- 改訂履歴
- 概要
- 機能のサマリー
- 人事管理
-
- グローバル人事管理
- ジャーニ
-
- ジャーニ作成機能
- ジャーニの検討
- ジャーニの割当
- ライブラリからジャーニへのタスクの追加
- アドホック・タスクの作成およびジャーニへの追加
- 「自分のジャーニ」ページの拡張
- 個人ジャーニの管理
- 個人ジャーニの編集
- 個人ジャーニの削除
- シード済ジャーニ
- ジャーニ・テンプレート構成時の追加のアプリケーション・タスク
- 休暇欠勤イベントに対するジャーニの自動トリガー
- 安全衛生イベントに対するジャーニの自動トリガー
- 採用イベントに対するジャーニの自動トリガー
- タレント・イベントに対するジャーニの自動トリガー
- 学習イベントに対するジャーニの自動トリガー
- イベント・ベースのジャーニで使用可能なすぐに使用できるアラート・テンプレート
- 追加のジャーニ・カテゴリ
- チェックリスト・コンソールを使用した割当済ジャーニの詳細のモニター
- 外部URLタスク・タイプでの追加アプリケーション・リンク機能の使用
- 雇用
-
- 「ビジネス・タイトル」値リストに追加された追加属性
- 「ローカルおよびグローバル異動」と「アサイメントの追加」のフローにおけるソース・アサイメントのアサイメント・ステータスの選択
- グローバル臨時アサイメント変更中におけるソース・アサイメントでの直属の部下の保持
- 有効日の変更時に雇用フローの「給与」セクションにおけるユーザー変更を保持
- 雇用プロセス中におけるアサイメント・ベースの文書レコードの管理
- 雇用承認ルールに追加された追加アサイメント属性およびマネージャ・タイプ属性
- アサイメントDFFおよびEFFに追加された追加フレックスフィールド・パラメータ
- 交渉団体の参照値が多い場合のHDLおよびHSDLを使用した就業者のロード
- 文書レコード
- ワークフォース・ストラクチャ
- オートコンプリート
- 個人
- 人事管理の置き換えられた機能または削除された機能
- フランスの人材管理
- グローバル給与インタフェース
- グローバル人事管理
- ワークライフ・ソリューション
- HRの最適化
- 重要な処理および考慮事項
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年6月3日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloud Applications」→「Human Capital Management」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
「ローカルおよびグローバル異動」と「アサイメントの追加」のフローにおけるソース・アサイメントのアサイメント・ステータスの選択 |
||||||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
新しいジャーニを作成したり、既存のジャーニを変更して、それを個人ジャーニ・ライブラリに保存できるようになりました。
この機能についての注意点は次のとおりです。
- 新しいジャーニを作成できるのは、ライン・マネージャとHR担当者のみです。
- ジャーニ作成の一部としてタスクを編集または削除できます。ただし、タスクを削除しても確認メッセージは表示されません。
- ドラッグ・ハンドルを使用してタスクを目的の位置にドラッグすることにより、タスクを並べ替えることができます。
- タスク・ライブラリから選択したタスクを編集する場合、そのタスクを個人タスク・ライブラリに保存することを選択できます。
- アドホック・タスクを作成する場合、そのタスクを個人タスク・ライブラリに保存することを選択できます。
- 現在、個人タスク・ライブラリに保存されているタスクを表示する機能は用意されていません。したがって、個人タスク・ライブラリ内のタスクを編集したり、削除することはできません。ただし、割り当てられたジャーニに新しいタスクを追加したり、新しい個人ジャーニを作成するときに、個人タスク・ライブラリからタスクを選択できるようになります。
- このページを使用して作成されたジャーニでは、このようなジャーニが誰かに割り当てられたときには常にアラートベースの通知が送信されます。この場合、デフォルトのアラート・テンプレートが使用され、カスタム・アラート・テンプレートを選択する機能は用意されていません。アラートは、ジャーニが割り当てられたときにはジャーニ割当先に送信され、タスクが割り当てられたときにはタスク実行者に送信されます。
この機能を使用すると、必要に応じてジャーニを作成したり、変更できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
既存のジャーニ・テンプレートを検討して、他者または自分に割り当てることができるようになりました。ジャーニ・カードをクリックすると、読取り専用ページにジャーニ・タスクを表示できます。
この機能についての注意点は次のとおりです。
- 「検討」タブは、ライン・マネージャとHR担当者のみが使用できます。
- 「検討」タブには、グローバル・ジャーニ・テンプレートと個人ジャーニ・テンプレートの両方が表示されます。
- サインインしたユーザーによって作成された個人ジャーニが少なくとも1つある場合、デフォルトのフィルタは個人ジャーニになります。
様々なジャーニを検討し、最も適したものを見つけます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
使用可能なジャーニのリストから既存のジャーニを割り当てることができます。使用可能なジャーニのリストには、事前定義されたグローバル・ジャーニと自分が保存した個人ジャーニの両方が含まれます。
次に示すいずれかのオプションを使用して、ジャーニを他者に割り当てることができます。
- 「検討」タブのジャーニ・カードで「他者に割当」アイコンをクリックします。
- 「検討」タブでジャーニ・カードをクリックします。これにより、ジャーニ・タスクをリストする読取り専用ページが表示されます。「ジャーニの割当」をクリックします。
ライン・マネージャまたはHR担当者である場合、次のいずれかのオプションを使用して、ジャーニを自分に割り当てることができます。
- 「検討」タブのジャーニ・カードで「処理」メニューをクリックし、「自分のジャーニに追加」を選択します。
- 「検討」タブでジャーニ・カードをクリックします。これにより、ジャーニ・タスクをリストする読取り専用ページが表示されます。「自分のジャーニに追加」をクリックします。
必要に応じてジャーニを割り当てます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
次のシナリオでは、タスク・ライブラリからタスクを追加する機能を活用します。
- 個人ジャーニの作成および編集
- 選択したタスクを個人タスク・ライブラリに保存することを選択できます。
- 現在、個人タスク・ライブラリに保存されているタスクを別個に表示する機能は用意されていません。したがって、個人タスク・ライブラリ内のタスクを編集したり、削除することはできません。ただし、割り当てられたジャーニに新しいタスクを追加したり、新しい個人ジャーニを作成するときに、個人タスク・ライブラリからタスクを選択できるようになります。
- 割り当てられたジャーニの管理
- タスクは、システム日付でタスク実行者に割り当てられます。
個人ジャーニを作成または編集するとき、および割り当てられたジャーニを管理するときには、すべてのタスク・タイプをタスク・ライブラリから選択して追加できます。ただし、次の表に示すように、処理およびタスク・タイプに応じて特定の属性のみを変更できます。
処理 |
変更できる属性 |
タスクをジャーニに追加した後に変更できる属性 |
---|---|---|
|
|
|
|
|
|
前述のシナリオには次の項目が適用されます。
- ライブラリから追加されたタスクに先行タスクを追加することはできません。
- 追加された新しいタスクは、ジャーニのタスク・リストの最後に表示されます。
- ジャーニ・ページのタスクのノート・フィールドでは、リッチ・テキスト・エディタがサポートされていません。そのため、ライブラリ・タスクの一部であるノートは、HTMLタグ付きでノート・フィールドに表示されます。
- 割り当てられたジャーニで実行者に割り当てられたタスクは編集できません。ただし、削除することはできます。
この機能を使用すると、必要に応じてタスクを追加できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
次のシナリオでは、アドホック・タスクを追加する機能を活用します。
- 個人ジャーニを作成するとき
- 個人ジャーニを編集するとき
- 割り当てられたジャーニを管理するとき
前述のシナリオには次の項目が適用されます。
- 新しいタスクの作成時に構成できるのは、タイプ「文書」、「外部URL」、「手動」および「ビデオ」のタスクのみです。
- 選択したタスクを個人タスク・ライブラリに保存することを選択できます。
- 現在、個人タスク・ライブラリに保存されているタスクを別個に表示する機能は用意されていません。したがって、個人タスク・ライブラリ内のタスクを編集したり、削除することはできません。ただし、割り当てられたジャーニに新しいタスクを追加したり、新しい個人ジャーニを作成するときに、個人タスク・ライブラリからタスクを選択できるようになります。
- 新しく追加されたアドホック・タスクに先行タスクを追加することはできません。
- 追加された新しいタスクは、ジャーニのタスク・リストの最後に表示されます
- ジャーニ・ページのタスクのノート・フィールドでは、リッチ・テキスト・エディタがサポートされていません。
- 割り当てられたジャーニで実行者に割り当てられたタスクは編集できません。ただし、削除することはできます。
個人ジャーニを作成したり編集するとき、または割り当てられたジャーニを管理するときに、アドホック・タスクを追加します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
「自分のジャーニ」ページの検索およびフィルタ機能が強化されてビジュアル・キューが示されるようになり、ジャーニの検索と操作が簡単になりました。キーワード検索を使用すると、ジャーニ名を横断して検索できます。
ジャーニをすばやく検索してアクセスできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
ジャーニの「検討」タブを使用して、個人ジャーニを表示したり、割り当てることができます。個人ジャーニを作成するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 既存のグローバル・ジャーニ・テンプレートを選択し、要件に従って変更します
- 既存の個人ジャーニ・テンプレートを選択し、要件に従って変更します
- 必要な詳細を備えた新しいジャーニ・テンプレートを作成します
他の重要な注意点は次のとおりです。
- 個人フィルタ・チップが表示されるのは、サインインしたユーザーに個人ジャーニが少なくとも1つある場合のみです。
- サインインしたユーザーに個人ジャーニが少なくとも1つある場合、「検討」タブにはデフォルトで個人フィルタ・チップが表示されます。
- 個人ジャーニは、「検討」タブから編集または削除できます。
- サインインしたユーザーのみが、自分の個人ジャーニの表示、割当および管理を行うことができます。
- 「チェックリスト・テンプレート」設定ページから個人ジャーニを表示したり、管理することはできません。
より迅速かつ容易に個人ジャーニを管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して、個人ジャーニを割り当てたり、更新することはできません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
保存した個人ジャーニを変更する機能を利用します。「検討」タブの「ジャーニの編集」オプションを使用して、ジャーニを編集します。
変更したジャーニでタスクを追加、編集、削除したり、並べ替えることができます(ドラッグ・ハンドルを使用)。タスクを削除しても、確認メッセージは表示されないことに注意してください。
この機能を使用すると、必要に応じてジャーニの詳細を変更できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- この21C新機能のライブラリからジャーニへのタスクの追加およびアドホック・タスクの作成およびジャーニへの追加も参照してください
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
個人ジャーニのリストに関連するジャーニのみが含まれるように、使用しなくなったジャーニを削除できます。個人フィルタ・チップでは、ジャーニ・ユーザー・インタフェースから作成したジャーニのみが表示されます。削除できるのは、自分の個人ジャーニのみです。「ジャーニの削除」オプションを使用して、ジャーニを削除できます。
関連するジャーニのみを表示し、個人ジャーニ・ライブラリをより効率的に管理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
集計権限および機能権限 |
---|---|---|
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE _ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT _WORKER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING _WORKER_ABSTRACT |
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS _JOURNEY_BY _WORKER |
集計権限
機能権限
|
ライン・マネージャORA_PER_LINE_ MANAGER_ABSTRACT |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_ MANAGER |
集計権限
機能権限
|
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_SPECIALIST_ JOB |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_ MANAGE_ JOURNEY_BY_HR |
集計権限
機能権限
|
人事管理アナリスト ORA_PER_HUMAN_ RESOURCE_ANALYST_JOB |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_ JOURNEY |
集計権限
機能権限
|
シード済ジャーニを活用し、それらを変更することで、ビジネス要件に応じて固有のジャーニを作成できるようになりました。
次のシード済ジャーニ・テンプレートを複製できます。
シード済ジャーニ | カテゴリ |
---|---|
Oracle - 子の追加ジャーニ |
オンボーディング |
