Oracle Application Expressのレガシー・チャートは、AnyChart HTML5 Chart ComponentとAnyChart Flash Chart Componentをベースにしています。
ヒント:
AnyChartチャートは、レガシー・アプリケーション・コンポーネントです。レガシー・コンポーネントは引き続きOracleでサポートされますが、Oracle JETチャートに基づく新しいチャートを作成することをお薦めします。チャートの作成を参照してください。
親トピック: アプリケーション・レガシー・コンポーネントの管理
Oracle Application ExpressのHTML5チャートとFlashチャートのサポートは、AnyChart HTML5 Chart ComponentとAnyChart Flash Chart Componentをベースにしています。AnyChartはフレキシブルなFlashおよびJavaScriptベースのソリューションで、開発者は動きがありコンパクトでインタラクティブなチャートを作成できます。
Oracle Application ExpressのHTML5チャートのサポートは、AnyChart HTML5 Chart Componentをベースにしています。HTML5チャートはJavaScriptチャート・エンジンを使用し、SVG形式のチャートをレンダリングします。Flashは最新のモバイル・デバイスのほとんどでレンダリングできませんが、現在は新しいHTML5チャート作成ソリューションを利用して、チャートをモバイル・アプリケーションに組み込むことができます。HTML5チャートは、次のモバイル・プラットフォームの一般的なブラウザと互換性があります。
Android: バージョン3.1、3.2、4.0、4.0.3および4.1
IOS (iPhone、iPad、iPod Touch): Safari 3.2以上が必要
ヒント:
詳細は、http://6.anychart.com/products/anychart/docsを参照してください。
親トピック: チャートのレガシー・タイプについて
Oracle Application ExpressのFlashチャートのサポートは、AnyChart Flash Chart Componentをベースにしています。Flashチャートはブラウザでレンダリングされ、使用するにはFlash Player 9以上が必要です。AnyChart 6.0では、FlashチャートはFLASH_PREFERREDレンダリング・タイプを使用してレンダリングされます。チャートを表示するデバイスでFlash Playerを使用できない場合(iPhoneで表示されるページなど)、AnyChartは自動的にHTML5チャート・エンジンに切り替え、SVGベースのチャートを表示します。
親トピック: チャートのレガシー・タイプについて
レガシー・チャートを作成する場合は、次の構文を使用します。
親トピック: レガシー・チャートの管理
チャートを定義する場合は、チャート・タイプを選択し、次の構文を使用してSQL問合せを指定します。
SELECT link, label, value FROM ...
内容は次のとおりです。
link
はURLです。
label
は、バーに表示されるテキストです。
value
は、バー・サイズを定義する数値列です。
次に例を示します。
SELECT null
, last_name, salary
FROM employees
WHERE DEPARTMENT_ID = :P101_DEPARTMENT_ID
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
ダイアル・チャートを作成するには、ダイアル・チャート・タイプを選択し、次の構文を使用してSQL問合せを指定します。
SELECT value , maximum_value [ ,low_value [ ,high_value] ] FROM ...
内容は次のとおりです。
value
は、ダイアルの開始位置です。
maximum_value
は、ダイアルでの推定最高位置です。
low_value
およびhigh_value
は、履歴上の最低値および最高値です。
次に例を示します。
SELECT dbms_random.value(500, 1200), 1300, dbms_random.value(100, 200) FROM DUAL
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
列チャートおよび行チャートには、1つのSQL問合せで複数シリーズを定義できます。これらのチャート・タイプのシリーズ名は、問合せ内の関連する列別名から導出されます。複数シリーズのチャートを定義するには、次の構文を使用します。
SELECT link, label, series_1_value [, series_2_value [, ...]] FROM ...
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
レンジ・チャートは、各バーに2つの値が必要です。レンジ・チャートを作成するには、チャートを作成し、次の構文を使用してSQL問合せを提供します。
SELECT link, label, low_value, high_value FROM ...
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
レガシー散布図は、各ポイントにx値およびy値が必要です。レンジ・チャートを作成するには、チャートを作成し、次の構文を使用してSQL問合せを提供します。
SELECT link, label, x_value, y_value FROM ...
