本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年3月19日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
セキュリティと新機能
各機能のロール・セクションは、その機能を使用するのに必要なセキュリティ権限とジョブ・ロールを示します。機能の設定が必要な場合は、別途指定されていないかぎり、「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールで設定を行う必要があります。(機能にロール・セクションが含まれていない場合は、機能を使用するためにセキュリティの変更は不要です。)
ジョブ・ロールを作成した場合は、必要に応じてそれらのロールに新しい権限を追加するためにこの情報を使用できます。構成済ジョブ・ロールを事前定義済ジョブ・ロールと比較し、セキュリティ・アーティファクトを構成済ジョブ・ロールに追加する方法の詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle SCM Cloud: SCMの保護ガイドのセキュリティ・コンソールおよびロールとロール割当の章を参照してください。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックはoracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。
Cloudアプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行することが必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。
「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
プロジェクト駆動のサプライ・チェーンは、Oracle Supply Chain ManagementおよびOracle Project Management Cloudのアプリケーションを横断したエンドツーエンドの統合ソリューションです。このソリューションは、製造および資産集約型企業の様々なビジネス・プロセスをサポートするように設計されています。
プロジェクト駆動のサプライ・チェーン・ソリューションを使用すると、プロジェクトごとに別個の組織を作成しなくても、プロジェクトのコンテキストでサプライ・チェーン・プロセスを管理できます。サプライ・チェーン・コストをプロジェクト支出として取得することもできます。
プロジェクト詳細を含む販売オーダーのバック・トゥ・バック・フローでの供給の作成
この機能を使用して、在庫に表示されるプロジェクト支出が正確であることを確認します。オーダー管理でプロジェクト詳細を含む販売オーダーを作成する場合、サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、購買オーダー、転送オーダーまたは作業オーダーにプロジェクト詳細が含められます。その後、バック・トゥ・バック・フローでプロジェクト固有の在庫の品目を受入または終了できます。
仕組み
- プロジェクト詳細を含む販売オーダーをOrder Management Cloudで作成します。
- オーダー管理は、プロジェクト詳細を含む供給要求をサプライ・チェーン・オーケストレーションに送信します。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、品目のバック・トゥ・バック履行に対して設定したソース・ルールに従って、グローバル・オーダー納期回答から供給推奨を取得します。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、供給推奨を使用して供給オーダーを作成します。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、購買オーダー、転送オーダー、作業オーダーまたは手持予約の供給を作成する要求が送信されます。
- オーダー管理から販売オーダー詳細が在庫管理に送信されます。
- 在庫管理により、品目を履行するための出荷明細が作成されます。
- バック・トゥ・バック履行では、購買、製造、転送または手持フローを使用して供給を作成します。
これらの各フローには、固有の違いがいくつかあります。
購買
- サプライ・チェーン・オーケストレーションは、販売オーダーからのプロジェクト詳細を含む購買依頼を作成します。
- Oracle Procurementでは、購買依頼がプロジェクト詳細とともに購買オーダーに変換されます。
- 在庫管理は品目を受け入れて、プロジェクトに固有の在庫に追加します。
- バック・トゥ・バック購買オーダーのプロジェクト属性は更新できません。
製造
- サプライ・チェーン・オーケストレーションは、販売オーダーからのプロジェクト詳細を含むバック・トゥ・バック作業オーダーを作成します。
- 製造では生産が完了し、プロジェクトに固有の在庫に品目が追加されます。
- 販売オーダー用に予約されている作業オーダーのプロジェクトおよびタスクは更新できませんが、リリースされていない作業オーダーの他のプロジェクト属性は更新できます。
転送
- サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、販売オーダーからのプロジェクト詳細を含むバック・トゥ・バック転送オーダー要求が在庫管理に送信されます。
- 在庫管理により、プロジェクト詳細を含む転送オーダーが作成され、転送オーダー詳細が倉庫にインタフェースされます。
- 倉庫マネージャは、転送オーダーにあるプロジェクト詳細を使用して、品目を履行するためのプロジェクト固有の在庫を識別し、品目をピックして出荷します。
- 転送オーダーのプロジェクト属性は更新できません。
手持
- 連続品目に使用するフルフィルメント倉庫で手持供給が使用可能な場合は、手持フローを使用できます。
- グローバル・オーダー納期回答では、フルフィルメント倉庫で手持在庫が見つかった場合、手持供給を予約するために推奨がサプライ・チェーン・オーケストレーションに送信されます。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、販売オーダーのプロジェクト詳細を使用してバック・トゥ・バック・オーダーの手持供給を予約します。
在庫管理により、手持供給が予約されます。
この機能を使用して、在庫に表示されるプロジェクト支出が正確であることを確認します。購買オーダー、転送オーダーまたは作業オーダーに、販売オーダーからのプロジェクト詳細を含めることができるようになりました。在庫管理では、これらの詳細を使用してプロジェクトに固有の在庫から品目を履行するため、在庫保管で発生する原価を各プロジェクトに正確に適用できます。
この機能を使用しない場合、在庫管理では、共通在庫を使用して品目を履行し、プロジェクトの一部であるかどうかに関係なく、共通在庫にあるすべての品目の原価が平均化されます。この状況では、原価がプロジェクトに固有ではないためにプロジェクト支出が正確でなくなり、プロジェクトのマージンに影響する可能性があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新21D
ヒントと考慮事項
- グローバル・オーダー納期回答では、プロジェクト詳細は考慮されません。
- バック・トゥ・バック・フローで履行する品目ごとに有効在庫数量(ATP)ルールを設定する場合は、サプライ・チェーン有効数量納期回答モードを使用します。
- バック・トゥ・バック品目の手持供給を除外することを検討してください。これは、プロジェクト固有の在庫に対する予約の失敗を回避するのに役立ちます。
主なリソース
- この機能の詳細は、次のガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Supply Chain Management Cloud: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装
- プロジェクト固有のバック・トゥ・バック履行の実行のリリース・トレーニングの視聴
ロール情報
次のいずれかの事前定義済ジョブ・ロールを持つユーザーは、自動的にプロジェクト駆動のサプライ・チェーン・プロセスに参加できます。
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- オーダー入力スペシャリスト(ORA_FOM_ORDER_ENTRY_SPECIALIST_JOB)
- オーダー・マネージャ(ORA_DOO_ORDER_MANAGER_JOB)
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 倉庫オペレータ(ORA_INV_WAREHOUSE_OPERATOR_JOB)
- 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- 在庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- 製造エンジニア(ORA_WIS_MANUFACTURING_ENGINEER_JOB)
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)
- 調達マネージャ(ORA_PO_PROCUREMENT_MANAGER_JOB)
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)原価会計担当(ORA_CST_COST_ACCOUNTANT)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
独自に構成したジョブ・ロールを保守している場合、プロジェクト固有のバック・トゥ・バック履行の実行機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。
ロット管理される完成品を生産する場合、複数の会社が資材を単一ロット、つまり親ロットにグループ化する必要があります。親ロットはロット全体を識別するのに対して、子ロットは一定期間にわたって、管理可能な数量で生産されます。
品目が子ロット使用可能になっている場合に、関連する親ロットに基づいて製品系図レコード内のロットを検索できるようになりました。ロット情報には、在庫トランザクションのトランザクション履歴、ショップ型製造作業オーダー工程トランザクション、およびプロセス製造作業オーダー出力トランザクションに加えて、親ロット情報を表示できます。