Oracle - HCMプロファイルの完了 |
オンボーディング |
Oracle - インシデント車両 |
安全衛生 |
Oracle - 会社内異動ジャーニ |
オンボーディング |
Oracle - 海外アサイメントへのジャーニ |
オンボーディング |
Oracle - 追加ロールの引受けへのジャーニ |
オンボーディング |
Oracle - 新婚 |
個人 |
Oracle - 学習レコード・アクティブ化 |
学習 |
Oracle - 長期非疾病休暇 |
休暇欠勤 |
Oracle - 長期疾病休暇 |
休暇欠勤 |
Oracle - オンボーディング・ジャーニ |
エンタープライズ・オンボーディング |
Oracle - オンボーディング・プロセス |
エンタープライズ・オンボーディング |
Oracle - オフボーディング・ジャーニ |
オフボーディング |
Oracle - 育児休暇 |
休暇欠勤 |
Oracle - パフォーマンス改善ガイドライン |
タレント管理 |
Oracle - 昇格・昇進ジャーニ |
オンボーディング |
Oracle - 休暇から復職 |
オンボーディング |
Oracle - 職場への復帰 |
エンタープライズ・オンボーディング |
Oracle - 人員削減または一時解雇 |
オフボーディング |
Oracle - 転勤ジャーニ |
オンボーディング |
Oracle - 安全な出張 |
オンボーディング |
Oracle - 疾病休暇 |
休暇欠勤 |
Oracle - 後任準備 |
タレント管理 |
Oracle - ウイルスまたは傷害(疾病/負傷) |
安全衛生 |
これにより、構成の労力が最小限に抑えられ、効率が向上します。
有効化のステップ
- 「下書き」フィルタを有効にして、シード済ジャーニ・テンプレートを検索します。
- テンプレートを複製し、一意の名前を指定します。
- 複製したテンプレートをクリックし、ビジネス要件に従ってテンプレートを変更します。
- このジャーニを自動的にトリガーする必要がある場合は、処理またはイベントを構成する必要があります。
- 変更を保存します。
- テンプレート・ステータスを「アクティブ」に変更します。これで、ジャーニ・テンプレートを使用する準備ができました。
ヒントと考慮事項
- シード済ジャーニ・テンプレートはすべて、Oracle -で始まり、「下書き」ステータスで使用できます。
- シード済ジャーニを編集することはできません。
- 処理またはイベントが構成されているシード済ジャーニ・テンプレートはありません。
- 処理もイベントも構成しない場合、このジャーニが自動的に割り当てられることはありません。ただし、手動割付に使用することはできます。
- テンプレートを複製し、ビジネス要件に従って変更できます。
主なリソース
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニ・テンプレート構成時の追加のアプリケーション・タスク
タイプ「アプリケーション・タスク」のジャーニ・タスクを構成する際に、クイック処理の拡張リストを使用できるようになりました。これらのクイック処理は、選択したタスク実行者に基づきます。
タスク実行者に基づいて、より簡単に関連するクイック処理にアクセスできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ユーザーがクラシック・ページではなくレスポンシブ・ページにナビゲートするようにする場合は、必要なプロファイル・オプションが有効になっていることを確認してください。
- サンドボックスを使用して「ツール」→「構成」メニューでクイック処理が有効になっていることを確認する必要があります。
- 21B以降、ジャーニ・テンプレートでアプリケーション・タスクを構成するユーザーに個人レコードを関連付ける必要があります。たとえば、個人レコードが関連付けられていないユーザーについては、次に示すクイック処理が、アプリケーション・タスク値リストに表示されません。
- アクティビティ
- 追加アサイメント情報
- 追加個人情報
- 連絡先情報
- 文書レコード
- 雇用情報
- 家族および緊急連絡先
- ID情報
- 自分の報酬
- 自分のプロファイル
- 外部アプリケーション用個人識別子
- 個人詳細
- プリファレンス
主なリソース
-
ロール別の使用可能なアプリケーション・タスクの詳細は、My Oracle Supportのドキュメント、Application Tasks in Journey Templates - (ドキュメントID 2776533.1)を参照してください。
-
プロファイル・オプションの作成および有効化の詳細は、My Oracle Supportのドキュメント、HCM Responsive User Experience Setup Information - (ドキュメントID 2399671.1)を参照してください。
- チェックリスト・タスクの詳細は、Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」、チェックリスト・タスクを参照してください。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
休暇欠勤に関連するイベントに基づいて、ジャーニを自動的にトリガーできるようになりました。ジャーニ・テンプレートの設定中に「条件ビルダー」を使用して、休暇欠勤属性を含む条件を構成します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
条件を構成するために使用できる休暇欠勤イベントは次のとおりです。
- 休暇欠勤エントリ
式を構成するために使用できる休暇欠勤属性は次のとおりです。
- 休暇欠勤ステータス
- 休暇欠勤タイプ
- 休暇欠勤タイプ事由
- 承認ステータス
- 期間
- 前の承認ステータス
- 前の休暇欠勤ステータス
- 前の期間
複数の式を組み合せてグループを作成できます。ORまたはANDコネクタを使用して複数のグループを接続し、条件を作成できます。条件を作成する方法は次のとおりです。
- 「設定および保守」で、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。
- チェックリストの詳細を入力します。
- 「処理およびイベント」タブをクリックします。
- 「イベントの構成」セクションで、「追加」をクリックし、名前値リストで「休暇欠勤エントリ」を選択してイベントの属性を構成します。
- 「編集」アイコンをクリックして、「条件ビルダー」を表示します。
- 属性、演算子、オペランド・タイプおよびオペランド値を指定して、条件グループを作成します。
- 「OK」をクリックします。
- 「保存」または「保存してクローズ」をクリックします。
個人の雇用ライフ・サイクルにおける追加イベントのジャーニを自動的に割り当てます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」、チェックリスト・テンプレート。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
安全衛生インシデントに関連するイベントに基づいて、ジャーニを自動的にトリガーできるようになりました。ジャーニ・テンプレートの設定中に「条件ビルダー」を使用して、安全衛生属性を含む条件を構成します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
条件を構成するために使用できる安全衛生イベントは次のとおりです。
- 安全衛生インシデント
式を構成するために使用できる安全衛生属性は次のとおりです。
- インシデント・イベント
個人の雇用ライフ・サイクルにおける追加イベントのジャーニを自動的に割り当てます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- この21C新機能の次の機能 - 休暇欠勤イベントに対するジャーニの自動トリガー
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」、チェックリスト・テンプレート
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
採用に関連するイベントに基づいて、ジャーニを自動的にトリガーできるようになりました。ジャーニ・テンプレートの設定中に「条件ビルダー」を使用して、採用属性を含む条件を構成します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
条件を構成するために使用できる採用イベントは次のとおりです。
-
内部ジョブ応募送信済
式を構成するために使用できる採用属性は次のとおりです。
- 採用タイプ
- ジョブ等級
この機能を使用すると、個人の雇用ライフ・サイクル中に発生する特定のイベントに対してジャーニをトリガーできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- この21C新機能の次の機能 - 休暇欠勤イベントに対するジャーニの自動トリガー
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」、チェックリスト・テンプレート
タレント管理に関連するイベントに基づいて、ジャーニを自動的にトリガーできるようになりました。ジャーニ・テンプレートの設定中に「条件ビルダー」を使用して、タレント属性を含む条件を構成します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
イベント | 属性 |
---|---|
パフォーマンス評点 |
|
ボックス割当 |
|
離職のリスク |
|
後任準備 |
|
イベントおよび関連属性
この機能を使用すると、個人の雇用ライフ・サイクル中に発生する特定のイベントに対してジャーニをトリガーできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
学習のアクティブ化および完了に関連するイベントに基づいて、ジャーニを自動的にトリガーできるようになりました。ジャーニ・テンプレートの設定中に「条件ビルダー」を使用して、学習レコード・アクティブ化および学習レコード完了の属性を含む条件を構成します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
イベント | 属性 |
---|---|
学習レコード・アクティブ化 |
|
学習レコード完了 |
|
イベントおよび関連属性
この機能を使用すると、個人の雇用ライフ・サイクル中に発生する特定のイベントに対してジャーニをトリガーできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- 21C新機能の次の機能:
- タレント管理のHCMジャーニ・ワークフローでの学習レコード変更イベントの使用
- 人事管理の休暇欠勤イベントに対するジャーニの自動トリガー
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」、チェックリスト・テンプレート
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
イベント・ベースのジャーニで使用可能なすぐに使用できるアラート・テンプレート
イベントに基づいて構成されたジャーニで使用可能になったシード済アラート・テンプレートを使用して、重要な処理をユーザーに通知できます。
- シード済アラート・テンプレートをそのまま使用することも、デフォルトを上書きすることもできます。デフォルトを上書きするには、「設定および保守」で「HCMアラートの管理」タスクに移動します。テンプレートを変更するシード済アラートを検索します。「テンプレートの追加」をクリックして、要件に従ってテンプレートを作成します。
- このカスタム・アラート・テンプレートをジャーニまたはタスクの適切な通知に関連付ける必要があります。
- ジャーニ・レベルのアラート・テンプレートはすべて、「チェックリスト・テンプレート」→特定のテンプレート→「メッセージ」タブで関連付けることができます。
- タスク・レベルのアラート・テンプレートはすべて、「チェックリスト・テンプレート」→特定のタスク→「通知とリマインダ」タブ→「通知テンプレート上書き」セクションで関連付けることができます。
ノート: 「チェックリスト・テンプレート」→「プロパティの表示」の「チェックリストが強制完了したときに通知を送信します」が有効になっている場合にトリガーされる「割当先のジャーニ強制クローズ済」アラートについては、常にシード済アラート・テンプレートが使用されます。現在、上書きテンプレートを構成することはできません。ただし、必要に応じてシード済テンプレートを変更できます。
ノート: 21Cより前のリリースからの、個人イベントに基づくジャーニ・テンプレートがある場合、ジャーニについて送信される通知には明らかな違いがあります。BIP通知のかわりに、このようなジャーニについてはアラートが送信されるようになります。
イベント・ベースのジャーニに関する強化された通知を使用して、エンド・ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- これは、休暇欠勤、安全衛生、学習、個人、採用およびタレントのイベントに基づくジャーニにのみ適用されます。
- 前述のイベントに基づいてトリガーされるジャーニについては、BIP通知はサポートされていません。
- 雇用処理に基づいてジャーニが割り当てられた場合、これらのアラートはトリガーされません。このシナリオでは、BIP通知が引き続き使用されます。雇用処理に基づいてトリガーされるジャーニに関する既存のBIP通知は影響を受けません。
- これらのアラート通知およびBIP通知のリンクをクリックすると、ADFベースのページに移動します。
- カスタム・アラート・テンプレートを構成して関連付けない場合は、デフォルトのシード済アラート・テンプレートが使用されます。
- アラート・メッセージの本文の内容をメモ帳にコピーし、同じものをWebブラウザで開くと、アラート・メッセージをプレビューできます。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle SupportのAlert Templates for Event Based Journeys (ドキュメントID 2777961.1)。
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装ガイドの第16章「アラート・コンポーザ」。
使用可能になった追加のシード済カテゴリを使用して、ジャーニ・テンプレートを編成できます。ジャーニ・テンプレートの構成中に「カテゴリ」ドロップダウン・リストで使用できる追加カテゴリは、次のとおりです。
- 休暇欠勤
- 安全衛生
- 学習
- 個人
- 採用
- タレント管理
この機能を使用すると、組織に関連するジャーニ・テンプレートを作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第11章「チェックリスト」、チェックリスト構成。
チェックリスト・コンソールを使用した割当済ジャーニの詳細のモニター
