すべて展開


  1. 更新24B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能のサマリー
  6. サプライ・チェーン・オーケストレーション
    1. サプライ・チェーン・オーケストレーション
        1. 再設計されたページを使用した供給要求の表示
  7. 品質管理
    1. 品質管理
        1. Redwoodページでの検査特性の管理
        2. この更新で選択された品質問題および処理管理のバグ修正
  8. 製造
    1. SCM共通コンポーネント
        1. Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張
    2. 製造
        1. 重複した工程または作業オーダーをモデル化する際の最小転送数量の定義
        2. 品目構成コンポーネントの作業定義工程への自動割当
        3. ショップ型製造での作業オーダー実行時のアドホック出力のレポート
        4. OTBIを使用したUDIでの製造作業オーダーおよびトランザクション・レポートの作成
      1. Redwoodエクスペリエンス
        1. Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業定義名の検索、作成および編集
        2. Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した標準品目作業定義の検索、作成および編集
        3. Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業領域の検索、作成および編集

更新24B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年5月24日 SCM共通コンポーネント Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張

文書の更新。機能の説明と主なリソースが改訂されました。

2024年3月26日 製造 重複した工程または作業オーダーをモデル化する際の最小転送数量の定義 文書の更新。主なリソースの更新。
2024年3月14日 製造 Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業定義名の検索、作成および編集 文書の更新。デモへのリンクの追加。
2024年3月14日

製造

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した標準品目作業定義の検索、作成および編集

文書の更新。デモへのリンクの追加。

2024年3月14日

製造

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業領域の検索、作成および編集

文書の更新。デモへのリンクの追加。

2024年3月14日

製造

重複した工程または作業オーダーをモデル化する際の最小転送数量の定義

文書の更新。デモへのリンクの追加。

2024年3月14日

製造

品目構成コンポーネントの作業定義工程への自動割当

文書の更新。デモへのリンクの追加。

2024年3月14日

製造

ショップ型製造での作業オーダー実行時のアドホック出力のレポート

文書の更新。デモへのリンクの追加。

2024年3月11日 SCM共通コンポーネント Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張

文書の更新。機能の説明の改訂。

2024年3月1日     初版作成。

概要

アイデアをお寄せください

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

Cloudアプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行することが必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
  3. 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。

「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
  3. 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

オプト・インを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能のサマリー

列の定義:

使用可能な状態で提供される機能

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

再設計されたページを使用した供給要求の表示

品質管理

品質管理

Redwoodページでの検査特性の管理

この更新で選択された品質問題および処理管理のバグ修正

製造

SCM共通コンポーネント

Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張

製造

重複した工程または作業オーダーをモデル化する際の最小転送数量の定義

品目構成コンポーネントの作業定義工程への自動割当

ショップ型製造での作業オーダー実行時のアドホック出力のレポート

OTBIを使用したUDIでの製造作業オーダーおよびトランザクション・レポートの作成

Redwoodエクスペリエンス

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業定義名の検索、作成および編集

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した標準品目作業定義の検索、作成および編集

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業領域の検索、作成および編集

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

再設計されたページを使用した供給要求の表示

再設計されたページを使用して、供給要求とその詳細をデスクトップ、タブレットまたはモバイル・デバイスに表示します。供給要求参照、供給オーダー、供給文書または品目を使用して供給要求を検索できるようになりました。独自のデフォルト検索を作成して保存します。供給の要求日、要求搬送日、要求ステータスなどに従って検索結果をフィルタします。例外を取り除くため必要な推奨処理を表示します。Oracle Supply Chain Orchestrationで各要求に対して作成された供給文書を表示します。要求明細に関する詳細を表示し、処理を実行します。

この機能を使用するには、「供給オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」 > 「供給要求」をクリックしてから、供給要求を検索します。

供給要求を検索および表示する際の効率が向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

次の属性を使用して、供給要求を検索します:

  • 供給要求参照
  • 供給オーダー
  • 供給文書
  • 品目

次の属性を使用して、検索結果をフィルタします:

  • 供給要求日
  • 要求搬送日
  • 供給ステータス
  • 供給タイプ
  • ビジネス・フロー

その他:

  • 各供給要求の供給文書に関する詳細を表示します。
  • 独自の検索を作成して保存します。その検索をデフォルト検索にします。
  • 供給要求にドリルダウンして、供給要求および存在する可能性のある例外メッセージの詳細を取得します。
  • 供給要求が例外の場合、それを修正するための推奨処理を表示できます。
  • 各供給要求に対して様々な処理を実行します。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)

