Webサービスのポリシー・ファイルの構成
このページでは、Webサービスのポリシー・ファイルを構成します。
Webサービスには、0個以上のポリシー・ファイルを関連付けることができます。WebLogic Serverは、WS-SecurityPolicy 1.2またはWS-Policy 1.5または1.2仕様に準拠したポリシー・ファイルをサポートしています。WebLogic Serverでは、ポリシー・ファイルを使用して、Webサービスのメッセージレベルのセキュリティ(デジタル署名と暗号化)および信頼性のあるメッセージングの機能の詳細を指定します。
ポリシー・ファイルは、Webサービスの次のレベルで指定できます。
- エンドポイントレベル。この場合、ポリシーのアサーションはWebサービス全体に適用されます。
- 操作レベル。この場合、ポリシーのアサーションは特定の操作にのみ適用されます。
このアシスタントを使用すると、Webサービスのエンドポイントに関連付けられているポリシー・ファイルの構成が簡単にできます。
Webサービスのプログミング時に、Webサービスの実装の内部でJava Webサービス(JWS)注釈の
@Policy
を使用して、ポリシー・ファイルアタッチします。管理者が管理コンソールを使用してこの関連付けをオーバーライドすることはできません。ただし、管理者は、このようなアシスタントを使用して追加のポリシー・ファイルをアタッチできます。WebLogic Serverには、複数のセキュリティ・ポリシー・ファイルがあらかじめパッケージ化されています。これらのファイルは、メッセージレベルのセキュリティおよび信頼性の高いメッセージングの構成に使用できます。詳細については、WebLogic Webサービスのセキュリティのメッセージレベルのセキュリティの構成およびOracle WebLogic ServerのJAX-WS Webサービスの高度な機能のプログラミングの信頼性のあるメッセージングのためにあらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイルを参照してください。
Webサービスのエンドポイントまたは操作にポリシー・ファイルをアタッチすると、アシスタントによってアプリケーションのデプロイメント・プランが更新されます。アプリケーションに現在、構成済のデプロイメント・プランがない場合は、指定した場所にアシスタントが自動的にデプロイメント・プランを作成します。