チェックリスト・コンソールから、割付済ジャーニをモニターし、ジャーニ割付の問題をデバッグできるようになりました。「チェックリスト・テンプレート」ページで「コンソールの表示」をクリックすると、チェックリスト・コンソールを使用できます。このページには検索およびフィルタ基準が含まれており、それらを使用すると、割付の問題をすばやく表示してデバッグできます。
チェックリスト・コンソールから、割付済ジャーニをモニターし、ジャーニ割付の問題をデバッグします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
外部URLタスク・タイプでの追加アプリケーション・リンク機能の使用
「設定および保守」の追加アプリケーションの統合の管理機能を使用して、外部URLタスク・タイプの保守を合理化できるようになりました。これにより、外部アプリケーションへのリンクを登録し、複数の外部URLタスクで使用できるわかりやすい「アプリケーション名」を指定できます。
次のステップに従って、アプリケーション統合を作成します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「設定および保守」をクリックします。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」パネル・タブから「設定コンテンツの管理」をクリックします。
- 「設定コンテンツの管理」ページで、「追加アプリケーションの統合の管理」をクリックします。
- 「追加アプリケーションの統合の管理」ページで、「処理」→「作成」をクリックします。
- 関連するフィールドにアプリケーション詳細を入力します。指定した情報が完全かつ正確であることを確認します。次に例を示します。
- URLは、http://またはhttps://で始めます。
- 完全なURLには、コンテキスト・ルートが含まれている必要があります。
- 選択したセキュリティ・ポリシーに対して正しいアクセス資格証明が指定されている。
- ノート: 詳細を保存した後に「アプリケーション名」を編集することはできません。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
外部URLタスク・タイプを構成するときに、前述の設定で構成した「アプリケーション名」を使用できます。
URLには次の構文を使用します - {application:<application_name>}。たとえば、{application:myOracleHome}です(myOracleHomeは、構成したアプリケーション名です)。
同じ外部サイトを指すタスクが複数ある場合は、それらのタスクのURLとして同じ構文を使用できます。外部サイトのアドレスが変更されたときには、目的のアプリケーション統合の完全なURLを更新する必要があります。個々のジャーニ・タスクを更新する必要はありません。
参照をパーソナライズし、外部サイト・アドレスを使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 追加アプリケーションとの統合の詳細は、Oracle Help CenterにあるFunctional Setup Managerの使用ガイドの第9章「追加機能」を参照してください。
ロール情報
アプリケーション統合タスクを実行するには、「アプリケーション実装コンサルタント」ロールが付与されている必要があります。
「雇用情報」ページの「ビジネス・タイトル」値リスト(LOV)に追加された追加属性を使用して、適切なアサイメントを簡単に識別できるようになりました。「ビジネス・タイトル」値リストで使用可能な属性のリストを次に示します(ここでは、連結される順に属性を記載しています)。
- ビジネス・タイトル
- アサイメント番号
- 雇用主
- 就業者タイプ
- 事業所(アサイメントに値が存在する場合にのみ表示される)
- HRステータス(アサイメントが休止または非アクティブである場合にのみ表示される)
ノート: セミコロン(;)文字が属性のセパレータとして使用されます。
選択するアサイメントを正確に識別できるように、新しい属性が既存の「ビジネス・タイトル」および「HRステータス」属性に追加されました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「ビジネス・タイトル」値リストの属性は、最初にHRステータスに基づいて(「アクティブ」、「非アクティブ」または「休止」の昇順で)ソートされた後、アサイメント作成日に基づいて(最新の日付を先頭に降順で)ソートされます。
-
「ビジネス・タイトル」値リストの値が長すぎる場合、モバイル・デバイスでは値が切り捨てられて表示されることがあります。
「ローカルおよびグローバル異動」と「アサイメントの追加」のフローにおけるソース・アサイメントのアサイメント・ステータスの選択
以前の2ステップの方法のかわりに、「ローカルおよびグローバル異動」と「アサイメントの追加」のレスポンシブ・フローでソース・アサイメントのアサイメント・ステータスを直接選択できるようになりました。これにより、アプリケーションでデフォルト設定された値に優先して目的のアサイメント・ステータスを選択できます。
アサイメント・ステータスは次のフローで適用可能です。
-
ローカルおよびグローバル異動(グローバル異動およびグローバル臨時アサイメントのみ)
-
アサイメントの追加(臨時アサイメントのみ)
ユーザーは、「ローカルおよびグローバル異動」と「アサイメントの追加」のレスポンシブ・フローのページからステータスを選択することによって、デフォルトのソース・アサイメント・ステータスを上書きできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「ソース・アサイメント・ステータス」フィールドはアプリケーション制御フィールドであり、適用可能なフローで自動的に使用可能になります。
-
ソース・アサイメント・ステータス値は、対応するフローの有効日の時点で有効である必要があります。
-
次の表に、「ソース・アサイメント・ステータス」フィールドのプロパティを示します。
フィールドのプロパティ | 「グローバル異動」フロー | 「グローバル臨時アサイメント」フロー | 臨時アサイメントの追加 |
---|---|---|---|
表示 | はい | はい | はい |
値 | すべての非アクティブHRステータス |
すべてのアクティブおよび休止HRステータス |
すべてのアクティブおよび休止HRステータス |
選択した値の適用範囲 |
ソース雇用関係のすべてのアサイメント |
フローの開始に使用されたアサイメントのみ |
フローの開始に使用されたアサイメントのみ |
-
「ソース・アサイメント・ステータス」フィールドではデフォルトのアサイメント・ステータスがデフォルト設定されます。
-
グローバル臨時アサイメントおよび臨時アサイメントの場合、ソース・アサイメント・ステータスのソート順はデフォルトになり、その後にシステム・ステータスの降順(「休止」から「アクティブ」の順)になります。
-
「ソース・アサイメント・ステータス」フィールドがサポートされていないツール: HDL、RESTおよびHSDL。
グローバル臨時アサイメント変更中におけるソース・アサイメントでの直属の部下の保持
マネージャにグローバル臨時アサイメント変更がある場合に、ソース・アサイメントで直属の部下を移動するか保持するかを制御できるようになったため、プロセスを簡略化できます。つまり、直属の部下をソース・アサイメントから宛先アサイメントに移動するか、ソース・アサイメントに保持するかを決定できます。
この機能は、「ローカルおよびグローバル異動」レスポンシブ・フローからグローバル臨時アサイメントを開始するときに使用できます。この機能を有効にすると、ソース・アサイメントの直属の部下が、「既存の部下の再割当」セクションではなく「直属の部下の追加」セクションにコピーされます。これにより、ソース・アサイメントに保持する必要があり、宛先アサイメントには移動しない直属の部下を削除できる柔軟性がもたらされます。
「直属の部下の追加」セクションには、ソース・アサイメントにライン・マネージャ関係がある直属の部下のみが移入されます。たとえば、DonnaはAmitとMarryのライン・マネージャであり、Shaunのプロジェクト・マネージャです。この場合、Donnaのグローバル臨時アサイメントが開始されると、AmitとMarryのみが「直属の部下の追加」セクションにデフォルト設定されます。
このようなすべての部下が「直属の部下の追加」セクションにすぐに表示されるため、ユーザーは、ソース・アサイメントのどの直属の部下を削除または保持するかを簡単に決定できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、プロファイル・オプションは「既存の部下の再割当」に設定され、これは、マネージャの既存の直属の部下が「既存の部下の再割当」セクションにコピーされることを意味します(現在の動作)。この新機能を有効にする(既存の直属の部下を「直属の部下の追加」セクションに表示する)には、プロファイル・オプションを「直属の部下の追加」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル表示名 | デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_EMPL_GTA_POP_DIRECTS |
選択済セクションでの直属の部下のデフォルト設定 |
既存の部下の再割当 |
次の表に、プロファイル・オプション値の説明を示します。
シリアル番号 | プロファイル値 | 摘要 |
---|---|---|
1 | 既存の部下の再割当 | アプリケーションによって、「グローバル臨時アサイメント」フローの「既存の部下の再割当」セクションにマネージャの既存の直属の部下がデフォルト設定されます。 |
2 | 直属の部下の追加 | アプリケーションによって、「グローバル臨時アサイメント」フローの「直属の部下の追加」セクションにマネージャの既存の直属の部下がデフォルト設定されます。 |
既存の直属の部下を「直属の部下の追加」セクションに表示するようにプロファイル・オプションを設定するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_EMPL_GTA_POP_DIRECTSプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域の「プロファイル値」フィールドで「直属の部下の追加」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
プロファイル・オプションを「直属の部下の追加」に設定すると、次のようになります。
-
ソース・アサイメントとライン・マネージャ関係がない直属の部下は、引き続きソース・アサイメントに残り、グローバル臨時アサイメントの一部として新しく作成されたアサイメントには移動されません。
-
「既存の部下の再割当」セクションは、質問リスト・ページでそのセクションを選択したかどうかに関係なく、グローバル臨時アサイメントに表示されません。
有効日の変更時に雇用フローの「給与」セクションにおけるユーザー変更を保持
有効日を変更しても、次の雇用フローにおける給与変更を保持できるようになりました。
-
ローカルおよびグローバル異動
-
雇用関係の作成
-
処理待ち就業者の変換
-
アサイメントの追加
-
事業所の変更
-
昇格・昇進
-
異動
-
アサイメントの変更
変更は、承認者が「トランザクションの編集」機能の一部として雇用フローのトランザクション日を変更した場合にも保持されます。
給与変更を保持すると、時間が短縮され、正確性が確保されます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションはNに設定されているため、変更は保持されません。変更を保持するには、このプロファイル・オプションをYに設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 | デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGES |
雇用変更の保持 | N |
プロファイル・オプションを有効化(Yに設定)するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGESプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
プロファイル・オプションが「Y」に設定されている場合、雇用、個人および給与の変更のみが保持されます(新しい有効日の時点で有効である場合)。「給与」や「休暇欠勤」などの他のセクションの変更は、このプロファイル・オプションに基づいて保持されません。
-
有効日を変更すると給与ベースが変わる場合、給与変更は保持されません。
-
給与変更を保持するには、有効日の変更後に「給与」セクションにナビゲートする必要があります。
-
トランザクション日を変更し、かつ日付が前のアサイメント行より前または先日付のアサイメント行より後の場合、変更は保持されず、変更をリセットする現在のアプリケーションの動作は続行されます。
たとえば、有効日が2019年3月1日のアサイメント行を追加した場合、日付が2019年2月1日と2019年6月1日の間で変更された場合にのみ変更が保持されます。
日付 | 処理 | ビジネス・ユニット | 事業所 | ジョブ | 部門 | 等級 | 給与 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年1月1日 | 採用 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department1 | Grade1 | 120,000 USD | 履歴行 |
2019年2月1日 | 異動 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department2 | Grade1 | 120,000 USD |
履歴行 |
2019年3月1日 | アサイメントの変更 | Business Unit1 | Location2 | Job1 | Department2 | Grade1 | 125,000 USD |
新たに追加された行 |
2019年6月1日 | 昇格・昇進 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department2 | Grade1 | 130,000 USD |
先日付の行 |
-
摘要に記載されているレスポンシブ雇用フローにオートコンプリート機能を使用する場合は、この機能を使用する前にオートコンプリートのルールを再評価する必要があります。デフォルト設定に関連するオートコンプリートのルールは影響を受けません。ただし、検証に関連するオートコンプリートのルールは影響を受ける可能性があり、再テストする必要があります。
主なリソース
-
21Aのグローバル人事管理の雇用の新機能: 有効日の変更時に雇用フローのユーザー変更を保持
-
Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装ガイドの雇用の章の雇用プロファイル・オプションのトピック
雇用プロセス中におけるアサイメント・ベースの文書レコードの管理
次の処理を実行することによって、「グローバル異動」、「雇用関係の取消」および「割当の削除」プロセス中に、アサイメント・ベースの文書レコードを効率的かつ容易に管理できるようになりました。
- グローバル異動(ローカルおよびグローバル異動、一括雇用主変更)中にアサイメント・ベースの文書レコードをソース・アサイメントから宛先アサイメントに移動します。
- グローバル異動雇用関係が取り消されたときに、アサイメント・ベースの文書レコードを宛先アサイメントからソース・アサイメントに移動します。
- 非グローバル異動雇用関係が取り消されたときに、アサイメント・ベースの文書レコードを削除します。
- アサイメントが削除されたときに、アサイメント・ベースの文書レコードを削除します。
次の表に、各処理と、様々なツールを使用してそれらの処理を実行できるかどうかを示します。
番号 | 処理 | ページ | HDL | HSDL | REST |
---|---|---|---|---|---|
1 | 文書レコードをソース・アサイメントから宛先アサイメントに移動します。 | はい | いいえ | いいえ | いいえ |
2 | 文書レコードを宛先アサイメントからソース・アサイメントに移動します。 |
はい | はい |
はい |
はい |
3 | 雇用関係が取り消されたときに文書レコードを削除します。 | はい |
はい |
はい |
はい |
4 | アサイメントが削除されたときに文書レコードを削除します。 |
はい |
はい |
はい |
はい |
次の表に、各プロセスと、それぞれを使用するときに考慮する点を示します。
プロセス名 | 考慮する点 |
---|---|
グローバル異動 |
|
グローバル異動雇用関係の取消 |
|
非グローバル異動雇用関係の取消 |
|
アサイメントの削除 |
|
この機能を使用すると、特定の雇用プロセス中にアサイメント・ベースの文書レコードの自動移動または削除をシームレスに行うことができます。
有効化のステップ
デフォルトでは、これらのプロファイル・オプションは「N」に設定されています。新しい機能を有効にするには、プロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプション名 | デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_DOR_ASG_LVL_MOVE_ON_CHANGE_LE |
「雇用主の変更」が有効である間のアサイメント・レベルの文書レコードの移動 |
N |
ORA_PER_DOR_ASG_LVL_DELETE_ON_CANCEL_WR |
「雇用関係の取消」が有効である間のアサイメント・レベルの文書レコードの削除 |
N |
ORA_PER_DOR_ASG_LVL_DELETE_ON_DELETE_ASG |
アサイメントの削除が有効である間のアサイメント・レベルの文書レコードの削除 |
N |
プロファイル・オプションを「Y」に設定するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
プロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域の「プロファイル値」フィールドで「Y」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドのトピック: 第9章→「就業者の雇用と管理」→「個人の昇格と異動」→「ローカルおよびグローバル異動」
-
My Oracle Supportの文書: HCM Cloudでの就業者の雇用主の変更(文書ID 2649381.1)
雇用承認ルールに追加された追加アサイメント属性およびマネージャ・タイプ属性
該当する場合、ビジネス・タイトル、ユーザー・アサイメント・ステータス、システムPersonタイプ、提示ユーザーPersonタイプなどの追加アサイメント属性をサポートするように、雇用承認ルールが拡張されました。
さらに、BPMワークリストでマネージャ・タイプ関数を使用して、雇用承認ワークフローにおいてマネージャ・タイプ内のマネージャを比較できます。たとえば、タイプ「休暇欠勤承認者」のマネージャが変更された場合、これらの関数を使用して、承認を同じタイプの別のマネージャにルーティングできます。
更新21Bまでは、2つのパラメータ(マネージャ・タイプおよび現行または提示アサイメント上長リスト・コンテキスト)を使用し、指定されたマネージャ・タイプの1つのマネージャ・ユーザー名をランダムに表示するGetManagers関数のみでした。
この更新では、承認ルールを定義するために雇用ルール・ディクショナリに次の2つの関数が追加されました。
-
GetAllManagersForManagerType: この関数は、2つの新しいパラメータ(マネージャ・タイプおよび現行または提示アサイメント上長リスト・コンテキスト)を使用し、指定されたマネージャ・タイプのすべてのマネージャ・ユーザー名をカンマ区切りリストとして表示します。
-
GetAllManagers: この関数は、1つのパラメータ(現行または提示アサイメント上長リスト・コンテキスト)を使用し、すべてのタイプのマネージャ・ユーザー名をカンマ区切りリストとして表示します。
BPMワークリストで勤務メジャーFTEインジケータを計算するためのルールを構成できるようになりました。承認ルールで現行アサイメントと提示アサイメントのFTEの値を比較することはできません。ただし、現行アサイメントまたは提示アサイメント内のFTE値について承認ルールを構成できます。勤務メジャー・インジケータを使用して承認ルールを構成するときには、値(YまたはN)と単位(FTE)を一緒に使用する必要があります。ヘッドカウント単位および値を使用して承認ルールを構成することはできません。
様々な属性を使用して、雇用承認を構成およびルーティングし、承認ワークフローでマネージャを比較する方が簡単です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
アサイメントDFFおよびEFFに追加された追加フレックスフィールド・パラメータ
ユーザーがアサイメント付加フレックスフィールド(DFF)および拡張可能フレックスフィールド(EFF)でポジションID、契約ID、勤続期間IDおよびソース・アサイメントIDの追加アサイメント属性をパラメータとして使用できるようになったことで、データの正確性を確保できるようになりました。
次の表に、アサイメントDFFおよびEFFで使用できるパラメータのリストを示します。
シリアル番号 | パラメータ名 | データ型 | 摘要 |
---|---|---|---|
1 | CONTRACT_ID | 数値 | 契約識別子 |
2 | PERIOD_OF_SERVICE_ID | 数値 |
勤続期間識別子 |
3 | POSITION_ID | 数値 |
ポジション識別子 |
4 | SOURCE_ASSIGNMENT_ID | 数値 |
ソース・アサイメント識別子 |
アサイメントEFFおよびDFFを構成するときに、追加アサイメント属性をパラメータとして使用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
EFFでパラメータを使用して値セットまたはデフォルト条件を構成した場合、これらの値はEFFフィールドにナビゲートしたときにのみ再初期化されます。
-
次のフローでは、アサイメントDFFおよびアサイメントEFFで契約IDをパラメータとして使用することはできません。
-
従業員の採用、派遣就業者の追加、処理待ち就業者の追加、非就業者の追加などの作成フロー
-
ローカルおよびグローバル異動(グローバル異動およびグローバル臨時アサイメント)
-
雇用関係の作成
-
アサイメントの追加
-
-
ソース・アサイメントIDは、すべてのアサイメントについて移入されるとはかぎりません。ソース・アサイメントIDがパラメータとして使用されている場合、これにより、構成に影響が生じることがあります。ソース・アサイメントIDを移入する方法の詳細は、My Oracle Supportのドキュメント、Changing a Worker's Legal Employer in HCM Cloud (ドキュメントID 2649381.1)を参照してください。
主なリソース
-
21Bのグローバル人事管理の雇用の新機能: アサイメントEFFでサポートされるフレックスフィールド・パラメータ
-
就業者アサイメントの値セットでフレックスフィールド・パラメータを使用する場合は、My Oracle Supportにある『Worked Example: Using Flexfield Parameters in Value Sets for Worker Assignments』(ドキュメントID 2446362.1)を参照してください
-
雇用フレックスフィールドについては、Oracle Help Centerにある『Global Human Resourcesの実装』ガイドの「雇用フレックスフィールド」のトピックを参照してください
交渉団体の参照値が多い場合のHDLおよびHSDLを使用した就業者のロード
交渉団体参照タイプの値が500を超える場合でも、HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して就業者をロードできるようになりました。
交渉団体属性の値が500を超える場合にも対応できるようになったことで、就業者ロードのエクスペリエンスを最適化できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
HSDLでは、「交渉団体」フィールドについて、ドロップダウン・リストのかわりに検索ダイアログ・ボックスが表示されます。これは、ユーザーが目的の交渉団体値を検索できるようにするためです。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
Oracle Help CenterのHCMビジネス・オブジェクト・ガイド: 第3章→就業者のロード
追加パラメータをサポートするようになった文書レコードで、拡張されたディープ・リンクを使用します。この機能により、ディープ・リンクを使用して必要なアプリケーション・ページに直接移動できます。
含めることができるパラメータは次のとおりです。
-
Person ID
-
個人番号
-
文書タイプID
-
システム文書タイプ
-
モード - 「文書レコード」ページのモード。Create、ViewまたはListのいずれかを指定できます
-
文書タイプ読取り専用 - pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定できます。
ディープ・リンク |
目的 | ObjKeyパラメータの名前と説明 |
---|---|---|
文書レコード(DOCUMENT_RECORDS_ANY,NONE) |
個人検索がない、任意の個人の「文書レコード」ページを開きます。 ノート: これは、HR担当者とマネージャの両方で同じです。 |
pPersonId: 個人の一意識別子。 pPersonNumber: 個人を一意に識別する番号。 ノート: pPersonIdまたはpPersonNumberのいずれかが必要です。 pDocumentTypeId: 特定の文書レコードの文書タイプの一意識別子。 pSystemDocType: 特定の文書レコードのシステム文書タイプの一意識別子。 ノート: pDocumentTypeIdまたはpSystemDocTypeのいずれかが必要です。 pMode: 「文書レコード」ページのモード。3つの値を指定できます。 CREATE: 文書レコードの追加ページを開きます VIEW: 指定したタイプの文書レコードが存在する場合は、それを開きます。それ以外の場合はリスト・ビューを開きます。 LIST: 「文書レコード」リスト・ページを開きます ノート: pModeを渡さない場合は、LISTがデフォルト・モードとして渡されます。 pDocTypeReadOnly: pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定できます。 Yの場合、文書レコードの追加ページで「文書タイプ」フィールドが読取り専用になります。それ以外の場合は編集可能です。 |
文書レコード(MANAGER_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
これはマネージャ用です。マネージャが直属の部下を検索し、「文書レコード」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
pDocumentTypeId: 特定の文書レコードの文書タイプの一意識別子。 pSystemDocType: 特定の文書レコードのシステム文書タイプの一意識別子 ノート: pDocumentTypeIdまたはpSystemDocTypeのいずれかが必要です。 pMode: 「文書レコード」ページのモード。次の3つの値を指定できます。 CREATE: 文書レコードの追加ページを開きます VIEW: 指定したタイプの文書レコードが存在する場合は、それを開きます。それ以外の場合はリスト・ビューを開きます。 LIST: 「文書レコード」リスト・ページを開きます ノート: pModeを渡さない場合は、LISTがデフォルト・モードとして渡されます。 pDocTypeReadOnly: pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定できます。 Yの場合、文書レコードの追加ページで「文書タイプ」フィールドが読取り専用になります。それ以外の場合は編集可能です。 |
文書レコード(HR_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
これはHR担当者用です。HR担当者が自分の組織を検索し、「文書レコード」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
pDocumentTypeId: 特定の文書レコードの文書タイプの一意識別子。 pSystemDocType: 特定の文書レコードのシステム文書タイプの一意識別子 ノート: pDocumentTypeIdまたはpSystemDocTypeのいずれかが必要です。 pMode: 「文書レコード」ページのモード。次の3つの値を指定できます。 CREATE: 文書レコードの追加ページを開きます VIEW: 指定したタイプの文書レコードが存在する場合は、それを開きます。それ以外の場合はリスト・ビューを開きます LIST: 「文書レコード」リスト・ページを開きます ノート: pModeを渡さない場合は、LISTがデフォルト・モードとして渡されます。 pDocTypeReadOnly: pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定できます。 Yの場合、文書レコードの追加ページで「文書タイプ」フィールドが読取り専用になります。それ以外の場合は編集可能です。 |