その結果、ロット系図レコードを表示する際に、親ロット情報をより詳細に表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 詳細は、Manufacturing Cloudの20Dの機能作業オーダー製品完了時の親ロットの取得を参照してください。
- 親ロットは系図OTBIでは使用できませんが、適切な製造OTBIおよび在庫OTBIのサブジェクト領域との相互結合を介して追加できます。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 製品系図のレビュー(CSE_REVIEW_PRODUCT_GENEALOGY_PRIV)
原産国やプロジェクトとタスク情報を含む製品系図および資産の表示
今日のグローバルに接続されたサプライ・チェーンでは、輸入または輸出する商品の原産国を把握することが、内部と外部の両方のレポート要件にとって重要です。指定されたスケジュールおよび予算で特定品質の契約固有の商品およびサービスを生成する必要がある場合、プロジェクトのコンテキストでサプライ・チェーン・アクティビティを実行できる必要もあります。
適用可能な在庫組織に対して原産国またはプロジェクト駆動のサプライ・チェーンの追跡が使用可能になっている場合、原産国またはプロジェクトおよびタスクに基づいて製品系図でロットおよびシリアルを検索できるようになりました。ロットの手持在庫残高、作業オーダー出庫済詳細および顧客販売オーダー出荷済詳細を、これらの在庫属性でストライプ化して表示できます。特定のロットまたはシリアル番号の系図トランザクション履歴で、在庫および製造トランザクションのタイムラインを表示し、原産国またはプロジェクトおよびタスクを示すトランザクション詳細へのリンクをクリックできます。
原産国またはプロジェクトおよびタスク別の製品系図トラッキングを使用すると、輸入および輸出された商品の厳密なトレーサビリティと、プロジェクトにまたがる在庫および製造を保守できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「情報」ダイアログ・ボックスでは、「原産国」、「プロジェクト」および「タスク」列はデフォルトで表示されません。この情報を表示するには、これらの列を表に手動で追加する必要がある場合があります。
主なリソース
- プロジェクト駆動のサプライ・チェーン・ソリューションの詳細は、製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Center→Oracle Supply Chain Management Cloud)を参照してください。
-
原産国の詳細は、在庫管理の実装ガイド(Oracle Help Center→Oracle Supply Chain Management Cloud)を参照してください。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 製品系図のレビュー(CSE_REVIEW_PRODUCT_GENEALOGY_PRIV)
プロセス製造作業定義および作業オーダーにおける二重単位使用可能
特定の製造業では、在庫単位で在庫を追跡し、異なる評価単位で原価を追跡するために、二重単位(UOM)が必要です。この単位間の換算は、品目に応じて固定または変動できます。この更新の前は、プライマリ単位とセカンダリ単位の両方で資材および出力トランザクションの実績数量をレポートできました。ただし、この柔軟性は、工程品目または出力に必要な数量をプライマリ単位またはプライマリ単位に換算可能な別のトランザクション単位で指定する、作業定義および作業オーダーには拡張されませんでした。
この機能を使用すると、プロセス製造作業定義、作業オーダー工程品目および作業オーダー工程出力をプライマリ単位またはセカンダリ単位で入力できます。これにより、標準または品目固有の単位換算に基づいて計算された同等のセカンダリまたはプライマリ数量を表示できます。
作業定義および作業オーダーでは、プライマリ数量のみが保存され、「作業定義」ページ、「作業オーダー」ページ、RESTサービスおよびOTBIでセカンダリ数量を表示するたびに、セカンダリ数量が再計算および表示されます。品目および出力数量を二重単位で表示して、実績資材出庫および出力完了トランザクション・レポートの計画値を把握できます。
デモの視聴
このようなプロセス製造作業定義および作業オーダーの柔軟性と可視性により、最も使い慣れた単位を使用して作業定義および作業オーダーを簡単に作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新21D
ヒントと考慮事項
- 単位標準換算および品目を作成する前に、単位を定義する必要があります。単位区分間換算または区分内換算を作成する前に、品目を定義する必要があります。Oracle Supply Chain Management Cloud共通構成での単位および換算の詳細は、「SCMの共通機能の実装」を参照してください。
- プロセス製造作業定義、作業オーダー工程品目および作業オーダー工程出力をプライマリ単位またはセカンダリ単位で入力するには、品目をプライマリおよびセカンダリ追跡単位で定義する必要があります。プライマリ単位、セカンダリ単位、デフォルト管理(固定、デフォルトまたはデフォルトなし)、超過偏差係数、不足偏差係数など、単位に関連する追加の品目属性を定義できます。
