2.6.3 Oracle ASM Cluster File System (Oracle ACFS)の既知の不具合
Oracle Database18cでのOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM) Cluster File System (Oracle ACFS)の不具合を次に示します。
2.6.3.1 Oracle Bug#24501993
ユース・ケース1:
セキュリティ、暗号化および監査がすでにファイル・システムで有効になっていて、スナップ・ベースのレプリケーションを指定したタグで初期化する必要があります。指定したタグのレプリケーションが有効で、セキュリティ、暗号化および監査も有効な場合、セキュリティ・ディレクトリが指定したタグの1つにタグ付けされていないと、レプリケーションは失敗します。
ユース・ケース2:
レプリケーションが指定したタグで初期化され、セキュリティ、暗号化および監査を初期化する必要があります。セキュリティ・ディレクトリでファイルをレプリケートしないタグでスナップ・ベースのレプリケーションが初期化されている場合、セキュリティ、暗号化および監査を有効にしようとすると失敗します。
ユース・ケース1の回避策:
レプリケーション用に、指定したタグの1つでセキュリティ・ディレクトリをタグ付けします。
ユース・ケース2の回避策:
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レプリケーションを一時停止します。
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セキュリティ、暗号化および監査を有効にし、レプリケーション用に指定されたタグをOracle ACFS Security管理者として再帰的に実行し、セキュリティ・ディレクトリを追加します。
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レプリケーションを再開します。