本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年12月20日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを使用した割当済ジャーニの強制完了または削除
この機能改善は、22A機能「割付チェックリストおよび割当済ジャーニのアーカイブおよびパージ」を引き継いでいます。「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスで使用可能な追加のクリーン・アップ・モードを使用して、オープン・ジャーニを強制完了し、誤って割り当てられたジャーニを削除してパフォーマンスを最適化できるようになりました。
強制完了
パラメータ | 摘要 |
---|---|
チェックリスト名 |
強制完了する必要があるチェックリストの名前。 |
割付日範囲 |
割当済ジャーニを強制完了する際に考慮する期間。 |
強制完了日 |
ジャーニを強制完了する日付。 |
削除
パラメータ | 摘要 |
---|---|
チェックリスト名 |
削除する必要があるチェックリストの名前。 |
割付日範囲 |
割当済ジャーニを削除する際に考慮する期間。 |
不完全なジャーニを強制的にクローズし、不要なジャーニを削除することで、ジャーニの管理を合理化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
パージ期間より前の強制完了日を使用することをお薦めします。
-
強制完了日が割当開始日以前の場合、強制完了日は割当開始日にデフォルト設定されます。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドおよび『グローバル人事管理の実装』ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
ロールおよび権限
-
ジャーニ・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
-
「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを手動で実行するには、グローバルHRプロセスの実行機能権限がユーザーに付与されている必要があります。
タスク設定ページの「詳細」タブに移動されたタスク失効日数の構成
22B機能「割当済ジャーニ・タスクの失効」に関連して、タスクの構成時に「詳細」タブでタスクの失効を設定できるようになりました。以前は、このフィールドは「通知とリマインダ」タブに表示されていました。
「詳細」タブでのタスク失効の設定(「失効」のアスタリスクを削除するように更新)
ノート: リリース23A以降、「失効」は必須フィールドです。したがって、新規および既存のジャーニ・テンプレートのすべてのタスクに対してこのフィールドを構成することをお薦めします。
割当済タスクを自動的にクローズし、割当済ジャーニを完了できるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
タスク失効機能は、必須タスクとオプション・タスクの両方に適用できます。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドおよび『グローバル人事管理の実装』ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
ロールおよび権限
ジャーニ・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
Oracle HRMS (オーストラリア)は、オーストラリア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、オーストラリアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
外国人雇用インジケータおよびオーストラリアへのインバウンド割当先
「アサイメント」にあるオーストラリア外国人雇用セクションを使用して、オーストラリアの外国人雇用を記録できます。アサイメントその他情報タイプにある新しいコンテキストでは、AUアサイメント内の外国人雇用の期間がホスト国情報とともに取得されます。
「オーストラリアへのインバウンド割当先」フラグを使用して、オーストラリアで勤務している外国人を識別できます。このフラグは、法定控除項目カードの課税コンポーネントに追加されます。
「オーストラリアへのインバウンド割当先」フラグを使用して、オーストラリアの外国人雇用およびオーストラリアで勤務している外国人を追跡します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、次のステップを実行する必要があります。
- 「自分のクライアント・グループ」→「給与」→「フローの送信」.にナビゲートします
- 顧客ポッドでオーストラリア用に構成されたLDGを選択します。
- オーストラリア機能使用の管理フローを検索します。
- パラメータ画面で、次のように入力します。
- 給与フロー - プロセスをモニターするためのわかりやすい名前を入力します
- オーストラリア機能 - 外国人雇用詳細を選択します
- 使用のアクティブ化 - はい
- フローを送信します。
- フローが正常に完了したら、「設定および保守」に移動します。
- タスク・ペインから「拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを検索します。
- フレックスフィールド名で、「アサイメント」を検索し、「アサイメントその他情報EFF」を選択します。
- EFFをデプロイします。
- これが正常に完了したら、ログアウトして再ログインします。
Oracle HRMS (フィンランド)は、フィンランド固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、フィンランドのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
フィンランドの個人識別番号(国別識別子)の新規追加書式を記録できるようになりました。使用可能な一意のコードの数に制限があるため、既存のセパレータに新しいセパレータが追加されました。セパレータは、フィンランド国別識別子のDDMMYYTNNNC形式の「T」です。
新しいセパレータは次のとおりです。
- 2000年以降に生まれた人々の場合: 現在の文字Aに加えて、B、C、D、EおよびF。
- 1900年から1999年に生まれた人々の場合: 現在の記号「-」に加えて、Y、X、W、VおよびU。
説明されている法令更新をサポートするために書式検証が更新されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Fusion Human Capital Managementでの国別識別子番号の検証(文書ID 2159758.1)を参照してください。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年11月22日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
更新23Bで追加アサイメント情報をロードするための変更の準備
更新23Bでは、HCMデータ・ローダーによる追加アサイメント情報(EFF)のロード方法を変更します。変更では、その日付に対応するアサイメント分割がある場合にのみ、拡張可能フレックスフィールド(EFF)データがロードされます。
アサイメントEFFデータをロードすると、その日にアサイメント変更が存在しない場合、データは同じDATファイルに残ります。
データの整合性は維持されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
統合設計を使用してHDLを使用してアサイメントEFFデータをロードする場合は、統合をレビューする必要があります。これは、対応する割当分割がアプリケーションの同じ日付に存在するか、DATファイルに渡されるようにするためです。
主なリソース
-
『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドの就業者のロードの概要の就業者のロードに関する章。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年10月28日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Payrollインタフェースは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、給与明細および処理済給与データをOracle HCM Cloudにインポートします。「グローバル給与インタフェース」テンプレートを使用して給与インタフェースを構成し、サードパーティの給与システムへのデータ・フィードを拡張および強化できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
ADPグローバル給与V2に対する給与インタフェースのベースライン抽出の実行
ADPグローバル給与の簡易コンポーネントを使用して給与を統合する場合、ベースライン抽出を実行して、ADPグローバル給与の給与インタフェースV2で全ファイルが抽出されないようにします。
ADPグローバル給与の給与インタフェースV2の簡易コンポーネントに基づいて給与を抽出するときに、パーセント・ベースのコンポーネント値が正しく表示されるように、基礎となるルートに変更が配信されています。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年11月22日 | グローバル人事管理/文書レコード | 文書レコードのアーカイブおよびパージ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年11月22日 |
HCMコミュニケート | コミュニケーション・チーム | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年10月28日 | グローバル人事管理/ワークフォース・ストラクチャ | ワーク・ストラクチャ・オブジェクトのデフォルト有効開始日の構成 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 | UK人事管理 | 複数アサイメントの法定休暇欠勤の処理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 |
UK人事管理 |
法定子との死別による忌引手当および休暇の処理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 | 人事管理/23準備 | 更新23Aのアサイメント拡張可能フレックスフィールドの保持等級コンテキストへの変更の準備 | 文書の更新。更新22Dで提供された機能。 |
2022年9月30日 |
人事管理/23準備 |
ジャーニでのI9作成を延期するためのプロファイル・オプションのデフォルト値の変更の準備 | 文書の更新。更新22Dで提供された機能。 |
2022年9月30日 |
人事/個人 | 「個人情報」レスポンシブ・ページに追加された「最終更新者」および「最終更新日」フィールド | 文書の更新。更新22Dで提供された機能。 |
2022年9月30日 |
人事管理/ワークフォース・ストラクチャ | HCMデータ・ローダー使用中の部門トランザクション更新の防止 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 |
人事管理/ワークフォース・ストラクチャ |
HCMデータ・ローダー使用中のジョブ・トランザクション更新の防止 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 |
人事管理/ワークフォース・ストラクチャ |
HCMデータ・ローダー使用中の事業所トランザクション更新の防止 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月2日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- 人事管理の新機能 – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
更新23Aのアサイメント拡張可能フレックスフィールドの保持等級コンテキストへの変更の準備
更新23Aでは、アサイメント拡張可能フレックスフィールド(EFF)の保持等級コンテキストのセグメント名および値セットを変更します。次の表に、変更を示します。
既存のセグメント名 |
新規セグメント名 |
既存の値セット |
新しい値セット |
---|---|---|---|
等級ラダー |
支給表ID |
ORA_PER_RETGRD_GRADE_LADDER_VS |
変更なし |
頻度 |
ペイ・ベース |
HRC_CHAR_10 (現在自由形式テキスト・フィールド) |
ORA_PER_RETGRD_PAY_BASIS_VS |
支給プラン |
変更なし |
HRC_CHAR_10 (現在自由形式テキスト・フィールド) |
ORA_PER_RETGRD_PAY_PLAN_VS |
保持等級コンテキストの新規セグメント名および値セット
ORA_PER_RETGRD_PAY_BASIS_VSおよびORA_PER_RETGRD_PAY_PLAN_VS値セットは、SQL問合せベースです。値セットによって、PER_ASSIGNMENT_EXTRA_INFO_M表の「周期」フィールドと「支給プラン」フィールドにユーザーが入力した既存の保持等級データが表示されます。
新しい値セットはSQL問合せベースであるため、既存のSQL問合せをビジネス・ニーズに合ったものに柔軟に置き換えられます。たとえば、カスタム参照タイプを定義し、新しい値セットに関連付けることで、既存のSQL問合せを次の問合せに置き換えられます。
FND_LOOKUP_VALUES_VLからMEANINGを選択します(lookup_type = '<カスタム参照タイプ名>’)
ノート: カスタム参照タイプを定義する場合は、参照コードに、保持等級レベルの「周期」フィールドまたは「支給プラン」フィールドに格納されているすべての値が含まれていることを確認してください。そうしないと、保持等級値を表示または更新するとエラーが表示されます。
ユーザーが保持等級データを入力する方法を制御します。ユーザーは、自由形式テキスト・フィールドを使用するかわりに値リストを使用して、構造化された方法でデータを入力できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「周期」フィールドと「支給プラン」フィールドから既存のデータのみを選択する必要がある場合は、現在の設定を変更する必要はありません。既存のデータは、値リストに値として表示されます。
-
新しいデータを入力する場合は、要件に従って既存のデータと新しいデータを含む新しい参照タイプを作成する必要があります。次に、値セット問合せを更新して、カスタム参照タイプからデータを取得します。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の実装』ガイドで次を参照してください。
-
「雇用」の章の等級保持ページを作成して保持等級コンテキストに関連付ける
ジャーニでのI9作成を延期するためのプロファイル・オプションのデフォルト値の変更の準備
更新23A以降デフォルト値がYになる「チェックリスト割付時のI9作成の遅延可能」プロファイル・オプションのデフォルト値をメモします。
この機能を使用すると、HireRightでI-9ドキュメントを作成するときに、就業者の最新データを使用および転送できます。
有効化のステップ
現在、プロファイル・オプションのデフォルト値は、ここに示すようにNに設定されています。プロファイル・オプションのデフォルト値は、23AではYに設定されます。
プロファイル・オプション・コード | 摘要 | デフォルト |
---|---|---|
ORA_PER_CHECKLIST_DEFER_I9_CREATION チェックリスト割付時のI9作成の遅延可能 |
チェックリスト割付中にI9の作成を遅延できるようにします。 |
N |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CHECKLIST_DEFER_I9_CREATIONプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに適切な値を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
既存のプロファイル・オプション構成を確認し、必要に応じて変更する必要があります。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- 『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロールおよび権限
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
「時期および事由」セクションの有効日のデフォルト設定に対するオートコンプリート・サポート
オートコンプリート・ルールを使用して、雇用フローの「時期および事由」セクションで有効日をデフォルト設定できるようになりました。オートコンプリート・ルールによるデフォルト設定は、ORA_PER_EMPL_DEFAULT_EFFECTIVE_DATEプロファイル・オプションに基づいて設定されるデフォルト値よりも優先されます。
昇格・昇進フローのオートコンプリート・ルールに従ってデフォルト設定された有効日
昇格・昇進フローで有効日を今日の日付の30日後にデフォルト設定するオートコンプリート・ルールの例
ノート: オートコンプリート・ルールを使用して、「雇用関係の作成」および「処理待ち就業者の変換」フローの有効日をデフォルト設定することはできません。
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
アクセスするには、My Oracle Supportのリリース21B以降のFusion HCM Cloud: オートコンプリートのルールの有効化(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順をレビューして実行してください。