- UIを使用してプロセス製造作業定義、作業オーダー品目および作業オーダー出力をプライマリ単位で作成および更新すると、品目固有または標準の単位換算に基づいて、セカンダリ単位で計算された数量が自動的に表示されます。同様に、セカンダリ単位を入力すると、プライマリ単位で計算された数量が自動的に表示されます。
- 品目のデフォルト管理が固定か、デフォルトか、またはデフォルトなしかに関係なく、プロセス製造作業定義、作業オーダー工程品目および作業オーダー工程出力の入力時に、計算されたプライマリ数量またはセカンダリ数量を上書きできません。
- プロセス製造作業定義と作業オーダーにプライマリ数量とセカンダリ数量の両方を同時に入力することはできません。
- 一部のユースケースでは、プロセス製造作業定義で資材数量および出力数量に別のトランザクション単位を指定できます。トランザクション単位は、品目のプライマリ単位の単位区分でベース単位に変換可能であるかぎり、レポートを容易にするために製造トランザクションで継承されます。セカンダリ単位は品目定義からデフォルト設定され、プロセス製造作業定義および作業オーダーでは更新できません。
- ファイルベース・データ・インポートおよびRESTサービスを使用して、プロセス製造作業定義、作業オーダー工程品目および作業オーダー工程出力を作成および更新すると、品目定義に基づいて数量および単位の現在の属性がプライマリ数量およびプライマリ単位またはセカンダリ数量およびセカンダリ単位に動的にマップされます。プロセス製造作業定義および作業オーダーRESTサービスのGETメソッドは、プライマリとセカンダリで別々に数量および単位を取得します。
- 作業定義レポートおよび作業定義電子レコードには、引き続きプライマリ数量またはトランザクション数量が表示されます。
- 作業オーダー作成、制約ベースの供給プランニング、作業オーダー資材の予約とピッキングは、プライマリ単位で発生します。
- 原価プランニングおよび原価会計は、原価プロファイルに基づいて、品目のプライマリ単位またはセカンダリ単位で実行できます。
- 二重単位での製造トランザクションのレポートの詳細は、更新21AのManufacturing Cloudの「製造および保守における二重単位使用可能」機能を参照してください。
主なリソース
ロール情報
- 製造エンジニア
- 生産監督者
ロット管理製品がある産業では、ロット失効日および当初日付を管理する必要があります。これは、規制産業にとってさらに重要です。ロット番号の作成とロットの実際の生産日の間にタイム・ラグがある場合は、正確な製造日を反映するためにロットの当初日付を更新する必要があります。
この更新までは、在庫または製造でロット番号を生成した場合は常に、在庫の「ロットの管理」を使用してロット当初日付またはロット保留期限のみを更新できました。
この更新では、生産の製品完了時にロット当初日付およびロット保留期限を更新できます。製品完了時にロット当初日付を更新すると、ロット失効日が自動的に更新されます。
ロット管理日を柔軟に更新し、正確なトランザクション・レコードを管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新21D
ヒントと考慮事項
失効日と保留期限は、組織品目の設定に基づいてデフォルト設定されます。
主なリソース
- 作業実行での出力ロット管理の拡張の準備トレーニングの視聴。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)
組織では、完成品のロット管理を使用して追跡およびトレース機能を使用可能にします。生産される製品のロット番号を生産開始前に事前に割り当てる組織もあれば、製品完了時にロット番号を生成する組織もあります。トラッキングを簡略化するために、多くの組織では、製造される完成品のロット番号として作業オーダー番号を使用しています。
これまでは、作業オーダー番号を製品ロット番号として自動的に設定できませんでした。
この機能を使用して、出力製品ロット番号として作業オーダー番号をデフォルト設定して使用できるようになりました。
工場パラメータ「生産完了におけるロット番号のデフォルト設定」を「作業オーダー番号」に設定できます。この設定に基づいて、製品完了時に作業オーダー番号がロット番号として自動的にデフォルト設定されます。プロセス製造作業オーダーの場合、作業オーダー番号がプライマリ製品に対してデフォルト設定されます。ただし、ユーザーは、トランザクション中にデフォルト番号を使用するか、ロット番号を上書きするかを選択できます。
作業定義で「ロットの事前割当」インジケータも有効にしている場合、作業オーダー作成時に作業オーダー番号がロット番号として事前割当されます。
作業オーダー番号を製品ロット番号として指定すると、特に規制産業でトレーサビリティが有効になります。
有効化のステップ
デフォルト値は「デフォルトなし」です。作業オーダー番号を製品ロット番号としてデフォルト設定するには、「作業オーダー番号」を選択します。
ヒントと考慮事項
作業オーダー番号を出力製品ロット番号としてデフォルト設定すると、システム生成およびユーザー指定の作業オーダー番号に適用されます。
