プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Expressインストレーション・ガイド
リリース18.1
E98589-01
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

C.4 インストール失敗後のクリーンアップ

インストール失敗後のトラブルシューティングについて理解します。

インストールが成功した場合、インストールの終わり近くで次のメッセージ・バナーが表示されます。

Thank you for installing Oracle Application Express.
Oracle Application Express is installed in the APEX_180100 schema.

再インストールするには、インストール・タイプに応じて、Oracle Application Expressデータベース・スキーマを削除するか、データベースからApplication Expressを完全に削除するスクリプトを実行する必要があります。

C.4.1 アップグレード・インストール失敗後の旧リリースへの復旧

アップグレード・インストールが失敗した場合の、旧リリースのOracle Application Expressへの復旧について理解します。

アップグレード・インストールに失敗した場合は、Oracle Application Expressを元のリリースに戻してから、現行のリリースに関連付けられているスキーマを削除する必要があります。

C.4.1.1 以前のリリースのOracle Application Expressがインストールされているかどうかの確認

以前のリリースのApplication Expressがインストールされているかどうかを確認するには、次のステップを実行します。

  1. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。次に例を示します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  2. SQL*Plusで次のコマンドを実行します。
    select username from dba_users
        where regexp_like(username,'(FLOWS|APEX)_\d{6}')
            and username <> (select table_owner from all_synonyms
            where synonym_name = 'WWV_FLOW'
            and owner = 'PUBLIC')
    

    問合せによってすべての行が戻される場合、データベースには以前のリリースのOracle Application Expressが含まれています。

C.4.1.2 imagesディレクトリを戻す

imagesディレクトリを変更した場合、次のいずれかの方法で任意のリリースに戻します。

  • Oracle REST Data Servicesまたはmod_plsqlの場合:

    イメージ・ディレクトリを変更した場合は、テキスト別名/i/が元のリリースのイメージ・ディレクトリを指すように戻す必要があります。

  • 埋込みPL/SQLゲートウェイの場合:

    戻り先のリリース・ディレクトリからapex_epg_config.sqlを実行して、そのリリースのイメージをリストアします。戻り先リリースの『Oracle Applicationインストレーション・ガイド』を参照し、セクション「以前のリリースからアップグレードする場合のイメージ・ディレクトリの更新」を見つけます。

C.4.1.3 元のリリースに戻す

この項では、Oracle Application Expressの元のリリースに戻す方法を説明します。

C.4.1.3.1 リリース1.5に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース1.5に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  3. 次を実行します。
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = FLOWS_010500;
    exec flows_010500.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','FLOWS_010500');
    
  4. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.2 リリース1.6に戻す

Oracle Application Expressをリリース1.6に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  3. 次を実行します。
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = FLOWS_010600;
    exec flows_010600.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','FLOWS_010600');
    
  4. 元のリリースに応じて、SQL*Plusで適切なコマンドを実行します。
  5. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.3 リリース2.0に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース2.0に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  3. 次を実行します。
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = FLOWS_020000;
    exec flows_020000.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','FLOWS_020000');
    
  4. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.4 リリース2.2に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース2.2に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  3. 次を実行します。
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = FLOWS_020200;
    exec flows_020200.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','FLOWS_020200');
    
  4. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.5 リリース3.0に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース3.0に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを3.0ソースのapexに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次を実行します。
    set define '^'
    
    @apexvalidate x x FLOWS_030000
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = FLOWS_030000;
    exec flows_030000.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','FLOWS_030000');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := flows_030000.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','FLOWS_030000');
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  5. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.6 リリース3.1に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース3.1に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを3.1ソースのapex/coreに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次のコマンドを実行します。
    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    @wwv_dbms_sql.plb
    
  5. 作業ディレクトリを3.1ソースのapexに変更します。
  6. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  7. 次を実行します。
    set define '^'
     
    @apexvalidate x x FLOWS_030100
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = FLOWS_030100;
    exec flows_030100.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','FLOWS_030100');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := flows_030100.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','FLOWS_030100');
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  8. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.7 リリース3.2に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース3.2に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを3.2ソースのapex/coreに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次のコマンドを実行します。
    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    @wwv_dbms_sql.plb
    
  5. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  6. 次を実行します。
    set define '^'
     
    @apexvalidate x x APEX_030200
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_030200;
    exec apex_030200.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_030200');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := apex_030200.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_030200')
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  7. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.8 リリース4.0に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース4.0に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  3. 次のコマンドを実行します。
    @wwv_flow_val.sql
    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    @wwv_dbms_sql.plb
    
