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Oracle® SQL Developer Oracle TimesTen In-Memory Databaseサポート・ユーザーズ・ガイド
リリース19.1
F25667-01
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新機能

この項では、Oracle SQL Developerリリース19.1でサポートされているTimesTen In-Memory Databaseの新機能の概要を示します。機能の中には、TimesTen Scaleoutでのみサポートされるものがあります。TimesTen Scaleoutでのみサポートされている機能は、そのように記述しています。


注意:

このドキュメントでは、次のようになっています。
  • クラシック・モードのOracle TimesTen In-Memory Databaseは、TimesTen Classicと呼ばれ、単一インスタンスのレプリケート・データベースを指します(旧リリースと同様)。

  • グリッド・モードのOracle TimesTen In-Memory Databaseは、TimesTen Scaleoutと呼ばれ、複数インスタンスの分散データベースを指します。TimesTen Scaleoutは相互に接続されたホストのグリッドとなり、これらのホストで実行されているインスタンスが連携して、高速アクセス、フォルト・トレランスおよびインメモリー・データに対する高可用性を実現します。グリッドには1つ以上のデータベースが含まれ、各データベースは、そのグリッドのすべてのインスタンス間で分散されます。

  • TimesTen単独では、クラシック・モードとグリッド・モードの両方を指します(TimesTenのユーティリティ、リリース、ディストリビューション、インストール、データベースによって実行されるアクション、データベース内の機能を指す場合など)。


SQL Developerリリース19.1の新機能

TimesTen Scaleoutリリース18.1.2.1以上でサポートされている機能は次のとおりです。

  • データベースの停止またはアンロードの操作では、ユーザー接続の終了を最初に試みて失敗した場合にすべてのユーザー接続が強制的に切断されるようにすることを選択できます。

TimesTen Scaleoutリリース18.1.1.3以上でサポートされている機能は次のとおりです。

  • 「接続詳細」ダイアログに、選択した接続の要素、ホスト、インスタンス、接続名、プロセスIDおよび接続タイプに関する情報が表示されるようになりました。

SQL Developerリリース18.2の新機能

  • すでに作成済の表を変更できます。詳細は、「表の編集」を参照してください。

TimesTen In-Memory Databaseリリース18.1以上でサポートされている機能:

  • SQL Developerを使用して、TimesTen ScaleoutグリッドおよびTimesTen Scaleoutデータベースを操作できます。詳細は、「TimesTen Scaleoutの使用」を参照してください。TimesTen Scaleoutの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイド』を参照してください。

SQL Developerリリース4.0の新機能

  • TimesTenデータベースに接続するために名前付き接続を作成する場合、「ユーザー指定」接続タイプは、「詳細」と呼びます。

  • 「データベース接続の作成/選択」ダイアログで、「自動コミット」オプションを直接設定できます。この新規の自動コミットオプションは、接続レベルに設定されます。前のリリースでは、自動コミット・オプションは実行インスタンス・レベルに設定されていました。

  • TimesTenデータベースに接続する新しい「簡易クライアント/サーバー」接続タイプがあります。この新しい接続タイプを使用すると、クライアントDSNを定義する必要なく、ローカルおよびリモートTimesTenデータベースに接続できます。詳細は、「簡易クライアント/サーバー」を参照してください。

TimesTenリリース11.2.2.5以上でサポートされている機能:

  • ttStatsスナップショットを取得して、2つのスナップショットを比較するttStatsレポートを生成できます。ttStatsスナップショットは、パフォーマンス・メトリックの収集です。TimesTenによって、TimesTenシステム表、システム・ビューおよび組込みプロシージャからパフォーマンス・メトリックが収集されます。詳細は、「TimesTenパフォーマンス・メトリックの使用」を参照してください。

  • 新しい事前定義されたパフォーマンス・レポートがあります。パフォーマンス・レポートは、TimesTenデータベースの統計情報および統計スナップショットを示すレポートです。これらのレポートは、「TimesTenレポート」「パフォーマンス」カテゴリで使用可能です。詳細は、「パフォーマンス」を参照してください。

TimesTenリリース11.2.2.4以上でサポートされている機能:

  • SQL Developerでは、TimesTen索引アドバイザをサポートしており、SQLワークロードを評価して索引を推奨します。TimesTen索引アドバイザの推奨する索引によって、次のパフォーマンスを向上させることができます: 結合、単独表スキャンおよびORDER BYまたはGROUP BYの操作。詳細は、「TimesTen索引アドバイザの使用」を参照してください。

  • パラレル・スレッドを使用して、キャッシュ・グループまたはキャッシュ表を作成することなく、OracleデータベースからTimesTenデータベースにデータをロードできます。詳細は、「OracleデータベースからTimesTenデータベースへのデータのロード」を参照してください。