13.15 CONTINUE文

CONTINUE文は、現行のループの反復を条件付きまたは無条件で終了し、カレント・ループまたはラベルが付けられている外側のループのいずれかの次の反復に制御を移します。

CONTINUE文でカーソルFORループを途中で終了すると(たとえば、内部ループを終了して外部ループの次の反復に制御を移すと)、カーソルはクローズします(このコンテキストでは、CONTINUEGOTOと同様に動作します)。

注意:

Oracle Database 11gリリース1の時点では、CONTINUEはPL/SQLのキーワードです。使用しているプログラムでCONTINUEというサブプログラムが起動されると、警告が表示されます。

CONTINUE文の制限

  • CONTINUE文はLOOP文内にある必要があります。

  • CONTINUE文はサブプログラムまたはメソッドの境界を越えることはできません。

ここでのトピック

セマンティクス

continue_statement

label

カレント・ループまたは外側のループのいずれかを識別する名前(「基本LOOP文」を参照)。

labelを指定しない場合、CONTINUE文はカレント・ループの次の反復に制御を移します。labelを指定すると、CONTINUE文は、labelで識別されるループの次の反復に制御を移します。

WHEN boolean_expression

この句を指定しない場合、CONTINUE文は現行のループの反復を無条件で終了します。この句を指定すると、boolean_expressionの値がTRUEの場合にのみCONTINUE文は現行のループの反復を終了します。

  • 例4-13基本LOOP文内のCONTINUE文

  • 例4-14基本LOOP文内のCONTINUE WHEN文

  • 例4-27内側のFOR LOOP文内のCONTINUE WHEN文