8 Microsoft Exchangeコネクタのトラブルシューティング
これらは、Exchangeコネクタに関する問題の解決方法です。
表8-1に、Exchangeコネクタに関して発生する一般的な問題の解決方法を示します:
表8-1 一般的なコネクタ問題のトラブルシューティング
問題の説明 | 解決方法 |
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Exchangeコネクタが次のエラーをスローします。
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コネクタは「ユーザー・ログオン名」フィールドに指定された値を使用して、Active Directory (AD)ユーザーが作成されたドメイン・コントローラを取得しようとします。 この値はADプロビジョニング中に、「ユーザー・プリンシパル名」フィールドで指定された値と同じである必要があります。一致しない場合、コネクタはこのエラーをスローします。これら2つのフィールドに指定された値が同じであることを確認してください。 |
Exchangeコネクタが情報をログに記録しません。ConnectorServer.exe.Configファイルでコネクタのロギングは有効化されています。<add name="ExchangeSwitch" value="4" />の行は追加され、コネクタ・サーバーは再起動済みです。 |
ConnectorServer.exe.Configファイルに指定されたログ・ファイルの場所と名前が有効であることを確認してください。 また、コネクタ・サーバーを実行しているユーザーがログ・ファイルの書込み権限を持っていることを確認してください。 その後、コネクタ・サーバーを再起動します。 |
Exchangeコネクタが次のエラーをスローします。
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問題はExchange Connector Server ITリソースのTimeout設定によって引き起こされています。この問題を解決するには、Exchange Connector Server ITリソースのTimeoutパラメータに指定された値を増やします。このパラメータの詳細は、「コネクタ・サーバーのためのITリソースの作成」を参照してください。 |