独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。

品質管理

品質管理

Redwoodページでの検査特性の管理

検査特性は、仕様要件への適合性を決定するために検査プランおよび検査結果で使用される属性を表します。検査特性は、検査プランまたは検査結果に簡単に追加できるように、特性グループに関連付けることができます。

Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで検査特性関連ページを使用できるようになりました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。

再設計されたRedwoodページにおけるこの拡張ユーザー・エクスペリエンスは、次の機能に対して有効になっています:

  • 検査特性の作成

新規検査特性の作成

  • 検査特性の編集

検査特性の編集

  • 検査特性の管理

検査特性の管理

  • 特性グループの作成と特性との関連付け

特性グループを作成し、特性グループを特性に関連付けます

この更新では、次の改善により、より多くの作業を迅速に達成できます

  • 「検査特性の管理」ページから複数の特性を一度にアクティブ化または非アクティブ化する機能

複数の特性に対する処理の実行

  • より効率的で一貫性のあるユーザー・エクスペリエンス
  • 拡張された検索機能

有効化のステップ

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
  1. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_QA_CHARACTERISTIC_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  1. 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。デフォルト値はNです。
  • Y = 機能を有効にします
  • N = 機能を無効にします
  1. 「保存して閉じる」をクリックしますプロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

3つの四半期更新に対して、この機能を有効または無効にするオプションがあります。その後、この機能はデフォルトで有効になります。

ヒントと考慮事項

  • ビジネス・ルールはすべてのページに実装されています
  • ガイド付きジャーニはすべてのページに実装されています

主なリソース

アクセス要件

この機能にアクセスするには、次の権限を使用します。

  • 特性の編集
  • 特性の表示

この更新で選択された品質問題および処理管理のバグ修正

この更新には、Oracle Quality Issue and Action Managementの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべての不具合修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

品質処理の自動促進が機能しない

この更新より前は、重複する承認者が承認ステップに追加されていたため、ステータスが「承認」から「クローズ済」に自動的に促進されるようにワークフローが設定されていても、品質処理は自動的にクローズされませんでした。 この問題は修正されています。

Oracleリファレンス: 35778053

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製造

SCM共通コンポーネント

Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張

Oracle Visual Builder Studioを使用して、企業のユーザーのシームレスなエクスペリエンスを調整します。Visual Builder Studioのエクスプレス・モードでビジネス・ルールを使用すると、次のことができます:

  • ページのフィールドおよびリージョンを必須またはオプションにする
  • ページのフィールドおよびリージョンを読取り専用または編集可能にする
  • 特定の基準に応じてフィールドおよびリージョンを表示または非表示にする
  • 特定のビジネス・ニーズにあわせてRedwoodページを構成する。たとえば、「受入搬送」ページに表示する処理を制御できるほか、「PAR棚卸概要」ページで使用可能なデフォルトの日付範囲を設定できます。

ページに対して行うことができる変更のタイプは、変更するページによって異なります。

ノート: この更新では、一部のSCM Redwoodページでビジネス・ルールがサポートされていません。

Visual Builder Studioを使用して特定のページを拡張できるかどうかを判断するには、ページに移動して「設定およびアクション」メニューを開きます。「Visual Builder Studioでページを編集」タスクを探します:

「設定およびアクション」メニュー

「設定およびアクション」メニュー

「Visual Builder Studioでページを編集」タスクが表示されない場合、VB Studioでページを編集するために必要な権限が割り当てられていないか、または現在VB Studioでページを編集できないため、Visual Builder Studioを使用してページを編集することはできません。

Visual Builder Studioでページを開く際は、エクスプレス・モードのみを使用してページを拡張します。拡張モードはサポートされていません。VB Studioでページを開いたときにエクスプレス・モードを使用できない場合、そのページはVB Studioで拡張できません。エクスプレス・モードは、Visual Builder Studioのヘッダー・リージョンにあります:

Visual Builder Studioのヘッダー・リージョン

Visual Builder Studioのヘッダー・リージョン

エクスプレス・モードでアプリケーション・ページを拡張する方法の詳細は、Visual Builder Studioのエクスプレス・モードでのOracle Cloud Applicationsの拡張を参照してください。

有効化のステップ

Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

Visual Builder Studioの使用を開始するには、システム管理者が事前に初期設定を完了する必要があります。手順については、Oracle Cloudアプリケーションを拡張するためのVB Studioの設定を参照してください。

