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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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4.3 機能の追跡

機能が最初に構想されてから実装されるまでを追跡します。機能は、リリース、割当て先、タグまたは関連付けられたマイルストン別に編成できます。

4.3.1 機能レポートの表示

機能レポートを使用して、既存の機能を表示および編集したり、新機能を作成したり、機能を削除します。

機能を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードには、ワークスペース内で定義されている機能の概要が表示されます。

  3. 「リリース」、「承認ステータス」、「割当て先」または「アプリケーション」リストから選択し、 「設定」をクリックすることで、表示をカスタマイズできます。
  4. 「レポート」タブをクリックします。

    機能レポート・ページが表示されます。

  5. 他の対話グリッドと同様に機能レポートをカスタマイズします。
  6. 機能を表示するには、機能名をクリックします。

4.3.2 機能の作成

機能を作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードには、ワークスペース内で定義されている機能の概要が表示されます。

  3. 「機能の作成」をクリックします。

    「機能」ダイアログが表示されます。該当するフィールドを編集します。

  4. 「機能」で、次の項目を指定します。

    必須フィールドには、赤いアスタリスク(*)が付いています。

    • 機能: この機能のわかりやすい名前。
    • タグ: タグは、この機能をさらに詳しく説明するキーワードです。複数のタグを付ける場合は、カンマで区切ります。タグは、レポート・ビューの別々の列に表示されます。
    • 所有者: この機能の責任者。このリストに値を追加するには、「新規所有者」フィールドに名前を入力します。
    • コントリビュータ: この機能にコントリビュートしている別のユーザー。このリストに値を追加するには、「新規コントリビュータ」フィールドに名前を入力します。
    • フォーカス領域: 機能を特定のフォーカス領域またはカテゴリに関連付けます。このリストに値を追加するには、「新規フォーカス領域」フィールドに名前を入力します。
    • コミットされた機能: 機能が現在のリリースに対してコミットされた機能かどうかを示します
    • 承認ステータス: 機能の承認ステータス。機能を実装すべきかどうかと、現在の進捗を示します。「承認ステータス」のオプションは、事前に設定されていて、構成できません。

      「承認ステータス」は、チーム開発の設定で有効になっている場合にのみ表示されます。

    • 推定作業(時間): この機能を完了するのに必要な推定時間。
    • 進行状況: 機能のステータス。機能を実装すべきかどうかと、現在の進捗を示します。ステータス・コードは事前に設定されていて、構成できません。
    • 望ましさ: 機能の重要度。
    • 優先度: 機能の優先度または重要度。優先度は事前に設定されていて、構成できません。
    • : この機能の親。現在選択されているリリースからの機能のみが表示されます。
  5. 「日付」で、次の項目を指定します。
    • マイルストン: この開発サイクル中の重要なイベント。
    • 開始日: 日付機能の実装が開始します。
    • 期日/完了日: 日付機能の実装が終了します。指定しない場合、この日付のデフォルトは、マイルストン日付に設定されます。
  6. 「サマリー」で、次の項目を指定します。
    • この機能をパブリッシュ: 「はい」を選択して、この機能をより幅広い対象者に表示できるようにします。
    • サマリー(パブリッシュ時に表示): 幅広い対象者にパブリッシュするために設計された大まかな機能の説明です。
  7. 「機能の作成」をクリックします。

4.3.3 機能の電子メール通知について

新機能を作成するか、既存の機能を更新すると、電子メール通知が機能所有者、コントリビュータ、およびユーザー・インタフェース、テストおよびドキュメントの下にリストされているすべての割当て先に送信されます。

機能のサブスクライブとサブスクライブ解除について

機能に関連していないユーザーも、機能をサブスクライブすることで電子メール通知を受信できます。

機能をサブスクライブまたはサブスクライブ解除するには、機能レポートに移動して機能名を選択し、「サブスクライブ」または「サブスクライブ解除」を適宜クリックします。

4.3.4 機能の更新または削除

既存の機能を更新すると、電子メール通知が機能所有者、コントリビュータ、およびユーザー・インタフェース、テストおよびドキュメントの下にリストされているすべての割当て先に送信されます。機能に関連していないユーザーも、機能をサブスクライブすることで電子メール通知を受信できます。