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
レガシー・ローソク足チャートには、各ローソク足に始値、安値、高値および終値が必要です。ローソク足チャートを作成するには、チャートを作成し、次の構文を使用してSQL問合せを指定します。
SELECT link, label, open, low, high, close FROM ...
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
プロジェクト・ガント・チャートでは、各タスクのタスク名、タスクID、親タスクID、実際の開始日と終了日、および進捗の値が必要になります。計画開始日と計画終了日の2つの値も必要に応じて使用できます。プロジェクト・ガント・チャートを作成するには、Flashチャートを作成し、次の構文を使用してSQL問合せを指定します。
SELECT link, task_name, task_id, parent_task_id, actual_start_date, actual_end_date, progress FROM ...
リソース・ガント・チャートでは、各タスクのリソースID、リソース名、親リソースID、および実際の開始日と終了日の値が必要になります。リソース・ガント・チャートを作成するには、Flashチャートを作成し、次の構文を使用してSQL問合せを指定します。
SELECT link, resource_id, resource_name, resource_parent_id, actual_start_date, actual_end_date FROM ...
リソース・ガント・チャートで親子階層データを表すには、START WITH..CONNECT BY
構文を使用してSQL問合せを指定します。
SELECT link, resource_id, resource_name, resource_parent_id, actual_start_date, actual_end_date, FROM ... START WITH resource_parent_id IS NULL CONNECT BY PRIOR resource_id = resource_parent_id ORDER SIBLINGS BY resource_name
親トピック: レガシー・チャートのSQL問合せの作成
ページの作成ウィザードを使用して、新規ページにレガシー・チャートを追加します。
新しいページにチャートを追加するには、次のステップを実行します。
注意:
レガシーAnyChartチャートは、レガシー・アプリケーション・コンポーネントです。レガシー・コンポーネントは引き続きOracleでサポートされますが、かわりにOracle JETデータ視覚化に基づく新しいチャートを作成することをお薦めします。
親トピック: レガシー・チャートの管理
ページ・デザイナで既存のページにレガシー・チャートを追加します。
ページ・デザイナでレガシー・チャートを追加するには、次のステップを実行します。
関連項目:
親トピック: レガシー・チャートの管理
ページ・デザイナでレガシー・チャートを編集します。
HTML5チャートの作成後は、「チャート属性」ページでチャート属性を編集することによって、そのレンダリングをFlashに切り替えることができます。
HTML5チャートをFlashチャートに切り替えるには、次のステップを実行します。
関連項目:
親トピック: レガシー・チャートの編集
Flashチャートをローカルに保存するサポートを追加できます。
イメージの保存をサポートするには、AnyChartはhttp://www.anychart.com
に存在するサーバー側スクリプトを使用する必要があります。イメージの保存を試みると、データはBase64エンコーディングでこのサーバーに送信されます。次に、サーバーでデコードされ、デコードされたレスポンスが戻されます。
チャートの保存をローカルでサポートする場合は、デコーディング・スクリプトをローカル・サーバーでホストする必要があります。Flashチャートでは、AnyChart JavaScriptのファンクションgetPNG
を使用する必要もあります。デフォルトでは、チャート・リージョンは埋込みHTMLタグを使用し、AnyChart JavaScriptコールを使用しません。AnyChart JavaScriptコールを使用するには、Flashチャートのリージョン・ソースを変更する必要があります。
関連項目:
ローカルでのFlashチャート保存のサポートを追加する方法については、AnyChartユーザーズ・ガイドでイメージまたはベクター・ファイルとしてのチャート保存に関する説明を参照してください。
親トピック: レガシー・チャートの管理
カスタムXMLを追加することで、レガシー・チャートのルック・アンド・フィールをさらにカスタマイズします。
カスタムXMLを使用して、レガシー・チャートのルック・アンド・フィールを制御するには、次のステップを実行します。
ヒント:
サポートされているチャートのXML書式の詳細は、次のサイトのAnyChart XMLリファレンスを参照してください。
親トピック: レガシー・チャートの管理