7.5.3 Oracle ASMディスク検出文字列の指定

Oracle ASMインスタンスを初期化すると、ASM_DISKSTRING初期化パラメータの値を使用して指定したパスにあるすべてのディスクの内容が検出されて調査されます。

ASM_DISKSTRING初期化パラメータの値はオペレーティング・システムに依存する値で、Oracle ASMはこの値を使用して、検出プロセスでディスクの検索に使用される一連のパスを制限します。検出文字列の厳密な構文は、プラットフォーム、ASMLibライブラリ、Oracle Exadataディスクの使用の有無によって異なります。オペレーティング・システムによって容認されるパス名は、常に検出文字列として使用できます。

ASM_DISKSTRINGのデフォルト値により、必ずしもすべての状況下ですべてのディスクが検出されるわけではありません。また、インストール環境でマルチパス対応のソフトウェアが使用されている場合、オペレーティング・システムのデフォルト設定とは異なるパスに擬似デバイスが配置されている可能性もあります。

関連項目: