インストール失敗後のトラブルシューティングについて理解します。
インストールが成功した場合、インストールの終わり近くで次のメッセージ・バナーが表示されます。
Thank you for installing Oracle Application Express. Oracle Application Express is installed in the APEX_180100 schema.
再インストールするには、インストール・タイプに応じて、Oracle Application Expressデータベース・スキーマを削除するか、データベースからApplication Expressを完全に削除するスクリプトを実行する必要があります。
SYSDBA
ロールが指定されているSYS
として接続して、SQL> @apxremov.sql
コマンドを実行します。アップグレード・インストールが失敗した場合の、旧リリースのOracle Application Expressへの復旧について理解します。
アップグレード・インストールに失敗した場合は、Oracle Application Expressを元のリリースに戻してから、現行のリリースに関連付けられているスキーマを削除する必要があります。
親トピック: インストール失敗後のクリーンアップ
以前のリリースのApplication Expressがインストールされているかどうかを確認するには、次のステップを実行します。
親トピック: アップグレード・インストール失敗後の旧リリースへの復旧
imagesディレクトリを変更した場合、次のいずれかの方法で任意のリリースに戻します。
Oracle REST Data Servicesまたはmod_plsqlの場合:
イメージ・ディレクトリを変更した場合は、テキスト別名/i/
が元のリリースのイメージ・ディレクトリを指すように戻す必要があります。
埋込みPL/SQLゲートウェイの場合:
戻り先のリリース・ディレクトリからapex_epg_config.sql
を実行して、そのリリースのイメージをリストアします。戻り先リリースの『Oracle Applicationインストレーション・ガイド』を参照し、セクション「以前のリリースからアップグレードする場合のイメージ・ディレクトリの更新」を見つけます。
参照:
親トピック: アップグレード・インストール失敗後の旧リリースへの復旧
この項では、Oracle Application Expressの元のリリースに戻す方法を説明します。
親トピック: アップグレード・インストール失敗後の旧リリースへの復旧
以前のリリースに戻した後で、Oracle Application Express 18.1のスキーマを削除できます。
DROP USER APEX_180100 CASCADE;
を実行します。@remove_apx181_usr.sql
を実行します。親トピック: アップグレード・インストール失敗後の旧リリースへの復旧
SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、DROP USER APEX_180100 CASCADE;
を実行します。
非CDBからリリース18.1のスキーマを削除するには、次のステップを実行します。
SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBA
ロールが指定されているSYS
として接続して、SQL> @apxremov.sql
コマンドを実行します。
このセクションでは、データベースを削除せずに、Oracle Application Expressスキーマ、シノニムおよびユーザーをデータベースから削除する方法を説明します。
注意:
旧リリースのデータベースをアップグレードし、引き続き旧リリースのOracle Application Expressを使用する必要がある場合は、このステップを実行しないでください。旧リリースへの復旧については、「元のリリースに戻す」を参照してください。新規インストールまたはアップグレード・インストールが完了したかどうかわからない場合は、「インストールが失敗した後のクリーンアップ」のステップに従い、旧リリースのApplication Expressがデータベースに存在するかどうかを確認します。
データベースからOracle Application Expressを削除するには、次のステップを実行します。
参照:
親トピック: インストール失敗後のクリーンアップ