機能を更新または削除するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「レポート」タブをクリックします。

    レポート・ページが表示されます。

  4. 機能を更新するには、次のステップを実行します。
    1. 機能名をクリックします。
    2. 該当するフィールドを編集します。

      属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    3. 選択リストの一部は編集可能です。編集可能な選択リストに新しい値を追加するには、「新規」というタイトルが付いたフィールドに値を入力します。
    4. 「変更の適用」をクリックします。
  5. 機能を削除するには、次のステップを実行します。
    1. 機能名をクリックします。
    2. 「削除」をクリックします。

4.3.5 親機能の作成について

親機能属性を使用すると、階層的に機能をグループ化できます。親機能を選択すると、親/子関係が作成されます。ツリー・ビューで機能を表示すると、機能は、まずリリースごとにグループ化され、次に、親ごとにグループ化されます。

4.3.6 機能にファイルを添付する方法

ワークスペースレベルで有効にすると、機能にファイルを添付できます。

関連項目:

添付ファイルのダウンロードおよびOracle Application Express管理ガイドの「チーム開発でのファイル・アップロードに対するサポートの有効化」。

4.3.6.1 機能へのファイルの添付

この機能を使用するには、「管理」、「サービスの管理」、「ワークスペース・プリファレンスの設定」で、「ファイル・リポジトリの有効化」属性を「はい」に設定する必要があります。

機能へファイルを添付するには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「レポート」タブをクリックします。

    レポート・ページが表示されます。

  4. 機能名をクリックします。
  5. 「ファイル」タブをクリックします。
  6. 「ファイルの追加」をクリックします。
    「ファイルの追加」ダイアログが表示されます。
  7. 添付するファイルを見つけて「ファイルの追加」をクリックします。

4.3.6.2 添付ファイルの表示、編集および削除

添付ファイルを表示、編集または削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「レポート」タブをクリックします。

    レポート・ページが表示されます。

  4. 機能名をクリックします。
  5. 「ファイル」タブをクリックします。
  6. 「ファイルの表示および管理」をクリックします。

    「ファイル」ページが表示されます。

  7. ファイルをダウンロードするには、名前をクリックします。
  8. ファイルの説明を編集するには、次のステップを実行します。
    1. 編集」アイコンをクリックします。
    2. 説明を更新し、「変更の適用」をクリックします。
  9. 添付ファイルを削除するには、次のステップを実行します。
    1. 編集」アイコンをクリックします。
    2. 「削除」をクリックします。プロンプトが表示されたら、選択内容を確認します。

4.3.7 その他の機能レポートの表示

機能ページ上部のタブをクリックして、ツリー、カレンダ、履歴、進捗ログ、フォーカス領域、所有者などの他のレポートを表示します。

4.3.7.1 機能ツリーの表示

機能ツリーを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「ツリー」タブをクリックします。

    ツリー・ページには、リリースごとの階層ツリーで機能が表示されます。

    機能は、まずリリースごとにグループ化され、次に、親ごとにグループ化されます。グループ化を開くには、機能名の左側にある小さな三角形をクリックします。

    ヒント:

    指定のリリースごとに機能を表示する場合、異なるリリースに親または子機能を持つ機能は表示されません。

  4. ページ上部にあるコントロールは、次のとおりです。
    • リリース: 新しいリリースを選択するには、「リリース」リストから選択し、「設定」をクリックします。
    • 完了率を含む: 機能の数と完了率が、機能名の右側に表示されます。完了率を非表示または表示するには、「完了率を含む」で「はい」または「いいえ」を選択し、「設定」をクリックします。
    • リセット: レポートをデフォルト・ビューにリセットします。
    • すべて閉じる: ツリーを縮小します。
    • すべて開く: ツリーを拡張します。
    • 機能の作成: 新機能を作成できる「機能」ダイアログが表示されます。
  5. 機能を編集するには、それを選択します。「機能」ダイアログが表示されたら、適切なフィールドを編集して、「変更の適用」をクリックします。
  6. 機能を削除するには、それを選択します。「機能」ダイアログが表示されたら、「削除」をクリックします。

