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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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6.14 アプリケーション・ユーティリティの使用

ユーティリティ・ページにアクセスして、アプリケーションの有用なサマリーおよびレポートを表示します。

6.14.1 アプリケーション・ユーティリティ

アプリケーション・ユーティリティ・ページで使用可能なリンクについて学習します。

次の表は、アプリケーション・ユーティリティ・ページのリンクについて説明しています。

表6-21 アプリケーション・ユーティリティ・ページのリンク

リンク 説明 詳細情報

アプリケーション・ダッシュボード

アプリケーション・コンポーネントと属性のサマリーが表示されます

アプリケーション・ダッシュボードの表示を参照してください

アドバイザ

プログラミング・エラーのチェック、セキュリティ問題、品質保証、その他のベスト・プラクティスなど、アプリケーションに対する様々なチェックを実行します

アプリケーション整合性のチェックのためのアドバイザの実行を参照してください

アプリケーションのアップグレード

現在のアプリケーションを新規リリースにアップグレードします。アップグレードを受けられるコンポーネントを確認して、最新の機能を含めます。

アプリケーションのアップグレードの実行を参照してください

最近更新されたページ

このアプリケーションに対して行われたページ更新履歴を表示します。

「最近更新されたページ」レポートの表示を参照してください

属性ディクショナリ

選択したページのアイテムおよび列のユーザー・インタフェースのデフォルト値を管理します。

属性ディクショナリの使用を参照してください

変更履歴

このアプリケーションで行われたコンポーネント更新のレポートを表示します。

「変更履歴」レポートの表示を参照してください

データベース・オブジェクトの依存性

このアプリケーションによって参照されたデータベース・オブジェクトのレポートを表示します。

「データベース・オブジェクトの依存性」レポートの使用を参照してください

デバッグ・メッセージ

このアプリケーションによって生成されたデバッグ・メッセージを確認します。

アプリケーションのデバッグを参照してください

Application Expressビュー

Application Expressメタデータに対して様々なビューを問い合せます。

Application Expressビューへのアクセスを参照してください

エクスポート・リポジトリ

アプリケーションのエクスポート履歴を表示します。

エクスポート・リポジトリへのアクセスを参照してください

ページ固有のユーティリティ

「ページ固有のユーティリティ」は、ユーティリティ・ページの右側に表示されます。このリージョンのリンクを使用して、クロス・ページ・ユーティリティおよびページ・グループにアクセスするだけでなく、リージョン、ボタン、アイテム、計算、検証、プロセス、動的アクションおよびブランチの便利なユーティリティにアクセスします。

次を参照してください。

対話モード・レポート・ユーティリティ

「対話モード・レポート・ユーティリティ」は、ユーティリティ・ページの右下に表示されます。「保存されたレポート」をクリックして、カレント・アプリケーションに保存された対話モード・レポートを削除します。「サブスクリプション」をクリックして、対話モード・レポートのサブスクリプションを管理します。

「対話モード・レポート・ユーティリティの使用」を参照してください

6.14.2 ユーティリティ・ページへのアクセス

アプリケーションを選択し、「ユーティリティ」アイコンをクリックすることで、ユーティリティ・ページにアクセスします。

アプリケーション・ビルダーのユーティリティ・ページにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ユーティリティ」アイコンをクリックします。

    ユーティリティ・ページには、次のツールおよびレポートへのリンクがあります。

    • アプリケーション・ダッシュボード

    • アドバイザ

    • アプリケーションのアップグレード

    • 最近更新されたページ

    • 属性ディクショナリ

    • 変更履歴

    • データベース・オブジェクトの依存性

    • デバッグ・メッセージ

    • Application Expressビュー

    • エクスポート・リポジトリ

6.14.3 アプリケーション・ダッシュボードの表示

アプリケーション・コンポーネントと属性がまとめられたレポートを表示します。

アプリケーション・ダッシュボードを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「アプリケーション・ダッシュボード」をクリックします。

    「アプリケーション・ダッシュボード」が表示され、次のセクションが表示されます。

    • アプリケーション概要: カレント・アプリケーションに関する詳細情報および統計(ID、名前、別名、解析対象スキーマ、関連付けられているグループ、ページ数、関連付けられているテーマなど)が表示されます。

    • セキュリティ: 現在の認証スキーム、パブリック・ページと非パブリック・ページの数およびカレント・アプリケーション内で使用される認可スキームの数が表示されます。

