13.50 プロシージャの宣言および定義
プロシージャは、起動する前に宣言および定義する必要があります。最初に宣言して(procedure_declarationを使用)、後で同じブロック、サブプログラムまたはパッケージ内で定義する(procedure_declarationを使用)か、または宣言と定義を同時に行う(procedure_declarationを使用)ことができます。
プロシージャとは、特定のアクションを実行するサブプログラムのことです。プロシージャの起動(またはコール)は、式の一部です。
プロシージャ宣言は、プロシージャ仕様部とも呼ばれます。
注意:
スタンドアロン・プロシージャの詳細は、CREATE PROCEDURE文を参照してください。パッケージ・プロシージャの詳細は、CREATE PACKAGE文を参照してください。
ここでのトピック
構文
procedure_properties ::=
(accessible_by_clause ::=、default_collation_clause ::=、invoker_rights_clause ::=)
セマンティクス
procedure_declaration
プロシージャを宣言しますが、定義はしません。定義は、同じブロック、サブプログラムまたはパッケージ内に後で宣言として存在している必要があります。
procedure_heading
procedure
宣言または定義するプロシージャの名前。
procedure_properties
プロシージャの各プロパティは、プロシージャの宣言で1回のみ記述できます。プロパティは任意の順序で記述できます。プロパティは、ヘッダー内のIS
またはAS
キーワードの前に記述します。プロパティは、ネストしたプロシージャには記述できません。パッケージ・プロシージャに記述できるのは、ACCESSIBLE BY
プロパティのみです。
スタンドアロン・プロシージャの宣言には次のプロパティを使用できます。
procedure_definition
すでに宣言済のプロシージャを定義するか、またはプロシージャの宣言と定義の両方を行います。
declare_section
プロシージャに対してローカルである項目を宣言し、body
で参照でき、プロシージャが実行を完了すると消滅します。
body
プロシージャの必須の実行部およびオプションの例外処理部。
例
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例8-1、単純なPL/SQLプロシージャの宣言、定義および起動