  4. 作業ディレクトリを4.0ソースのapexに変更します。
  5. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  6. 次を実行します。
    set define '^'
    
    @apexvalidate x x APEX_040000
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040000;
    exec apex_040000.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_040000');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := apex_040000.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_040000');
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  7. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.9 リリース4.1に戻す

Oracle Application Expressを元のリリース4.1に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを4.1ソースのapex/coreに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次のコマンドを実行します。
    @wwv_flow_val.sql
    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    @wwv_dbms_sql.plb
    
  5. 作業ディレクトリを4.1ソースのapexに変更します。
  6. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  7. 次を実行します。
    set define '^'
     
    @apexvalidate x x APEX_040100
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040100;
    exec apex_040100.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_040100');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := apex_040100.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_040100');
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  8. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.10 非CDBでリリース4.2に戻す

非CDBでOracle Application Expressを元のリリース4.2に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを4.2ソースのapex/coreに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次のコマンドを実行します。
    alter session set current_schema = SYS;
     
    @core_sys_views.sql
     
    grant select on sys.wwv_flow_gv$session to APEX_040200;
     
    @wwv_flow_val.sql
    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    grant execute on wwv_dbms_sql to APEX_040200;
    @wwv_dbms_sql.plb
     
    begin
        dbms_utility.compile_schema('APEX_040200');
    end;
    /
    
  5. 作業ディレクトリを4.2ソースのapexに変更します。
  6. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  7. 次を実行します。
    set define '^'
     
    @apexvalidate x x APEX_040200
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200;
    exec apex_040200.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_040200');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := apex_040200.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_040200');
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  8. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.11 CDBでリリース4.2に戻す

CDBでOracle Application Expressを元のリリース4.2に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを4.2ソースのapex/coreに変更します。
  3. そのディレクトリに、apx42dgrd1.sqlという名前で、次から構成されている新しいテキスト・ファイルを作成します。
    alter session set current_schema = SYS;
     
    @core_sys_views.sql
     
    grant select on sys.wwv_flow_gv$session to APEX_040200;
     
    @wwv_flow_val.sql
    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    grant execute on wwv_dbms_sql to APEX_040200;
    @wwv_dbms_sql.plb
     
    begin
        dbms_utility.compile_schema('APEX_040200');
    end;
    /
    
  4. そのディレクトリに、apx42dgrd.sqlという名前で、次から構成されている2番目の新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'
     
    whenever sqlerror exit
     
    column :xe_home new_value OH_HOME NOPRINT
    variable xe_home varchar2(255)
     
    set serverout on
    begin
    -- get oracle_home
        sys.dbms_system.get_env('ORACLE_HOME',:xe_home);
        if length(:xe_home) = 0 then
            sys.dbms_output.put_line(lpad('-',80,'-'));
            raise_application_error (
                -20001,
                'Oracle Home environment variable not set' );
        end if;
    end;
    /
    whenever sqlerror continue
     
    set termout off
    select :xe_home from sys.dual;
    set termout on
     
    host ^OH_HOME/perl/bin/perl -I ^OH_HOME/rdbms/admin ^OH_HOME/rdbms/admin/catcon.pl -b apx42dgrd apx42dgrd1.sql
    
  5. SQL*Plusを起動し、Oracle Application ExpressがインストールされているデータベースのCDB$ROOTに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  6. 次のコマンドを実行します。
    @apx42dgrd.sql
    
  7. 作業ディレクトリを4.2ソースのapexに変更します。
  8. そのディレクトリに、apx42dgrd1.sqlという名前で、次の内容を持つ新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'
     
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
     
    @apexvalidate x x APEX_040200
     
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_040200;
    exec apex_040200.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_040200');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS;
    declare
        l_apex_version varchar2(30);
    begin
        l_apex_version := apex_040200.wwv_flows_release;
        dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_040200');
        dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
        validate_apex;
    end;
    /
    
  9. そのディレクトリに、apx42dgrd.sqlという名前で、次から構成されている2番目の新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'
     
    whenever sqlerror exit
     
    column :xe_home new_value OH_HOME NOPRINT
    variable xe_home varchar2(255)
     
    set serverout on
    begin
    -- get oracle_home
        sys.dbms_system.get_env('ORACLE_HOME',:xe_home);
        if length(:xe_home) = 0 then
            sys.dbms_output.put_line(lpad('-',80,'-'));
            raise_application_error (
                -20001,
                'Oracle Home environment variable not set' );
        end if;
    end;
    /
    whenever sqlerror continue
     
    set termout off
    select :xe_home from sys.dual;
    set termout on
     
    host ^OH_HOME/perl/bin/perl -I ^OH_HOME/rdbms/admin ^OH_HOME/rdbms/admin/catcon.pl -b apx42dgrd apx42dgrd1.sql
    