ヒントと考慮事項

Visual Builder Studioエクスプレス・モードで作業している間は、「ページ」リストを閉じたままにします。リストを閉じると、拡張しているページがよりわかりやすく表示されます。

Visual Builder Studioエクスプレス・モードでは、フィールド値のデフォルト設定および検証をサポートする機能が表示される場合があります。この機能は、更新24BのSCM Redwoodページではサポートされていません。今後の更新では、特定のSCM Redwoodページでデフォルト設定および検証が使用可能になる予定です。

VB Studioエクスプレス・モードでのデフォルトのフィールド値およびフィールド値の検証

VB Studioエクスプレス・モードでのデフォルトのフィールド値およびフィールド値の検証

主なリソース

Visual Builder Studioでアプリケーション・ページの拡張を開始するには、Visual Builder Studioへのアクセスの手順に従います。作業中は、次のリソースで追加情報を確認できます:

アクセス要件

Visual Builder Studioを使用してアプリケーション・ページを拡張するには、次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられている必要があります:

  • サンドボックスの管理(FND_ADMINISTER_SANDBOX_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

製造

重複した工程または作業オーダーをモデル化する際の最小転送数量の定義

今日、生産スケジューリングでは、次の工程の開始をスケジュールする前に、作業オーダー内の前の工程のすべてのユニットを完了する必要があることを前提としています。これにより、必要な工程期間およびリード・タイムより長くなる可能性があります。

特定の業界の製造業者は、ある工程を開始する時間を前の工程が完了する前に重複させることで、工程のリード・タイムを短縮するための共通の戦略を活用しています。そうした製造業者は、スケジューリングのギャップを回避するために、生産ラインまたはボトルネック・リソースの生産能力に基づいて、工程間で移動する最小数量を識別します。

重複した連続する工程または作業オーダーをモデル化するために、オプションで品目の最小転送数量を定義できるようになりました。「作業定義の編集」ページでは、作業定義ヘッダーで識別されるプライマリ製品と同じ単位の最小転送数量を指定できます。作業定義を使用して作業オーダーが作成されると、最小転送数量がすべての工程に適用されます。

作業定義の最小転送数量

作業定義の最小転送数量

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業定義 - 最小転送数量

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業定義の最小転送数量

作業定義レポート - 最小転送数量

作業定義レポートの最小転送数量

ファイルベース・データ・インポート(FBDI)の変更:

ファイルベース・データ・インポートを使用して作業定義を作成するときに、最小転送数量を指定できます。「最小転送数量」という新しい列が作業定義ヘッダー・シートに追加されました。これは、ショップ型作業定義およびプロセス作業定義テンプレートで使用可能なオプション属性です。

ADFdiの変更:

「最小転送数量」属性は、ADFdi (Application Development Frameworkデスクトップ統合)スプレッドシートを使用して管理できます。

REST APIの変更:

RESTサービスを使用して作業定義の「最小転送数量」属性を管理でき、作業定義POSTリクエストの作成処理および更新処理時に最小転送数量を指定できます。

OTBIの変更:

OTBI (Oracle Transactional Business Intelligence)レポートで最小転送数量を使用できます。「最小転送数量」属性は、次の製造サブジェクト領域の「作業定義」ディメンションに含まれます

  • 作業オーダーのパフォーマンス・リアルタイム
  • 資材使用リアルタイム
  • リソース使用リアルタイム
  • 実績生産リアルタイム

作業定義に最小転送数量を指定することで、工場工程のより正確なモデリングと、製造リード・タイムの短縮によるスケジューリングの効率化が可能になります。その結果、運用効率が向上し、機材全体の有効性が最大化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新24D

ヒントと考慮事項

  • 製造のすべての作業定義タイプおよび作業オーダー・タイプに対して最小転送数量を定義できます。サプライヤ工程には適用されません。
  • 現時点では、連続した工程を除き、工程の開始と完了の間に追加の関係を定義できません。
  • 標準工程の最小転送数量は定義できません。
  • 現時点では、制約なしの作業オーダー・スケジューラおよび品目のリード・タイム計算において最小転送数量は考慮されません。
  • 更新24Bでは、Oracle Fusion Production Schedulingの「工程間の最小転送数量を考慮した供給の計画およびスケジュール」機能は、制限付きで提供されており、アクセスするためのプロモーション・コードを提供された顧客のみが使用できます。この機能のプロモーション・コードについて問い合せるには、オラクル社のアカウント担当者に連絡してください。 
  • 外部プランニングまたはスケジューリング・アプリケーションで定義された最小転送数量を持つ作業定義を統合できます。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 作業定義の管理(WIS_MANAGE_WORK_DEFINITIONS_PRIV)