ヒントと考慮事項
- 昇格・昇進、ローカルおよびグローバル異動、異動、アサイメントの変更、事業所の変更およびマネージャの変更の各雇用更新フローの「時期および事由」セクションにユーザーが初めてアクセスしたときにのみ、有効日がデフォルト設定されます。
- ORA_PER_EMPL_DEFAULT_EFFECTIVE_DATEプロファイル・オプション値がYに設定されている場合に、オートコンプリート・ルールが定義されていない場合は、現在のシステム日付に有効日がデフォルト設定されます。
-
ORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGESプロファイル・オプション値がNに設定されていて、有効日がデフォルト設定されるようにオートコンプリート・ルールが定義されている場合。この場合は、ユーザーが雇用フローの有効日を手動で変更すると、新しい日付値が保持されます。
-
雇用トランザクション・ページで変更されたフィールドに基づくオートコンプリート・ルールを使用して、有効日をデフォルト設定することはできません。これは、このページのトランザクション日が変更されるか、またはORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGESプロファイル・オプション値が有効化(Yに設定)されるたびにトランザクションがロールバックされて、変更が再移入されるためです。
-
雇用トランザクションを保存した後に再開するとき、または承認者によって雇用トランザクションが編集されたときには、有効日はデフォルト設定されません。
-
この機能は、HCMデータ・ローダーおよびREST APIではサポートされていません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerでオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張ガイドのオートコンプリートのビジネス・オブジェクトの章の雇用、時期および事由を参照してください。
ロールおよび権限
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
定期的にアクセスする必要がなくなった文書レコードをアーカイブおよびパージできる機能をユーザーに提供することで、文書レコードの保持および管理を合理化しました。
文書タイプのアーカイブおよびパージ設定を有効にして、「文書レコードのアーカイブ」ESSジョブを実行することにより、その文書タイプの文書レコードをアーカイブおよびパージできます。このESSジョブを実行すると、アーカイブ基準と一致するすべての文書レコードがアーカイブされます。アーカイブ・プロセスでは、文書レコードがHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表からHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表に移動されます。文書レコードがアーカイブされると、文書タイプに対して有効になっているパージ設定に基づいて、HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表から削除されます。
アーカイブ設定に使用されるフィールドは次のとおりです。
-
アーカイブ基準ベース: デフォルトでは、この値リストは空白です。「作成日」、「日付: 自」、「日付: 至」または「発行日」のいずれかを選択できます。
-
次の日数後にアーカイブ: デフォルトでは、このフィールドは空白です。これは必須フィールドで、0より大きく18000以下の数値を入力します。たとえば、2を入力すると、「アーカイブ基準ベース」で選択した日付の2日後に文書レコードがアーカイブされます。
-
次の日数後にパージ: デフォルトでは、このフィールドは空白です。これは必須フィールドで、0より大きく18000以下の数値を入力します。たとえば、2と入力すると、文書レコードはアーカイブ日の2日後にパージされます。
アーカイブ・プロセスの仕組みを次に示します。
-
各文書レコードごとに、文書タイプに基づいて「次の日数後にアーカイブ」および「アーカイブ基準ベース」が取得されます。
-
文書レコードごとに、「アーカイブ基準ベース」(「作成日」、「日付: 自」、「日付: 至」または「発行日」)で選択した文書レコード属性に「次の日数後にアーカイブ」を加算します。結果の値がシステム日付より後の場合、文書レコードはアーカイブされます。
-
このような文書レコードのすべてのデータをHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表にコピーします。
-
HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表にアーカイブされた文書レコードには、アーカイブ日がマーク付けされます。
-
コピーされたすべての文書レコード・データをHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表から削除します。
パージ・プロセスの仕組みを次に示します。
-
アーカイブ済の文書レコードごとに、文書タイプに基づいて「次の日数後にパージ」が取得されます。
-
アーカイブ済の文書レコードごとに、「次の日数後にパージ」をアーカイブ日に加算します。結果の値がシステム日付より後の場合、文書レコードはパージされます。
-
HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表および添付リポジトリから、そのようなすべての文書レコードとその添付を削除します。
削除された文書レコードをアーカイブおよびパージするためのアーカイブ設定の構成
必要に応じて、ESSジョブの文書タイプ・パラメータを選択
監査、データ保持または分析、その他の目的でコピーを保持するには、文書レコードをアーカイブします。不要になった文書レコードを削除するには、パージします。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「タスク」パネル・ドロワーで「検索」をクリックします。
-
「文書タイプ」タスク名を検索してクリックします。
-
「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。
-
文書タイプを入力し、カテゴリを選択します。
-
「文書レコード・プリファレンス」タブで、「アーカイブ基準ベース」の値を選択します。
ノート: 「アーカイブ基準ベース」で選択した値と一致する関連属性を、「属性」領域で選択していることを確認してください。
-
「次の日数後にアーカイブ」および「次の日数後にパージ」の値を入力します。
-
「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
「アーカイブ基準ベース」(「作成日」、「日付: 自」、「日付: 至」および「発行日」)を選択するには、「文書レコード・プリファレンス」タブの「属性」領域で一致する属性を選択する必要があります。一致する属性が選択されていない場合は、検証エラーが表示されます。
-
パージできるのは、アーカイブ済の文書レコードのみです。
-
HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表の文書レコードIDはHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表の文書レコードIDと同じです。これにより、アーカイブされた文書レコードに対しても添付ファイルが引き続き使用可能になります。
-
HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表にアーカイブされた文書レコードには、アーカイブ日がマーク付けされます。
-
アーカイブ設定フィールドは、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーで使用できます。
-
将来の更新で、アーカイブ設定フィールドおよびHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表をレポート目的でOTBIで使用できるようになります。
-
「個人情報の削除」プロセスを実行すると、HR_DOCUMENTS_OF_RECORD表およびHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表から文書レコードが削除されます。文書レコードのアーカイブ設定は、「個人情報の削除」プロセスには適用されません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイドおよびグローバル人事管理の実装ガイドの文書レコードの章を参照してください。
ロールおよび権限
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
この表は、この機能をサポートする機能権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
機能権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
グローバルHRプロセスの実行 PER_RUN_HR_PROCESSES |
エンタープライズ・スケジューラ・ジョブのHCM用アプリケーション・アイデンティティ 人材管理アプリケーション管理者 WebサービスのHCM用アプリケーション・アイデンティティ |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの機能権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
文書タイプを作成または編集するときに、削除された文書レコードを完全に削除するのではなく、アーカイブするように設定を構成できるようになりました。このアーカイブ設定を有効にすると、その文書タイプの削除済文書レコードがHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表に移動されます。
アーカイブ設定に使用されるフィールドは次のとおりです。
-
アーカイブ基準ベース: デフォルトでは、この値リストは空白です。「作成日」、「日付: 自」、「日付: 至」または「発行日」のいずれかを選択できます。
-
次の日数後にアーカイブ: デフォルトでは、このフィールドは空白です。これは必須フィールドで、0より大きく18000以下の数値を入力します。たとえば、2を入力すると、「アーカイブ基準ベース」で選択した日付の2日後に文書レコードがアーカイブされます。
削除された文書レコードをアーカイブするためのアーカイブ設定の構成
レコードを再作成する必要がある場合は、削除した文書レコードを保持できます。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「タスク」パネル・ドロワーで「検索」をクリックします。
-
「文書タイプ」タスク名を検索してクリックします。
-
「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。
-
文書タイプを入力し、カテゴリを選択します。
-
「文書レコード・プリファレンス」タブで、「アーカイブ基準ベース」の値を選択します。
ノート: 「アーカイブ基準ベース」で選択した値と一致する関連属性を、「属性」領域で選択していることを確認してください。
-
「次の日数後にアーカイブ」の値を入力します。
-
「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
デフォルトでは、「文書タイプ」設定ページの「アーカイブ基準ベース」が選択されていないため、削除された文書レコードはHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表に移動されません。
-
「アーカイブ基準ベース」(「作成日」、「日付: 自」、「発行日」および「日付: 至」)を選択するには、「文書レコード・プリファレンス」タブの「属性」領域で一致する属性を選択する必要があります。一致する属性が選択されていない場合は、検証エラーが表示されます。
-
アーカイブ設定を有効にすると、文書レコードはHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表から削除され、HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表に移動されます。文書レコードの添付ファイルがある場合は、引き続きFND_ATTACHMENTS表に保存されて、移動または削除はされません。
-
文書タイプに「次の日数後にパージ」設定を構成した場合は、アーカイブおよびパージ・プロセスの一部としてHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表から削除済文書レコードが完全に削除されます。
-
アーカイブ設定は、「文書レコード」ページ、HCMデータ・ローダー、HCMスプレッドシート・データ・ローダーおよびREST APIを使用して削除される文書レコードに対して有効です。
-
HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表にアーカイブされた文書レコードには、アーカイブ日がマーク付けされます。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイドおよびグローバル人事管理の実装ガイドの文書レコードの章を参照してください。
ロールおよび権限
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
文書タイプ設定ページの「摘要」フィールドに、リッチ・テキスト書式を使用してわかりやすい指示を記述して書式設定できるようになりました。文書タイプを作成または編集するときに、この書式設定の拡張を使用できるようになりました。このフィールドの文字制限は240文字から4000文字に増えました。さらに、この書式設定されたコンテンツが、「文書レコード」レスポンシブ・ページおよび文書タイプのプラグイン・リージョンの、幅が広くなった読取り専用「摘要」フィールドに表示されます。文書レコードを作成または編集するときに、読取り専用の「摘要」フィールドを表示できます。
文書タイプ作成時のリッチ・テキスト書式による「摘要」フィールドのコンテンツの書式設定
文書レコード追加時の読取り専用「摘要」フィールドの書式設定されたコンテンツの表示
文書レコード・プラグイン・セクションの読取り専用「摘要」フィールドの書式設定済コンテンツの表示
リッチ・テキスト書式を使用して、文書タイプの摘要のルック・アンド・フィールを拡張します。「摘要」フィールドの文字数制限が増えて、わかりやすい詳細な操作指示を作成できるようになりました。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「タスク」パネル・ドロワーで「検索」をクリックします。
-
「文書タイプ」タスク名を検索してクリックします。
-
「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。
-
「タイプ」を入力し、「カテゴリ」を選択します。
-
「摘要」フィールドに摘要を入力します。
-
「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
この機能は、レスポンシブ・文書レコード・フローにのみ適用できます。
-
「摘要」フィールドにイメージを追加すると、フィールドに指定された4000文字の制限がすべて使用されてしまいます。かわりに、「参照情報」(文書タイプの添付)フィールドを使用してイメージを追加できます。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイドおよびグローバル人事管理の実装ガイドの文書レコードの章
-
21Aグローバル人事管理の新機能の文書タイプに操作指示の添付を含める機能。
-
20Bグローバル人事管理の新機能の操作指示としての文書タイプの摘要の表示機能。
ロールおよび権限
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
次の追加機能により、文書レコードの一括ダウンロード・プロセスが拡張されました。
-
「送信済一括ダウンロード・プロセス」ページから添付をダウンロードする際の統合ESS_O zip出力ファイル。ファイル・サイズが2GBより大きい場合でも、単一の出力ファイルになります。
-
ESS_L zipログ・ファイルが簡略化され、エラーのある文書レコードの詳細のみが含まれるようになりました。成功した文書レコードはログ・ファイルに表示されません。
統合Zip出力ファイル
ユーザーが文書レコードを一括ダウンロードする際のエクスペリエンスが簡素化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
-
グローバル人事管理の使用ガイドの文書レコードの章
-
グローバル人事管理の実装ガイドの文書レコードの章
-
文書レコードの一括ダウンロード→グローバル人事管理の使用ガイドの文書レコードの章
雇用情報ページに追加されたワークフォース・ストラクチャ・コード
このページの「アサイメント」および「マネージャ」セクションに追加フィールドを含めることで、「雇用情報」ページの使いやすさが向上しました。
「アサイメント」セクション
-
交渉団体コード
-
労働協約コード
-
部門タイトル
-
等級コード
-
ジョブ・コード
-
事業所コード
-
ポジション・コード
-
提示開始日(処理待ち就業者レコード専用)
「マネージャ」セクション
-
マネージャ・アサイメント番号
「アサイメント」セクションの追加コード・フィールド
「マネージャ」セクションの追加フィールド
就業者アサイメントに関連付けられたワーク・ストラクチャおよびマネージャを正確に識別できます。また、他のページにナビゲートしなくても、就業者の提示開始日を表示できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、新しいコード・フィールドは非表示になっています。レスポンシブ・フローでこれらのフィールドを有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。雇用情報ページのこれらのフィールドを有効化するステップは、次のとおりです。
