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Webサービス: 構成: ポート・コンポーネント: バッファリング

構成オプション     関連タスク     関連トピック

バッファ操作がクライアントによって呼び出されると、メソッド操作がJMSキューに入り、WebLogic Serverによって非同期で処理されます。WebLogic Serverが停止したときにキューに入っていたメソッド呼出しは、WebLogic Serverの再起動後すぐに処理されます。バッファされたWebサービスの呼出しでは、クライアントは呼出しからのレスポンスを待たずに実行を続けることができます。このページでは、Webサービス・エンドポイントのメッセージ・バッファリング構成をカスタマイズします。

ノート: このページの構成はJAX-WS Webサービスにのみ適用されます。

構成オプション

名前 説明
バッファリング構成のカスタマイズ

メッセージ・バッファリングが、Webサービス・ディスクリプタまたはデプロイメント・プランでこのエンドポイントに構成されるかどうかを指定するフラグ。

有効化しない場合は、サーバーのWebサービスのメッセージ・バッファリング構成が使用されます。

有効化した場合、このポートのWebサービスのメッセージ・バッファリング構成をカスタマイズするためのプロパティがこのページに表示されます。有効化しない場合、それらのプロパティは表示されません。構成をカスタマイズするには、事前にカスタマイズを有効にして(保存して)おく必要があります。

このフラグは、WSDLに直接指定するWS-RMポリシーなどの他の形式では、バッファリング構成を反映しないことに注意してください。

再試行回数

バッファされたリクエストまたはレスポンスが破棄され、バッファ・キューに対して定義されたエラー・キューに移動されるまでにそのリクエストまたはレスポンスを再試行できる回数。

最小値: 0

再試行の遅延

バッファされたリクエストおよびレスポンスの再試行間隔。この値が適用されるのは、RetryCount > 0のときのみであることに注意してください。期間形式の文字列値で表されます。デフォルトはP0DT30S (30秒)です。

リクエスト・キューの有効化

バッファリング(リクエスト・キューの場合はリクエスト・バッファリング、レスポンス・キューの場合はレスポンス・バッファリング)を有効にするかどうかを示すブール・フラグ。デフォルトはfalseです。

リクエスト・キューのJNDI名

このバッファリング・キューの名前を取得します。この名前がキューのJNDI名です。

リクエスト・キューの接続ファクトリのJNDI名

このキューにメッセージをバッファリングする際に使用する接続ファクトリのJNDI名。デフォルトでは、デフォルトのJMS接続ファクトリが使用されます。

リクエスト・キュー・トランザクションの有効化

このキューにメッセージをバッファリングする場合、またはこのキューからメッセージを使用する場合に、トランザクションを使用するかどうかを示すブール・フラグ。デフォルトはfalseです。

レスポンス・キューの有効化

バッファリング(リクエスト・キューの場合はリクエスト・バッファリング、レスポンス・キューの場合はレスポンス・バッファリング)を有効にするかどうかを示すブール・フラグ。デフォルトはfalseです。

レスポンス・キューのJNDI名

このバッファリング・キューの名前を取得します。この名前がキューのJNDI名です。

レスポンス・キューの接続ファクトリのJNDI名

このキューにメッセージをバッファリングする際に使用する接続ファクトリのJNDI名。デフォルトでは、デフォルトのJMS接続ファクトリが使用されます。

レスポンス・キュー・トランザクションの有効化

このキューにメッセージをバッファリングする場合、またはこのキューからメッセージを使用する場合に、トランザクションを使用するかどうかを示すブール・フラグ。デフォルトはfalseです。

関連タスク

関連トピック


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