Webサービス: 監視: ポート: 操作
このページでは、単一サーバー上のWebサービスまたはWebサービス・クライアントのエンドポイント操作を監視します。
JAX-WS Webサービスの場合、組込みのWs-Protocol操作では、基になるWS-*プロトコルに関する統計情報が表示されます。たとえば、Webサービスの信頼性のあるメッセージングの場合、Webサービスまたはクライアントのかわりに、信頼性のあるメッセージング・サブシステムで送受信されるCreateSequenceメッセージとAckRequestedメッセージのメッセージ統計がこの操作によって取得されます。この情報はアプリケーション・パフォーマンスの評価に役立ちます。
ボタン
名前 説明 「リフレッシュ」アイコン 管理コンソールを定期的に使用して、このページが監視するリソースをポーリングし、表示をリフレッシュします。
列の表示
「この表のカスタマイズ」を展開して「列の表示」リストを変更すると、このページに表示されるデータ・ポイントを減らしたり増やしたりできます。それぞれのデータ・ポイントは各自の表列に表示されます。
次の表に、このページの列に表示できるすべてのデータ・ポイントを記載します。
名前 説明 操作名 実行時情報が提供される操作の名前。
エラー数 リクエストの送受信で発生したエラー数。
最終レスポンス・エラー クライアントまたはサービスに対して最後に受信したレスポンス・エラー(エラーが発生しなかった場合はnull)。
呼出し回数 現在の測定期間の操作呼出し回数の合計数。
測定期間は通常、WebLogic Serverが最初に起動されたときから始まります。
レスポンス回数 操作呼出しから生成されたレスポンスの合計数。
レスポンス・エラー数 操作呼出しから生成されたレスポンスにおけるエラーの合計数。
平均ディスパッチ時間 現在の測定期間における平均の操作ディスパッチ時間。
ディスパッチ時間とは、WebLogic Serverで呼出しを処理する時間を指します。
測定期間は通常、WebLogic Serverが最初に起動されたときから始まります。
平均実行時間 平均の操作実行時間。
平均レスポンス時間 操作呼出しから生成されたレスポンスからの平均レスポンス時間。
アプリケーション アプリケーションの名前。
クライアント このクライアントのクライアントIDを取得します。
MBean属性:
WseeClientRuntimeMBean.ClientID
コンテキスト・ルート Webアプリケーションのコンテキスト・ルート(コンテキスト・パス)を戻します。
最長ディスパッチ時間 現在の測定期間における最長の操作ディスパッチ時間。
ディスパッチ時間とは、WebLogic Serverで呼出しを処理する時間を指します。
測定期間は通常、WebLogic Serverが最初に起動されたときから始まります。
最短ディスパッチ時間 現在の測定期間における最短の操作ディスパッチ時間。
ディスパッチ時間とは、WebLogic Serverで呼出しを処理する時間を指します。
測定期間は通常、WebLogic Serverが最初に起動されたときから始まります。
ディスパッチ時間総計 現在の測定期間内の全操作ディスパッチの合計時間。
ディスパッチ時間とは、WebLogic Serverで呼出しを処理する時間を指します。
測定期間は通常、WebLogic Serverが最初に起動されたときから始まります。
最長実行時間 最長の操作実行時間。
最短実行時間 最短の操作実行時間。
実行時間総計 すべての操作実行の合計時間。
最終エラー リクエストの処理中に最後に発生したエラー。
最終エラー時間 WebLogic Serverでリクエスト(送信または受信)のエラーが最後に検出された時刻。UTC 1970年1月1日の深夜12時からのミリ秒数で表されます。
最終呼出し時間 操作リクエストが最後に送信または受信された時刻(または、リクエストが送受信されていない場合は0)。
最終レスポンス・エラー時間 WebLogic Serverでレスポンスの送信または受信のエラーが最後に検出された時刻(または、エラーが発生していない場合は0)。UTC 1970年1月1日の深夜12時からのミリ秒数で表されます。
MBean属性:
WseeBaseOperationRuntimeMBean.LastResponseErrorTime
最終レスポンス時間 WebLogic Serverでこのクライアント/サービスに対するレスポンスが最後に到着した時刻(または、レスポンスが受信されていない場合は0)。UTC 1970年1月1日の深夜12時からのミリ秒数で表されます。
マシン このサーバーが実行されるWebLogic Serverホスト・コンピュータ(マシン)。
ノード・マネージャを使用してこのサーバーを起動する場合、マシンにサーバーを割り当て、ノード・マネージャ向けにマシンを構成する必要があります。
サーバー・インスタンスがすでに実行中の場合は、この値を変更できません。
MBean属性:
ServerMBean.Machine
モジュール Webアプリケーションのapplication.xmlに構成されているWeb URIを戻します。スタンドアロンWARの場合はdocroot (展開されている場合)またはWARファイルの名前(アーカイブされている場合)が戻されます。
ポート このポートの名前。
この属性は、Webサービスについて記述するWSDLのport要素のname属性に対応しています。プログラマは、@WLXXXTransport注釈のportName属性を使用してポートの名前を指定します。XXXはトランスポート・タイプ(HTTP、HTTPSまたはJMS)を表します。
jwsc AntタスクのWLXXXTransport子要素を使用して、この属性を指定することもできます。
MBean属性:
WseeBasePortRuntimeMBean.PortName
最長レスポンス時間 操作呼出しから生成されたレスポンスからの最長レスポンス時間。
最短レスポンス時間 操作呼出しから生成されたレスポンスからの最短レスポンス時間。
レスポンス時間総計 操作呼出しから生成された全レスポンスの合計時間。
サーバー このサーバー・インスタンスの英数字からなる名前。(スペースは無効です。)
この名前は、ドメイン内のすべての構成オブジェクトに対して一意である必要があります。ドメイン内では、各サーバー、マシン、クラスタ、JDBC接続プール、仮想ホスト、および他のすべてのタイプのリソースが一意な名前を持つ必要があり、ドメイン名と同じ名前を使用することはできません。
サーバーの命名規則の詳細は、『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』のドメインおよびサーバー名の制限に関する項を参照してください。
このサーバー名は、サーバーにデプロイされるアプリケーションのURLの一部としては使用されません。識別目的で使用されます。サーバー名は管理コンソールに表示され、WebLogic Serverコマンドライン・ユーティリティまたはAPIを使用している場合はこの名前でサーバーを識別します。
サーバーの作成後にサーバー名を変更することはできません。かわりに、サーバーのクローンを作成し、そのクローンに新しい名前を付けます。
MBean属性:
ServerMBean.Name
サービス名 このWebサービスの修飾名を指定します。
この属性は、実際のMBeanタイプに基づいて計算され、次の形式をとります。
WseeRuntimeMBean
: <app name>#<app version>!<service name>
WseeV2RuntimeMBean
: <app name>#<app version>!<web WAR name or EJB JAR name>!<service name>MBean属性:
WseeV2RuntimeMBean.ServiceName
URI このWebサービスのURIを指定します。
この属性は、Webサービスを示すWSDLのエンドポイント・アドレスの最後の部分に該当します。JAX-RPCサービスでは、@WLXXXTransport JWS注釈のserviceURI属性を使用して開発時に指定されます(XXXはHTTP、HTTPS、JMSなどのトランスポートのタイプを表します)。JAX-WSサービスでは、この属性はコンパイル時に設定できます。
MBean属性:
WseeV2RuntimeMBean.URI