この権限はこの更新の前から使用可能でした。

品目構成コンポーネントの作業定義工程への自動割当

現在、作業定義に対する品目構成の変更を調整するには、実装する変更をレビューおよび承認する複数ステップのプロセスが必要です。具体的には、作業定義を生産、供給プランニングおよび原価プランニングに使用する前に、工程へのコンポーネントの割当を確定する必要があります。品目構成では、提示工程連番によって、製造作業定義におけるコンポーネントの工程連番に関する設計エンジニアの提示が記録されます。

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して、標準品目のショップ型製造作業定義またはプロセス製造作業定義を作成またはコピーできるようになり、その構成部品が品目構成の提示工程連番に基づいて工程に自動的に割り当てられるようになりました。また、作業定義に対する品目変更の処理スケジュール済プロセスを実行して、次のシナリオをサポートできます:

  • 既存のユーザー経験およびRedwoodユーザー・エクスペリエンスで、追加された構成コンポーネントを対応する製造作業定義に自動的に割り当てます。
  • バージョニング、更新、訂正など、レビューと可能な処理のために、更新された提示工程連番の通知を受信します。

作業定義の作成中の品目構成コンポーネントの自動割当

作業定義の作成中の品目構成コンポーネントの自動割当

「工程品目」ページには、品目構成で定義された提示工程連番に基づいて、作業工程に自動的に割り当てられる品目構成コンポーネントが表示されます。「工程品目」ページの「割当済の品目」ビューには、作業オーダー工程に自動的に割り当てられる品目構成コンポーネントが表示されます。「工程品目」ページの「品目構成」ビューには、品目構成コンポーネントを自動的に割り当てる基準として使用される提示工程連番が表示されます。また、不一致工程を識別し、意図した工程連番にコンポーネントを手動で割り当てる方法も提供します。

提示工程連番に基づいて自動的に割り当てられる品目構成コンポーネント

「工程品目」ページの「割当済の品目」ビュー

品目構成コンポーネントを自動的に割り当てる基準として使用される提示工程連番が表示された「品目構成」ビュー

「工程品目」ページの「品目構成」ビュー

作業定義工程への品目構成コンポーネントの自動工程割当により、手動で介入することなく、設計から製造までのデジタル・スレッドにおけるより適切な同期が可能になります。

有効化のステップ

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
  1. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_WIS_WORK_DEFINITION_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  1. 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。このプロファイル・オプションのデフォルト値は「N」です。
  • Y = 機能を有効にします
  • N = 機能を無効にします
  1. 「保存して閉じる」をクリックしますプロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

24Bの更新からこの機能を有効または無効にするオプションがあります。

Redwoodエクスペリエンスで作業定義にアクセスするためのプロファイル・オプション

Redwoodエクスペリエンスを使用して作業定義にアクセスするためのプロファイル・オプション

ヒントと考慮事項

  • 品目構成コンポーネントの提示工程連番を空白のままにして、作業定義工程への自動割当を無効にできます。
  • ベスト・プラクティスは、製造エンジニアを変更オーダー承認プロセスに組み込んで、品目構成コンポーネントの提示工程連番に対する変更を調整することです。
  • 品目構成内の重複コンポーネント・インスタンスを区別するために、提示工程連番検索番号の一意の組合せを使用することをお薦めします。作業定義の複数の工程間で品目構成コンポーネント数量を分割する代替アプローチでは、次の操作はサポートされません:
    • スケジュール済プロセスを介した、影響を受ける作業定義への品目構成変更の自動同期
    • 提示工程連番に基づいた作業定義工程への品目構成コンポーネントの自動割当

詳細は、Oracle Fusion Product Lifecycle ManagementとOracle Fusion Manufacturingの24A機能をそれぞれ参照してください:

  • 現時点では、作業定義工程に自動的に割り当てられた品目構成コンポーネントの代替を表示できません。
  • 次のシナリオでは、標準品目の製造作業定義を作成またはコピーするときに、品目構成コンポーネントを自動的に割り当てることはできません:
    • 既存の作業定義ユーザー・インタフェース
    • Application Development Frameworkデスクトップ統合(ADFdi)
    • ファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)
    • REST API
    • 電子レコードおよび電子署名が使用可能
  • 品目構成コンポーネントの提示工程連番を後から変更しても、影響を受ける作業定義に自動的には同期できません。これは、製造作業定義の作成時または品目構成コンポーネントの追加時の1回かぎりの自動工程割当です。かわりに、レビューおよび処理に関する通知を受信します。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を使用できます:

  • 作業定義の表示(WIS_VIEW_WORK_DEFINITIONS_PRIV)
  • 作業定義の管理(WIS_MANAGE_WORK_DEFINITIONS_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

ショップ型製造での作業オーダー実行時のアドホック出力のレポート

ショップ型製造プロセスでは、工程の最後に複数の出力の生産を伴う場合があります。たとえば、大きな金属板から複数の金属板を切断することや、別の品目として販売できる主要製品を製造しながら、副産物を作り出すことです。プライマリ製品の完了および拒否済数量のレポートまたは廃棄の処分が可能でした。ただし、複数の出力を伴うシナリオでは、これらの追加出力を供給として在庫にレポートするか、後続の作業オーダーの再使用可能資材として、または別の品目として販売されるリカバリ可能廃棄としてレポートする必要があります。

この新しい更新により、標準ショップ型製造作業オーダーの工程の実行中に、追加の副製品および副産物をアドホック出力としてレポートできるようになりました。アドホック出力は、「作業手配リストのレビュー」ページから、指定した完了保管場所に出力完了トランザクションとしてレポートできます。出力戻し処理トランザクションを使用して、出力完了トランザクションを修正できます。この機能は、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)、ADFdiデータ・インポート修正およびREST Webサービスからも使用できます。アドホック出力完了では、「標準原価の管理」ページで設定された固定費が使用されます。プライマリ製品は、最終工程の工程完了トランザクションとともにレポートされます。

出力品目のレポートUIからのショップ型作業オーダー工程でのアドホック出力のレポート

ショップ型作業オーダー工程でのアドホック出力のレポート

ファイルベース・データ・インポート(FBDI)の変更:

FBDIショップ型製造作業オーダー資材トランザクション・インポート(WorkOrderMaterialTransactionTemplate.xlsm)は、標準作業オーダーの原価計上ポイント社内工程におけるアドホック出力のレポートを可能にするように拡張されました。資材トランザクション・ヘッダー・ワークシートの「トランザクション・タイプ・コード」列には、出力完了および出力の戻しをレポートするための2つの新しい値PRODUCT_COMPLETIONおよびPRODUCT_RETURNが表示されます。24Bの更新後は最新のFBDIテンプレートを使用します。

レポートされた出力を元に戻して、エラーを修正できます。検証に失敗したFBDIを介してレポートされたトランザクションは、ADFdiを使用して修正および再送信できます。

REST APIの変更:

作業オーダー資材トランザクションREST APIを使用して、標準ショップ型製造作業オーダー工程の出力をレポートできるようになりました。

ショップ型製造業者は、廃棄または未計画出力の適格なリカバリと評価を実行し、生産される品目から最大限の価値を実現できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新24D

ヒントと考慮事項

  • アドホック出力は通常、未計画出力であり、供給プランニングでは考慮されません。
  • 出力は、オプションでロット管理またはシリアル管理として有効にして、製品系図をサポートできます。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 資材トランザクションのレポート(WIP_REPORT_MATERIAL_TRANSACTIONS_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

OTBIを使用したUDIでの製造作業オーダーおよびトランザクション・レポートの作成

Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)では、Oracle Fusion Cloud Manufacturingのリアルタイム・トランザクション・データを使用してレポートを作成し、作業オーダーを分析してトランザクション履歴を表示できます。この更新では、(製品完了時に)作業オーダーに割り当てられている、または作業オーダーで処理されている製造済の医療機器の一意のデバイス識別子(UDI)を表示するために、OTBIの製造レポートにこの新しい列を追加できます。UDIは、医療機器を一意に識別するために割り当てられる一連の数字または英数字です。

「製造 - 実績生産リアルタイム」サブジェクト領域の「ロット番号」ディメンションと「シリアル番号」ディメンションの両方に「一意のデバイス識別子」属性が含まれ、製造作業オーダーでレポートされた生産の分析に役立ちます。

