JMSメッセージの管理
このページでは、スタンドアロン・キュー、分散キュー、またはトピック恒久サブスクライバで使用可能なメッセージの概要を示します。メッセージの詳細の表示、新しいメッセージの作成、選択したメッセージの削除、メッセージの別の宛先への移動、XML形式のメッセージ・コンテンツの別のファイルへのエクスポート、別のファイルからのXML形式のメッセージ・コンテンツのインポート、または宛先からのすべてのメッセージの排出をこのページで行います。
メッセージをクリックするとコンテンツが表示されます。
ボタン
名前 説明 メッセージ・セレクタ 任意の有効なJMSメッセージ・ヘッダーまたはプロパティに基づいて、宛先のメッセージをフィルタ処理できます。メッセージ・セレクタはブール式です。SQLのselect文のwhere句と似た構文を持つ文字列です。
新規 宛先に送信する新しいメッセージを作成します。
削除 宛先の特定のメッセージを削除します。
移動 ソース宛先からターゲット宛先にメッセージを移動します。
インポート XML形式のメッセージがインポートされ、指定された宛先でメッセージが生成または置換されます。
エクスポート XML形式のメッセージがエクスポートされ、指定された宛先でメッセージが生成または置換されます。
排出 宛先のすべてのメッセージを排出します。
列の表示
「この表のカスタマイズ」を展開して「列の表示」リストを変更すると、このページに表示されるデータ・ポイントを減らしたり増やしたりできます。それぞれのデータ・ポイントは各自の表列に表示されます。
次の表に、このページの列に表示できるすべてのデータ・ポイントを記載します。
名前 説明 ID メッセージの一意なID。IDをクリックすると、メッセージIDの昇順または降順でメッセージがソートされます。
相関ID 相関IDはメッセージのユーザー定義のIDであり、通常は件名が同じメッセージの相関に使用されます。
タイムスタンプ メッセージが宛先に到着した時刻。WebLogic JMSは、アプリケーションからメッセージが送信されたときではなく、配信メッセージを受け取ったときに、メッセージのタイムスタンプを書き込みます。
状態文字列 メッセージの現在の状態。DELAYED、EXPIRED、ORDERED、PAUSED、RECEIVE、REDELIVERY_COUNT_EXCEEDED、SEND、TRANSACTION、またはVISIBLEのいずれかです。
タイプ BytesMessage、TextMessage、StreamMessage、ObjectMessage、MapMessage、またはXMLMessageなどのJMSメッセージのタイプ。
優先度 メッセージの重要度または緊急度のレベルを示す順位で、0が最低、9が最高です。通常は、0 - 4が通常の優先度、5 - 9は緊急度の高い優先度を示します。優先度はデフォルトで4に設定されています。
Xid文字列 メッセージがグローバル・トランザクションに参加している場合の、問合せが行われた時点でのトランザクションのXid。
JMS有効期限 メッセージの有効期限(存続時間)の値。
JMS配信モード メッセージがPERSISTENTであるか、またはNON_PERSISTENTであるかを示します。
JMS再配信 確認応答が受信されなかったために、メッセージが再配信された時刻。
JMS再配信の制限 メッセージがエラー宛先に移動するまでに試行できる再配信の最大回数。
JMS配信時間 メッセージをコンシューマに配信することが可能な最も早い絶対時間。
メッセージ・サイズ メッセージのサイズ(バイト数)。
順序番号 宛先でのメッセージの相対的な位置を示す、順序の連続番号。