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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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18.6 Web資格証明の管理

REST対応SQLまたはその他のRESTサービスに接続するためのセキュアな資格証明を管理します。

18.6.1 資格証明について

REST対応SQLまたはその他の外部RESTサービスに接続するための資格証明を使用します。Oracle Application Expressは、Application Expressコンポーネントで使用するためにこれらの資格証明を安全に格納し、暗号化します。資格証明は、クリア・テキストで取得できません。資格証明はワークスペースレベルで格納されるため、すべてのアプリケーションに表示されます。

資格証明のエクスポートおよびインポート

アプリケーションをエクスポートすると、使用されている資格証明がエクスポート・ファイルに追加されます。アプリケーションを別のワークスペースにインポートすると、Application Expressによって、ターゲット・ワークスペースにすでに同じ静的IDの資格証明が含まれているかどうかが確認されます。資格証明がすでに存在する場合、アプリケーションでそれが使用されます。そうでない場合は、インポート・ファイルからの資格証明が、ターゲット・ワークスペースに作成されます。

18.6.2 Web資格証明の作成

「ワークスペース・ユーティリティ」または「共有コンポーネント」のいずれかから資格証明を作成できます。

資格証明を作成するには、次のステップを実行します。

  1. Web資格証明ページにナビゲートします。
    • 「ワークスペース・ユーティリティ」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. 「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。

      3. 「Web資格証明」をクリックします。

    • 「共有コンポーネント」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. アプリケーションを選択します。

      3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。

      4. 「セキュリティ」で、「Web資格証明」を選択します。

  2. Web資格証明ページで、「作成」をクリックします。
  3. Web資格証明ページで属性を構成します。
  4. 名前: わかりやすい名前を入力します。
  5. 認証タイプ: 次のいずれかを選択します。
    • 基本認証
    • OAuth2クライアント資格証明
  6. クライアントIDまたはユーザー名: 次のいずれかを選択します。
    • 「基本認証」の場合は、ユーザー名を入力します。
    • OAuth2クライアント資格証明の場合は、クライアントIDを入力します。
    この情報は暗号化されません。
  7. クライアント・シークレットまたはパスワード: パスワードまたはOAuth2クライアント・シークレットを入力します。
    この情報は、暗号化して保存されており、クリア・テキストで取得できません。
  8. クライアント・シークレットまたはパスワードの確認: パスワードまたはクライアント・シークレットを再度入力して、入力内容を確認します。2つの値が同じでない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
  9. インストール時にプロンプトを表示: アプリケーションを別のOracle Application Expressインスタンスにインポートするときに、この資格証明に対するプロンプトを表示するかどうかを選択します。
  10. コメント: ここにコメントまたはノートを入力します。これらのコメントは、アプリケーションの実行時には表示されません。
  11. 「作成」をクリックします。

18.6.3 資格証明の編集または削除

資格証明を編集するには、次のステップを実行します。

  1. Web資格証明ページにナビゲートします。
    • 「ワークスペース・ユーティリティ」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. 「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。

      3. 「Web資格証明」をクリックします。

    • 「共有コンポーネント」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. アプリケーションを選択します。

      3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。

      4. 「セキュリティ」で、「Web資格証明」を選択します。

  2. Web資格証明ページで、資格証明名を選択します。
  3. 資格証明を削除するには、「削除」をクリックします。そうでない場合、対象となる属性を編集します。

    ヒント:

    資格証明は、ワークスペース内のいずれかの場所で参照されている場合は削除できません。

  4. 属性を編集するには、次のステップを実行します。
    1. 名前: わかりやすい名前を入力します。
    2. 認証タイプ: タイプを選択します。
      • 基本認証

      • OAuth2クライアント資格証明

    3. クライアントIDまたはユーザー名: 「基本認証」の場合は、ユーザー名を入力します。「OAuth2」の場合は、クライアントIDを入力します。この情報は暗号化されません。
    4. クライアント・シークレットまたはパスワード: パスワードまたはOAuth2クライアント・シークレットを入力します。
      この情報は、暗号化して保存されており、クリア・テキストで取得できません。
    5. クライアント・シークレットまたはパスワードの確認: パスワードまたはクライアント・シークレットを再度入力して、入力内容を確認します。2つの値が同じでない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
    6. インストール時にプロンプトを表示: アプリケーションを別のApplication Expressインスタンスにインポートするときに、この資格証明に対するプロンプトを表示するかどうかを選択します。資格証明はアプリケーション・エクスポート・ファイルの一部ではないため、クライアントIDまたはユーザー名が空ではないとき、Application Expressではインストール後に常にプロンプトが生成されます。
    7. コメント: コメントまたは注意を入力します。これらのコメントは、アプリケーション・ビルダー内でのみ表示され、アプリケーションの実行時には表示されません。
    8. 変更を保存するには、「変更の適用」をクリックします。

18.6.4 資格証明の使用状況の表示

Web資格証明の使用状況を表示するには、次のステップを実行します。

  1. Web資格証明ページにナビゲートします。
    • 「ワークスペース・ユーティリティ」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. 「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。

      3. 「Web資格証明」をクリックします。

    • 「共有コンポーネント」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. アプリケーションを選択します。

      3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。

      4. 「セキュリティ」で、「Web資格証明」を選択します。

  2. Web資格証明ページで、「使用状況」をクリックします。
    使用状況ページの上部には、使用されている資格証明、関連付けられたコンポーネント・タイプおよびコンポーネントの名前が表示されます。未使用の資格証明がページの下部に表示されます。
  3. 未使用の資格証明を削除するには、「未使用の削除」をクリックします。

18.6.5 資格証明の履歴の表示

Web資格証明への最近の変更を表示するには、次のステップを実行します。

  1. Web資格証明ページにナビゲートします。
    • 「ワークスペース・ユーティリティ」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. 「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。

      3. 「Web資格証明」をクリックします。

    • 「共有コンポーネント」からの場合:
      1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。

      2. アプリケーションを選択します。

      3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。

      4. 「セキュリティ」で、「Web資格証明」を選択します。

  2. Web資格証明ページで、「履歴」をクリックします。
    履歴ページに、現在のワークスペースの資格証明への最近の変更が表示されます。