主なリソース
- 作業実行での出力ロット管理の拡張の準備トレーニングの視聴。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)
製造業者によっては、資材追跡のための製品ラベリングおよび監査要件を容易にするために、製品ロットを生産前に定義する必要があります。実際の生産が開始される前に、ロット番号が生成され、特定の作業オーダーに割り当てられます。これまで、ロット番号は、製品の入庫が完了したときにのみ割り当てられました。
この機能を使用すると、製造作業オーダーの製品に1つ以上のロット番号を事前に割り当てることができます。
この更新には4つの側面があります。
- 設定
- 作業オーダー作成時のロットの事前割当
- 事前に割り当てられたロットを使用した製品の完了
- 生産レポート内の事前に割り当てられたロット
設定
作業定義の「ロットの事前割当」インジケータを使用して、作業オーダーの作成および実行時にロットを事前割当する必要がある作業定義を選択できます。
作業オーダー作成時のロットの事前割当
作業定義設定に基づいて、作業オーダーの作成時に「ロット番号」タブが表示されるようになりました。製品には1つ以上のロット番号を事前に割り当てることができます。
ロット番号を事前割当するには、ロット番号を生成するか、値リストから既存のロットを選択するか、独自のユーザー定義ロット番号を指定します。
品目が子ロット使用可能になっている場合は、親ロット番号を事前に割り当てることもできます。
プロセス製造作業オーダーでは、作業定義に対して「ロットの事前割当」インジケータが有効になっている場合、プライマリ製品のロットを事前に割り当てる必要があります。オプションで、他の製品および副産物のロット番号を事前割当できます。
工場パラメータ「製品完了におけるロット番号のデフォルト設定」も有効にした場合、作業オーダー番号は作業オーダー作成時に自動的に事前割当されます。ショップ型製造作業オーダーの場合、作業オーダー番号は完成品のロット番号としてデフォルト設定され、プロセス製造作業オーダーの場合、作業オーダー番号はプライマリ製品のロット番号としてデフォルト設定されます。
製品完了トランザクションに使用されていない事前割当済ロット番号の関連付けを解除できます。特定の事前割当済ロット番号の製品トランザクションを完了すると、ロット番号の関連付けを解除できなくなります。
ショップ型製造標準、非標準、変換作業オーダーおよびプロセス製造作業オーダーに製品ロット番号を事前割当できます。未リリース、リリース済および保留ステータスの作業オーダーにロットを事前割当できます。
事前に割り当てられたロットを使用した製品の完了
ロットを作業オーダーに事前割当した後は、事前割当済ロットに対してのみ完了できます。値リストには、作業オーダーに事前に割り当てられているロットのみが表示されます。
1つのロット番号のみを事前割当した場合、事前割当済ロット番号は製品完了時にデフォルト設定されます。複数のロット番号を事前に割り当てた場合は、製品完了時に値リストから選択できます。
作業オーダー製品完了
製品返品トランザクションの場合、事前割当済ロット番号のいずれかに戻ることができます。
アドホック検査トランザクションを実行するための事前割当済ロット番号を選択できます。
生産レポート内の事前に割り当てられたロット
作業オーダー伝票およびラベルには、事前割当済ロット番号が表示されます。
ユーザー・インタフェース、RESTサービスおよびファイルベース・データ・インポートを使用してロットを事前割当できます。
デモの視聴
製品ロットを作業オーダーに事前割当すると、製品ロット、そのトランザクション履歴および系図関係を生産プロセス全体で正確に追跡できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新21D
ヒントと考慮事項
手動で指定する「親ロット番号」および「ロット失効日」の詳細はデフォルト設定できません。属性は、子ロット管理およびユーザー定義失効日の品目設定に依存します。
主なリソース
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 製造エンジニア(ORA_WIE_MANUFACTURING_ENGINEER_JOB)
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)
多数のトランザクションがある産業では、個々のユニットを視覚的に検査するのではなく、物理的なサンプルを使用したバッチ検査が必要です。これらのサンプルは、在庫ロットや製造作業オーダーなどの資材のバッチから取得され、テスト結果に基づいて品質、使用方法または次のステップを決定するために仕様に対して分析されます。各サンプル・サイズは、入庫または生産される品目と一致する単位(UOM)で数量として指定されます。現在、検査数量はアドホック検査のサンプル数として解釈され、各サンプルは品目の1ユニットを表します。