「製造 - 実績生産リアルタイム」サブジェクト領域の「一意のデバイス識別子」属性

「製造 - 実績生産リアルタイム」サブジェクト領域の「一意のデバイス識別子」属性

  • トレーサビリティの強化: 製造レポートでUDIを表示する機能により、製品のトレーサビリティが大幅に向上します。これは、医療機器業界において、製品のライフサイクルを生産からエンド・ユーザーまで追跡するために重要です。
  • 規制への準拠: UDIをレポートに組み込むことで、企業はグローバルな規制要件への準拠を確保できます。多くの場合、規制要件では医療機器へのUDIの使用が求められます。
  • 意思決定のサポート: UDIを含む詳細なトランザクション・データにアクセスして、製造プロセスと製品ライフサイクルの全体像を把握できるため、より適切な意思決定がサポートされます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 製造実行分析職務(FBI_MFG_EXECUTION_ANALYSIS_DUTY)
  • BI作成者ロール(BIAuthor)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

Redwoodエクスペリエンス

これらの機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業定義名の検索、作成および編集

作業定義名は、プライマリ、代替、変換および再加工など、品目を製造する様々な方法を識別します。製造作業定義を管理するためのエンド・ツー・エンド・フローの一部として、Redwoodページを使用して作業定義名を検索、作成および編集できるようになりました。

  • 作業定義名の検索とフィルタの迅速化 – キーワードおよびフィルタを使用して、作業定義名を迅速に検索し、確認や編集を行います
  • 作業定義名の迅速な作成 – 作業定義名情報を1つのページに入力します
  • 作業定義名の効率的な編集 – 作業定義名の更新や終了日の追加を行います

Redwoodユーザー・エクスペリエンスで「作業定義名の管理」タスクが開始されるようになりました。検索ページに作業定義名が表示されます。ここでは、作業定義名の表示名または内部名で検索して、アクティブな作業定義名が表示されるようフィルタできます。「作業定義名の作成」ボタンを使用して、新しい作業定義名を作成できます。オーバーフロー処理メニューを使用して、既存の作業定義名を編集できます。

作業定義名の検索およびフィルタのページ

作業定義名の検索およびフィルタのページ

「作業定義名の作成」ページ

「作業定義名の作成」ページ

Redwoodページを使用すると、作業定義名の定義および保守が、最新のレスポンシブ・レイアウトにより合理化されたタスクになります。

有効化のステップ

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
  1. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_WIS_WORK_DEFINITION_NAMES_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  1. 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。このプロファイル・オプションのデフォルト値は「Y」です。
  • Y = 機能を有効にします
  • N = 機能を無効にします
  1. 「保存して閉じる」をクリックしますプロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

24Bの更新からこの機能を有効または無効にするオプションがあります。

Redwoodエクスペリエンスで作業定義名にアクセスするためのプロファイル・オプション                                                                                         

Redwoodエクスペリエンスで作業定義名にアクセスするためのプロファイル・オプション

ヒントと考慮事項

  • Redwoodユーザー・エクスペリエンスは、「Redwood作業定義名使用可能」プロファイル・オプションに基づいて、作業定義名を検索、作成および編集するためにデフォルトで有効になっています
  • 作業定義名REST APIを引き続き使用して、作業定義名を問い合せることができます。現時点では、このREST APIを使用して作業定義名を作成または編集することはできません。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

作業定義を管理するための次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます:

  • 「作業定義の表示」権限: WIS_VIEW_WORK_DEFINITIONS_PRIV
  • 「作業定義の管理」権限: WIS_MANAGE_WORK_DEFINITIONS_PRIV

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した標準品目作業定義の検索、作成および編集

この更新の前は、「作業定義」ページは、作業定義内のデータ関係をビジュアル化し、データセットの制限付きビューを表示し、ドラッグ・アンド・ドロップや展開、縮小などのマウス駆動のナビゲーションや手法を使用することに重点を置いていました。しかし、広範なデータ(特に品目構成)を含む作業定義の場合、製造エンジニアは、迅速な編集とより適切な情報密度のため、スプレッドシート・インタフェースを好みます。

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して、ショップ型製造およびプロセス製造の標準品目の作業定義を効率的に作成および更新できるようになりました。

  • 作業定義の検索とフィルタの迅速化 – キーワードとフィルタを使用して、品目の作業定義を迅速に検索し、確認や管理を行います
  • 作業定義の効率的な管理 – 作業定義に対してコピー、削除、非アクティブ化、再アクティブ化などの処理を実行します変更管理のシナリオで、バージョンを管理し、優先度を編集します。
  • 少ないステップでの標準品目の作業定義の作成 – 製品情報をその品目構成へのオプション参照とともに入力し、プレースホルダ工程を開始点としてデフォルト設定します。
  • グリッド・エクスペリエンスを使用した、作業定義の工程、工程出力、工程品目および工程リソースの編集:
    • スプレッドシートのようなインタフェースが提供されるため、大量のデータの入力、アクセスまたは編集を非常に効率よく行うことができます。
    • タブとグリッドを使用して、作業定義のデータ関係をナビゲートします
    • グリッド内で行を追加、コピーまたは削除します
    • グリッド内の特定のデータを検索してデータセットを絞り込みます
    • キーボード・ショートカットまたはマウス駆動のインタラクション(切取り、コピー、ペースト、自動入力など)を使用してデータを入力します

