この付録では、Oracle Exadata Storage Serverのインストールについて説明します。Oracle Exadata Storage Serverのハードウェアおよびソフトウェアがインストールされていない場合は、このインストール情報を参照してください。
この付録の内容は次のとおりです。
この項では、セルのインストールについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
このトピックでは、Oracle Exadata Database Machineに接続するスタンドアロンのOracle Exadata Storage Serverに必要なハードウェアのインストールの概要について説明します。
ストレージ・サーバーを受信する場合、次の手順を実行します。
この手順では、Oracle Exadata Storage Server上にOracle Exadata System Softwareをインストールする方法について説明します。
関連項目
インストール中に行われるsnmpd
ファイルの変更は、次のとおりです。
パブリック・コミュニティ文字列の更新
trapdestination
の新規エントリ
カーネル構成ファイルの更新(aio
、udprecv
、および開いているファイルの数の制限)
Oracle Exadata Storage Server環境のデータベースおよびOracle ASMインスタンスのバックグラウンド・プロセスは、次のバックグラウンド・プロセスを除き、他の環境と同じです。
diskmon
プロセスは、Oracle Exadata System Softwareの基本コンポーネントで、I/Oフェンシングの実装を担います。このプロセスは、データベース・サーバーのホスト・コンピュータにあり、Oracle Clusterware Cluster Ready Services (CRS)の一部になります。このプロセスはOracle Exadata System Softwareには重要であるため、変更しないでください。
diskmon
のログ・ファイルは、$CRS_HOME/log/hostname/diskmon
ディレクトリにあります。
関連項目:
次の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。
Oracle Clusterwareの診断およびアラート・ログ・データ
Oracle Clusterwareのプラットフォーム固有のソフトウェア・コンポーネントの概要
Oracle Databaseバックグラウンド・プロセスの詳細は、『Oracle Database概要』
バックグランド・プロセスに関する情報を表示するV$BGPROCESS
ビューの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』
XDMG
(Exadataオートメーション・マネージャ)プロセスは、ストレージ監視用のオートメーション・タスクを開始します。このバックグラウンド・プロセスは、構成済のすべてのOracle Exadata Storage Serverでディスク交換などの状態変更を監視し、そのような変更に対して必要なタスクを実行します。主なタスクは、アクセス不可能なディスクおよびセルを監視することと、それらのディスクおよびセルがアクセス可能になる時期を検出することです。ディスクおよびセルがアクセス可能になると、XDMG
プロセスは、ASM ONLINE
プロセスを開始します(このプロセスはXDWK
バックグラウンド・プロセスによって処理されます)。XDMG
プロセスは、Oracle ASMインスタンスで実行されます。