文書レコード(DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
サインインしたユーザーの「文書レコード」ページを開きます。 |
該当なし |
文書レコードの作成(EMP_CREATE_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
サインインしたユーザーの「文書レコードの作成」ページを表示します。 |
該当なし |
文書提供プリファレンス(EMP_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
サインインしたユーザーの「文書レコード」ページを開きます。 |
該当なし |
文書提供プリファレンス(MGR_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
これはマネージャ用です。マネージャが直属の部下を検索し、「文書提供プリファレンス」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
該当なし |
文書提供プリファレンス(HR_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
これはHR担当者用です。HR担当者が自分の組織を検索し、「文書提供プリファレンス」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
該当なし |
ナビゲーションとアクセスが容易なため、時間を節約し、ユーザー・エクスペリエンスを向上させることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- これらのディープ・リンクでは、文書レコードおよび文書提供プリファレンスのレスポンシブ・ページが表示されます。
主なリソース
- ディープ・リンクの詳細は、Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装ガイドの第12章「ワークフォース・レコード」のディープ・リンクを参照してください。
文書レコード承認通知で「添付の表示」リンクを使用できるようになりました。このリンクを使用すると、文書レコードのすべての添付を表示するページにナビゲートできます。
文書レコードのすべての添付を表示するページにナビゲートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「添付の表示」リンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウが開きます。
- 文書レコードを削除したり、文書レコードの更新時に添付を削除すると、「添付の表示」リンクは通知に表示されなくなります。
- プレビュー・コンポーネントの制限により、通知で添付をプレビューすることはできません。
部門エンティティに追加された一意でない新しい「タイトル」フィールド
追加の部門情報を取得するために、一意でないフィールド「タイトル」が部門設定ページに追加されます。同じタイトルを持つ部門を作成できるようになりました。つまり、部門名は一意である必要がありますが、タイトルは多数の部門間で同じにできます。たとえば、次の図に示すように、Sales and Marketing部門(タイトル)は企業全体で共通にすることができますが、一意のUS Sales and Marketing部門(名前)は企業に1つのみ存在できます。
デフォルトでは、「タイトル」フィールドは表示されず、必須でもありません。これを有効にするには、プロファイル・オプション「部門」の「タイトル」属性使用可能(ORA_PER_ENABLE_DEPARTMENT_TITLE)を使用します。
有効にすると、作成、更新、訂正およびレビュー・ページを含め、すべての部門ページに「タイトル」フィールドが表示されます。現在、「タイトル」フィールドは、レスポンシブ・ポジション・ページの部門値リストにのみ表示されますが、後続のリリースではレスポンシブ雇用ページに表示されます。
この属性に基づいて部門を検索することもできます。
「タイトル」フィールドを必須にする方法
デフォルトでは、「タイトル」フィールドはオプションですが、ページ・コンポーザを使用して部門ページで必須にできます。このフィールドを必須にするには、次のステップを使用します。
- 「ホーム」→「構成」→「サンドボックス」にナビゲートします。
- 「サンドボックスの作成」をクリックし、サンドボックスの名前を入力します。
- ツールの追加リストから「ページ・コンポーザ」を追加します。
- 「作成」をクリックして入力します
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「部門の管理」にナビゲートします。
- 「作成」をクリックします。
- 右側の「設定およびアクション」メニューから「ページの編集」をクリックします。
- 「構造」をクリックし、「タイトル」フィールドにカーソルを置きます。
- 共有コンポーネントの編集を確認ウィンドウで、「編集」をクリックします。
- コンポーネント・リストでInputText:Titleを検索し、「編集」アイコンをクリックします。
- プロパティの編集ウィンドウの「必須」フィールドまで下にスクロールし、下矢印をクリックします。
- 「式ビルダー」を選択します。
- 式エディタで#{pageFlowScope.makeTitleMandatory eq 'Y'}条件を追加します。
- 「OK」をクリックします。
- プロパティの編集ウィンドウの必須の表示フィールドまで下にスクロールし、下矢印をクリックします。
- 「式ビルダー」を選択します。
- 式エディタで#{pageFlowScope.makeTitleMandatory eq 'Y'}条件を追加します。
- 「OK」をクリックします。
- プロパティの編集ウィンドウで「OK」をクリックします。
この機能を使用すると、同じタイトルを持つ部門を作成でき、企業内に同じ部門タイトルがある場合に便利です。
有効化のステップ
デフォルトでは、プロファイル・オプションは「N」(いいえ)に設定されています。フィールドを有効にするには、このプロファイル・オプションを「Y」(はい)に設定する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_ENABLE_DEPARTMENT_TITLE |
プロファイル・オプションを有効化(Yに設定)するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_ENABLE_DEPARTMENT_TITLEプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 「タイトル」は、現在の「名前」属性と同じサイズの必須でないテキスト属性です。
- 「タイトル」値は、環境で使用可能な言語に翻訳できます。
- 「タイトル」の既存の値の有効日更新および訂正を行うことができます。
- この属性は、部門設定ページにのみ表示でき、他の組織設定ページに表示することはできません。
- 必要に応じて、「タイトル」属性の監査を有効にできます。
- HCMデータ・ローダー(HDL)および事前定義済のHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)テンプレートを使用して、このフィールドにデータをアップロードできます。ただし、HDLおよびHSDLの更新についてこのフィールドを必須にすることはできません。また、組織分類が「部門」であり、プロファイル・オプションが有効になっている場合にのみ、このフィールドの値をアップロードできる検証があります。
- 機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用して部門構成を移行すると、「タイトル」属性も移行されます。
- 「タイトル」属性は、ManageOrganizationsデータ・モデルに加えて、CreateOrganizationReport、UpdateOrganizationReportおよびDTDeleteOrganizationReport BIPテンプレートにも追加されます。
- 次に示す承認ペイロードでこの属性値を使用できるようになったため、これを使用してルールを作成できます。
- 「組織の作成」承認プロセスの提示組織フォルダ。
- 「組織の編集」承認プロセスの現行組織および提示組織フォルダ。
- 「有効日組織レコードの削除」承認プロセスの現行組織フォルダ。
- 「タイトル」は、組織のREST Getメソッドには含まれません。
- このフィールドは現在、OTBIサブジェクト領域では使用できません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装ガイド、第7章「ワークフォース・ストラクチャ: 組織」
- Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用ガイド、第4章「部門、ディビジョン、組織、事業所および労働組合」、部門、ディビジョンおよび組織
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
次のジョブ・レスポンシブ・プロセスについて承認を設定できるようになりました。
- ジョブの作成(このフローには「ジョブの複製」が含まれます)
- ジョブの編集(このフローには「ジョブの訂正」または「ジョブの更新」が含まれます)
- 有効日ジョブ・レコードの削除
承認をバイパスすることも、承認のルールを構成することもできます。承認をバイパスする場合、ジョブ・トランザクションは承認ルーティングなしで送信されます。ルールを構成すると、トランザクションの送信時に、承認ルールで設定されている承認者に通知が送信されます。
「検索」ページでジョブの待ち状態の承認を表示することもできます。デフォルトでは、「待ち状態の変更」フィールドは非表示になっています。「検索」ページでこれを有効にするステップは、次のとおりです。
- 「自分のクライアント・グループ」にナビゲートし、クイック処理から「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。サンドボックスが自動的に作成されます。
- 「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」→「トランザクション設計スタジオ」に移動します。
- 「ジョブ検索」処理を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 基本的なルールの詳細を指定します。
- 「アクティブ」チェック・ボックスを選択します。
- 「ページ属性」セクションで「ジョブ検索」リージョンを選択します。
- 「待ち状態の変更」フィールドの表示設定を「表示」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「ジョブの作成」および「ジョブ詳細」フローで「保存」機能を有効にできるようになりました。「保存」機能を使用すると、トランザクションを保存し、後で完了できます。
この機能により、ジョブ・レスポンシブ・ページで作業する際のユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
「ジョブの作成」ページで「保存」オプションを有効化するには、次のステップを使用します。
- 「構成」→「サンドボックス」に移動します。
- 「サンドボックスの作成」をクリックし、サンドボックスの名前を入力します。
- ツールの追加リストから「ページ・コンポーザ」を追加します。
- 「作成」をクリックして入力します
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「ジョブ詳細」にナビゲートします。
- 「追加」、「続行」の順にクリックして、「ジョブの作成」ページを開きます。
- 右側の「設定およびアクション」メニューから「ページの編集」をクリックします。
- 「構造」をクリックし、「送信」および「取消」ボタン・リージョンの近くにカーソルを置きます。
- 共有コンポーネントの編集を確認ウィンドウで、「編集」をクリックします。
- コンポーネント・リストでresponsiveTransactionToolbar[Edit Component]を検索し、responsiveTransactionToolbarのプロパティの表示アイコンをクリックします。
- プロパティの編集ウィンドウのレンダリング済の保存フィールドまでスクロールし、下矢印をクリックします。
- 「式ビルダー」を選択します。
- 式エディタでtrueを追加します。
- 「OK」をクリックします。
- レンダリング済を保存してクローズ・フィールドについてもステップ10から13を繰り返します。
「ジョブ詳細の編集」ページでのみ「保存」オプションを有効にするには、前述のステップに従います。
- ステップ5および6では、「ジョブ詳細の編集」ページにナビゲートします(「ジョブ詳細」→ジョブを検索し、表示ページにナビゲートした後、「処理」をクリックし、「訂正」を選択します)
- ステップ13では、レンダリング済の保存の条件を#{pageFlowScope.jobViewAndEditParamMap.DisplayMode ne 'view'}として指定します
これらのステップでは、「保存」オプションが「ジョブ詳細の表示」では有効にならないことに注意してください。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- Global Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第15章「通知と承認」。
- Global Human Resources Cloud構成と拡張、第3章「ページのコンテンツとレイアウト」、ページ・コンポーザの使用の概要。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
組織マネージャおよびコスト・センター・マネージャの値リストの拡張
「部門詳細」ページの「組織マネージャ」値リストおよび「コスト・センター・マネージャ」値リストに、現在表示されている値とともに「個人番号」フィールドが表示されるようになりました。
タイプ「従業員」および「派遣就業者」のアサイメントで、プライマリ・フラグがYである場合、2番目の列に順番に表示される連結値は次のとおりです。
- (個人番号)
- (アサイメント・ステータス)
- ジョブ名{nullでない場合}、またはアサイメント名 - アサイメント番号{両者が異なる場合}、またはアサイメント番号{ジョブ名がnullであり、かつアサイメント番号がアサイメント名と同じである場合}
- (国別仕様コード) {「グローバル」名前タイプの個人の名前のもの}
この機能は、類似する値のリストから正しい組織マネージャおよびコスト・センター・マネージャを簡単に識別するために役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- Global Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第7章「ワークフォース・ストラクチャ: 組織」
- Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用、第4章「部門、ディビジョン、組織、事業所および労働組合」、部門、ディビジョンおよび組織
「ポジション詳細」読取り専用ページにOracle Recruitingの求人が表示されるようになりました。
求人タイトルをクリックすると、Oracle Recruitingで求人の詳細が開きます。
この機能を使用すると、ユーザーはポジションに関連付けられた求人を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用ガイド、第5章「ジョブとポジション」
- Oracle Talent Management Cloud採用の使用ガイド、第2章「ジョブ求人」、ポジションに基づくジョブ求人の作成
開始者の階層だけでなく、親ポジションの在職者にポジション承認ルールをルーティングできるようになりました。
適用可能なプロセス
親ポジションの在職者への承認ルーティングは、次のプロセスに使用されます。
- ポジションの作成
- ポジションの編集
- 新規ポジションの要求
- ポジション変更の要求
ポジション承認の仕組み
21Cより前は、承認設定でマネージャ階層を選択した場合、ポジション承認は要求者のライン・マネージャに送信されていました。
現在は、すべての親ポジション在職者または特定の識別済親ポジション在職者にポジション承認をルーティングできます。
ルーティング・オプション | 摘要 |
---|---|
すべての親ポジション在職者 |
承認通知は、親ポジションのすべての在職者にルーティングされます。 |
識別済親ポジション在職者 |
承認通知は、親ポジションの特定の在職者にのみルーティングされます。 承認がルーティングされる在職者は、プロファイル・オプションORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUPで定義された値によって異なります
|
ポジション承認の仕組みを次の図に示します。
親ポジションのすべての在職者または特定の在職者にのみルーティングされるように承認を定義できます。承認を特定の在職者にのみルーティングするには、プロファイル・オプションで適切な値を設定する必要があります。
勤続年数計算の例
このようなシナリオのいくつかで、特定の在職者への承認ルーティングを目的として勤続年数がどのように計算されるかを示します。
1.親ポジションの複数マネージャ(単一アサイメントのマネージャとアサイメント変更があるマネージャ)
2人のマネージャ、Amit ShuklaとDonna Smithは同じポジションです。前者は同じアサイメントにおける勤続年数が最長で、後者は企業における勤続年数が最長ですが、アサイメントは変更されています。
従業員 | 処理 | 日付 | 位置 | ステータス | 勤続年数 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
Amit Shukla | 採用 | 2009年1月1日 |
アシスタント・マネージャ | アクティブ | 12年 | このポジションで12年間アクティブ |
Donna Smith | 採用 | 2000年1月1日 | アシスタント・マネージャ |
アクティブ | 5年 | |
アサイメントの変更 | 2005年1月1日 |
営業アナリスト | アクティブ |
6年 | ||
アサイメントの変更 | 2010年1月1日 |
アシスタント・マネージャ |
アクティブ |
11年 | アシスタント・マネージャのポジションにおける勤続年数を加算すると、 16年(11 + 5) プロファイル値が「企業における最長勤続年数」に設定された場合も、承認はDonna Smithにルーティングされます |
2.親ポジションの複数マネージャ(単一アサイメントのマネージャと非アクティブなアサイメントがあるマネージャ)
2人のマネージャ、Amit ShuklaとJason Kingは同じポジションです。前者は同じアサイメントにおける勤続年数が最長で、後者は企業における勤続年数が最長ですが、異なる雇用主に異動されました(グローバル異動)。
従業員 | 処理 | 日付 | 位置 | ステータス | 勤続年数 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
Amit Shukla | 採用 | 2009年1月1日 |
アシスタント・マネージャ | アクティブ | 12年 | このポジションで12年間アクティブ |
Jason King | 採用 | 2005年1月1日 | アシスタント・マネージャ | アクティブ | 6年 | |
アサイメントの終了 | 2010年12月31日 | 営業アナリスト | 非アクティブ | このアサイメントの最終日は2010年12月31日です。アサイメントの非アクティブ・ステータスの有効開始日は2011年1月1日です。 |
||
アサイメントの追加 | 2010年1月1日 | アシスタント・マネージャ | アクティブ | 11年 | アシスタント・マネージャのポジションにおける勤続年数を加算し、重複期間を差し引くと、次のようになります。 16年(6 + 11 -1年(重複を差し引く)) |
3.親ポジションの複数マネージャ(単一アサイメントのマネージャと再雇用があるマネージャ)
2人のマネージャ、Amit ShuklaとPaul Smithは同じポジションです。前者は同じアサイメントにおける勤続年数が最長で、後者は、同じポジションに再雇用された後も同じアサイメントおよびポジションにおける勤続年数が最長です。
従業員 | 処理 | 日付 | 位置 | ステータス | 勤続年数 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
Amit Shukla | 採用 | 2009年1月1日 |
アシスタント・マネージャ | アクティブ | 12年 | このポジションで12年間アクティブ |
Paul Smith | 採用 | 1995年1月1日 | アシスタント・マネージャ |
アクティブ |
6年 | |
退職 | 2000年12月31日 | アシスタント・マネージャ |
非アクティブ | |||
再雇用 | 2010年1月1日 | アシスタント・マネージャ |
アクティブ |
11年 | 個人が所定のポジションにおいてアクティブである勤続年数を加算 17年(6 + 11) |
勤続年数基準を満たす在職者が複数存在する場合は、個人レコードの作成日時が承認ルーティングで考慮されることに注意してください。
この機能を使用すると、ポジションを承認する必要がある適切な個人に承認をルーティングできます。
有効化のステップ
識別済親ポジション在職者オプションは、プロファイル・オプションORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUPに基づきます。
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「アサイメントにおける最長勤続年数」に設定されています。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUP |
プロファイル・オプションの値を設定するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUPプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」セクションで。
- 次のプロファイル値のいずれかを選択できます。
プロファイル・オプション値 | 摘要 |
---|---|
アサイメントにおける最長勤続年数 |
承認は、アサイメントにおける勤続年数が最も長い親ポジション在職者にルーティングされます。このオプションでは、アクティブなアサイメントと休止アサイメントの両方が考慮されます。 これがデフォルト値です。 |
企業における最長勤続年数 |
承認は、企業における勤続年数が最も長い親ポジション在職者にルーティングされます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
ポジションにおける最長勤続年数 |
承認は、ポジションにおける勤続年数が最も長い親ポジション在職者にルーティングされます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
企業における最短勤続年数 |
承認は、企業における勤続年数が最も短い親ポジション在職者にルーティングされます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
ポジションにおける最短勤続年数 |
承認は、ポジションにおける勤続年数が最も短い親ポジション在職者にルーティングされます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装ガイド、第15章「通知と承認」
- Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用ガイド、第5章「ジョブとポジション」
文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
文書レコード・ビジネス・オブジェクトを使用して、ビジネス・ニーズに従ってオートコンプリート・ルールを定義できるようになりました。一般的なビジネス・ユースケースの一部は、提供されるルールとして文書レコード・ビジネス・オブジェクトに含まれています。ルールはそのまま使用することも、テンプレートとして使用して独自のオートコンプリート・ルールを作成することもできます。
文書レコード・ビジネス・オブジェクトには、HR_DOCUMENTS_OF_RECORD表に基づく、パスポート、運転免許、出生証明などの文書タイプを基に作成された文書レコードの詳細が含まれています。 たとえば、次のシナリオのルールを作成できます。
- 文書レコードが追加される文書名または発行国のデフォルト設定
- ユーザーが選択した文書タイプに基づくフィールドの自動移入
- 日付フィールドや無効な文字、またはDFFセグメントの検証
影響を受けるレスポンシブ・フロー
文書レコード・ビジネス・オブジェクトは、次のレスポンシブ・フローに影響します(「文書レコード」プラグイン・セクションがそれらについて有効になっている場合)。
- 文書レコード
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- アサイメントの変更
- 事業所の変更
- マネージャの変更
- 勤務時間の変更
- 雇用関係の作成
- 直属の部下
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカルおよびグローバル異動
- 昇格・昇進
- 辞職
- 退職
- 異動
- 雇用関係
提供されるルール
文書レコード・ビジネス・オブジェクトの事前定義済ルールは、次のとおりです。
1.個人および文書タイプに基づく文書名のデフォルト設定
2.プライマリ・アサイメントの国別仕様コードに基づく発行国のデフォルト設定
3.文書レコードの日付: 自が現在の日付より後であることの検証
4.文書レコードの日付: 至が現在の日付より前であることの検証
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2637151.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
ヒントと考慮事項
-
添付属性を使用して、文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルールで検証またはデフォルト設定することはできません。
-
文書レコード・ビジネス・オブジェクトについてはオブジェクト・デフォルト・オートコンプリート・ルールを作成しないことをお薦めします。これは、文書タイプを変更するとデフォルト値がリセットされるためです。
主なリソース
- 提供されるルールの詳細は、21B人事管理→HCM Cloudの共通機能更新のHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能を参照してください
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張、第4章「オートコンプリートのビジネス・オブジェクト」、文書レコード。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
ワークフォース・ストラクチャ・ビジネス・オブジェクトについて提供されるオートコンプリート・ルール
ビジネス・ニーズに適合する場合、ポジション・ビジネス・オブジェクトとジョブ・ビジネス・オブジェクトについて提供されるこれらのルールのいずれかを使用して、ポジション属性とジョブ属性をそれぞれデフォルト設定および検証できるようになりました。提供されるルールを使用するには、提供されるルールのコピーを作成し、要件に応じてルールを変更して、「アクティブ」に設定します。
ポジション・ビジネス・オブジェクトについて提供されるルール
ここでは、次のレスポンシブ・ページに影響するポジション・ビジネス・オブジェクトについて提供されるルールを示します。
- 新規ポジションの要求
- ポジション変更の要求
- ポジション詳細
1.「重複の許可」を「はい」にデフォルト設定
ポジション・ページで「重複の許可」オプションを「はい」にデフォルト設定します。
2.選択したジョブのジョブ・ファミリに基づく試用期間のデフォルト設定
選択したジョブのジョブ・ファミリに基づいて「試用期間」フィールドをデフォルト設定します。
3.勤務時間に基づく勤務時間周期のデフォルト設定
ポジションに指定された勤務時間数に基づいて勤務時間周期をデフォルト設定します。たとえば、指定された勤務時間の値が40である場合、勤務時間周期の値は「週次」にデフォルト設定されます。
4.現在の日付に基づく季節終了日の検証
季節終了日が現在の日付から90日を超えていないかどうかを検証します。
5.ポジション・タイプに基づく正社員または臨時の検証
ポジション・タイプが「プール」である場合、ポジションが臨時であるかどうかを検証します。
6.有効開始日に基づく採用ステータスの検証
有効開始日が過去の日付である場合、採用ステータスの値が「提示」以外であるかどうかを検証します。
7.ポジション名の書式設定の検証
ポジション名が英数字で始まるかどうかを検証します。
ジョブ・ビジネス・オブジェクトについて提供されるルール
ここでは、「ジョブ詳細」レスポンシブ・ページに影響するジョブ・ビジネス・オブジェクトについて提供されるルールを示します。
1.「フルタイムまたはパートタイム」を「フルタイム」にデフォルト設定
「フルタイムまたはパートタイム」オプションを「フルタイム」にデフォルト設定します。
2.「フルタイムまたはパートタイム」オプションに基づく「正社員または臨時」値のデフォルト設定
「フルタイムまたはパートタイム」オプションの値が「フルタイム」である場合、「正社員または臨時」オプションを「正社員」にデフォルト設定します。
3.ジョブ・コードの書式設定の検証