「作業定義の管理」ページ

「作業定義の管理」ページ

作業定義の作成中に、プレースホルダ工程が追加されます。これは「工程」ページで工程を追加するときに上書きまたは削除できます。作業定義のユーザー・エクスペリエンスでガイド付きジャーニを有効にでき、ユーザーにはタスクで「ガイド」ボタンが表示されます。インストラクション、ビデオ、ベスト・プラクティスなどのリソースとガイダンスを提供できるため、ユーザーがタスクを実行するのに役立ちます。

「ガイド」ボタンが使用可能な作業定義工程

「ガイド」ボタンが使用可能な作業定義工程

「工程品目」ページの「割当済の品目」ビューと「品目構成」ビューを切り替えて、すでに割り当てられている品目と未割当の品目を確認できます。

作業定義工程品目(割当済の品目)

「割当済の品目」ビューの作業定義工程品目

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用すると、読みやすさの改善、表形式での編集に加えて、検索、ソートおよび保存のためのユーザー・インタフェース・パフォーマンスの高速化など、ユーザーの生産性を向上させることで、新規または更新された作業定義を開始するまでの時間を大幅に短縮できます。

有効化のステップ

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

1. プロファイルを有効にします

  • 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。  
  • 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_WIS_WORK_DEFINITIONS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。 
  • 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。このプロファイル・オプションのデフォルト値は「N」です。 
    • Y = 機能を有効にします 
    • N = 機能を無効にします 
  • 「保存してクローズ」をクリックします。プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

24Bの更新からこの機能を有効または無効にするオプションがあります。

Redwoodエクスペリエンスを使用して作業定義にアクセスするためのプロファイル・オプション

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して作業定義にアクセスするためのプロファイル・オプション

2.Redwoodユーザー・エクスペリエンスの「作業定義の管理」ページは、エラスティック索引に基づいています。「作業定義のインポート」スケジュール済プロセスまたはREST APIを使用して作業定義が作成された場合は、次のスケジュール済プロセスを実行して、Redwoodユーザー・エクスペリエンスの「作業定義の管理」ページに詳細を移入します。

(ナビゲーション:「ツール」→「スケジュール済プロセス」→「新規プロセスのスケジュール」)

  • 「索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ」というスケジュール済プロセスは、最初に1回実行する必要があります。入力パラメータ索引名はfa-scm-wis-work-definitionsとして設定する必要があります。
  • 「OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ」というスケジュール済プロセスを、入力パラメータ「プログラム名」をMFG_WD_BULK_INGESTにして定期的に実行する必要があります。

ヒントと考慮事項

  • 「作業定義」作業領域で「作業定義の管理」タスクを使用する際に作業定義を検索、作成および編集するために、Redwoodユーザー・エクスペリエンスをデフォルトで有効にできます。このデフォルトは、「Redwood作業定義使用可能」プロファイル・オプションに基づいています。
  • 既存の作業定義RESTサービスを引き続き使用し、ユーザー権限に基づいてRedwoodページを使用して作業定義を表示または編集できます。
  • 作業定義を作成するとき、または後で品目構成にコンポーネントを追加するときに、品目構成の提示工程連番に基づいて、作業定義工程への品目構成コンポーネントの自動割当を有効にすることもできます。品目構成の提示工程連番に対する後続の更新は、既存の作業定義に対して自動化されません。詳細は、「品目構成コンポーネントの作業定義工程への自動割当」機能を参照してください。
  • 現時点では、Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用してオーダー組立モデル品目の製造作業定義を検索、作成または更新できません。
  • 現時点では、品目構成変更通知で影響を受ける作業定義のリンクを選択すると、Redwoodユーザー・エクスペリエンスにナビゲートできません。
  • 現時点では、クイック処理または「最近更新された作業定義」リンクを使用して作業定義のRedwoodユーザー・エクスペリエンスにナビゲートできません。
  • 現時点では、Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して、電子レコードを生成し、電子署名を使用して作業定義をサインオフすることはできません。
  • 現時点では、Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して作業定義へのデータ・セキュリティ・アクセスを制限することはできません。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限およびコードを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます:

