JMSトピック: 監視: 恒久サブスクライバ
ボタン 列の表示 構成オプション 詳細な構成オプション 関連タスク 関連トピック
このページを使用して、JMS恒久サブスクリプションを監視および管理します。このページでは、各恒久サブスクリプションの統計の表示およびサブスクリプションの削除を実行できます。
方法: サブスクリプションのリストを表示するには、まず1つ以上のトピック・メンバーを選択し、オプションで「詳細」をクリックしてフィルタ基準を指定し(デフォルトのフィルタでは、最初に見つかった500件のサブスクリプションのみがレポートされます)、最後に「適用」をクリックします。サブスクリプションのメッセージを表示するには、名前の隣のチェック・ボックスを選択し、「メッセージの表示」をクリックします。サブスクリプションを削除するには、サブスクリプションの名前の隣のチェック・ボックスを選択して、「削除」をクリックします。
恒久サブスクライバは、メッセージがサブスクライバに配信される(配信時にサブスクライバがアクティブでない場合も含む)か期限切れになるまで、ディスクベースのファイル・ストアまたはJDBCによるアクセスが可能なデータベースに永続化されます。恒久サブスクライバは、JMSによって保持される一意アイデンティティとともに恒久サブスクリプションを登録します。その後、これと同じアイデンティティを持つサブスクライバ・オブジェクトは、直前のサブスクライバが終了したときの状態でサブスクリプションを再開します。恒久サブスクリプションにアクティブなサブスクライバがない場合、サブスクリプションのメッセージは、サブスクリプションによって受信されるか期限切れになるまでJMSによって保持されます。
構成オプション
名前 説明 共通分散トピック・メンバー 1つ以上のメンバー・トピックを選択すると、選択したメンバー・トピックのサブスクリプションのみがこのページに表示されます。共通分散トピックには、その分散トピックをホストする各JMSサーバーに対して1つのメンバー・トピックがあります。
詳細な構成オプション
名前 説明 クライアントID クライアントIDでフィルタ: 指定された文字列がクライアントIDのどこかに含まれるサブスクリプションのみを表示します。
サブスクリプション名 サブスクリプション名でフィルタ: 指定された文字列がサブスクリプション名のどこかに含まれるサブスクリプションのみを表示します。
セレクタ セレクタでフィルタ: 指定された文字列がセレクタ文字列のどこかに含まれるサブスクリプションのみを表示します。
最小メッセージ数 最小メッセージ数でフィルタ: 現在および保留中のメッセージ合計がこの値よりも大きいサブスクリプションのみを表示します。
最小メッセージ・バイト数 最小メッセージ・バイトでフィルタ: 現在および保留中のバイト合計がこの値よりも大きいサブスクリプションのみを表示します。
最小アイドル秒 最小アイドル秒でフィルタ: この値より長い時間アイドル状態であったサブスクリプションのみを表示します。
許可された最大サブスクリプション数 許可された最大サブスクリプション数でフィルタ: この数より多いサブスクリプションは表示しません。
ボタン
名前 説明 新規 トピックに新しい恒久サブスクライバを作成します。
削除 トピックから特定の恒久サブスクライバを削除します。
メッセージの表示 選択した恒久サブスクライバに送信されたすべてのメッセージを表示します。
上の条件に一致する恒久サブスクリプションの表示 恒久サブスクリプションを選択するフィルタ前条件を適用します。
列の表示
「この表のカスタマイズ」を展開して「列の表示」リストを変更すると、このページに表示されるデータ・ポイントを減らしたり増やしたりできます。それぞれのデータ・ポイントは各自の表列に表示されます。
次の表に、このページの列に表示できるすべてのデータ・ポイントを記載します。
名前 説明 サブスクリプション名 この恒久サブスクライバのサブスクリプション名。この名前は、各クライアントIDの範囲内で一意である必要があります。
恒久サブスクリプション名を有効なものにするには、カンマ「,」、等号記号「=」、コロン「:」、アスタリスク「*」、パーセント文字「%」、疑問符「?」を含めないようにします。
クライアントID この恒久サブスクライバに対する一意なクライアントID。
ノート: クライアントIDは、WebLogic Serverのユーザー名、すなわちWebLogicセキュリティ・レルムでユーザーの認証に使用される名前と同じものにする必要はありません。使用するJMSアプリケーションにとって適切であれば、クライアントIDにWebLogic Serverのユーザー名を設定しても構いません。
クライアントIDポリシー この恒久サブスクライバのクライアント識別子のポリシー。
ノート: クライアントIDポリシーは「
制限付き
」か「制限なし
」のいずれかです。サブスクリプション共有ポリシー このサブスクライバのSubscriptionSharingPolicy。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.SubscriptionSharingPolicy
ローカル・メッセージなし この恒久サブスクライバがパブリッシュしたローカル・メッセージを受信するかどうかを指定します。
受信しないようにするには、
noLocal
パラメータをtrue
に設定します。アクティブ このサブスクリプションが恒久サブスクライバによって使用されているかどうかを示します。
セレクタ この恒久サブスクライバに定義されたメッセージ・セレクタ。
保留メッセージ数 この恒久サブスクライバによって保留中(未コミットかつ未応答)にされているメッセージの数。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.MessagesPendingCount
現在のメッセージ数 この恒久サブスクライバでまだ使用できるメッセージの数。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.MessagesCurrentCount
保留バイト数 この恒久サブスクライバによって保留中にされているバイト数。
現在のバイト数 この恒久サブスクライバが受信したバイト数。
最終メッセージ受信時間(ミリ単位) サブスクライバが最後にサブスクリプションからメッセージを受信した時刻。戻される値はJavaの絶対時間(UTC 1970年1月1日の深夜12時からのミリ秒数)です
サブスクリプションを起動した後に、このサブスクリプションのサブスクライバに正常に配信されたメッセージがなかった場合は、JMS恒久サブスクリプションの起動時刻を戻します。恒久サブスクリプションの起動時刻は、サブスクリプションが最初に作成された時刻およびサーバーの再起動時またはJMS移行時にサブスクリプションが回復された時刻のどちらか新しい方になるように定義されます。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.LastMessagesReceivedTime
サブスクライバ合計数 サブスクリプションの作成または最後の再起動のうち後から行われた方の操作以降に、このサブスクリプションにアクセスしたサブスクライバの合計数。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.SubscribersTotalCount
サブスクライバ最大数 サブスクリプションの作成または最後の再起動のうち後から行われた方の操作以降に、このサブスクリプションを同時に共有した最大サブスクライバ数。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.SubscribersHighCount
現在のサブスクライバ数 このサブスクリプションを現在共有しているサブスクライバの数。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.SubscribersCurrentCount
サブスクリプション制限のために削除されたメッセージ サブスクリプション制限のために削除されたメッセージの数。
MBean属性:
JMSDurableSubscriberRuntimeMBean.SubscriptionLimitDeletedCount