ジョブ・コードが5桁の数値であるかどうかを検証します。
4.ベンチマーク・オプションに基づくジョブ・レベルの検証
ジョブがベンチマーク・ジョブである場合、ジョブ・レベルが空白でないかどうかを検証します。
5.ジョブ名の書式設定の検証
ジョブ名が英数字で始まるかどうかを検証します。
この機能により、ユーザーの生産性が向上し、提供されているルールを使用する際の時間を節約できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
- 21C人事管理→HCM Cloudの共通機能更新のHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張、第4章「オートコンプリートのビジネス・オブジェクト」、ワークフォース・ストラクチャ
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
就業者アサイメント・ビジネス・オブジェクトに関するオファーのオートコンプリート・ルール
オファー作成中のアサイメント・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルールを作成できるようになりました。また、ジョブ求人から値を読み取り、オファー・アサイメントで入力またはデフォルト設定された値と比較するルール条件を構成することもできます。たとえば、アサイメント・セクションに入力されたジョブがジョブ求人のジョブ(存在する場合)と一致するかどうかを検証し、一致しない場合はエラー・メッセージを表示できます。
この機能は、独自のルールを作成して既存のアプリケーションを拡張する自律性と制御を顧客に提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Autocomplete Rules Feature Starting with Release 21B (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
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提供されるルールの詳細は、21B HCM共通の新機能→共通機能の項のHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能を参照してください。
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Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloud HCMのオートコンプリートのルールの実装、雇用ビジネス・オブジェクトの使用。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
個人の個人障害ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
個人障害ビジネス・オブジェクトを使用して、ビジネス・ニーズに従ってオートコンプリート・ルールを定義できるようになりました。
個人障害ビジネス・オブジェクトには、PER_DISABILITIES_F表に基づく個人の障害情報(全盲など)が含まれています。たとえば、通常、このビジネス・オブジェクトを使用して、就業者の障害レコードで登録日が重複していないことを検証できます。
個人障害ビジネス・オブジェクトは、「個人詳細」ページの「障害情報」セクションに影響します。
PER_DISABILITIES_F表のすべての属性がサポートされています。
「個人の取得」で行変数を走査して他のビジネス・オブジェクトにナビゲートできます。
このビジネス・オブジェクトでは、ビジネス・オブジェクト検証およびビジネス・オブジェクト・デフォルト・ルール・タイプがサポートされています。
個人障害ビジネス・オブジェクトには事前定義済ルールはありません。
この機能によって、オラクル社による開発を待たずに独自のルールを作成して既存のアプリケーションを拡張する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- 21C HCM共通の新機能の共通機能のHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能。
- Human Resources Cloudオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張ガイド、第4章「オートコンプリートのビジネス・オブジェクト」、個人、個人障害
- Human Resources Cloud HCMの表およびビュー・ガイド
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
「個人名書式の管理」タスクに条件付き名前コンポーネントという新しい名前コンポーネントが追加され、条件付きの名前書式を設定できるようになりました。このコンポーネントは、2つのコア名前属性でのみ使用できます。同じ個人名書式で複数の条件付き名前コンポーネントを使用できますが、条件付き名前コンポーネントを別の条件付き名前コンポーネント内にネストすることはできません。条件付き名前コンポーネントに追加できるのは名前属性のみです。スペース、開きカッコ、閉じカッコなどの句読点コンポーネントは、条件付き名前コンポーネントの後ろまたは前に含めることができます。
このコンポーネントを使用すると、最初の名前属性にデータがある場合はそのデータが表示され、それ以外の場合はコンポーネントの2番目の名前属性のデータが表示されるように、名前書式を作成できます。たとえば、通常は「呼称」属性に使用されるラベルである「呼称」を持つ個人がいるとします。この場合、「呼称」および「名」属性を含む条件付き名前書式を使用して、表示名書式を作成できます。「呼称」および「名」フィールドに個人のデータがある場合は、「呼称」が表示されます。「呼称」には個人のデータがなく、「名」にデータがある場合は、「名」が表示されます。
このプロセスでは様々な個人名書式が更新されますが、個人がイメージをアップロードしていない場合に表示されるイニシャルは変更されません。これには、個人の名と姓のイニシャルが引き続き反映されます。
表示される名前がさらに要件に適合したものになるように、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。
有効化のステップ
組織で使用している名前書式を更新する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「個人名書式の管理」タスクを使用します
- オファリング: ワークフォース配置
- 機能領域: ワークフォース情報
- タスク: 個人名書式の管理
- 「国」および「書式タイプ」を入力し、「検索」をクリックします。
- 更新する書式タイプ・リンクをクリックし、要件に従って条件付き名前書式コンポーネントを変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
名前書式の更新が完了したら、次のパラメータを指定して、「ツール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページから「個人名、キーワードおよびLDAPへの名前書式の適用」ジョブ・セットを実行する必要があります。
- 名前書式を変更する「国名」、および
- 設定した名前書式を適用する「書式タイプ」。
新しい名前書式は、その国に属するすべての従業員に反映されます。
Oracle Searchを使用する場合は、「ツール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページから名前書式の更新を完了した後、次のパラメータ値を指定して、初期取込みESSジョブ「索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ」を実行する必要があります。
- fa-hcm-person
ヒントと考慮事項
- 条件付き名前コンポーネントにサブコンポーネントやセパレータを入力することはできません。
- 条件付き名前コンポーネントを別の条件付き名前コンポーネント内にネストすることはできません。
- 最初のメイン・コンポーネントを上に移動したり、2番目のメイン・コンポーネントを下に移動した場合(条件付き名前コンポーネントの外に移動した場合)、何もする必要はありません。ただし、最初のコンポーネントを下に移動するか、2番目のコンポーネントを上に移動した場合は、他のコンポーネントも同様に移動する必要があります。
- 個々の個人名レコードにおける変更は、国の個人名書式の変更より優先されます。
- 更新後の新規採用者の個人名には、国の個人名書式の変更が継承されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- Global Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第9章「個人」、個人名書式
- Global Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装、第9章「個人」、個人名、キーワードおよびLDAPへの名前書式の適用
次のリリースで「個人情報の変更」承認ルールに加えられる変更に備えてください。現在、この承認ルールでは、どのレコードを操作するかに関係なく、プライマリ住所、電話、Eメールまたは国別識別子レコードが評価されます。次のリリース以降、この承認ルールでは、操作する住所、電話、Eメールまたは国別識別子レコードが評価され、デフォルトではプライマリ・レコードは評価されなくなります。将来のリリースで現在の動作を維持する場合は、新しいプライマリ・フラグ属性を参照するように承認ルールを更新してください。
一般的に、この承認ルールは必ずしもプライマリ・レコードを参照しないで操作対象のレコードを評価する役割を担うと考えられるため、ほとんどのユーザーは承認ルールを変更しないと想定しています。
現在の承認と、新しいプライマリ・フラグ属性を参照するように更新された承認の例を次に示します。
現在の承認ルール:
Task.payload.Current Person Address.result.postalCode != Task.payload.Proposed Person Address.result.postalCode --> Approver 1
else AutoApprove
この承認ルールに関する現在の動作では、どの住所レコードを操作するかに関係なく、プライマリ住所が条件の評価に使用されます。したがって、ユーザーがプライマリ以外の住所を変更した場合は、常に自動承認されます。
この新機能を使用すると、現在の動作を維持する場合、承認ルールは次のようになります。
Task.payload.Current Person Address.result.postalCode != Task.payload.Proposed Person Address.result.postalCode && Task.payload.Current Person Address.result.isPrimaryFlag="Y" -> Approver 1
Task.payload.Current Person Address.result.postalCode != Task.payload.Proposed Person Address.result.postalCode && Task.payload.Current Person Address.result.isPrimaryFlag="N" -> AutoApprove
else AutoApprove
次のリリースで、変更されたレコードが条件の評価に使用されるように承認ルール機能が変更されても、更新されたルールでは元の動作が維持されます。承認ルールに変更を加えてテストする時間を確保できるように、このリリースでこの機能を提供しています。
たとえば、Eメール・オブジェクトでは、Current Person Email.result.primaryFlag == "Y"はプライマリ・レコードに対してtrueを返し、プライマリ以外のレコードに対してfalseを返します。
変更が次のリリースで導入され、常にプライマリ・レコードを参照するのではなく、操作対象の住所、電話、Eメールまたは国別識別子レコードを参照するようになっても、「個人情報の変更」承認ルールでは現在の動作が維持されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
更新21Dでの「雇用主の変更」フローの置換に関するメッセージ
「雇用主の変更」フローが更新21Dでレスポンシブな「ローカルおよびグローバル異動」フローに置き換えられることを示す構成可能な情報メッセージが「雇用主の変更」フローに用意されています。
「雇用主の変更」フローが更新21Dでレスポンシブな「ローカルおよびグローバル異動」フローに置き換えられることを情報メッセージを通じて通知します。
有効化のステップ
デフォルトでは、ORA_PER_EMPL_FLOW_REPLACEDプロファイル・オプションは「Y」に設定されており、情報メッセージが表示されることを意味します。メッセージを表示しない場合は、プロファイル・オプションを「N」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 | デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_EMPL_FLOW_REPLACED |
置換済雇用フローを表示するバナー |
Y |
プロファイル・オプションを「N」に設定するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
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「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
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ORA_PER_EMPL_FLOW_REPLACEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
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「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにNを選択します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
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21Aのグローバル人事管理の雇用の新機能: 更新21Dでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更
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19Aのグローバル人事管理の雇用の新機能: 「ローカルおよびグローバル異動」ガイド・プロセス
