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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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10.5 フォームでのユーザー入力の検証

開発者は、検証および関連するエラー・メッセージを作成して、ユーザーが入力したデータを処理する前にチェックすることができます。

10.5.1 検証およびエラー・メッセージの作成について

検証を使用すると、ユーザーが入力したデータを処理前に確認できます。検証および関連するエラー・メッセージを作成したら、これらを特定のアイテムと関連付けることができます。検証エラー・メッセージをインライン表示(検証が実行されたページで表示)するか、個別のエラー・ページで表示するかを選択できます。

インラインのエラー・メッセージを作成するには、次のステップを実行します。

  • ステップ1 - 検証を作成し、エラー・メッセージ・テキストを指定します。詳細は、検証の理解を参照してください。

  • ステップ2 - 検証を特定のアイテムと関連付けます。

10.5.2 検証と特定のアイテムとの関連付け

アイテムを検証と関連付け、エラー・メッセージ・テキストを指定するには、次のステップを実行します。

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. ページ・デザイナで、左ペインの「プロセス」タブを選択します。
  3. 「検証中」で、関連付ける検証を選択します。

    プロパティ・エディタに検証属性が表示されます。

  4. 「検証」で、次の属性を編集します。
    • エラー、エラー・メッセージ - 検証に合格しないイベントで表示されるテキストを入力します。

    • エラー、表示位置 - この検証のエラー・メッセージが表示される位置を選択します。検証エラー・メッセージは、別のエラー・ページに表示したり、既存ページ内にインラインで表示することができます。インライン・エラー・メッセージは、ページ・テンプレートの一部として定義されている「関連付けられたアイテム」ラベルの下または通知領域内に表示されます。

    • エラー、関連付けられたアイテム - この検証エラー・メッセージが表示されるアイテムを選択します。

    ヒント:

    属性の詳細は、プロパティ・エディタで属性を選択し、中央ペインで「ヘルプ」タブをクリックして、参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

10.5.3 エラー・メッセージ表示位置について

エラー・メッセージ表示位置は、検証エラー・メッセージがどこに表示されるかを指定します。検証エラー・メッセージは、エラー・ページに表示したり、既存ページ内にインラインで表示できます。インライン・エラー・メッセージは、通知領域(ページ・テンプレートの一部として定義される)に表示したり、フィールド・ラベル内に表示できます。

残りのすべての検証を含むプロセスを停止するハード・エラーを作成する場合は、エラー・ページにエラーを表示する必要があります。