-
サンドボックスを作成および管理するためのアクセス権を持つ管理者ユーザーとしてサインインします。
-
トランザクション設計スタジオでルールを作成できるサンドボックスをアクティブ化します。
ノート: サンドボックスに対してHCMエクスペリエンス設計スタジオおよびページ・コンポーザのオプションを有効にし、サイト・レベルでページ・レベルの構成も有効にする必要があります。
-
アプリケーションのホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
-
「トランザクション設計スタジオ」タブを選択します。
-
「処理」ドロップダウン・リストから「雇用情報」を選択します。
-
「追加」をクリックして、新しいルールを追加します。
-
「基本詳細」セクションに、ルールの名前と摘要を入力します。
-
「ページ属性」セクションで、フィールドを有効にするリージョン(「アサイメント」など)を選択します。
-
有効にするフィールドで、「表示」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
-
そのフィールドが「雇用情報」ページで有効になります。
ヒントと考慮事項
処理待ち就業者に対してのみ「提示開始日」フィールドをデフォルトで表示するために、「処理待ち就業者ルールで提示開始日表示可能」という名前のカスタム・シード済ルールが提供されています。この動作は、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して変更できます。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
My Oracle SupportのTransaction Design Studio – What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオ→グローバル人事管理の実装ガイドのレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定の章
「雇用情報」ページの「ジョブ情報」セクションを有効にすることにより、データの表示を改善しました。このセクションを有効にすると、次のジョブ属性が表示されます。
- 名前
- コード
- ジョブ・ファミリ
- ジョブ機能
- レベル
- 管理レベル
- 超過勤務ステータス
- ジョブ属性(付加フレックスフィールド(DFF))
「ジョブ情報」セクションの追加フィールド
ジョブ詳細ページにナビゲートしなくても、「雇用情報」ページ自体で就業者のアサイメント・ジョブ詳細を表示できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、「ジョブ情報」セクションは非表示になっています。レスポンシブ・フローでこのセクションを有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。雇用情報ページのこのセクションを有効化するステップは、次のとおりです。
-
サンドボックスを作成および管理するためのアクセス権を持つ管理者ユーザーとしてサインインします。
-
トランザクション設計スタジオでルールを作成できるサンドボックスをアクティブ化します。
ノート: サンドボックスに対してHCMエクスペリエンス設計スタジオおよびページ・コンポーザのオプションを有効にし、サイト・レベルでページ・レベルの構成も有効にする必要があります。
-
アプリケーションのホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
-
「トランザクション設計スタジオ」タブを選択します。
-
「処理」ドロップダウン・リストから「雇用情報」を選択します。
-
「追加」をクリックして、新しいルールを追加します。
-
「基本詳細」セクションに、ルールの名前と摘要を入力します。
-
「ページ属性」セクションで、「リージョン」ドロップダウン・リストから「参照情報リージョン」を選択します。
-
「ジョブ情報」リージョンで、「表示」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
-
「ジョブ情報」セクションが「雇用情報」ページで有効になります。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
My Oracle SupportのTransaction Design Studio – What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオ→グローバル人事管理の実装ガイドのレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定の章
ロールおよび権限
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
就業者REST API使用時のポジションからの就業者データの同期
ポジションからの就業者データを同期することにより、就業者RESTサービスを拡張しました。この同期は、ユーザーがポジション同期化を有効にすると実行されます。
ジョブ、事業所、部門などのワークフォース・ストラクチャ属性およびその他の属性が、就業者REST APIの使用時にポジションから同期されます。
就業者REST APIを使用して、ポジションから就業者アサイメント・データを同期できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
「ポジションからの個人アサイメントの同期化」プロセスを実行して、次のパラメータを同期化する必要があります。
-
ポジション・フレックスフィールドからのアサイメント・フレックスフィールド
-
ポジション階層からのマネージャ
-
ポジションからのマネージャ
-
ポジション階層からの直属の部下
-
ポジション勤務時間による常勤換算の計算
主なリソース
- 詳細は、グローバル人事管理の使用ガイドのジョブおよびポジションの章のポジションの同期化を参照してください。
追加アサイメントが完全に削除されたときにチェックできるようにして、アプリケーションを拡張しました。削除対象として選択したアサイメントにタイム・カードが存在するかどうかがチェックされ、存在する場合は削除プロセスが停止され、エラー・メッセージが表示されます。このチェックは、追加アサイメントを完全に削除できるレスポンシブ雇用詳細ページに適用されます。また、ユーザーが「ローカルおよびグローバル異動」フローを使用してグローバル異動を実行する場合にも、このチェックが実行されます。これは、グローバル異動により、ソース雇用関係から先日付のアサイメントが削除されるためです。有効日アサイメント・レコードのみが削除される場合、このチェックは実行されません。
タイム・カードがある追加アサイメントを削除する場合の雇用情報フローのエラー・メッセージ
関連する追加アサイメントの削除を許可しないことにより、タイム・カードが孤立しないようにします。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「N」に設定されます。タイム・カードが存在する場合に、追加アサイメントの削除を防止する必要がない場合は、このプロファイル値をYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_EMPL_DISABLE_TIME_CARD_CHK_CANCEL_WR |
「雇用関係の取消」および「割当の削除」におけるタイム・カードの確認使用不可 |
N |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、機能を有効にするには、次の手順に従います。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_EMPL_DISABLE_TIME_CARD_CHK_CANCEL_WRプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
22D勤怠管理の新機能のグローバル人事管理のアサイメントの削除プロセスとの統合機能
-
22Cグローバル人事管理の新機能の雇用関係の取消時のタイム・カードのチェック機能
ビジネス・タイトル値リスト・スイッチャに表示する追加アサイメント属性を構成することで、必要なアサイメントを「自分のチーム」で簡単に識別できます。
「就業者」、「オファーあり」、「求人」および「欠員」も、選択したアサイメントに従って変わります。
複数のアサイメントで作業するユーザーは、自分が作業するアサイメントを正確に識別できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「N」に設定されます。ビジネス・タイトル値リストでREST値リストを使用するプロファイル・オプションを有効にするには、プロファイル値をYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_EMPL_ENABLE_WRK_ASG_REST_LOV |
就業者アサイメント「REST」値リスト使用可能 |
N |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、処理を有効にするには、次の手順に従います。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_EMPL_ENABLE_WRK_ASG_REST_LOVプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ノート: この機能を有効にすると、新しいビジネス・タイトル値リストによって、「自分のチーム」ページの既存のビジネス・タイトル・スイッチャが置き換えられます。ページ・コンポーザを使用してビジネス・タイトル値リストをパーソナライズした場合は、パーソナライズを再実行する必要があります。
ヒントと考慮事項
「プライマリ」属性を有効にすると、trueまたはfalseの値が表示されます。これらの値は英語でのみ表示され、ユーザー・プリファレンスで設定されている言語では表示されません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の使用ガイドのワークフォース・レコードの章の複数アサイメントのビジネス・タイトルの構成を参照してください。
ロールおよび権限
この表は、この機能をサポートする集計権限と機能権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
コメント |
---|---|---|
RESTサービスの使用 - 就業者アサイメント値リスト PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_ASSIGNMENTS_LOV |
従業員 人事管理アナリスト 人事担当者 |
ビジネス・タイトル値リストにアクセスするには、この集計権限が必要です。 |
有効日を使用した就業者検索使用可能 PER_ENABLE_WORKER_SEARCHES_USING_EFFECTIVE_DATES |
ライン・マネージャ 人事担当者 |
システム日付とは異なる有効日を使用して検索を実行する場合に、ビジネス・タイトル値リストを使用するには、この機能権限が必要です。 たとえば、拡張検索で特定の日付を使用して検索する場合です。 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの権限を追加する必要があります。
「カテゴリ・セキュリティ」を使用して、「チェックリスト・テンプレートの作成」ページでテンプレートを作成するとき、およびジャーニ・アプリケーションで個人ジャーニを作成するときに表示されるカテゴリを制御できます。たとえば、ライン・マネージャが報酬カテゴリのジャーニのみを作成するように制限できます。
次のいずれかのオプションに対するロール・アクセス権を提供できます。
- 特定のカテゴリ
- すべてのカテゴリ
セキュリティ構成オプション |
構成する場所 |
この構成によって決定される内容 |
影響を受けるページ |
ユース・ケース |
---|---|---|---|---|
ジャーニ・カテゴリ |
「チェックリスト・テンプレート」ページ→「カテゴリ・セキュリティ」タブ→「チェックリスト・カテゴリ」 |
ジャーニの作成時にこのカテゴリを選択できるロール |
|
ライン・マネージャ・ロールでのみ使用できる報酬カテゴリ・テンプレート |
ノート: ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプションをYに設定する必要があります。有効化のステップを参照してください。
ジャーニ・テンプレート・カテゴリに基づくセキュリティを構成するには、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」→「雇用」にナビゲートします。
- 「チェックリスト・テンプレート」タスクまたはクイック処理を検索してクリックします。
- 保護するカテゴリを選択し、必要なロールを追加します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
カテゴリ・セキュリティを使用した、ジャーニ・テンプレート作成に対するアクセスの制御
すべてのカテゴリまたは特定のカテゴリに対するアクセスの決定
たとえば、ライン・マネージャ・ロールに報酬カテゴリに対するアクセス権を付与した場合、ライン・マネージャ・ロールを持つユーザーのみが、ジャーニ・アプリケーションで報酬カテゴリのジャーニを作成できます。
ライン・マネージャ・ロールの検索と選択
ライン・マネージャのロールの追加
ライン・マネージャは、自分のロールに対して構成された報酬カテゴリのみを表示でき、そのカテゴリに対して個人ジャーニを作成できます。
ライン・マネージャ・ロールはジャーニの報酬カテゴリにアクセス可能
HR担当者ロールにすべてのカテゴリへのアクセス権を付与した場合、HR担当者ロールを持つユーザーは、「チェックリスト・テンプレート」ページでジャーニ・テンプレートを作成するときにすべてのカテゴリを表示できます。
HR担当者はすべてのカテゴリにアクセス可能
HR担当者ロールはジャーニ作成時にすべてのカテゴリにアクセス可能
この機能を使用すると、ユーザーが自分のビジネス領域に関連するカテゴリでジャーニを作成できます。
有効化のステップ
ジャーニのセキュリティ機能を有効にするには、プロファイル・オプションORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDをYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_JOURNEY_ SECURITY_ENABLED ジャーニのデータ・セキュリティ使用可能 |
ジャーニ・テンプレートおよび割当済ジャーニに対するデータ・セキュリティの適用を有効にします。 |
N |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
このカテゴリのジャーニ・テンプレートを表示および管理する機能は、22Dのジャーニのテンプレート・レベル・セキュリティ機能によって制御されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロールおよび権限
この表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
職務またはジョブ・ロール名およびコード |
---|---|
RESTサービスの使用 - ジャーニ・カテゴリ値リスト PER_REST_SERVICE_ACCESS_JOURNEY CATEGORIES_LOV |
個人構成(ORA_PER_PERSON_CONFIGURATION_DUTY) 人材管理統合スペシャリスト(ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB) |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。
ノート: ここで作成したセキュリティ構成を適用するには、有効化のステップに示すように、ジャーニ・テンプレートをアクティブにして、ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、セキュリティを構成および適用するユーザーにORA_PER_MANAGE_JOURNEY_TEMPLATE集計権限を付与する必要があります。この権限があるロールでは、「データ・セキュリティ使用可能」チェック・ボックスを選択してセキュリティを適用できます。「ロール」セクションを参照してください。
「ジャーニ・テンプレート操作」を使用して、ジャーニ・テンプレートごとにジャーニ・テンプレート操作を制御できます。ロールに指定したアクセス権に応じて、そのロールを持つユーザーは次の処理を実行できます。
セキュリティ構成オプション |
実行できる場所 |
構成によって決定される内容 |
影響を受けるページ |
ユース・ケース |
---|---|---|---|---|
ジャーニ・テンプレート |
特定のテンプレート→「セキュリティ」タブ→「ジャーニ・テンプレート操作」→「ジャーニの構成」チェック・ボックス |
このジャーニを管理できるロールを制御します |
ジャーニ・アプリケーションのチェックリスト・テンプレート設定ページおよび「ジャーニの作成」ページ |
オンボーディング・ジャーニはHR担当者のみが管理する必要があります |
特定のテンプレート→「セキュリティ」タブ→「ジャーニ・テンプレート操作」→「検討」チェック・ボックス |
このジャーニを表示できるロールを決定します |
ジャーニ・アプリケーションの「検討」タブ 「チェックリストの割付」レスポンシブ・ページ |
キャリアの成長ジャーニは従業員が表示する必要があります |
|
特定のテンプレート→「セキュリティ」タブ→「ジャーニ・テンプレート操作」→「自分に割当」チェック・ボックス |
このジャーニを自分自身に割り当てることができるロールを制御します |
「検討」タブからの特定のジャーニ |
従業員は自分のキャリアの成長ジャーニを自己割当できる必要があります |
|
特定のテンプレート→「セキュリティ」タブ→「ジャーニ・テンプレート操作」→「他者に割当」チェック・ボックス |
このジャーニを個人セキュリティ・プロファイル内の個人に割り当てることができるロールを制御します |
「検討」タブからの特定のジャーニ 「チェックリストの割付」レスポンシブ・ページ |
ライン・マネージャは、自分のチームに「パフォーマンス・レビュー」ジャーニを割り当てることができる必要があります |
ジャーニ・テンプレートの保護
ユーザーのロールに基づいて、ジャーニ・テンプレートごとに異なるジャーニ・テンプレート操作を制御できます。
テンプレートごとにジャーニ・テンプレート操作を制御するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」→「雇用」にナビゲートします。
- 「チェックリスト・テンプレート」タスクまたはクイック処理を検索してクリックします。
- チェックリスト・テンプレートを作成します。
- 「セキュリティ」タブをクリックします。
- 必要なロールを追加し、「ジャーニ・テンプレート操作」で、必要なチェック・ボックスを選択します。
ノート: セキュリティを適用するには、「データ・セキュリティ使用可能」チェック・ボックスを選択する必要があります。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
たとえば、特定のオフボーディング・ジャーニ・テンプレートの場合、HR担当者がすべての操作を実行し、ライン・マネージャは特定の操作のみを実行するようにする必要がある場合があります。作成した構成に基づいて、ユーザーは自分のロールに基づいて構成済の操作のみを実行できます。
HR担当者およびライン・マネージャのジャーニ・テンプレート操作アクセス権の構成
これを構成すると、次のようになります。
- HR担当者ロールでは、ジャーニ・テンプレートを構成し、「参照」タブおよび値リストにこのジャーニを表示し、このジャーニを自分および個人セキュリティ・プロファイルの他のユーザーに割り当てることができます。
- ライン・マネージャは、「検討」タブおよび値リストでジャーニを表示し、このジャーニを個人セキュリティ・プロファイルの他のユーザーに割り当てることができます。ライン・マネージャは、ジャーニ・テンプレートを構成したり、このジャーニを自分に割り当てることはできません。
HR担当者が「検討」タブにジャーニを表示
HR担当者はすべての操作にアクセス可能
ライン・マネージャは「検討」タブにジャーニを表示可能
ライン・マネージャは構成済操作のみにアクセス可能
テンプレートによる割当済ジャーニの保護
「割当済ジャーニ操作」セクションでは、特定のジャーニ・テンプレートに基づいて割当済ジャーニを保護できます。デフォルトでは、下位互換性を維持するために「すべてのロール」が選択されています。ただし、「すべてのロール」オプションを無効にして、このテンプレートに基づいて割り当てられたジャーニの表示アクセス権が必要なロールのみを追加できます。このセクションで有効にしたロールは、このテンプレートに基づいて割り当てられたジャーニを表示できます。アクセス権を構成すると、「個人セキュリティ・プロファイル」および「割当済の表示」のセキュリティ構成が考慮されます。
セキュリティ構成オプション | 構成する場所 | この構成によって決定される内容 | 影響を受けるページ | ユース・ケース |
---|---|---|---|---|
割当済ジャーニ |
特定のテンプレート→「セキュリティ」タブ→「割当済ジャーニ操作」 |
このジャーニに基づいて個人セキュリティ・プロファイルの個人に割り当てられたジャーニを表示できるロールを制御します |
|
ライン・マネージャではなく、従業員およびHR担当者のみがワクチン接種ジャーニを表示できる必要があります |
特定のジャーニ・テンプレートに基づいて割り当てられたジャーニを保護するには、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」→「雇用」にナビゲートします。
- 「チェックリスト・テンプレート」タスクまたはクイック処理を検索してクリックします。
- チェックリスト・テンプレートを作成または変更します。
- 「セキュリティ」タブをクリックします。
- 必要なロールを追加し、「割当済ジャーニ操作」で、必要なチェック・ボックスを選択します。
ノート: セキュリティを適用するには、「データ・セキュリティ使用可能」チェック・ボックスを選択する必要があります。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
たとえば、ワクチン接種ジャーニ・テンプレートに基づいて割り当てられたジャーニは従業員およびHR担当者のみが表示し、ライン・マネージャはこのジャーニを表示できないようにする必要があるとします。次に示す構成では、テンプレートに基づいて、「割当済ジャーニ操作」セクションに構成された2つのロールにのみ割当済ジャーニが表示されます。
割当済ジャーニをHR担当者および従業員のみに表示する構成
従業員の割当済ジャーニはHR担当者が表示可能
従業員は割当済ジャーニを表示可能
この機能を使用すると、どのロールがどのジャーニを表示できるかを選択的に決定できます。たとえば、マネージャがワクチン接種ジャーニを表示できないようにできます。
また、自分自身に割り当てることができるジャーニ・ユーザーを制御することもできます。たとえば、従業員は、自分のキャリア成長に関連するジャーニのみを表示して割り当てることができます。
有効化のステップ
ジャーニのセキュリティ機能を有効にするには、プロファイル・オプションORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDをYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_JOURNEY_ SECURITY_ENABLED ジャーニのデータ・セキュリティ使用可能 |
ジャーニ・テンプレートおよび割当済ジャーニに対するデータ・セキュリティの適用を有効にします。 |
N |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには:
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
セキュリティ構成は、ジャーニ・アプリケーションおよび「チェックリストの割付」クイック処理に適用されますが、「オンボーディング」および「チェックリスト・タスク」アプリケーションには適用されません。
-
既存のテンプレートの「セキュリティ」タブで「データ・セキュリティ使用可能」チェック・ボックスをアクティブ化しても、セキュリティのプロファイル・オプションORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDを有効にしないと、テンプレート・レベルおよび割当済ジャーニ・レベルでセキュリティが適用されません。
-
ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプションが「Y」に設定されていても、チェックリスト・テンプレートの「セキュリティ」タブで「データ・セキュリティ使用可能」チェック・ボックスを選択しないと、テンプレート・レベルおよび割当済ジャーニ・レベルでセキュリティが適用されません。
-
セキュリティが構成されているジャーニを複製すると、セキュリティ構成もコピーされます。
-
ジャーニ・テンプレートを複製して個人ジャーニとして保存する場合は、ジャーニ・テンプレートおよび割当済の表示のセキュリティ詳細はコピーされません。「検討」タブに個人ジャーニを表示することは引き続き可能で、個人ジャーニの「自分に割当」、「他者に割当」、「編集」、「削除」および「強制完了」などの処理を実行できます。
-
ジャーニ・テンプレートで行ったセキュリティ構成は、機能設定マネージャ(FSM)にエクスポートまたはインポートできません。ただし、テンプレートをエクスポートまたはインポートして、セキュリティ構成を再構成できます。
-
「チェックリスト・テンプレート」ページでジャーニ・テンプレートをエクスポートおよびインポートした場合、セキュリティ構成はエクスポートまたはインポートされません。ただし、テンプレートをエクスポートまたはインポートして、セキュリティを再構成できます。
-
テンプレート・レベルおよび割当済ジャーニ・レベルのセキュリティ構成は、現在HDLではサポートされていません。
-
「変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新」ESSプロセスを使用して、割当済ジャーニに対してセキュリティ構成の更新を同期することは現在できません。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロールおよび権限
この表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名、コードおよび摘要 |
職務またはジョブ・ロール名、コードおよび摘要 |
---|---|
ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_TEMPLATE 自分にアクセス権が付与されたジャーニの管理をユーザーに許可します。 |
個人構成 ORA_PER_PERSON_CONFIGURATION_DUTY Personタイプ、名前書式、チェックリストおよび文書タイプを管理します。 |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_JOURNEY_TEMPLATE 自分にアクセス権が付与されたジャーニの検討をユーザーに許可します。 |
就業者ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_JOURNEY 就業者ジャーニへのアクセスおよび表示をユーザーに許可します。 マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_MANAGER 就業者ジャーニへのアクセスおよび管理をマネージャに許可します。 HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR 就業者ジャーニへのアクセスおよび管理をHR担当者に許可します。 |
この表は、この更新の機能をサポートするように変更された既存の権限を示しています。
権限タイプ、名前、コードおよび摘要 |
変更された内容 |
---|---|
職務ロール 就業者ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_JOURNEY 就業者ジャーニへのアクセスおよび表示をユーザーに許可します。 |
ロール名が「ジャーニの表示」から「就業者ジャーニの表示」に変更されました。 |
機能権限 ジャーニの管理 PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE ジャーニ・テンプレートの管理を許可します。 |
権限名がHRチェックリスト・テンプレートの管理から「ジャーニの管理」に変更されました。 権限の摘要が「チェックリスト・テンプレートの管理を許可します。」から「ジャーニ・テンプレートの管理を許可します。」に変更されました。 |
機能権限 個人ジャーニの管理 PER_MANAGE_JOURNEY 個人ジャーニの作成および管理をユーザーに許可します。 |
権限名が「ジャーニの管理」から個人ジャーニの管理に変更されました。 権限の摘要が「ジャーニの作成および管理をユーザーに許可します。」から「個人ジャーニの作成および管理をユーザーに許可します。」に変更されました。 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。
異なるタスク・タイプの組合せを使用した拡張ジャーニ・タスク・タイプ
新しい拡張タスク・タイプを利用して、最大3つのタスク・タイプを単一のタスクとして結合できるようになりました。たとえば、オンボーディングの一部として、新規採用者がビデオを視聴し、質問表に回答し、契約に電子署名する必要がある場合は、ビデオと質問表、電子署名タスクを組み合せることができます。
拡張タスク設定
拡張タスクを設定するときに、「タスクの作成」ページにリストされた各タスク・タイプの横にあるチェック・ボックスを選択できます。タスク・タイプの順序は設定ページと割当済タスクで同じになります。
- ドキュメント
- 外部URL
- アプリケーション・タスク
- ビデオ
- 埋込み学習
- 質問リスト
- 構成可能フォーム
- 電子署名
- レポート
「コメントおよび添付」を有効にすると、拡張タスクの最後のタスクの後に表示されます。
ビデオ、質問表および電子署名タスクの組合せ
割当済ジャーニ・タスクのビデオ、質問表および電子署名
割付チェックリスト・タスクのビデオ、質問表および電子署名
この機能により、個別のタスクを作成する必要性が減り、詳細の追跡と更新を1つのタスクで実行しやすくなります。
有効化のステップ
拡張タスクを作成するには:
- タスクを作成し、タスク・タイプとして「拡張タスク」を選択します。
- セクションにリストされているタスク・タイプを最大3つ選択してください。
- 各タスク・タイプに基づいて詳細を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 結合するタスクは最大3つのみ選択できます。
- ジャーニに1つの拡張タスクがある場合は、デフォルトで展開されます。
- これらの機能は、拡張タスクで結合されているタスク・タイプに共通です。
- 実行者および所有者。結合される個々のタスクに、異なる実行者および所有者は設定できません。
- 「完了」、「適用なし」などのボタン。
- コメントおよび添付セクション。
- ノート・ヘッダーおよびノート・セクション。すべてのサブタスクに追加する内容は、拡張タスクのすぐ上に表示される単一のノート・セクションに含まれている必要があります。
- 連絡先情報セクション。
- 「プロパティの表示」の「処理ラベルの名前変更」セクション。結合されているすべてのタスク・タイプのすべての処理ラベルがリストされます。
- タスク・ライブラリで拡張タスク・タイプを構成できます。
- 割り当てられたジャーニに拡張タスクをタスク・ライブラリから追加できます。
- 拡張タスク・タイプは、ジャーニ・テンプレートの一部として、次の操作でサポートされます。
- 単一のチェックリスト・テンプレートのエクスポートおよびインポート。
- チェックリスト構成の機能設定マネージャ(FSM)エクスポートおよびインポート。
- チェックリスト・テンプレートの複製。
- タスク・ライブラリからのタスクの追加。
- タスク・ライブラリへのタスクの追加。
- HCMデータ・ローダー(HDL)
- 拡張タスク・タイプには、次の制限が適用されます。
- ジャーニ・アプリケーションからは作成できません。
- ガイド付きジャーニでは使用できません。
- DocuSign、I-9およびOPAタスク・タイプは許可されません。
- 順序の指定は許可されません。選択したタスク・タイプは、チェックリスト・タスク設定ページに表示される順序で表示されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロールおよび権限
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニのディープ・リンクでサポートされているパラメータを使用すれば、追加のクリックやナビゲーションなしで特定のアプリケーション・ページに直接移動できます。
この表は、ユースケース別のディープ・リンクを示しています。
ディープ・リンク |
目的 |
パラメータ |
---|---|---|
|
ジャーニの特定のタブに簡単に移動できます。 たとえば、「検討」タブのすべてのジャーニ・テンプレートを表示するランディング・ページのディープ・リンクを作成します。 |
tab=<tab_name>
|
|
searchTermパラメータ値が事前に移入された検索を使用して、特定のタブに簡単に移動できます。 たとえば、「検討」タブにある、ジャーニ名が「Onboard」で始まるすべてのジャーニ・テンプレートを表示するランディング・ページのディープ・リンクを作成します。 |
searchTerm=<search_term>
ノート: このパラメータは、tabパラメータのみとともに機能します。 |
|
特定のカテゴリまたはサブカテゴリでジャーニをフィルタして、特定のタブに簡単にランディングします |
pageName=exploreJourneys ノート: このpageNameパラメータは、category=<Category_Code>またはsubCategory=<Subcategory_code>のパラメータのみとともに機能します |
|
サインインしたユーザーの特定のカテゴリ、サブカテゴリ、ジャーニ・コードおよびステータスの割当済ジャーニを「自分のジャーニ」タブに直接リストします |
pageName=myJourneys ノート: このpageNameパラメータは、category=<Category_Code>またはsubCategory=<Subcategory_code>またはstatus=<Status_Code>またはjourneyCode=<Journey_Code>のパラメータのみとともに機能します |
|
特定のジャーニの詳細を直接表示し、許可された処理を使用して、自分または他のユーザーにジャーニを割り当てます |
pageName=journeyDetails ノート: このpageNameパラメータは、journeyCode=<Journey_Code>のパラメータのみとともに機能します |
|
特定のジャーニの詳細を直接表示し、許可された処理を使用して、自分または他のユーザーにジャーニを割り当てます |
journeyId=<Journey_id> |
|
特定の固定処理ジャーニまたはサーベイの最新の割当済ジャーニを表示します |
checklistCode=<Journey_Code> checklistStatus=<Status_Code> |
この表は、複数のディープ・リンクで使用される様々なパラメータの概要を示しています。
パラメータ |
タイプ |
摘要 |
---|---|---|
tab |
文字列 |
ジャーニ・アプリケーションに表示されるタブ。 |
searchTerm |
文字列 |
検索文字列。 検索語は、参照されているタブによって異なります。 |
pageName |
文字列 |
サポートされている値は、exploreJourneys、myJourneysおよびjourneyDetailsのみです |
category |
文字列 |
チェックリストのカテゴリ。たとえば、ONBOARD、ORA_PERSON、ORA_SURVEYなどです。 カテゴリ・パラメータが渡されないと、すべてのカテゴリのジャーニが表示されます。 |
subCategory |
文字列 |
サーベイ・サブカテゴリ参照の参照コード。カテゴリ・パラメータがORA_SURVEYの場合にサブカテゴリ・パラメータでサポートされるのは、これらの値のみです。
|
status |
文字列 |
Statusパラメータでは次の値のみがサポートされます。
Statusパラメータが渡されないと、オープンおよび完了済の割当済ジャーニが表示されます。 |
journeyCode |
文字列 |
ジャーニ・テンプレートの一意の英数字識別子です。これは、ジャーニ・テンプレートが作成されて、チェックリスト・テンプレート・ページに表示されたときに、ジャーニ名に基づいて自動生成されます。 |
journeyId |
数値 |
ジャーニ・テンプレートの一意の数字識別子です。 |
checklistCode |
文字列 |
チェックリスト・テンプレートの一意の英数字識別子です。これは、チェックリスト・テンプレートが作成されて、チェックリスト・テンプレート・ページに表示されたときに、チェックリスト名に基づいて自動生成されます。 |
checklistStatus |
文字列 |
Statusパラメータでは次の値のみがサポートされます。
Statusパラメータが渡されないと、オープンおよび完了済の割当済ジャーニが表示されます。 |
この機能によりナビゲーションが容易になり、時間の節約とユーザー・エクスペリエンスの向上が実現されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Center: グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章にあるこのリソースを参照してください。
サーベイ・ジャーニを使用してサーベイを作成し、組織内の個人に割り当てることができるようになりました。たとえば、職場の満足度に関するフィードバックを求める定期的なパルス・サーベイや、オンボーディング・プロセスに関してフィードバックする一般的なサーベイなどです。
「サーベイ」カテゴリのジャーニを作成する前に、次のサーベイ・サブタイプに関連付ける質問リストを定義しておく必要があります。
サーベイ・サブタイプ |
質問リスト・サブスクライバ |
サーベイ結果の表示場所 |
---|---|---|
一般 |
ジャーニ・サーベイ |
独自のBIレポートの作成 |
タッチポイント |
タッチポイント |
タッチポイント・ダッシュボードの使用 |
サーベイの質問リストの定義の詳細は、22Dタレントの新機能の新規サブスクライバ用の拡張プレゼンテーション・オプションを参照してください。
サーベイ・ジャーニを構成するには、次の手順を実行する必要があります。
- 新しいカテゴリ「サーベイ」を使用して、チェックリスト・テンプレートにサーベイ・ジャーニを作成します。サーベイ・サブタイプを「一般」または「タッチポイント」に指定します。
チェックリスト・テンプレートでのサーベイ・ジャーニの構成
- サーベイ・テンプレートでは、「サーベイ」タイプのタスクを1つのみ使用できます。事前定義済の質問リストをタスクに関連付けます。「タッチポイント」サーベイ・サブタイプの場合、タッチポイント・サブスクライバ・ベースの質問リストのみが「質問表」値リストに表示されます。同様に、「一般」サーベイ・サブタイプの場合、「質問表」値リストにはジャーニ・サーベイ・サブスクライバ・ベースの質問表のみがリストされます。
サーベイ・タスクへの事前定義済質問リストの関連付け
- サーベイ・ジャーニ・レベルに基準を構成します。ジャーニを割り当てる際には、基準を満たす個人のみにサーベイ・ジャーニが割り当てられます。たとえば、雇用主とビジネス・ユニットに固有のサーベイ・ジャーニがあります。
サーベイ・タスクの基準の構成
-
サーベイ・ジャーニを割り付ける期間を構成できます。この期間は、サーベイ・ジャーニの「スケジュール割付」タブで構成します。サーベイ期間は必須なので、サーベイが一度に割り付けられるか、または繰返し期間に割り付けられるかに関係なく構成する必要があります。サーベイ割付(繰返しまたは1回のみ)は、サーベイ定義で定義されているアクティブな期間に対してのみ実行できます。
サーベイ・ジャーニのスケジュール割付
- スケジュール割付
次のいずれかの繰返しオプションを選択して、サーベイ・ジャーニを割り当てる頻度を指定します。
- 日
- 週
- カレンダ月
- 年
- 特定日
「生成」をクリックすると、指定した日付と頻度に基づいて期間が自動生成されます。一部の期間が完了した後に期間を再生成すると、将来の期間のみが再生成されます。過去に完了した期間は更新できません。1つの期間内に、サーベイ・ジャーニを1回以上割り当てる必要がある場合があります。「期間ごとの実行回数」ドロップダウン・リストを使用すると、これを指定できます。期間の完了時に、サーベイ・ジャーニは自動的に失効します。
ノート: すでに割り当てられているサーベイ・ジャーニの頻度を変更する前には、慎重にレビューする必要があります。頻度を変更すると、サーベイ・ジャーニに対して構成したレポートに影響します。
II.期間要約
期間要約は、選択した頻度に基づいて自動生成されます。デフォルトでは、期間が「アクティブ」になります。特定の期間にサーベイ・ジャーニを割り当てない場合は、「アクティブ」の選択を解除できます。
111.レポート属性
レポート用の属性を構成します。サーベイの応答を計算するために、日数、週数、月数または年数で分析期間を指定できます。サーベイの応答スコアを測定するしきい値を設定できます。
ジャーニの「ジャーニの割当」フローでサーベイ・ジャーニを割り当てる際に、次の「繰返し」オプションを選択できます。
- スケジュールごと - 割当日が含まれる各期間にサーベイ・ジャーニを割り当てます。
- 常に不可 - サーベイ・ジャーニをアドホック・ベースで割り当てますが、日付は特定の期間内に含まれる必要があります。
「スケジュール済ジャーニの割付」ESSプロセス
日次で実行される「スケジュール済ジャーニの割付」ESSプロセスによって、ジャーニが自動的に割り当てられます。固定処理のサーベイ・ジャーニの場合は、その期間内の新規対象就業者がチェックされ、新規対象就業者のみにサーベイ・ジャーニが割り当てられます。
スケジュール割付
スケジュール済割付のレビュー
管理者は、「チェックリスト・テンプレート」ページの「スケジュール済割付」タブを使用して、スケジュール済サーベイ・ジャーニのステータスをレビューできます。特定の割付を更新する必要がある場合、管理者はその割付にドリルダウンし、個人または期間の選択を解除して変更できます。
チェックリスト・テンプレートの「スケジュール済割付」タブ
「スケジュール済割付」タブのステータス別割付リスト
サーベイ・タイトルおよび完了メッセージ
サーベイ・ジャーニ・テンプレートの「メッセージ」タブを使用して、サーベイ・ジャーニの割当時に就業者に表示されるタイトル、サブタイトルおよび完了メッセージを構成します。
サーベイ・タイトル、サブタイトルおよび完了メッセージの構成
割当済サーベイ・ジャーニのタイトルおよびサブタイトル
サーベイ・ジャーニ完了時のメッセージ
従業員のエクスペリエンス
従業員にサーベイ・ジャーニが割り当てられると、通知が届きます。また、「自分のジャーニ」タブでサーベイ・ジャーニを確認することもできます。その後、サーベイ・ジャーニに応答して送信できます。
自分のジャーニに表示されるサーベイ・ジャーニ
従業員がサーベイ質問リストに応答
この機能により、エンドツーエンドのサーベイ・メカニズムが提供されるので、サーベイを作成して送信するだけでなく、サーベイ結果を分析およびレポートできるようになります。
有効化のステップ
サーベイ・ジャーニを作成するには:
- チェックリスト・テンプレートを作成し、ジャーニ・カテゴリとして「サーベイ」を選択します。
- サーベイ・サブタイプを選択します。
- 事前定義済の質問リストをサーベイ・タスクに関連付けます。
- その他の詳細を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- この機能は、ジャーニ・アプリケーションでのみ使用できます。チェックリストおよびオンボーディングのレスポンシブ・ページでは使用できません。
- チェックリスト・テンプレート設定ページからサーベイ・ジャーニを構成できます。
- ジャーニの「検討」タブの「ジャーニの作成」ボタンでは、サーベイ・ジャーニの作成はサポートされていません。「サーベイ」カテゴリの個人ジャーニは作成できません。
- 既存のジャーニのカテゴリをサーベイ・ジャーニに変更することはできません。かわりに、新しいサーベイ・ジャーニを定義してください。
- サーベイ・ジャーニを構成するために使用できる属性は、通常のジャーニの設定とは異なります。
- ジャーニ・アプリケーションの「自分のタスク」タブにはサーベイ・タスクが表示されません。
- サーベイ・ジャーニは、サーベイ・ジャーニのスケジュールに定義されたアクティブ期間にのみ割り当てることができます。
- ジャーニの「ジャーニの割当」フローの「繰返し」ドロップダウンは、サーベイ・ジャーニでのみ使用できます。
- ジャーニ・サーベイは、質問リストの構成方法に基づいて表示されます。質問リストでは、ページごとに1つの質問を表示することも、ページごとに1つのセクションを表示することも、すべての質問を単一のページに表示することもできます。
- 現時点では、タッチポイント・サーベイはジャーニを介してのみ配布されます。
- タッチポイント・サーベイを使用するには、ジャーニを有効にしておく必要があります。
- 現在のところ、レポート属性の詳細はタッチポイント・サーベイにのみ適用されます。
主なリソース
- タッチポイントの詳細は、22Dタレントの新機能のOracle Touchpointsの概要を参照してください。
- ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
ロールおよび権限
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
22Bで導入された複雑なHCMフローを支援するガイド付きジャーニ機能の延長として、トランザクション設計スタジオ(TDS)のルールを使用して、さらに多くの報酬処理にガイド付きジャーニを構成できるようになりました。
サポートされている追加処理のリストは次のとおりです。
TDS処理 |
コメント |
---|---|
自分の報酬 |
ページ・レベルおよびセクション・レベルのガイド付きジャーニがサポートされています。 |
報酬情報 |
ページ・レベルおよびセクション・レベルのガイド付きジャーニがサポートされています。 |
給与履歴 |
ページ・レベルおよびセクション・レベルのガイド付きジャーニがサポートされています。 |
この機能では、自分のロールに基づいてユーザーが実行するトランザクションのコンテキストで、ユーザーにガイダンスが提供されます。
有効化のステップ
ガイド付きジャーニを表示するには、プロファイル・オプションORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDをYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_GUIDED_ JOURNEYS_ENABLED ガイド付きジャーニ使用可能 |
ガイド付きジャーニのユーザー・インタフェースを使用可能にします。 |
N |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ガイド付きジャーニは、チェックリスト・テンプレート設定ページからのみ構成できます。
- 既存のジャーニのカテゴリをガイド付きジャーニに変更することはできません。かわりに、新しいガイド付きジャーニを定義してください。
- ジャーニの「検討」タブの「ジャーニの作成」ボタンでは、ガイド付きジャーニの作成はサポートされていません。
- ガイド付きジャーニはADFページでのみサポートされ、VBCSページではサポートされません。
- ガイド付きジャーニでサポートされているタスク・タイプは、分析、文書、埋込み学習、外部URL、手動タスク、質問リスト、レポートおよびビデオです。
- ガイド付きジャーニを構成するために使用できる属性は、通常のジャーニの設定とは異なります。
- 質問リストのガイド付きジャーニに対する応答を保存するために、新しいサブスクライバ・コードを使用できます。
- ガイド付きジャーニ・プロファイル・オプションが「N」に設定されている場合でも、TDSでルールを構成できます。ガイド付きジャーニは、「検討」、自分のジャーニ」、「自分のタスク」および「割当済ジャーニ」タブには表示されません。
- TDS処理ごとに1つのガイド付きジャーニのみを使用することをお薦めします。
- 複数のガイド付きジャーニを作成し、TDSに追加する際には、ガイド付きジャーニの識別に役立つ命名規則に従うことをお薦めします。たとえば、actionName_ruleConfigParams_pageLevelまたはactionName_ruleConfigParams_sectionNameのようにします。たとえば、Transfer_Employee_PageまたはTransfer_USManager_AssignmentDetailsのようにします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニの章
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章
コンテキスト・ジャーニの詳細は、Customer Cloud Connectのクイック・ガイド: コンテキスト・ジャーニおよびガイド付きジャーニを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定の章のトランザクション設計スタジオを使用したフィールド表示の構成
- トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
ロールおよび権限
- チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
- トランザクション・ページのガイド付きジャーニを表示するには、HCM共通コンポーネントへのアクセス機能権限が付与されている必要があります。
22Bで導入されたビジネス・プロセスをオーケストレーションするコンテキスト・ジャーニの機能の延長として、HRトランザクションの前に様々な実行者が実行する必要があるコンテキスト・ジャーニを構成する際に追加の報酬クイック処理を使用できるようになりました。
「自分」、「自分のチーム」または「自分のクライアント・グループ」から特定のHRクイック処理を開始すると、コンテキスト・ジャーニ設定に基づいて、1つのコンテキスト・ジャーニまたは適格なコンテキスト・ジャーニのリストが表示されます。次に、適切なコンテキスト・ジャーニを開始できます。
コンテキスト・ジャーニでサポートされるようになった追加の報酬クイック処理のリストは次のとおりです。
カテゴリ |
クイック処理名 |
---|---|
自分 |
自分の報酬 |
自分のチーム |
給与の変更 |
自分のチーム |
報酬情報 |
自分のチーム |
個別報酬 |
自分のチーム |
チーム報酬 |
自分のクライアント・グループ |
報酬の設定管理 |
自分のクライアント・グループ |
給与の変更 |
自分のクライアント・グループ |
報酬情報 |
自分のクライアント・グループ |
個別報酬 |
自分のクライアント・グループ |
給与履歴 |
この機能では、ビジネス・プロセスの一部として実行する必要がある様々なアクティビティをオーケストレーションできます。
有効化のステップ
新しいORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを使用して、コンテキスト・ジャーニを有効にする必要があります。プロファイル・オプションの値をYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_CONTEXTUAL_ JOURNEYS_ENABLED コンテキスト・ジャーニ使用可能 |
コンテキスト・ジャーニのユーザー・インタフェースを使用可能にします。 |
N |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ユーザーがコンテキスト・ジャーニの一部として実行できるように、必要なアプリケーション・タスク(クイック処理)をジャーニ・テンプレートに構成する必要があります。たとえば、「給与の変更」のコンテキスト・ジャーニを定義する場合は、「給与の変更」を起動するアプリケーション・タスクを含めます。これにより、トランザクションを実行する個人が「給与の変更」を確実に実行できるようになります。
- コンテキスト・ジャーニは、チェックリスト・テンプレート設定ページからのみ構成できます。
- 既存のジャーニのカテゴリをコンテキスト・ジャーニに変更することはできません。かわりに、新しいコンテキスト・ジャーニを定義してください。
- コンテキスト・ジャーニを構成するために使用できる属性は、通常のジャーニの設定とは異なります。たとえば、コンテキスト・ジャーニのチェックリストまたはタスク・レベルには適格プロファイルを構成できません。
- 「基準の構成」セクションの属性は、コンテキスト処理ごとに異なります。
- DocuSign、I-9およびOPAのタスク・タイプは、コンテキスト・ジャーニではサポートされていません。
- コンテキスト・ジャーニの処理モードはデフォルトで「アラート・ベースの通知」に設定され、BI Publisherの通知はサポートされていません。
- コンテキスト・ジャーニ・ギャラリ・ページの「ジャーニなしで続行」ボタンは、セキュリティ権限を使用して制御されます。「ロール」セクションを参照してください。
- コンテキスト・ジャーニは、「検討」、「自分のジャーニ」および「割当済ジャーニ」タブには表示されません。
- ジャーニの「自分のタスク」タブには、コンテキスト・ジャーニのタスクが表示されます。
- 「検討」タブの「ジャーニの作成」ボタンでは、コンテキスト・ジャーニの作成はサポートされていません。
- コンテキスト・ジャーニの構成が現在サポートされているのは、一部のクイック処理のみに限定されています。
- コンテキスト・ジャーニ内に構成されたアプリケーション・タスクは、常にプライマリ・アサイメントのコンテキストで起動されます。これは、コンテキスト・ジャーニをトリガーするクイック処理に非プライマリ・アサイメントが選択されている場合でも当てはまります。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニの章
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章
コンテキスト・ジャーニの詳細は、Customer Cloud Connectのクイック・ガイド: コンテキスト・ジャーニおよびガイド付きジャーニを参照してください。
ロールおよび権限
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能 |
職務ロール |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|---|
コンテキスト・ジャーニのバイパス PER_BYPASS_CONTEXTUAL _JOURNEYS_PRIV |
HRによるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_ CONTEXTUAL_JOURNEY_ BY_HR |
人事担当者 |
「個人情報」レスポンシブ・ページに追加された「最終更新者」および「最終更新日」フィールド
「個人詳細」、「連絡先情報」、「ID情報」、「家族および緊急連絡先」、「外部アプリケーション用個人識別子」の各レスポンシブ・ページのトランザクション設計スタジオに「最終更新者」および「最終更新日」フィールドを追加することで、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。
トランザクション設計スタジオに追加された「最終更新者」および「最終更新日」フィールド
この機能により、「個人詳細」、「連絡先情報」、「ID情報」、「家族および緊急連絡先」、「外部アプリケーション用個人識別子」の各レスポンシブ・ページのデータ表示が改善され、これらの2つのフィールドが追加されます。
有効化のステップ
「最終更新者」フィールドと「最終更新日」フィールドは、「個人詳細」、「連絡先情報」、「ID情報」、「家族および緊急連絡先」、「外部アプリケーション用個人識別子」の各レスポンシブ・ページの即時利用可能な非表示です。次のステップを使用して、トランザクション設計スタジオで「最終更新者」および「最終更新日」フィールドを有効にします。この例では、「個人詳細」レスポンシブ・ページのフィールドを有効にします。前提条件として、HCMエクスペリエンス設計スタジオで作業するために、サンドボックス内にいる必要があります。
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」にナビゲートします。
- 「トランザクション設計スタジオ」をクリックし、「個人詳細」処理を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- ルールの名前と摘要を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、任意のデータ・ソースを選択します。
- 「最終更新者」および「最終更新日」フィールドが表示されるようにします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください
- My Oracle SupportのTransaction Design Studio – What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
- 『HCM共通機能の使用』ガイドの「レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定」の章のHCMエクスペリエンス設計スタジオ。
「設定および保守」作業領域の個人名書式タスクに新しい検証が追加されて、ユーザーが国別仕様コードを使用してグローバル個人名書式を作成できなくなりました。
ユーザーのグローバル名は、すべての国全体で1つのバージョンになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドの個人の章にある個人名書式というトピックを参照してください。
PER_ADDRESSES_F属性TOWN_OR_CITYを更新23Aで60文字に増やすための準備
更新23Aでは、PER_ADDRESSES_F表のTOWN_OR_CITY属性のフィールド長が30文字から60文字に増えます。これは、市区町村のTCA地理データが30文字を超えて入力された場合に、PER_ADDRESSES_F表に正常に保存できるようにするためです。この変更は、HCMに保存されたすべての住所に適用されます。個人の住所のみに限定されず、就業事業所住所、安全衛生インシデント住所、候補者住所にも適用されます。この属性を参照する統合機能を分析し、必要な変更を加えて、データ・モデルが更新23Aで変更されても、動作に悪影響がないようにしてください。
たとえば、次のような場合にこの変更が影響を与える可能性があります。
- BIPレポートで「市区町村」属性が30文字のみとして設計されている場合は、レポート・レイアウトを調整して60文字まで拡張する必要がある可能性があります。
- 「市区町村」を参照するアプリケーション抽出があり、出力ファイルを受信するアプリケーションで60文字の「市区町村」を処理できない場合、システム抽出レイアウトを調整して、ダウンストリーム・アプリケーションのフィールド・サイズまでに制限する必要がある可能性があります。
- 統合を実装しており、就業者、公開就業者、事業所V2、HCM担当者、採用候補者または採用CE候補者詳細、REST APIのいずれかで「市区町村」属性を使用している場合、統合の調整が必要になる可能性があります。
いずれかのカスタム・アプリケーション・ページに「市区町村」属性を表示している場合は、60文字にあわせて属性の長さを調整する必要がある可能性があります。
この機能により、アプリケーションでの住所の保存方法に関するユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、My Oracle SupportのFusion Global HR: TOWN_OR_CITY From PER_ADDRESSES_F Table Attribute Size Change Starting with 23A (文書ID 2870877.1)を参照してください。
ワーク・ストラクチャ・オブジェクトのデフォルト有効開始日の構成
検索ページに有効開始日が指定されていない場合に、ワークフォース・ストラクチャのこれらのレスポンシブ・ページとクラシック・ページで使用するデフォルトの有効開始日を指定できるようになりました。
レスポンシブ・ページ
- 新規ポジションの要求
- 「ポジション詳細」→「追加」
- 「ジョブ詳細」→「追加」
- 「事業所詳細」→「追加」
クラシック・ページ
- ポジションの管理
- ジョブの管理
- ジョブ・ファミリの管理
- 事業所の管理
- 部門の管理
- ディビジョンの管理
- 障害者組織の管理
- 報告組織の管理
- 労働組合の管理
- 等級の管理
- 等級ラダーの管理
- 等級レートの管理
デフォルト有効開始日の指定方法
「企業HCM情報の管理」ページにワークフォース・ストラクチャのデフォルトの有効開始日を指定する必要があります。
- 「ホーム」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「企業HCM情報の管理」ページにナビゲートします。
- 「更新」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
- 「ワークフォース・ストラクチャ構成」セクションで、「デフォルト有効開始日」を選択します。
- 「送信」をクリックします。
- 「はい」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
デフォルトの有効開始日を設定すると、前述のフローが企業構成から有効開始日を継承します。
この機能を使用すると、レスポンシブ・ページおよびクラシック・ページで一貫して使用されるデフォルト有効日を、ワークフォース・ストラクチャ・オブジェクトの作成時に設定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この表は、特定のシナリオにおけるレスポンシブ・ページおよびクラシック・ページの有効日の動作を示しています。
シナリオ |
レスポンシブ・ページでの動作 | クラシック・ページでの動作 |
---|---|---|
「企業HCM情報の管理」ページの「デフォルト有効開始日」フィールドは空白で、検索ページに有効日が指定されていません。 |
新規ワークフォース・ストラクチャの作成時に、現在の日付がデフォルト設定されます。 |
新規ワークフォース・ストラクチャの作成時に、1-Jan-1951がデフォルト設定されます。 |
「企業HCM情報の管理」ページの「デフォルト有効開始日」フィールドは空白で、検索ページに有効日が指定されています。 |
新規ワークフォース・ストラクチャの作成時に、現在の日付がデフォルト設定されます。 |
有効日を使用してワークフォース・ストラクチャを検索する場合、検索ページから新しいワークフォース・ストラクチャを作成するときにこの日付がデフォルト設定されます。 |
「企業HCM情報の管理」ページの「デフォルト有効開始日」フィールドは空白でなく、検索ページに有効日が指定されています。 |
企業に指定された構成済デフォルト日が、新しいワークフォース・ストラクチャの作成時にデフォルト設定されます。 |
有効日を使用してワークフォース・ストラクチャを検索する場合、検索ページから新しいワークフォース・ストラクチャを作成するときにこの日付がデフォルト設定されます。 |
「企業HCM情報の管理」ページの「デフォルト有効開始日」フィールドは空白でなく、検索ページに有効日が指定されていません。 |
企業に指定された構成済デフォルト日が、新しいワークフォース・ストラクチャの作成時にデフォルト設定されます。 |
企業に指定された構成済デフォルト日が、新しいワークフォース・ストラクチャの作成時にデフォルト設定されます。 |
- この機能は、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)およびRESTには適用されません。
- 「デフォルト有効開始日」フィールドが有効日ではありません。この値を変更すると、すべての有効日レコードに反映されます。
- 企業構成で指定された値で有効開始日がデフォルト設定されている場合でも、作成フローでこの値を上書きできます。
- 将来の日付をデフォルト有効開始日として指定することもできます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のトピックを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドの「ワークフォース・ストラクチャ - 構成オプション」の章のワークフォース・ストラクチャ企業レベルの構成トピック。
ロールおよび権限
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
HCMデータ・ローダー使用中のジョブ・トランザクション更新の防止
同じ対象の承認が保留中の場合に、HCMデータ・ローダー(HDL)またはHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して処理中のジョブの更新を防止できるようになりました。
この機能は、次のシナリオに適用されます。
- ジョブの更新時(更新フローおよび訂正フロー)
- 有効日ジョブ・レコードの削除時
この仕組みについて説明します。この例では、ジョブの編集プロセスおよびジョブに対する承認が有効で、新しいジョブ・ファミリでアカウント・マネージャが更新されます。
ジョブ・ページで行われたジョブ更新の承認待ちの間に、HDLを使用して同じジョブに対して変更がロードされます。
承認待ち状態であるため、データ・ロードで競合が検出され、検証エラーが表示されてロードに失敗します。
メッセージをクリックすると、詳細が表示されます。
この機能により、承認が有効なときに、HDLまたはHSDLおよびジョブ・ページを使用して同じジョブ・レコードに重複して更新が実行されるエラーが減ります。また、そのような処理中の更新が原因のエラーが承認者に対して発生しなくなります。アプリケーションおよびHDLまたはHSDLで重複更新が発生する余地がなくなるため、再作業が少なくなります。
有効化のステップ
(存在しない場合は)HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERプロファイル・オプションを作成して、「いいえ」に設定する必要があります。このプロファイル・オプションを「いいえ」に設定すると、ジョブの変更が承認待ちの場合に、処理中のジョブ・トランザクションをHDLまたはHSDLで更新できなくなります。
次のステップを使用して、プロファイル・オプションを作成および設定します。
- ホーム・ページで、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 検索結果の「プロファイル・オプション」セクションで「新規」アイコンをクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、次の詳細を入力します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN HCM_DATA_LOADER |
プロファイル・オプションの表示名 |
HR: HCMデータ・ローダーで承認待ちチェック使用不可 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール |
雇用 |
摘要 |
HCMデータ・ローダーで承認待ちチェックを無効にします。 |
開始日 |
1/1/00 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「設定および保守」→「検索」にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERプロファイル・オプション・コードを検索します
- 「検索」をクリックします。
- HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERの「プロファイル値」セクションで、「サイト」プロファイル値を「いいえ」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- HDLまたはHSDLを使用して作成されるデータには、承認は適用できません。
- 競合のチェック時には、ジョブ・レコードの有効日削除も含まれます。
- ジョブ・ページでジョブを更新または削除し、トランザクションを保存してクローズしてから、HDLまたはHSDLを使用して同じジョブを更新した場合、データ・ロードは成功しますが、再開されたトランザクションをジョブ・ページから送信することはできません。
- 処理中のトランザクションへの影響はありません。ただし、アップグレード後に、承認待ちの同じジョブに対してHDLまたはHSDLを使用してデータ変更がロードされた場合、検証がトリガーされます。
- ジョブ・データを一括でロードすると、承認待ちのジョブに対してのみ競合が識別されます。
- この機能は、ジョブの作成フローには影響しません。
主なリソース
-
詳細は、Oracle Help Centerの『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドのジョブのロードに関するガイドライン→ワーク・ストラクチャのロードに関するガイドラインの章を参照してください。
ロールおよび権限
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
HCMデータ・ローダー使用中の事業所トランザクション更新の防止
同じ対象の承認が保留中の場合に、HCMデータ・ローダー(HDL)またはHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して処理中の事業所の更新を防止できるようになりました。
この機能は、次のシナリオに適用されます。
- 事業所の更新または訂正時
- 有効日事業所レコードの削除時
この仕組みについて説明します。この例では、事業所の編集プロセスに対する承認が有効で、新しい住所で事業所Location-IDCが更新されます。
事業所ページで行われた事業所更新の承認待ちの間に、HDLを使用して同じ事業所に対して変更がロードされます。
承認待ち状態であるため、データ・ロードで競合が検出され、検証エラーが表示されてロードに失敗します。
メッセージをクリックすると、詳細が表示されます。
この機能により、承認が有効なときに、HDLまたはHSDLおよび事業所ページを使用して同じ事業所レコードに重複して更新が実行されるエラーが減ります。また、そのような処理中の更新が原因のエラーが承認者に対して発生しなくなります。アプリケーションおよびHDLまたはHSDLで重複更新が発生する余地がなくなるため、再作業が少なくなります。
有効化のステップ
(存在しない場合は)HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERプロファイル・オプションを作成して、「いいえ」に設定する必要があります。このプロファイル・オプションを「いいえ」に設定すると、事業所の変更が承認待ちの場合に、処理中の事業所トランザクションをHDLまたはHSDLで更新できなくなります。
次のステップを使用して、プロファイル・オプションを作成および設定します。
- ホーム・ページで、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 検索結果の「プロファイル・オプション」セクションで「新規」アイコンをクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、次の詳細を入力します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN HCM_DATA_LOADER |
プロファイル・オプションの表示名 |
HR: HCMデータ・ローダーで承認待ちチェック使用不可 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール |
雇用 |
摘要 |
HCMデータ・ローダーで承認待ちチェックを無効にします。 |
開始日 |
1/1/00 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「設定および保守」→「検索」にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERプロファイル・オプション・コードを検索します
- 「検索」をクリックします。
- HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERの「プロファイル値」セクションで、「サイト」プロファイル値を「いいえ」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- HDLまたはHSDLを使用して作成されるデータには、承認は適用できません。
- 競合のチェック時には、事業所レコードの有効日削除も含まれます。
- 事業所ページで事業所を更新または削除し、トランザクションを保存してクローズしてから、HDLまたはHSDLを使用して同じ事業所を更新した場合、データ・ロードは成功しますが、再開されたトランザクションを事業所ページから送信することはできません。
- 処理中のトランザクションへの影響はありません。ただし、アップグレード後に、承認待ちの同じ事業所に対してHDLまたはHSDLを使用してデータ変更がロードされた場合、検証がトリガーされます。
- 事業所データを一括でロードすると、承認待ちの事業所に対してのみ競合が識別されます。
- この機能は、事業所の作成フローには影響しません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerで『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドの事業所のロードに関するガイドライン→ワーク・ストラクチャのロードに関するガイドラインの章を参照してください。
ロールおよび権限
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
HCMデータ・ローダー使用中の部門トランザクション更新の防止
同じ対象の承認が保留中の場合に、HCMデータ・ローダー(HDL)またはHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して処理中の部門の更新を防止できるようになりました。
この機能は、次のシナリオに適用されます。
- 部門の更新時(更新フローおよび訂正フロー)
- 有効日部門レコードの削除時
この仕組みについて説明します。この例では、組織の編集プロセスに対する承認が有効で、新しい事業所でSales Department部門が更新されます。
部門ページで行われた部門更新の承認待ちの間に、HDLを使用して同じ部門に対して変更がロードされます。
承認待ち状態であるため、データ・ロードで競合が検出され、検証エラーが表示されてロードに失敗します。
メッセージをクリックすると、詳細が表示されます。
この機能により、承認が有効なときに、HDLまたはHSDLおよび部門ページを使用して同じ部門レコードに重複して更新が実行されるエラーが減ります。また、そのような処理中の更新が原因のエラーが承認者に対して発生しなくなります。アプリケーションおよびHDLまたはHSDLで重複更新が発生する余地がなくなるため、再作業が少なくなります。
有効化のステップ
(存在しない場合は)HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERプロファイル・オプションを作成して、「いいえ」に設定する必要があります。このプロファイル・オプションを「いいえ」に設定すると、部門の変更が承認待ちの場合に、処理中の部門トランザクションをHDLまたはHSDLで更新できなくなります。
次のステップを使用して、プロファイル・オプションを作成および設定します。
- ホーム・ページで、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 検索結果の「プロファイル・オプション」セクションで「新規」アイコンをクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、次の詳細を入力します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN HCM_DATA_LOADER |
プロファイル・オプションの表示名 |
HR: HCMデータ・ローダーで承認待ちチェック使用不可 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール |
雇用 |
摘要 |
HCMデータ・ローダーで承認待ちチェックを無効にします。 |
開始日 |
1/1/00 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「設定および保守」→「検索」にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERプロファイル・オプション・コードを検索します
- 「検索」をクリックします。
- HR_DISABLE_PENDING_APPROVALS_CHECK_IN _HCM_DATA_LOADERの「プロファイル値」セクションで、「サイト」プロファイル値を「いいえ」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- HDLまたはHSDLを使用して作成されるデータには、承認は適用できません。
- 部門ページ(クラシック・ページ)では、無効になった「編集」ボタンにマウス・カーソルを重ねたときにのみ、承認待ちメッセージが表示されます。
- 競合のチェック時には、部門レコードの有効日削除も含まれます。
- 部門ページで部門を更新または削除し、トランザクションを保存してクローズしてから、HDLまたはHSDLを使用して同じ部門を更新した場合、データ・ロードは成功しますが、再開されたトランザクションを部門ページから送信することはできません。
- 処理中のトランザクションへの影響はありません。ただし、アップグレード後に、承認待ちの同じ部門に対してHDLまたはHSDLを使用してデータ変更がロードされた場合、検証がトリガーされます。
- 部門データを一括でロードすると、承認待ちの部門に対してのみ競合が識別されます。
- この機能は、部門作成フローには影響しません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerの『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドの組織のロードに関するガイドライン→ワーク・ストラクチャのロードに関するガイドラインの章を参照してください。
ロールおよび権限
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
ポジション管理: 有効な等級数を制限するプロファイル・オプション
「ポジションで許可される有効等級の数」(ORA_PER_POS_NUM_VALID_GRADES_ALLWD)プロファイル・オプションを使用して、ポジションに定義できる有効等級の数を制限できるようになりました。
ポジションの有効な等級の数を最大5に制限できます。0を選択すると、任意の数の有効等級を入力できます。ポジションに追加される有効等級の数は、プロファイル・オプションで定義された数より少なくてもかまいませんが、有効等級の数がこの数を超えると、検証メッセージが表示されます。
検証は、次のレスポンシブ・ページに適用されます。
- 新規ポジションの要求
- ポジション変更の要求
- ポジションの更新(ポジション詳細から)
- ポジションの訂正(ポジション詳細から)
- ポジションの複製(ポジション詳細から)
この機能は、ポジションと有効等級との間に1対1の関係を保ち、データの整合性を高めるために使用できます。
有効化のステップ
許可する有効等級の数を、「ポジションで許可される有効等級の数」(ORA_PER_POS_NUM_VALID_GRADES_ALLWD)プロファイル・オプションに指定する必要があります。
- ホーム→「自分の企業」→「設定および保守」にナビゲートします。
- 「検索」をクリックし、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- 「プロファイル・オプション・コード」フィールドに「ORA_PER_POS_NUM_VALID_GRADES_ALLWD」と入力し、「検索」をクリックします。
- ORA_PER_POS_NUM_VALID_GRADES_ALLWDの「プロファイル値」セクションで、プロファイル値を選択します。0から5までの値を選択できます。値に0を指定した場合、任意の数の有効等級をポジションに指定できます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
ポジションの有効等級とジョブの有効等級の照合機能とともにこの機能を使用する場合は、ジョブに定義する等級の数を、ポジションで許可されている等級の数以下にする必要があります。
-
この検証は、HCMデータ・ローダー(HDL)を使用して作成、更新または訂正されたポジションに対しても有効になります。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドのワークフォース・ストラクチャ構成の章のワークフォース・ストラクチャ・プロファイル・オプションのトピックを参照してください。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
更新23Aでの個人ギャラリおよびポートレートのアクセス削除のための準備
「個人ギャラリ」および「ポートレート」ページは廃止され、サポートされなくなりました。
更新23Aで、「個人ギャラリ」または「ポートレート」ページを開こうとすると、空白のページが表示されます。また、個人コンテキスト処理ダイアログの「ポートレートの表示」リンクは非表示になります。「個人ギャラリ」または「ポートレート」ページに引き続きアクセスする固有のユース・ケースがある場合は、お客様固有のユース・ケースを文書化したOracleサービス・リクエストをご登録いただければ、確認して検討いたします。
必要に応じて、「個人ギャラリ」および「ポートレート」ページへのリンクを最新のレスポンシブ・ページに更新する必要があります。
このようにして、サポートされていないページの使用をなくすことかできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
更新23Dでの従業員RESTリソースのサポート終了のための準備
従業員RESTリソース(/emps)のサポートは、更新23Dで廃止されます。このリソースを使用している場合は、既存の就業者(/workers)およびユーザー・アカウント(/userAccounts) RESTリソースに置き換える必要がありますが、これらのリソースでは機能が拡張されています。
これには、カスタム・コード、Oracle Integration Cloud (OIC)、従業員ATOMフィード統合およびリソース・アラートによる使用が含まれますが、これだけには限定されません。
就業者APIに移行すれば、発信従業員RESTリソースに比べて、より充実した機能を利用できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
就業者APIリソース:
ユーザー・アカウントAPIリソース:
Oracle HRMS (ドイツ)は、ドイツ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ドイツのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
IW-Elan障害レポートに使用される属性の意味の更新を使用できるようになりました。この変更は、社会保険法SGB IXに関するパラグラフの使用に関連するのもで、次の属性に影響します。
- 従業員障害データ: 認証機関
- 雇用主: 会社タイプ
- 従業員雇用データ: パラグラフ73に関する免除
この拡張により、法律に定められた変更に準拠できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (イタリア)は、イタリア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イタリアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
必要に応じて、イタリア国家労働契約の労働協約の既存の資格およびレベル・データにサブレベル情報を追加できるようになりました。
この機能では、契約情報レベルにサブレベル情報を入力することもできます。サブレベルの値は、労働協約レベルに定義された設定に対して検証されます。これは、イタリアの法律に従って契約データを正しく管理し、適切な給与計算をするために必要です。
この機能により、イタリアの労働協約を管理する際のユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (オマーン)は、オマーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、オマーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
雇用主カテゴリと雇用主セクターを選択できます。ORA_HRX_OM_EMPLOYER_CATEGORYおよびORA_HRX_OM_EMPLOYER_SECTOR参照コードを使用して、雇用主カテゴリ値および雇用主セクター値にアクセスします。雇用主セクター値は、雇用主カテゴリに入力した値に基づいて制限されます。たとえば、雇用主カテゴリが軍隊セクターの場合は、軍隊、陸軍または警察の値を選択できます。
この拡張により、アドホック問合せで使用される関連雇用主カテゴリおよびセクターが記録されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張により、個人の採用または管理機能を完了するために提供された追加情報を使用して、国別仕様要件を満たすことができます。
主催者詳細: 主催者タイプ、主催者名、主催者番号、主催者関係および主催者国籍など、主催者に関する情報がビザ詳細に追加されました。
法令扶養家族連絡先: 連絡先が児童手当支給の計算に使用する法定扶養家族であるかどうかを示すチェック・ボックスが追加されました。
レポート摘要: このフィールドを使用して、福祉労働省と社会保険事務所に報告する障害情報を入力します。
継続勤続期間(C): 給与関係ルールの継続勤続期間(C)を使用して従業員の給与を計算します。この給与関係ルールでは、勤務条件と同じタイプの給与関係がチェックされます。存在する場合、給与関係の標準支給項目最終日が検証されます。
- 標準支給項目最終日が期間開始日よりも後の場合、勤務条件が関連付けられます。
- 標準支給項目最終日が期間開始日より前の場合、新しい給与関係が生成されます。
- 標準支給項目最終日が存在しない場合は、新しい給与関係が生成されます。
勤務条件が終了し、給与関係に関連付けられた最後のアクティブな勤務条件である場合は、給与関係も終了します。
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、様々なリージョンの個人属性を管理します。HCMエクスペリエンス設計スタジオには、「自分のクライアント・グループ」からアクセスでき、次の処理のいずれかを選択して、属性を表示できます。
属性 | リージョン |
---|---|
コミュニケーション言語 | 個人詳細 |
個人連絡先続柄国別仕様属性 |
続柄情報、自分の連絡先、続柄 |
個人国別仕様情報開発者属性 |
国別仕様情報、統計情報 |
個人ビザ国別仕様属性 |
ビザおよび許可 |
勤務時間 | 雇用詳細、雇用情報 |
Null (勤務時間周期) |
雇用詳細、雇用情報 |
試用期間 | 雇用詳細、雇用情報 |
試用期間終了日 | 雇用詳細、雇用情報 |
税レポート・ユニット | 給与詳細 |
次の処理を選択できます。
- 従業員の採用
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 処理待ち就業者の編集
- 雇用関係の作成
- 雇用契約
- ローカルおよびグローバル異動
- ID情報
- 家族および緊急連絡先
- 個人詳細
- 一括雇用主変更
個人の採用または管理機能を完了するために提供された追加情報を使用して、国別仕様要件を満たすことができます
有効化のステップ
- 「自分のクライアント・グループ」からHCMエクスペリエンス設計スタジオにアクセスします
- 従業員の採用などの処理を入力します
- 「ルール」セクションで「追加」をクリックします
- 「ページ属性」で、表示または非表示にする属性を選択します。
この拡張では、(Fusion)給与の社会保険を計算するための基準となる給与期間としてカレンダ月を使用します。第三者給与プロバイダで使用する隔週給与の給与定義を作成できますが、国拡張機能を「人事管理」または「給与インタフェース」に設定する必要があります。
給与期間としてカレンダ月を使用して、社会保険を計算します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張により、サポートされている支払方法である振込、小切手による支払、現金および国際送金を使用して、選択した支払方法で従業員に支払うことができます。
選択した支払方法によって従業員への支払を処理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (スペイン)は、スペイン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、スペインのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
外国人の識別番号の検証が拡張されて、既存の9文字と新しく追加された10文字の2つの形式のスペインの国別識別子が受け入れられるようになりました。これら2つのオプションに対して、書式と検証桁の検証の両方が有効になります。