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My Oracle Supportの文書: HCM Cloudでの就業者の雇用主の変更(文書ID 2649381.1)
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Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の使用』ガイドの「就業者の採用と管理」の章にある「異動処理」トピック
Oracle Fusion HRMS (フランス)は、フランス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、フランスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
7月1日付けで、父親産休付与が延長され、4日以上の期間が必要です。単一養子縁組の養子縁組休暇に関連する付与も延長されました。
休暇欠勤レコードに入力された情報は、Formulaを使用して検証されます。不整合があった場合には警告またはエラー・メッセージが表示され、必要に応じて訂正を加えることができます。
検証Formulaは、新しい付与を反映するように更新されています。
この拡張により、父親産休および養子縁組休暇の国別仕様変更に準拠できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
拡張されたADPグローバル給与インタフェース・バージョン2の使用
新しいバージョンのADPグローバル給与インタフェースを利用して、ADPグローバル給与アプリケーションとのインタフェースを強化します。
ノート: ADPグローバル給与インタフェースのリアルタイム統合を使用するには、ADPグローバル給与インタフェース・バージョン2が必須です。
ADPグローバル給与インタフェース・バージョン2の抽出定義およびプロセス・フローの名前は、次のとおりです。
- 抽出定義名: ADPグローバル給与インタフェースV2の給与インタフェース
- プロセス・フロー名: ADPグローバル給与インタフェースV2の給与インタフェースの実行
このバージョンでは、以前のバージョンのすべての機能とともに次の追加機能が提供されます。
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不要なものを含まないデータ・セット抽出: ADPグローバル給与で現在使用しておらず、将来使用する予定がない属性は、データ・セット抽出から除外されます。次に例を示します。ADPでは、埋込みインタフェースを使用して法定控除項目に関連する従業員情報が直接取得されるため、この情報を格納する計算カード・データは除外されます。
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新規採用のリアルタイム・インタフェース: この新しいバージョンは、ADPグローバル給与向けOracle Payroll Connectを使用したリアルタイム・インタフェースの必須前提条件です。
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グローバルおよび国固有の動的なペイロード: この新しいバージョンでは、ビジネス要件とデータ保護ポリシーに従って、グローバルおよび国固有の動的なペイロードがサポートされます。データ・インタフェース要件に従って、親データ・セットから属性およびデータ・グループを選択したり、選択解除できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ADPグローバル給与インタフェースを利用するのが初めてであり、提供された状態のままでインタフェースを使用する予定であれば、新しいバージョンを検討することをお薦めします。
- ADPグローバル給与インタフェース・バージョン1をすでに使用している場合は、新しいバージョンへの移行を検討する前に、オラクル社およびADP社に連絡することをお薦めします。
Oracleのワークフォース・ディレクトリ管理を使用すると、同僚を検索したり組織のチャートを表示したりできます。
「自分のチーム」ページは、次の機能で拡張されました。
- トランザクション設計スタジオによる追加パーソナライズ
トランザクション設計スタジオを使用して、「自分のチーム」ページのすべてのセクションの属性を構成できるようになりました。トランザクション設計スタジオを使用して、デフォルトでは非表示になっているフィールドを表示できます。「ユーザー・ステータス」は新しいフィールドで、初期設定では非表示になっていますが、トランザクション設計スタジオを使用して表示できます。
トランザクション設計スタジオにはすべてのフィールドがリストされますが、次のフィールドは初期設定では非表示になっており、トランザクション設計スタジオを使用して表示できます。
セクション | 非表示フィールド |
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就業者 |
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位置 |
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求人 |
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欠員 |
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- フィルタ、ソートおよびポジション/アサイメントの永続性設定
「自分のチーム」のフィルタ設定を再利用できるように保存し、保存したフィルタ設定をデフォルトとして設定してセッション間で保持できます。サイトのデフォルト・フィルタを設定し、それらをサンドボックス内にデフォルトとして保存した後、そのサンドボックスを公開できます。
ソート設定は、移動先のタブに設定が存在する場合、「自分のチーム」の異なるタブ間で保持されます(それ以外の場合は、そのタブのデフォルトのソート設定が使用されます)。
ポジション/アサイメント・スイッチャは「自分のチーム」のタブ間で保持され、ユーザーはこれを「ポジション」にデフォルト設定できるようになりました。
- 「自分のチーム」の非表示タブで使用可能な個人番号およびアサイメント番号
埋込みのOTBI分析またはダッシュボードにコンテキストを渡すために、「自分のチーム」の非表示タブで個人番号およびアサイメント番号が使用可能になります。最上位マネージャは、セッション内において「自分のチーム」の様々なタブ(「概要」、「報酬」、非表示タブ)間で自動的に保持されます。OTBIに渡される2つのセッション変数は次のとおりです。
- アサイメント番号: #{sessionScope.MyTeamAssignmentNumber}
- 個人番号: #{sessionScope.MyTeamPersonNumber}
この機能により、「自分のチーム」ページのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
ポジション/アサイメント・スイッチャは、セッション内において「概要」、「タレント」および「報酬」タブの間で自動的に保持されます。すべてのユーザーについてこれを「ポジション」にデフォルト設定する場合は、プロファイル・オプションPER_MY_TEAM_POSITION_DEFAULTを作成して有効にする必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
PER_MY_TEAM_POSITION_DEFAULT |
プロファイル・オプションを作成して有効にするには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索してクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページの「処理」メニューから「新規」を選択します。
- 「プロファイル・オプション・コード」および「プロファイル表示名」としてPER_MY_TEAM_POSITION_DEFAULTを入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- PER_MY_TEAM_POSITION_DEFAULTプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、「サイト」行の「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用、第10章「ワークフォース・レコード」、チームの管理方法を参照してください。
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、OracleR Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。レポート共有センターの「Customer Connect」で、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
次の新しい属性が「ワークフォース管理 - 個人リアルタイム」サブジェクト領域に追加されました。
サブジェクト領域 | フォルダ | 新しい属性 |
---|---|---|
ワークフォース管理 - 個人リアルタイム |
個人住所 |
|
これらの新しい属性により、住所に関連する追加属性を使用して、就業者住所に関するレポートを拡張できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
次のフレックスフィールドをOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)サブジェクト領域にインポートすることで、労働協約ディメンションに関するレポートを拡張できるようになりました。
フレックスフィールド・コード | フレックスフィールド名 | OTBIディメンション |
---|---|---|
PER_COL_AGREEMENTS_DDF |
労働協約国別仕様情報 |
労働協約 |
PER_COL_AGREEMENTS_DFF |
労働協約属性 |
労働協約に関連する付加フレックスフィールド(DFF)および開発者付加フレックスフィールド(DDF)を含めることで、労働協約ディメンションに関するレポートを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
次のサブジェクト領域の新しい属性を使用して、雇用契約詳細に関するレポートを拡張できるようになりました。
サブジェクト領域 | ディメンション | 新しい属性 |
---|---|---|
ワークフォース管理 - 雇用契約リアルタイム | 雇用契約詳細 |
|
ワークフォース管理 - 就業者アサイメント・イベント - リアルタイム |
HR処理 |
|
追加属性を使用して、雇用契約詳細に関するレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
このサブジェクト領域を使用すると、Oracle HCM Cloudページからアクセスした機密データの詳細を追跡およびレポートできます。たとえば、Janeがサインインし、Rondiの国別識別子を表示して、サインアウトしたとします。
レポートできる主な情報は次のとおりです。
- 表示個人詳細 - データがアクセスされた個人の詳細
- ビューア個人詳細 - 機密データにアクセスした個人の詳細
- 表示ページ名
- 表示機密データ
- 表示日時
- ビューアのIPアドレス、ブラウザ、オペレーティング・システムなど。
機密データがいつ誰によって表示されたかを把握するには、次のキー・メトリックを使用します。
- ビューア数 - 個人、年、月などで集計できる、機密データにアクセスしたビューアの数。
- ビュー数 - 個人、年、月などで集計できる、機密データの表示の数。
新しい「ワークフォース管理 - 機密データ・アクセス監査リアルタイム」サブジェクト領域を使用して、就業者がアクセスおよび表示した機密データに関するレポートを拡張します。
有効化のステップ
新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
有効化の追加ステップは、ロール情報を参照してください。
ロール情報
サブジェクト領域 | 職務ロール | ジョブ・ロール(デフォルト) |
---|---|---|
ワークフォース管理 - 機密データ・アクセス監査リアルタイム |
ワークフォース機密データ・アクセス監査トランザクション分析職務 (FBI_WORKFORCE_SENSITIVE_DATA_ACCESS_AUDIT_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY) |
IT監査者 |
「HCM統合リアルタイム」サブジェクト領域には、HCMスプレッドシート・ローダーの使用状況およびHCM統合アクティビティ・レポートに関する情報をより深く理解するために使用できる新しいフォルダおよび属性が含まれるようになりました。
フォルダ | 属性 | コメント |
---|---|---|
|
これらのフォルダは「HCMデータ・ローダー」の下に追加されました | |
|
|
それぞれのフォルダに追加された新しい属性 |
HCMデータ・ローダー : プロセス |
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HCMスプレッドシート・ローダーおよび書式設定された日付の新しい属性を使用して、HCM統合に関するレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換機能 | 置換済 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR | 更新21Dでの「雇用主の変更」フローの置換に関するメッセージ | 21D | 「ローカルおよびグローバル異動」ガイド・プロセス | 19A | |
グローバル給与インタフェース | グローバル給与インタフェースの総支給額に対する計算の廃止 | 1年前 |
_________________________
ORACLEは、更新20BでHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースを廃止しました
更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。
一般設定情報の統合情報は、My Oracle SupportドキュメントID 2399671.1 - HCM Responsive User Experience Setup Informationを参照してください。
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既知の問題 / 月次および法定メンテナンス・パック
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)