  10. SQL*Plusを起動し、Oracle Application ExpressがインストールされているデータベースのCDB$ROOTに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  11. 次を実行します。
    @apx42dgrd.sql
    
  12. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.12 非CDBでリリース5.0に戻す

非CDBでOracle Application Expressを元のリリース5.0に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを5.0ソースのapex/coreに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次のコマンドを実行します。
    alter session set current_schema = SYS;   
    
    @wwv_flow_val.sql 
    @wwv_flow_val.plb 
    
    begin
         dbms_utility.compile_schema('APEX_050000');
    end;
    / 
    
    set define '^'   
    @validate_apex x x APEX_050000
    
    begin
      for i in ( select owner, trigger_name
                   from sys.dba_triggers
                  where owner        =    'APEX_050000'
                    and trigger_name like 'WWV_FLOW_UPGRADE_%'
                  order by 1 )
      loop
        sys.dbms_output.put_line('Dropping trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name);
        execute immediate 'drop trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name;
      end loop;
    end;
    /
    
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_050000; 
    exec apex_050000.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_050000');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS; 
    drop context APEX$SESSION;
    create context APEX$SESSION using APEX_050000.WWV_FLOW_SESSION_CONTEXT;
    declare
         l_apex_version varchar2(30); 
         l_schemas sys.dbms_registry.schema_list_t;
    begin
         l_apex_version := apex_050000.wwv_flows_release;
         dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_050000');
         dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
         select username
           bulk collect into l_schemas
           from all_users
          where username in ('FLOWS_FILES','APEX_PUBLIC_USER','APEX_LISTENER','APEX_REST_PUBLIC_USER','APEX_INSTANCE_ADMIN_USER')
          order by 1;
         sys.dbms_registry.update_schema_list('APEX', l_schemas);
         validate_apex;
    end;
    /
  5. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.13 CDBでリリース5.0に戻す

CDBでOracle Application Expressを元のリリース5.0に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを5.0ソースのapex/coreに変更します。
  3. そのディレクトリに、apx50dgrd1.sqlという名前で、次から構成されている新しいテキスト・ファイルを作成します。
    alter session set current_schema = SYS;   
    
    @wwv_flow_val.sql 
    @wwv_flow_val.plb 
    
    begin
         dbms_utility.compile_schema('APEX_050000');
    end;
    / 
    
    set define '^'   
    @validate_apex x x APEX_050000
    
    begin
      for i in ( select owner, trigger_name
                   from sys.dba_triggers
                  where owner        =    'APEX_050000'
                    and trigger_name like 'WWV_FLOW_UPGRADE_%'
                  order by 1 )
      loop
        sys.dbms_output.put_line('Dropping trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name);
        execute immediate 'drop trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name;
      end loop;
    end;
    /
    
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_050000; 
    exec apex_050000.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_050000');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS; 
    drop context APEX$SESSION;
    create context APEX$SESSION using APEX_050000.WWV_FLOW_SESSION_CONTEXT;
    declare
         l_apex_version varchar2(30); 
         l_schemas sys.dbms_registry.schema_list_t;
    begin
         l_apex_version := apex_050000.wwv_flows_release;
         dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_050000');
         dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
         select username
           bulk collect into l_schemas
           from all_users
          where username in ('FLOWS_FILES','APEX_PUBLIC_USER','APEX_LISTENER','APEX_REST_PUBLIC_USER','APEX_INSTANCE_ADMIN_USER')
          order by 1;
         sys.dbms_registry.update_schema_list('APEX', l_schemas);
         validate_apex;
    end;
    /
  4. そのディレクトリに、apx50dgrd.sqlという名前で、次から構成されている2番目の新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'   
    whenever sqlerror exit   
    column :xe_home new_value OH_HOME NOPRINT 
    variable xe_home varchar2(255)   
    set serverout on 
    begin 
    -- get oracle_home     
    sys.dbms_system.get_env('ORACLE_HOME',:xe_home);     
    if length(:xe_home) = 0 then
        sys.dbms_output.put_line(lpad('-',80,'-'));         
        raise_application_error (-20001,'Oracle Home environment variable not set' );  
    end if; 
    end; 
    / 
    whenever sqlerror continue   
    set termout off 
    select :xe_home from sys.dual; 
    set termout on   
    host ^OH_HOME/perl/bin/perl -I ^OH_HOME/rdbms/admin ^OH_HOME/rdbms/admin/catcon.pl -b apx50dgrd apx50dgrd1.sql
    