製造権限 :

  • 作業定義の管理(WIS_MANAGE_WORK_DEFINITIONS_PRIV)
  • 作業定義の表示(WIS_VIEW_WORK_DEFINITIONS_PRIV)
  • サービスによる作業定義の取得(WIS_GET_WORK_DEFINITIONS_SERVICE_PRIV)
  • サービスによる作業定義の管理(WIS_MANAGE_WORK_DEFINITIONS_SERVICE_PRIV)
  • サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
  • サービスによる標準工程の取得(WIS_GET_STANDARD_OPERATIONS_SERVICE_PRIV)

製造権限以外:

  • Webサービスごとの保管場所および保管棚値リストの表示(INV_VIEW_SUBINVENTORY_LOCATOR_LOV_WEB_SERVICE) 
  • Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
  • Webサービスごとの単位値リストの表示(RCS_VIEW_UNITS_OF_MEASURE_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
  • 品目RESTの取得(EGP_GET_ITEM_REST)
  • 品目構成の作成(EGP_CREATE_ITEM_STRUCTURE_PRIV)
  • RESTサービスの使用 - タレント・モデル・プロファイル読取り専用(HRT_REST_SERVICE_ACCESS_TALENT_MODEL_PROFILES_RO_PRIV)
  • 資格プロファイルの表示(MNT_VIEW_QUALIFICATION_PROFILES_PRIV)
  • RESTサービスを使用したサプライヤ値リストの表示(POZ_VIEW_SUPPLIER_LOV_REST_SERVICE_PRIV)
  • 保管場所および保管棚の管理(INV_MANAGE_SUBINVENTORY_AND_LOCATOR_PRIV)
  • Webサービスごとの単位換算値リストの表示(RCS_VIEW_UNITS_OF_MEASURE_CONVERSION_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)

ガイド付きジャーニ : ロール・コード

  • RESTサービスの使用 - ガイド付きジャーニ読取り専用(Role Code ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_GUIDED_JOURNEYS_RO)
  • RESTサービスの使用 - ガイド付きジャーニ応答(Role Code ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_GUIDED_JOURNEY_RESPONSES)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業領域の検索、作成および編集

作業領域は製造工場の特定のリージョンをモデル化します。ここでは、製造または保守アクティビティのための作業を実行します。Redwoodページを使用して製造工場の作業領域を作成および編集できるようになりました。

  • 作業領域の検索とフィルタの迅速化 – キーワードおよびフィルタを使用して、作業領域を迅速に検索し、確認や編集を行います
  • 作業領域の迅速な作成 – 作業領域の情報を1つのページに入力します
  • 作業領域の効率的な編集 – 作業領域を更新します

Redwoodユーザー・エクスペリエンスで「作業領域の管理」タスクが開始されるようになりました。このページには、特定の組織の作業領域が表示されます。作業領域名またはコードで検索し、アクティブな作業領域が表示されるようにフィルタできます。「作業領域の作成」ボタンを使用して、新しい作業領域を作成できます。オーバーフロー処理メニューを使用して、既存の作業領域を編集できます。

作業領域の検索およびフィルタのページ

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業領域の検索およびフィルタのページ

作業領域の作成/編集ページ

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用した作業領域の作成

Redwoodページを使用すると、作業領域の定義および保守が、最新のレスポンシブ・レイアウトにより合理化されたタスクになります。

有効化のステップ

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
  1. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_WIS_WORK_AREAS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  1. 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。このプロファイル・オプションのデフォルト値は「Y」です。
  • Y = 機能を有効にします
  • N = 機能を無効にします
  1. 「保存して閉じる」をクリックしますプロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

24Bの更新からこの機能を有効または無効にするオプションがあります。

Redwoodで作業領域にアクセスするためのプロファイル・オプション

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して作業領域にアクセスするためのプロファイル・オプション

ヒントと考慮事項

  • 「Redwood作業領域使用可能」プロファイル・オプションに基づいて、「作業定義」作業領域の「作業領域の管理」タスクを使用する際に作業領域を検索、作成および編集するために、Redwoodユーザー・エクスペリエンスがデフォルトで有効になります。
  • 「設定および保守」領域から「作業領域の管理」タスクを使用する場合、Redwoodページにアクセスできません。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を使用できます:

  • 作業領域の表示(WIS_VIEW_WORK_AREAS_PRIV)
  • 作業領域の管理(WIS_MANAGE_WORK_AREAS_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。