現在使用されている書式が採用される前に発行された識別子を記録できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Fusion Human Capital Managementでの国別識別子番号の検証(文書ID 2159758.1)を参照してください。
Oracle HRMS (イギリス)は、イギリス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イギリスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この機能を使用すると、従業員の法定子との死別による忌引手当および休暇を処理できます。この休暇欠勤タイプを処理するには、プライマリ分類が「休暇欠勤」、セカンダリ分類が子との死別による忌引に設定されたエレメントを作成する必要があります。「エレメントの作成: 追加詳細」ページの休暇欠勤支払の休暇欠勤タイプで法定子との死別による忌引を選択できます。
この休暇欠勤タイプに対してアサイメント・レベル・エントリを有効にすると、警告が表示されます。また、ユーザーがアサイメント・レベル・エントリで休暇欠勤を記録しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。
休暇欠勤が記録されたら、平均週次支給が計算されて休暇欠勤計算カードに表示されることを確認できます。
給与プロセス(遡及を含む)を実行すると、集計されたアサイメントと集計されていないアサイメントの金額が自動的に計算されます。
- 集計されたアサイメントの場合、支払はアサイメントの数で分割されます。
- また、集計されていないアサイメントの場合、適格な各アサイメントが適切な支払を受け取ります。
法定子との死別による忌引支払の残高結果に適切な実行結果が移入されていることを確認できます。
法定子との死別による忌引支払の法定処理ルールに準拠できます。
有効化のステップ
Oracle Hep Center→「Cloud Applications」→「Fusion Application Suite」→「人事管理」→「すべてのブック」の英国の休暇欠勤の管理ガイドを参照してください。
主なリソース
詳細は、Oracle Hep Centerの英国の休暇欠勤の管理を参照してください
この機能を使用すると、従業員のすべてのアサイメントの産休支払時に、産休、養子縁組、父親産休、および疾病の法定休暇欠勤を処理できます。
産休支払時の産休、養子縁組、父親産休、疾病の法定休暇欠勤の付与を計算する拡張プロセスがどのように機能するかを次に示します。
- アサイメントがすべて同じ法定控除カード上にある場合、アサイメントを集計します
- 集計されたアサイメントに適切な支給情報を使用して、平均週次支給を計算します
給与プロセス(遡及を含む)を実行すると、集計されたアサイメントと集計されていないアサイメントの金額が自動的に計算されます。
- 集計されたアサイメントの場合、支払はアサイメントの数で分割されます。
- また、集計されていないアサイメントの場合、適格な各アサイメントが適切な支払を受け取ります。
複数アサイメントの法定休暇欠勤を処理する法定処理ルールに準拠できます。
有効化のステップ
Oracle Hep Centerの英国の休暇欠勤の管理ガイドを参照してください。
ヒントと考慮事項
この機能を有効にすると、以前の産休期間中のUK法定産休/養子縁組/父親産休および疾病ソリューションを使用できなくなります。
Oracle Global Payrollインタフェースは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、給与明細および処理済給与データをOracle HCM Cloudにインポートします。「グローバル給与インタフェース」テンプレートを使用して給与インタフェースを構成し、サードパーティの給与システムへのデータ・フィードを拡張および強化できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
ADPグローバル給与V2に対する給与インタフェースのベースライン抽出の実行
ベースライン抽出を実行して、ADPクローバル給与V2の給与インタフェースでファイル全体が抽出されないようにします。
フィルタ基準の問題に対処するために原因となるルートに変更が加えられ、パフォーマンスを向上するために追加の修正が提供されました。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行してください。
これにより、ADPクローバル給与V2の給与インタフェースでファイル全体が抽出されなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
グローバル給与インタフェース・テンプレートから生成された給与インタフェースのベースライン抽出の実行
グローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して生成された給与インタフェースのベースライン抽出を実行すると、ファイル全体が抽出されなくなります。
フィルタ基準の問題に対処するために原因となるルートに変更が加えられ、パフォーマンスを向上するために追加の修正が提供されました。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行してください。
これにより、クローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して生成された給与インタフェースでファイル全体が抽出されなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
給与接続ベンダーのインタフェースを生成するグローバル給与インタフェース・プロセス
「給与接続インタフェースの生成」プロセスを使用して、Oracle Payroll Connectベンダーの給与インタフェースを生成します。
このプロセスを使用して、1つの国別仕様データ・グループ・レベルに定義されたインタフェースを企業レベルに変換し、企業レベルに変換されたインタフェースに国レベルのデータを注入します。
給与接続パートナの給与インタフェースを構成する際に、お客様は、任意の国別仕様データ・グループ(LDG)レベルに初期インタフェースを作成して、複数の国にまたがるインタフェースに含める必要があるグローバル属性を選択できます。こうすれば、給与パートナの標準インタフェースに必要なすべてのグローバル・データを含むインタフェースを作成できます。「給与接続インタフェースの生成」プロセスを実行して、LDGレベルのインタフェースを企業レベルのインタフェースに変換するステップ:
- 「自分のクライアント・グループ」タブで「フローの送信」タスクを検索して選択します。
- 「給与接続インタフェースの生成」フローを検索して選択します。
- 次のフィールドに入力します。
- 給与フロー名: わかりやすい名前を指定します。
- 使用: 「給与接続の構成」を選択します。
- コンシューマ: 適切な給与接続パートナを選択します。
- 抽出定義: 選択した給与パートナのコンフィギュレータを介して作成された抽出定義を選択します。
- フローを送信します。
- 企業レベルのインタフェースに変換した後、国固有のデータを含める場合は、使用パラメータ値を「国の編入」に設定して「給与接続インタフェースの生成」プロセスを再度実行し、グローバル支払インタフェース(GPI)で拡張機能が提供されている国の国レベル・データを注入します。
このプロセスを実行して給与パートナの出力ファイルを生成した後、インタフェースの使用を開始できます。
給与接続ベンダー用の標準給与インタフェースを生成します。様々な国に対して同じインタフェースのコピーを複数作成する必要はありません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
グローバル給与インタフェース・テンプレートによる、簡易コンポーネントを使用した給与のサポート
拡張されたグローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して給与インタフェースを生成し、簡易コンポーネントに基づく給与をサードパーティの給与システムと統合します。
グローバル給与インタフェース・テンプレートを使用した給与インタフェースの構成方法は次のとおりです。
-
「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「データ交換」クイック処理をクリックします。
-
「データ交換」ページで「抽出定義」を検索して選択します。
-
抽出を作成します。「抽出定義の作成」ダイアログ・ボックスで、次のフィールドに入力します。
-
名前: インタフェースの名前を指定します。この名前のフローが生成されます。たとえば、名前が「ABC Payroll Interface」であれば、フローは「Run ABC Payroll Interface」として生成されます。
-
開始日: 抽出定義を作成するための開始日を指定します。
-
タイプ: タイプを「給与インタフェース」として選択します。
-
変更のみ: このチェック・ボックスを選択したことを確認してください。
-
国別仕様データ・グループ: 適切な国別仕様データ・グループを検索して選択します。
-
ソース・テンプレート: ソース・テンプレートを「グローバル給与インタフェース」として選択します。
-
-
「OK」をクリックします。使用可能なデフォルトのオブジェクトと属性のリストが表示されます。
-
「給与」で「給与簡易コンポーネント詳細」を選択します。使用可能な属性は、「属性」にあります。
-
「保存」をクリックして構成を送信し、ステータスが「準備完了」になるまで待機します。
お客様が簡易コンポーネントを使用して給与パートナと給与を統合できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
HCMコミュニケートは、従業員に送信する会社の連絡を作成、ターゲット設定および追跡するための強力な手段を連絡チームに提供します。この製品により、チームが従業員とのコミュニケーションに細かいターゲットを設定して、従業員のエンゲージメントに基づいて将来のコミュニケーションのターゲットを変更できます。HCMコミュニケートでは、使いやすくテンプレート化されたWYSWYGコンテンツ作成機能を提供して、連絡チームによるエンゲージメント・コンテンツの迅速な作成を可能にします。コミュニケーション・チームは、組織内の他のユーザーのかわりに連絡を送信できます。HCMコミュニケートは、組織が従業員と効果的にエンゲージするための強力なツールキットを提供します。HCMコミュニケートには、Fusion HCM Communicate Cloud Serviceのサブスクリプションが必要です。お客様は、HCMコミュニケートを使用する前に、まずこのサービスをサブスクライブする必要があります。
管理者は、特定のキャンペーン・マネージャ、キャンペーンの目的およびタイプ、事前定義済の対象者および送信者プロファイルを設定してコミュニケーション・チームを作成できます。コミュニケーション・チームは、コミュニケーション・チームに指定された特定のキャンペーン・パラメータに、キャンペーン・マネージャのアクセスを制限できます。次に、キャンペーン・マネージャは、コミュニケーション・キャンペーンを作成するときに、これらの事前定義済構成を使用できます。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: コミュニケーション・チームの管理
- 「コミュニケーション・チームの管理」ページで、「追加」をクリックします。
- 「詳細」セクションで、コミュニケーション・チームの名前と説明を入力します。キャンペーンの目的を選択します。
- 一般: 応答が不要な一般的なコミュニケーションの場合は、このオプションを選択します。たとえば、休日のリストなどです。
- 応答の取得: 特定の件名に対する応答を要求する場合は、このオプションを選択します。たとえば、従業員が在宅勤務かオフィス勤務のどちらを希望するかを尋ねます。
- コミュニケーション・チームが「一般」と「応答の取得」の両方のコミュニケーション・キャンペーンを作成する必要がある場合は「すべて」を選択します。
- 「チーム・メンバー」セクションで、このチーム用に定義された送信者プロファイルおよび事前定義済対象者の構成を使用できる、組織内のキャンペーン・マネージャを追加します。
- 「送信者プロファイル」セクションで、従業員へのコミュニケーションの送信時に、このコミュニケーション・チームが使用できるすべての送信者プロファイルを選択します。このリストには、作成した送信者プロファイルが含まれます。
- 「対象者」セクションで、従業員へのコミュニケーションの送信時に、このコミュニケーション・チームが使用できるすべての対象者を選択します。このリストには、作成した事前定義済対象者が含まれます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「コミュニケーション・チームの管理」ページで、「処理」メニューをクリックし、「アクティブ化」を選択します。これにより、キャンペーン・マネージャは、キャンペーンの作成時に自分が属するコミュニケーション・チームを選択できます。
この機能により、カスタマイズされた安全なエクスペリエンスをキャンペーン・マネージャに提供しやすくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーン・マネージャは、「応答の取得」タイプの従業員コミュニケーションを作成するときに、Eメールをオープンしなかったか、EメールをオープンしてもフォローアップEメールの応答をクリックしなかった対象者メンバーをターゲットにできます。
- 「コミュニケート」ページで、コミュニケーション・キャンペーンを開きます。
- 「Eメール」タブをクリックします。
- 「Eメール」セクションで、「追加」をクリックします。
- 「対象者」タブで、応答未クリック・オプションを選択します。
応答未クリック・オプション
この機能により、キャンペーン・マネージャは特定の対象者セグメントのコミュニケーションをカスタマイズしてエンゲージメントを向上しやすくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーン管理者は、一般的なタイプのコミュニケーション用に事前定義されたテンプレートのリストを使用できます。これらのテンプレートをそのまま使用することも、組織のブランドおよびコミュニケーションのニーズにあわせてさらにカスタマイズすることもできます。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: Eメール・テンプレートの管理
- 「Eメール・テンプレートの管理」ページで、「追加」をクリックして新しいテンプレートを作成します。
「テンプレート」フィールドには、シード済テンプレートのリストが表示されます。
シード済テンプレート
これらのシード済テンプレートは、管理者が組織のテンプレートの作成をすぐに開始するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
就業者アサイメントには、アサイメント退職に関連する属性が含まれています。追加されたサブジェクト領域および属性を次に示します。
サブジェクト領域 | フォルダ | サブフォルダ(新規) | 属性 |
---|---|---|---|
ワークフォース管理 - 就業者アサイメント - リアルタイム | 就業者アサイメント詳細 |
アサイメント退職 |
|
ワークフォース管理 - 就業者アサイメント・イベント - リアルタイム |
アサイメント・イベント詳細 |
アサイメント退職 |
|
<すべてのサブジェクト領域> |
就業者 |
|
アサイメント退職に関連する属性を含めることで、就業者アサイメントに関するレポートを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
新しい属性がレコード詳細ディメンションのポジションおよび文書に追加されました。詳細は、次のとおりです。
サブジェクト領域 | フォルダ | 属性 |
---|---|---|
<すべてのサブジェクト領域> | ポジション |
|
ワークフォース管理 - ポジション - リアルタイム | ポジション詳細 |
|
ワークフォース管理 - レコード文書リアルタイム | レコード文書詳細 |
|
新しい属性を追加して、ポジション・ディメンションおよびレコード文書詳細ディメンションに関するレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「文書レコード添付」という名前の新しいディメンションがワークフォース管理- レコード文書リアルタイム・サブジェクト領域に追加されています。このディメンションには、名前、タイトル、摘要、タイプ、URLなど、添付の詳細をレポートする属性が含まれます。
添付に関連するデータをこれらのレコードに追加して、レコード文書のレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR | 更新23Aでの個人ギャラリおよびポートレートのアクセス削除のための準備 | 23A | レスポンシブ・ページに移動する必要があります。 | ||
グローバルHR |
更新23Dでの従業員RESTリソースのサポート終了のための準備 | 23D | 就業者(/workers)およびユーザー・アカウント(/userAccounts) RESTリソース。 |
__________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル人事管理 |
ユーザー定義AORテンプレート基準に基づいて、就業者職責を自動的に割当または削除します。ユーザー・エクスペリエンスを改善し、本番環境での自動プロビジョニング・プロセスを簡素化するための拡張が行われました。 |
職責テンプレートへの移動を希望するHCM AOR顧客 |
My Oracle Supportでサービス要求をオープンし、AOR-Autoprovisionのタグを含めます My Oracle Support - Fusion Global HR: How to Apply for Autoprovision Areas of Responsibilities Feature Under Controlled Availability (ドキュメントID 2765388.1)を参照してください。 |
21B | はい |