  5. SQL*Plusを起動し、Oracle Application ExpressがインストールされているデータベースのCDB$ROOTに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog 
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA 
    Enter password: SYS_password 
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog 
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA 
    Enter password: SYS_password 
    
  6. 次のコマンドを実行します。
    @apx50dgrd.sql
    
  7. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.14 非CDBでリリース5.1に戻す

非CDBでOracle Application Expressを元のリリース5.1に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを5.1ソースのapex/coreに変更します。
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  4. 次のコマンドを実行します。
    alter session set current_schema = SYS;   
    
    @wwv_flow_val.sql 
    @wwv_flow_val.plb 
    
    begin
         dbms_utility.compile_schema('APEX_050100');
    end;
    / 
    
    set define '^'   
    @validate_apex x x APEX_050100
    
    begin
      for i in ( select owner, trigger_name
                   from sys.dba_triggers
                  where owner        =    'APEX_050100'
                    and trigger_name like 'WWV_FLOW_UPGRADE_%'
                  order by 1 )
      loop
        sys.dbms_output.put_line('Dropping trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name);
        execute immediate 'drop trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name;
      end loop;
    end;
    /
    
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_050100; 
    exec apex_050100.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_050100');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS; 
    drop context APEX$SESSION;
    create context APEX$SESSION using APEX_050100.WWV_FLOW_SESSION_CONTEXT;
    declare
         l_apex_version varchar2(30); 
         l_schemas sys.dbms_registry.schema_list_t;
    begin
         l_apex_version := apex_050100.wwv_flows_release;
         dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_050100');
         dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
         select username
           bulk collect into l_schemas
           from all_users
          where username in ('FLOWS_FILES','APEX_PUBLIC_USER','APEX_LISTENER','APEX_REST_PUBLIC_USER','APEX_INSTANCE_ADMIN_USER')
          order by 1;
         sys.dbms_registry.update_schema_list('APEX', l_schemas);
         validate_apex;
    end;
    /
  5. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.3.15 CDBでリリース5.1に戻す

CDBでOracle Application Expressを元のリリース5.1に戻すには、次のステップを実行します。

  1. imagesディレクトリを変更した場合、任意のリリースに戻します。
  2. 作業ディレクトリを5.1ソースのapex/coreに変更します。
  3. そのディレクトリに、apx51dgrd1.sqlという名前で、次から構成されている新しいテキスト・ファイルを作成します。
    alter session set current_schema = SYS;   
    
    @wwv_flow_val.sql 
    @wwv_flow_val.plb 
    
    begin
         dbms_utility.compile_schema('APEX_050100');
    end;
    / 
    
    set define '^'   
    @validate_apex x x APEX_050100
    
    begin
      for i in ( select owner, trigger_name
                   from sys.dba_triggers
                  where owner        =    'APEX_050100'
                    and trigger_name like 'WWV_FLOW_UPGRADE_%'
                  order by 1 )
      loop
        sys.dbms_output.put_line('Dropping trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name);
        execute immediate 'drop trigger '||i.owner||'.'||i.trigger_name;
      end loop;
    end;
    /
    
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_050100; 
    exec apex_050100.wwv_flow_upgrade.switch_schemas('APEX_180100','APEX_050100');
    ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYS; 
    drop context APEX$SESSION;
    create context APEX$SESSION using APEX_050100.WWV_FLOW_SESSION_CONTEXT;
    declare
         l_apex_version varchar2(30); 
         l_schemas sys.dbms_registry.schema_list_t;
    begin
         l_apex_version := apex_050100.wwv_flows_release;
         dbms_registry.downgrading('APEX','Oracle Application Express','validate_apex','APEX_050100');
         dbms_registry.downgraded('APEX',l_apex_version);
         select username
           bulk collect into l_schemas
           from all_users
          where username in ('FLOWS_FILES','APEX_PUBLIC_USER','APEX_LISTENER','APEX_REST_PUBLIC_USER','APEX_INSTANCE_ADMIN_USER')
          order by 1;
         sys.dbms_registry.update_schema_list('APEX', l_schemas);
         validate_apex;
    end;
    /
  4. そのディレクトリに、apx51dgrd.sqlという名前で、次から構成されている2つ目の新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'   
    whenever sqlerror exit   
    column :xe_home new_value OH_HOME NOPRINT 
    variable xe_home varchar2(255)   
    set serverout on 
    begin 
    -- get oracle_home     
    sys.dbms_system.get_env('ORACLE_HOME',:xe_home);     
    if length(:xe_home) = 0 then
        sys.dbms_output.put_line(lpad('-',80,'-'));         
        raise_application_error (-20001,'Oracle Home environment variable not set' );  
    end if; 
    end; 
    / 
    whenever sqlerror continue   
    set termout off 
    select :xe_home from sys.dual; 
    set termout on   
    host ^OH_HOME/perl/bin/perl -I ^OH_HOME/rdbms/admin ^OH_HOME/rdbms/admin/catcon.pl -b apx51dgrd apx51dgrd1.sql
    
  5. SQL*Plusを起動し、Oracle Application ExpressがインストールされているデータベースのCDB$ROOTに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog 
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA 
    Enter password: SYS_password 
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog 
    SQL> CONNECT SYS as SYSDBA 
    Enter password: SYS_password 
    
  6. 次のコマンドを実行します。
    @apx51dgrd.sql
    
  7. 次の項「Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除」を参照してください。

C.4.1.4 Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除

以前のリリースに戻した後で、Oracle Application Express 18.1のスキーマを削除できます。

C.4.1.4.1 非CDBからの、Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除

SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、DROP USER APEX_180100 CASCADE; を実行します。

非CDBからリリース18.1のスキーマを削除するには、次のステップを実行します。

  1. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  2. 次のコマンドを実行します。
    DROP USER APEX_180100 CASCADE;
    

    Oracle Application Express 18.1のスキーマを削除したら、再度アップグレードを試行できます。

C.4.1.4.2 CDBからの、Oracle Application Expressリリース18.1のスキーマの削除

テキスト・ファイルを作成し、SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、@remove_apx181_usr.sqlを実行します。

CDBからリリース18.1のスキーマを削除するには、次のステップを実行します。

  1. remove_apx181_usr1.sqlという名前で、次の内容を持つ新しいテキスト・ファイルを作成します。
    alter session set current_schema = SYS;
    drop user APEX_180100 cascade;
    
  2. remove_apx181_usr.sqlという名前で、次の内容を持つ2つ目の新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'
    whenever sqlerror exit
    column :xe_home new_value OH_HOME NOPRINT
    variable xe_home varchar2(255)
     
    set serverout on
    begin
    -- get oracle_home
        sys.dbms_system.get_env('ORACLE_HOME',:xe_home);
        if length(:xe_home) = 0 then
            sys.dbms_output.put_line(lpad('-',80,'-'));
            raise_application_error (
                -20001,
                'Oracle Home environment variable not set' );
        end if;
    end;
    /
    whenever sqlerror continue
     
    set termout off
    select :xe_home from sys.dual;
    set termout on
     
    host ^OH_HOME/perl/bin/perl -I ^OH_HOME/rdbms/admin ^OH_HOME/rdbms/admin/catcon.pl -b remove_apx51_usr remove_apx51_usr1.sql
    
  3. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  4. 次のコマンドを実行します。
    @remove_apx181_usr.sql
    

    Oracle Application Express 181のスキーマを削除したら、再度アップグレードを試行できます。

C.4.2 Oracle Application Expressのデータベースからの削除

SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続して、SQL> @apxremov.sqlコマンドを実行します。

このセクションでは、データベースを削除せずに、Oracle Application Expressスキーマ、シノニムおよびユーザーをデータベースから削除する方法を説明します。

注意:

旧リリースのデータベースをアップグレードし、引き続き旧リリースのOracle Application Expressを使用する必要がある場合は、このステップを実行しないでください。旧リリースへの復旧については、「元のリリースに戻す」を参照してください。新規インストールまたはアップグレード・インストールが完了したかどうかわからない場合は、「インストールが失敗した後のクリーンアップ」のステップに従い、旧リリースのApplication Expressがデータベースに存在するかどうかを確認します。

データベースからOracle Application Expressを削除するには、次のステップを実行します。

  1. 作業ディレクトリを、Oracle Application Expressソフトウェアを解凍したapexディレクトリに変更します。
  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
      
  3. 次のコマンドを実行します。
    SQL> @apxremov.sql
    
  4. apxremov.sqlを使用してApplication Expressを正常に削除した後で、現行のSQL*Plusセッションを終了し、apexins.sqlによる追加インストールを試行する前に再接続する必要があります。