本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年8月28日 | 製品ライフサイクル管理共通 | 変更ワークフローの効率の強化 | 文書の更新。機能の説明の改訂。 |
2023年8月17日 | 重要な処理と考慮事項 | 文書の更新。今後の変更に関する詳細を追加しました。 | |
2023年7月21日 | 製品開発および製品ハブ共通 | 品目および変更生産性向上 | 文書の更新。機能コンテンツを更新しました。 |
2023年6月2日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップの実行が必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportのOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能の概要ページで、オファリングを選択して、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能になっている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプト・インすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用できるようにするには顧客のアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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外部認証システムを介したシングル・サインオンを使用した品質検査管理電子レコードの署名
電子記録をバイオメトリック以外の電子署名で保持する必要がある企業は、ID管理アプローチを簡素化し、ユーザー・ログイン・エクスペリエンスを合理化する方法を求めています。電子レコードに署名したりアプリケーション・システムにアクセスしたりするユーザーを、単一のログイン資格証明セットを使用して認証する方法が必要とされています。この更新では、Oracle Access Managementをアイデンティティ・プロバイダとして使用するシングル・サインオン資格証明を電子署名ユーザー用に構成し、認証をOracle WebLogicアイデンティティ・プロバイダではなく外部認証システムに対して実施できるようになりました。
シングル・サインオン資格情報は、電子署名ユーザーがインライン承認プロセスを使用して検査処分電子署名や電子レコード・トランザクションを実施する際に適用できます。
外部認証のアイデンティティ・プロバイダとしてOracle Access Managementを使用すると、Oracle電子署名プロセスと他の既存のアプリケーション・ログインをシングル・サインオン資格証明に基づいて同期できます。
有効化のステップ
外部認証システムを介したシングル・サインオンを使用した品質検査管理電子レコードの署名機能をオプトインして使用する場合は、次のことを行う必要があります:
-
親機能である「SCMトランザクションの電子レコードおよび電子署名の取得」にオプトインします。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
-
「Oracle Access Managerを使用した電子署名ユーザーの再認証」という名前の機能をオプト・インします。
Oracle Access ManagementでのIdentity Federationの構成および管理方法に関するドキュメントを参照してください。
ヒントと考慮事項
- 外部認証システムを使用しない場合、構成の変更は必要ありません。
- この機能のオプトインが期限切れになると、ビジネス・プロセス管理ではなくOracle Access Managementを使用したログイン認証ページが表示されます。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 検査結果の編集(QA_EDIT_INSPECTION_RESULTS)
この権限は、この更新の前から使用可能でした。
リリース済設計品目の変更管理を向上させるために、設計品目のインポート・バッチ操作が改善されました。
リリース済設計品目の品目一般情報、構成コンポーネント、参照指標、代替コンポーネントおよび承認済製造業者リストを変更する必要がある場合は、これらの変更を変更オーダーを介してルーティングする必要があります。
オプションは次のとおりです。
- 新規変更オーダーを作成して品目を追加します。または
- 既存の変更オーダーに品目を追加します。
変更オーダーを介して品目をルーティングするには、「品目バッチの編集」ダイアログ・ボックスで次を選択します:
- 「品目当たり1つ」、「品目区分当たり1つ」または「品目バッチ当たり1つ」。
- 「既存に追加」または「新規作成」。
変更オーダーに品目を含めるためのインポート・バッチ操作
この機能の利点は、オープン・ステータスを過ぎているリリース済設計品目および影響を受けるオブジェクトのインポート・プロセス中に変更管理を適用できることです。このような品目を変更するには、新規変更オーダーを作成する必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 24Aの更新
ヒントと考慮事項
- 次の変更を行う場合は、変更オーダーを介して品目をルーティングする必要はありません:
- 変更オーダーに追加されたことがない暫定設計品目。たとえば、品目が変更オーダーに割り当てられていない場合は、変更オーダーを使用せずにインポート・マップを通じて、品目ライフサイクル・フェーズを暫定から「生産」に変更できます。
- 商業品目。
- 変更管理されていない品目拡張可能フレックスフィールドおよび運用属性。
- 品目の添付。
