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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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18.3.2 開始する前に: REST対応SQLサービスの要件

REST対応SQL参照を作成する前に、開発者は、次の要件を満たす必要があります。

REST対応SQL参照を作成する前に、次の要件を満たします。

  1. リモートOracleデータベースを設定します。

  2. リモートOracleデータベースに、Oracle REST Data Services (ORDS)リリース17.3以上をインストールします。

    ヒント:

    このインストールは、Oracle Application Express Webサーバーとして使用されるOracle REST Data Servicesから完全に独立しています

  3. REST対応SQLサービス機能を構成して有効にします。Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドの「REST対応SQLサービス設定の構成」を参照してください。

  4. ORDS.ENABLE_SCHEMAを実行して、アクセスするリモート・データベースでターゲット・スキーマのREST対応SQLをアクティブ化します。

    クラシック・クライアントを使用してREST対応SQLに対して有効にするデータベース・スキーマにログインし、次のコマンドを実行します。

    begin
        ords.enable_schema;
    end;
    /
      
    commit
    /

これで、REST対応SQLサービスは、次の形式のURLを使用して使用可能になります。

http://host:port/ords/schema

内容は次のとおりです。
  • hostは、Oracle REST Data Servicesがインストールされているシステムの名前です。

  • portは、Oracle REST Data Servicesの構成時に割り当てられるポート番号です。デフォルトのインストールでは、この番号は8080です。 

  • ordsは、Oracle REST Data Servicesの構成時に定義されるサービス名です。

  • schemaはターゲット・スキーマです。

ヒント:

Oracle Application Expressでターゲット・スキーマのURLを指定する場合は、/_/sql;を付加しないでください。

Oracle Application ExpressでREST対応SQLサービス参照を作成する場合は、前述の形式のURLを使用します。

たとえば、次は、スタンドアロン・モードで実行されているORDSを持つscott_obeスキーマのREST対応SQLサービスです。

http://server.example.com:8080/ords/scott_obe