    • テンプレート: カレント・アプリケーション内で使用されるテンプレートのレポートへのリンクが表示されます。

    • タイプ別の表示: コンポーネントのカウント(レポートとフォームのタイプ、動的HTMLなど)が表示されます

    • アプリケーション・コンポーネント: アプリケーション・レベルのコントロールとロジックのレポート(リスト、ショートカット、LOV、タブ、アプリケーションの計算、アプリケーション・アイテム、プラグインおよびアプリケーション・プロセスなど)へのリンクが表示されます。

    • ページ・コンポーネント: リージョン、アイテム、ブランチ、計算、検証、動的アクション、クラシック・レポートの列、対話モード・レポートの列およびボタンを含むページレベルのコントロールおよびロジックのレポートへのリンクが含まれています。

    • ネイティブ・リージョン・コンポーネント利用: アプリケーションで使用されているすべてのタイプのリージョン・コンポーネントの合計数がチャートで示されます。これは、「タイプ別の表示」セクション、「ページ・コンポーネント」などで提供される情報を視覚化したものです。

    • プラグイン・リージョンの使用状況: アプリケーションで使用されているプラグインの合計数がチャートで示されます。

  6. 特定のレポートを表示するには、コンポーネント・タイプまたはテンプレートの右にある数字のリンクをクリックします。

6.14.4 新しいコンポーネントを組み込むためのアプリケーションのアップグレード

現在のリリースで使用可能な新しいコンポーネントが組み込まれるように既存のアプリケーションをアップグレードします。

6.14.4.1 新しいコンポーネントを組み込むためのアップグレードについて

「アプリケーションのアップグレード」ページには、アップグレード可能なオブジェクトの数とともに使用可能なアップグレード・タイプが表示されます。「候補オブジェクト」の下の数字をクリックして、候補とアップグレードを確認します。

6.14.4.2 アプリケーションのアップグレードの実行

新しいコンポーネントを使用するようにアプリケーションをアップグレードするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「アプリケーションのアップグレード」をクリックします。
    使用可能なアップグレード・タイプは、アップグレード可能なオブジェクトの数とともに表示されます。
  6. 候補とアップグレードを確認するには、「候補オブジェクト」の下の数字のリンクをクリックします。
  7. 画面に表示されるステップに従います。

6.14.5 「最近更新されたページ」レポートの表示

現在のユーザーによって最近更新されたページのレポートが表示されます。

「最近更新されたページ」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「最近更新されたページ」をクリックします。
    最近更新されたページ・レポートが表示されます。

6.14.6 「変更履歴」レポートの表示

「変更履歴」レポートには、カレント・アプリケーションに対する編集のサマリー・レポートが開発者、コンポーネント・タイプおよびページ番号別に表示されます

「変更履歴」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「変更履歴」をクリックします。
    「変更履歴」レポートが表示されます。「期間」リストを使用して、レポートに含める時間を制御します。
  6. ページの上部にある「期間」から、レポートに含める時間を選択し、「設定」をクリックします。

6.14.7 「データベース・オブジェクトの依存性」レポートの使用

「データベース・オブジェクトの依存性」レポートは、カレント・アプリケーションで参照されるデータベース・オブジェクトを識別します。アプリケーションのデプロイ時に移動するオブジェクトを判別するには、このレポートを確認します。

データベース・オブジェクトの依存性レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「データベース・オブジェクトの依存性」をクリックします。

    データベース・オブジェクトの依存性ページが表示されます。

  6. 「依存性の計算」をクリックします。

    ヒント:

    アプリケーションのサイズや複雑性に応じて、レポートの表示に時間がかかる場合があります。

    「データベース・オブジェクトの依存性」レポートが表示されます。

  7. 特定のデータベース・オブジェクトを参照するコンポーネントを表示するには、「参照カウント」の下にある数字をクリックします。

6.14.8 Application Expressビューへのアクセス

Application Expressメタデータに対して様々なビューを問い合せます。

Application Expressビューは、アプリケーションのメタデータを公開するデータ・ディクショナリ・ビューです。Application Expressビューでは、ビューを表示するだけでなく、ビューに含まれているデータを表示することもできます。

「Application Expressビュー」へアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「Application Expressビュー」をクリックします。

    「Application Expressビュー」レポートが表示されます。ページ上部にある検索バーを使用して、表示をカスタマイズします。

    ヒント:

