2.6.4 Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)の既知の不具合

Oracle Database 18cでのOracle Database Configuration Assistant (DBCA)の不具合を次に示します。

2.6.4.1 Oracle Bug#27217146

Grid Infrastructure管理リポジトリ(GIMR)の作成中に、Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)で次のエラーが発生することがあります。

PRCD-1000 : Database _mgmtdb already exists

これは、以前に失敗したリポジトリ作成が原因である可能性があります。

回避策:

Oracle Grid Infrastructureホームで次のコマンドを実行します。

srvctl stop mgmtdb -f
srvctl remove mgmtdb -f

2.6.4.2 Oracle Bug#27237306

Oracle Managed Files (OMF)で既存のプラガブル・データベース(PDB)からPDBを作成するときに、Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)ユーザー・インタフェースでデータベースの場所を編集できます。この機能はPDBの作成時にデータベース・ファイルの場所を変更するものであるため、場所は変更可能です。PDBは常にソースPDBと同じ場所にあるデータベース・ファイルを使用して作成されるため、これは正しくなく、データベースの場所は変更できません。

回避策:

デフォルトのデータベースの場所の値は編集しないでください。OMFは、新しいPDBの作成にデフォルトのデータベースの場所の値のみを使用します。