スクリプトはDomainDir/bin/scripts
以下に存在する必要があります。作業ディレクトリ スクリプトを実行するために使用する作業ディレクトリ。未設定または空の場合、サーバーの作業ディレクトリが使用されます。
タイムアウト(秒) スクリプト実行のタイムアウト間隔(秒)が戻されます。0 (ゼロ)または負のタイムアウトは、タイムアウトなしを意味します。
スクリプト環境 スクリプトにデータを渡すために使用されるプロパティのリスト。これらのプロパティは、フレームワークによってスクリプトに渡されるプロパティのデフォルト・リストに追加されます。たとえば、
ENV_KEY_1=value
のようになります。property=valueのペアは、それぞれ別の行に記述します。MBean属性:
PostProcessorScriptMBean.Environment
スクリプト引数 スクリプトに渡される引数のリスト。個別の行に各引数がリストされます。
MBean属性:
PostProcessorScriptMBean.Arguments
エラー・ハンドラ・スクリプト 実行対象となるエラー・ハンドラ・スクリプトへのパスが戻されます。NULLまたは空の場合、スクリプトは実行されません。値は、スクリプト・プログラムへのパスである必要があります。コマンドが設定されていない場合、エラー・ハンドラは事実上無効になります。エラー・ハンドラ・スクリプトは、コマンド・スクリプトと同じ引数および環境を使用して実行されることに注意してください。相対パスとして指定されている場合、
DomainDir/bin/scripts
ディレクトリが基準となります。絶対パスとして指定されている場合、スクリプトはDomainDir/bin/scripts
以下に存在する必要があります。再試行回数 障害時に、失敗を宣言する前にスクリプトを再実行する回数。
MBean属性:
PostProcessorScriptMBean.NumberOfRetriesAllowed
最小値:
0
再試行の遅延(ミリ秒) 失敗したスクリプトを再実行するまでの待機時間(ミリ秒単位)。
MBean属性:
PostProcessorScriptMBean.RetryDelayInMillis
最小値:
0
失敗を無視 メイン・スクリプトの実行中の失敗を無視する場合、このチェック・ボックスを選択します。