検査数量に加えて、UIを使用して、検査プランに割り当ててアドホック在庫または仕掛品検査に使用するための検査レベルの定義の一部として、サンプル数量および単位を指定できます。検査レベルでは、サンプリング手順を容易にし、小数の数量を回避するために、受入、在庫および製造で使用されるトランザクション単位よりも詳細な代替単位としてサンプル数量単位を選択することもできます。たとえば、インスペクタが、プロセス製造作業オーダーの混合工程に対して、サンプル当たり10ミリグラムの2つのサンプルを取得することで、生産をキログラム単位で追跡するとします。このサンプリング設定を有効にするには、サンプル当たりの数量が10 mgの2つのサンプルという固定数に基づいて検査レベルを定義します。
「検査詳細の入力」ページを使用してアドホック在庫検査または仕掛検査を実行する場合、サンプル数としての検査数量、サンプルおよび単位当たりの数量、合計サンプル数量および単位など、必要なサンプリング情報を表示できます。検査プラン仕様に対して評価されたサンプルからの検査結果の受入および拒否は、品目およびオプションでロットの処分および処理の決定に役立ちます。
デモの視聴
サンプルの数量と単位を明確に定義することで、品質分析の適切なサンプリング手順を伝達して遵守することができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 検査数量と単位のフィールド、およびサンプル数を決定するロジックに変更はありません。
- 検査プランおよび検査レベルを使用せずに、サンプルおよび単位当たりの数量を使用することはできません。
- ショップ型ユニットのサンプル・サイズを検査するために、サンプルおよび単位当たりの数量を空白のままにして、検査レベルでサンプリングを有効にすることができます。
- サンプル数量は、検査プランで定義されたすべての検査特性を実行するために必要な資材をカバーします。
- 在庫のサンプル数量または製造作業オーダーに対するサンプル数量の物理的な追跡は、この機能ではサポートされていません。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 品質エンジニア(ORA_QA_QUALITY_ENGINEER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 検査レベルの編集(QA_EDIT_INSPECTION_LEVELS)
品質問題または品質処理の編集ページに、変更オブジェクトの編集ページと同様の追加タブを含むサイド・パネル・ビューが表示されるようになりました。「ワークフロー」、「影響を受けるオブジェクト」、「関連オブジェクト」および「類似の問題」の情報タイルは、新しいサイド・タブに置き換えられています。
Product Management Cloud全体でレイアウトとアイコンのルック・アンド・フィールを合理化し、ユーザー・エクスペリエンスの一貫性と予測可能性を維持します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 21Dの更新
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、更新されたユーザー・インタフェースを使用して、品質問題および品質処理のページに自動的にアクセスできます。
- 品質アナリスト(ORA_ENQ_QUALITY_ANALYST_JOB)
- 品質エンジニア(ORA_ENQ_QUALITY_ENGINEER_JOB)
生産前に、一部の製造業者は、製品および品質のサンプル・ラベリング、マスター・バッチ・レコードおよびロット・トレーサビリティの要件を容易にするために、特定の生産日または作業オーダーを表す製品ロット番号を生成し、このロットに対するすべての生産アクティビティ(検査を含む)を追跡します。以前は、工程でインライン仕掛(WIP)検査を実施するステップは、製品ロットの識別および在庫への完了に先行していました。アドホックWIP検査においてのみ、完了時に作業オーダーからロット番号を取得できました。
「検査詳細の入力」ページおよびRESTサービスでサポートされているように、完了した工程で、事前割当済の出力ロットに対してアドホックWIP検査を実行できるようになりました。ショップ型製造作業オーダーの製品、およびプロセス製造作業オーダーの副製品または副産物について事前割当済ロットを検査できます。検査プラン処理により、検査済ロットを新しい資材ステータスで処分したり、ビジネス・イベントおよびPaaSを介して拡張して、他のロット処理を開始することもできます。
その結果、作業オーダーに事前に割り当てられているロットのアドホックWIP検査により、製造アクティビティと検査アクティビティ間のロットのトレーサビリティが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- ショップ型製造作業オーダーの製品またはプロセス製造作業オーダーの出力に対して、1つ以上のロットとその親ロット(オプション)を事前割当できます。
- 作業オーダーの最後の工程で、事前割当済ロットに対してインラインWIP検査を実行できます。
- 事前割当済ロットを使用した作業オーダー作成時のロットの事前割当および製品の完了の詳細は、更新21BのManufacturing Cloudの「作業オーダーへの出力ロット番号の事前割当」機能を参照してください。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 品質エンジニア(ORA_QA_QUALITY_ENGINEER_JOB)