4.3.7.2 機能カレンダの表示

機能カレンダを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「カレンダ」タブをクリックします。

    カレンダ・ページには、機能がカレンダ形式で期日別または完了日別に表示されます。

    親機能が定義されている場合、カレンダ形式で期日または完了日が表示されます。

  4. ページ上部にあるコントロールは、次のとおりです。
    • リリース: 新しいリリースを選択するには、「リリース」リストから選択し、「設定」をクリックします。
    • 割当て先: 割当て先を選択して「設定」をクリックします。
    • リセット: カレンダをデフォルト表示にリセットします。
    • 機能の作成: 新機能を作成できる「機能」ダイアログが表示されます。
    • 前へ/次へ: 前月または翌月を表示します。
    • : カレンダを月別に表示します。
    • リスト: 日別のリスト形式でカレンダ・エントリを表示します。
  5. 機能を編集するには、それを選択します。「機能」ダイアログが表示されたら、適切なフィールドを編集して、「変更の適用」をクリックします。
  6. 機能を削除するには、それを選択します。「機能」ダイアログが表示されたら、「削除」をクリックします。

4.3.7.3 機能履歴レポートの表示

機能履歴レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「履歴」タブをクリックします。

    機能履歴レポートには、最近変更された機能の対話モード・レポートが表示されます。古い値と新しい値および更新者の情報などが含まれます。

  4. レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーの「アクション」メニューを使用します。レポートをデフォルト・ビューに戻すには、「リセット」をクリックします。
  5. 特定の機能を表示するには、機能名をクリックします。

4.3.7.4 機能進捗ログの表示

開発者は、「進捗」で、機能に関連付けられた完了済タスクを追跡できます。

機能進捗ログを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「進捗ログ」タブをクリックします。

    進捗ログ・ページは、進捗ログ・エントリの対話モード・レポートとして表示されます。

  4. レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーの「アクション」メニューを使用します。レポートをデフォルト・ビューに戻すには、「リセット」をクリックします。
  5. ログ・エントリを編集するには、進捗ノートの左側にある「編集」アイコンをクリックします。

4.3.7.5 機能フォーカス領域チャートの表示

フォーカス領域ページには、リリース別に定義されたフォーカス領域ごとの機能数のチャートが表示されます。

機能フォーカス領域チャートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「フォーカス領域」タブをクリックします。

    フォーカス領域ページには、リリース別に定義されたフォーカス領域ごとの機能数のチャートが表示されます。

  4. レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーの「アクション」メニューを使用します。レポートをデフォルト・ビューに戻すには、「リセット」をクリックします。
  5. フォーカス領域の名前を変更するには、次のステップを実行します。
    1. 「フォーカス領域の管理」をクリックします。
    2. 「フォーカス領域」を探し、「編集」アイコンをクリックします。
    3. 「変更後の名前」に編集内容を入力し、「変更の適用」をクリックします。

4.3.7.6 承認ステータスの表示

機能の承認ステータスを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「承認ステータス」タブをクリックします。

    承認ステータス・ページに、ステータスと説明が表示されます。新しいステータスを作成するには、「作成」をクリックします。

4.3.7.7 機能所有者チャートの表示

機能所有者チャートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「機能所有者」タブをクリックします。

    機能所有者ページには、所有者別の機能数のチャートが表示されます。

  4. チャートを変更するには、別のリリース、最小ステータスまたは最大ステータスを選択し、「設定」をクリックします。デフォルトのチャートに戻すには、「リセット」をクリックします。

4.3.8 機能に関連付けられたマイルストンの割当てまたは更新

「ユーティリティの選択」を使用して、マイルストンを機能に割り当て、機能の期日をマイルストン日付に設定し、期日を超過した機能のマイルストンを変更し、オープンな機能の期日をプッシュできます。

「ユーティリティの選択」にアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「ユーティリティ」タブをクリックします。
  4. 次のいずれかを選択し、「次へ」をクリックします。
    • マイルストンを機能(現在マイルストンが割り当てられていないもののみ)に割り当てます。
    • 機能の期日をマイルストン日付に設定します(機能のみに影響を及ぼす)。
    • オープンな機能の期限をプッシュします。
  5. 画面に表示されるステップに従います。