    展開可能な親と子のエントリが含まれる、この情報のリレーショナル・ビューに切り替えるには、「ツリー・ビュー」をクリックします。

  6. ビューを選択します。
  7. 「選択列」で、「列の選択」から列を選択し、「結果」ボタンをクリックします。
    「結果」レポートが表示されます。
  8. 「結果」で、次のステップを実行します。
    • 実行された問合せを表示するには、「問合せ」リージョンを展開します。この問合せをコピーしてSQLコマンドまたはSQL Developerで再利用できます。
    • 「ダウンロード」をクリックし、ファイルをダウンロードします。

6.14.9 ページ固有のユーティリティへのアクセス

「ページ固有のユーティリティ」リージョンのリンクを使用して、クロス・ページ・ユーティリティおよびページ・グループにアクセスするだけでなく、リージョン、ボタン、アイテム、計算、検証、プロセス、動的アクションおよびブランチの便利なユーティリティにアクセスします。

「ページ固有のユーティリティ」ページへアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
  2. 「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    アプリケーション・ビルダーのホームページが表示されます
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  4. 「ユーティリティ」をクリックします。
  5. 「ページ固有のユーティリティ」で、次のいずれかを選択します。
    • クロス・ページ・ユーティリティ

    • ページ・グループ

    • リージョン・ユーティリティ

    • ボタン・ユーティリティ

    • アイテム・ユーティリティ

    • 計算ユーティリティ

    • 検証ユーティリティ

    • プロセス・ユーティリティ

    • 動的アクション・ユーティリティ

    • ブランチ・ユーティリティ

6.14.10 クロス・ページ・ユーティリティへのアクセス

クロス・ページ・ユーティリティを使用して、アプリケーション内の複数のページ間での編集を実行します。

クロス・ページ・ユーティリティ・ページにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ユーティリティ」をクリックします。
  4. 「ページ固有のユーティリティ」で、「クロス・ページ・ユーティリティ」をクリックします。

    クロス・ページ・ユーティリティ・ページでは、次のツールおよびレポートにアクセスできます。

    • すべてのページのグリッド編集このレポートを使用して、ページ名、別名、タイトル、ページ・テンプレートおよびセキュリティ・オプションを編集します。特定のページにリンクするには、ページ番号の横の「編集」アイコンをクリックします。変更を保存するには、「変更の適用」をクリックします。

    • 複数のページの削除。一度に複数のページを削除します。

    • ページ属性。ページ名、ページ・タイトル、定義されたグループ、コンポーネントやコントロールのタイプおよび数、アプリケーション・ロジックなど、現在のアプリケーション内のすべてのページの詳細のレポートを表示します。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。特定のページにリンクするには、ページ番号をクリックします。

    • ページ・ロック。アプリケーション開発中に競合が発生しないようにするには、「ページ・ロック」を使用します。ページをロックすると、他の開発者がページを編集できなくなります。「」および「」を参照してください

6.14.11 対話モード・レポート・ユーティリティの使用

保存された対話モード・レポートおよび対話モード・レポートのサブスクリプションを表示および削除します。

6.14.11.1 保存された対話モード・レポートの削除

カレント・アプリケーションに保存された対話モード・レポートを表示および削除します。

保存された対話モード・レポートを削除するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  3. 「ユーティリティ」をクリックします。
  4. 「対話モード・レポート・ユーティリティ」で、「保存されたレポート」を選択します。

    レポートに、プライマリ・デフォルトではないアプリケーションの保存されたレポートがすべて表示されます。各行には、ページ番号、リージョン名、レポート・タイプ、レポート名、レポートの別名および所有者が含まれます。

  5. プライベートの保存済レポートを表示するには、検索バーの下にある「プライマリ・デフォルト」フィルタのチェック・ボックスの選択を解除します。
  6. レポートを削除するには、ページ番号の横にあるチェック・ボックスを選択して「チェックした項目の削除」をクリックします。
  7. レポートを含むページを表示するには、ページ番号をクリックします。

関連項目:

6.14.11.2 サブスクリプションの表示

対話モード・レポートのサブスクリプションを表示および削除します。

エンド・ユーザーはレポートをサブスクライブすると、レポートの更新バージョンを受信できます。ワークスペース管理者はサブスクリプション・ページでこのサブスクリプションを表示して管理できます。

対話モード・レポートのサブスクリプションを管理するには、次の手順を実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。

    アプリケーションのホームページが表示されます。

  3. 「ユーティリティ」をクリックします。
  4. 「対話モード・レポート・ユーティリティ」で、「サブスクリプション」を選択します。
    「サブスクリプション」レポートが表示されます。
  5. サブスクリプションを削除するには、ページ番号の横にあるチェック・ボックスを選択して「チェックした項目の削除」をクリックします。