- 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 検査結果の編集(QA_EDIT_INSPECTION_RESULTS)
REST APIを使用した品質問題および処理のセキュリティの管理
REST APIを使用して、品質問題および処理の「セキュリティ」タブでユーザーおよびロールを追加または削除します。新しい「セキュリティ」子リソースが、既存の品質処理および品質問題RESTリソースに追加されました。
ユーザーproduct_managerを「セキュリティ」タブに追加するためのサンプル・コール:
curl -v -H "Content-Type: application/vnd.oracle.adf.resourceitem+json" -u <user>:<pwd> -X POST -d '{ "GranteeType" : "USER", "GranteeName" : "PRODUCT_MANAGER"}' https://<server>/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/qualityActions/300100186703417/child/Security
ユーザーproduct_managerが正常に追加されたことを示すレスポンス:
{"GranteeType" : "USER","GranteeName" : "PRODUCT_MANAGER","LastUpdateDate" : "2020-11-11T02:32:36.426+00:00","LastUpdatedBy" : "QUALITY_ANALYST","CreatedBy" : "QUALITY_ANALYST","CreationDate" : "2020-11-11T02:32:36+00:00", ....
ユーザーを「セキュリティ」タブに追加すると、オブジェクトは非公開になり、リスト上のユーザーのみがアクセスできます。
外部クライアントから、またはアプリケーション・コンポーザのGroovyから、あるいはRESTを介したレガシー・データ・インポート中に、品質問題および品質処理へのアクセス権を付与します。品質問題または品質処理の特定の属性値に基づいて、ユーザーおよびロールを「セキュリティ」タブに追加できるようになりました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
品質問題および品質処理サービスへの変更をレビューし、必要に応じてRESTクライアントを更新します。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、RESTを介して品質問題および品質処理の「セキュリティ」タブ設定に自動的にアクセスできます。
- 品質アナリスト(ORA_ENQ_QUALITY_ANALYST_JOB)
- 品質エンジニア(ORA_ENQ_QUALITY_ENGINEER_JOB)
関連オブジェクトを表示するためのオブジェクト・ハイパーリンクの使用
品質オブジェクトと構成済オブジェクト(アプリケーション・コンポーザを使用して作成されたオブジェクト)間をナビゲートします。これは、動的選択リスト属性またはサブタブ・リンクから実行できます。
同様に、品質問題または品質処理からアプリケーション・コンポーザの構成済オブジェクトの詳細にナビゲートできます。
デモの視聴
アプリケーション・コンポーザで作成されたオブジェクトと品質問題または品質処理との間のナビゲーションがシームレスになります。アプリケーション・コンポーザで作成されたオブジェクトを使用して、品質管理組織によって提供される値を拡張し、リスク軽減や新製品の導入および評価などの追加プロセスを含めます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、まずその親機能である「品質および変更オブジェクトの類似インタフェースの表示」をオプト・インする必要があります。
ヒントと考慮事項
- カスタム・オブジェクトから品質問題または品質処理にナビゲートすると、オブジェクトが新しいダイアログで開きます。
- 品質問題または品質処理からカスタム・オブジェクトにナビゲートすると、オブジェクトは動的タブで開きます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 品質アナリスト(ORA_ENQ_QUALITY_ANALYST_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品質処理:
- 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV)
- 是正処置のレビュー(ENQ_REVIEW_QUALITY_ACTION_PRIV)
- 品質問題:
- 品質問題の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV)
- 品質問題のレビュー(ENQ_MANAGE_QUALITY_ISSUE_PRIV)
- カスタム・オブジェクト:
- カスタム・オブジェクト管理: ORA_CRM_EXTN_ROLEおよび
- カスタム・オブジェクトへの読取りアクセス権(最低でも)。
- 品質処理: