12c (12.2.1.4.0)以降、製品の前のバージョンで使用されていたIBM LDAPクライアントライブラリがOracle LDAPライブラリに置き換えられています。Oracle BIデプロイメントにおいてセキュアLDAPを使用している場合は、Oracle Walletを作成してセキュリティ証明書を管理し、既存のCA証明書をそのウォレットに移行する必要があります。
セキュアLDAPを使用しているかどうかを確認するには:
- Oracle BI管理ツールで、「管理」をクリックしてから「アイデンティティ」をクリックしてIdentity Managerを開きます。
- 「Identity Manager」ウィンドウで、左側ペインにある「ディレクトリ・サーバー」をクリックします。
右側ペインには、使用可能なLDAPオブジェクトが表示されます。
- LDAPオブジェクトを選択して開き、「LDAPサーバー」ダイアログを開きます。
- 「LDAPサーバー」ダイアログで、「詳細」をクリックします。
「SSL」オプションが選択されている場合は、セキュアLDAPが使用されています。
セキュアLDAPを使用している場合は、Oracle BI管理ツールを使用して、最初にOracle Walletを作成した後、「リポジトリ」タブでOracle Walletディレクトリを指定します。