- 設計品目の承認済製造業者リストの削除または終了日設定については引き続き、変更オーダーを介した品目のルーティングは不要です。
主なリソース
-
Oracle Fusion Cloud SCM Product Developmentの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
-
Oracle Fusion Cloud SCM Product Master Data Managementの使用ガイドの品目バッチ変更オーダー・オプションのトピックを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品目をインポートするための機能権限:
- ファイルのインポートおよびエクスポートの管理(FND_MANAGE_FILE_IMPORT_AND_EXPORT_PRIV)
- 品目構成を表示および編集するための機能権限:
- 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
- 影響を受けるオブジェクト構成を表示および編集するための機能権限:
- 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)または
- 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)および製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)
- 品目構成を表示および編集するためのデータ権限:
- 品目基本情報の表示
- 品目基本情報の保守
- 品目構成の表示
- 品目構成の保守
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
下書きまたはオープン・ステータスの変更について、レッドラインをインポートして設計品目の既存のレッドラインとマージできるようになりました。品目の一般情報、品目構成コンポーネント、参照指標、代替コンポーネントおよび承認済製造業者リストに加えた変更のレッドラインをマージできます。これがサポートされているのは、設計変更オーダーおよび改訂管理のない変更オーダーのみです。
「品目バッチの編集」ダイアログ・ボックスを使用して、変更オーダーのインポートで次のオプションを指定できます:
- 変更オーダー: 「品目バッチ当たり1つ」を選択します。
- 「既存に追加」を選択します。
- 番号: 既存の影響を受ける品目のレッドラインをどの変更オーダーにマージするかを指定するため、変更オーダーの番号を入力します。
- 「すべての品目を追加」を選択します。
- 有効日: 「すぐに有効」を選択します。
レッドラインをマージするための変更オーダー・インポートの構成
この機能により、インポートからのレッドラインを既存の変更オーダー(該当する場合)に取り込めるため、変更管理プロセスがより効率的になります。
また、次の削減にも役立ちます:
- 未処理の変更数
- さらなるエラー(変更のスタックなど)
- 全体的な変更オーダー・サイクル時間
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
レッドラインをマージするには、次の操作を行います:
- 「品目バッチ・オプションの編集」ダイアログ・ボックスで、「有効日」を「承認時に有効。」に設定します。さらに、
- インポート・ファイルの「有効日」列を空のままにします。
この表は、既存の影響を受ける品目の有効日とインポート・ファイルで指定された有効日が、レッドラインをマージするかどうかの決定にどのように影響するかを示しています。
既存の影響を受ける品目の有効日 |
インポート・ファイルの有効日 |
レッドラインがマージされるか? |
---|---|---|
承認時に有効 |
日付なし。 品目は承認時に有効とみなされます。 |
はい |
承認時に有効 |
将来の有効日。 |
いいえ |
将来有効 |
日付なし。 品目は承認時に有効とみなされます。 |
はい。 既存の影響を受ける品目の有効日が新しくインポートされた変更に適用されます。 |
将来有効 |
将来の有効日。 |
有効日が一致した場合は、レッドラインがマージされます。そうでない場合、レッドラインはマージされません。 |
-
リリース済設計品目の承認済製造業者リストの削除または終了日設定については、変更オーダーを介したルーティングは不要です。
- 新しい親品目を構成とともに作成し、影響を受ける品目として変更オーダーに追加できます。
- 構成が作成されるときに親品目が存在せず、品目の作成に必要な情報がペイロードに含まれている場合は、親品目が作成されます。
- 変更オーダーに品目を追加することを選択した場合、影響を受ける品目として変更オーダーに親品目が追加されます。構成のレッドラインはインポート後に表示されます。
-
添付レッドラインのマージはこの更新ではサポートされていません。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM Product Master Data Managementの使用ガイドの品目バッチ変更オーダー・オプションのトピックを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
これらの権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます。
- 品目をインポートするための機能権限
- ファイルのインポートおよびエクスポートの管理(FND_MANAGE_FILE_IMPORT_AND_EXPORT_PRIV)
- 品目構成を表示および編集するための機能権限:
- 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
- 影響を受けるオブジェクト構成を表示および編集するための機能権限:
- 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)または
- 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)および製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)
- 品目構成を表示および編集するためのデータ権限:
- 品目基本情報の表示
- 品目基本情報の保守
- 品目構成の表示
- 品目構成の保守
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
外部システムとの統合をサポートする目的で、品目、品目カテゴリ割当および品目サプライヤの削除済コンテンツを公開できます。削除された品目データが公開されるよう公開システムを構成するには、スポーク・システムの「公開オプション」で「削除された品目を含める」オプションを選択します。公開ペイロードの公開トランザクション・タイプ属性は、品目データが更新または削除されたかどうかを示しています。統合ロジックは、この属性を使用することで外部システム内の品目コンテンツの削除をサポートします。
次のスクリーンショットは公開ペイロードを示しています。公開トランザクション・タイプ属性は品目データが削除済であることを示しています。
削除済品目データの公開ペイロード
この機能では、削除されたコンテンツを公開しダウンストリーム・システムとの統合および同期を維持できるため、自社のビジネスを強化できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
既存の公開機能を使用して、更新済および削除済の両方の品目データを公開できます。新しい拡張機能により、更新済または削除済の品目データのいずれかを公開することを選択できます。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製品管理の実装ガイドの品目公開の章を参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品目の公開(EGI_PUBLISH_ITEM_PRIV)
この権限は、この更新の前から使用可能でした。
新しいgetItemGTIN関数をルールで使用して、既存の品目GTIN関係からGTINを取得します。
たとえば:
getItemGTIN([GTIN].[GTIN Main].[UOM] == [Item].[Main].[Primary Unit of Measure])
この式では、GTIN単位が品目のプライマリ単位と同じであるGTINを取得します。この式をGTIN割当ルールで使用して、追加のGTIN関係を作成できます。
次のスクリーンショットは、getItemGTIN関数を使用したGTIN割当ルールを示しています。
getItemGTIN関数
この機能により、GTINを効率的に生成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
getItemGTIN関数を使用して既存の関係から取得したGTINから主要パートを導出し、それらのパートを使用して追加のGTINを生成できます。このGTINは検証目的でも使用できます。
主なリソース
- ルールを使用した複数のGTINの自動割当レディネス・トレーニングの視聴。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製品管理の実装ガイドの製品ルールの章を参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品目ルール・セットの管理(EGO_MANAGE_ITEM_RULE_SET_PRIV)
この権限は、この更新の前から使用可能でした。
この更新には、Oracle Product Hubの動作方法を変更する可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
非アクティブな組織との関連付け
新規品目要求、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置の「作成」ダイアログの「組織」フィールドに、非アクティブな組織が選択対象として表示されなくなります。これらのオブジェクトをサービスまたはインポート・ジョブを使用して作成する際、新しく導入された検証により非アクティブ組織との関連付けの作成は阻止されます。
Oracleリファレンス: 34266866
新規品目要求の品目ステータス
新規品目要求を否認した場合または品目明細を取り消したとき、それらが別の新規品目要求によって承認された場合でも、品目ステータスが「下書き」に変更されました。この修正では、品目ステータス「承認済」が維持されます。
Oracleリファレンス: 34752153
スマート・スプレッドシート内の品目データの言語の指定
更新23Cより前では、スマート・スプレッドシートを使用して品目データをアップロードする際に、データの言語がデフォルト言語と異なる場合、アップロードは成功しませんでした。更新23Cからは、スプレッドシートの「言語」フィールドを使用してデータの言語を指定できます。したがって、言語の問題が原因で品目データのアップロードは失敗することはありません。
Oracleリファレンス: 34887159
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
監査レポートを使用した、添付でのユーザー・アクティビティの管理
Oracle Product HubおよびOracle Product Developmentでは、ユーザーはアクセス権限に基づいて、ビジネス・オブジェクト(品目や構成など)に関連付けられた添付にアクセスできます。ユーザーは添付をダウンロードまたはチェック・アウトできます。また、添付の新しいバージョンのチェック・インや、新しいバージョンをチェック・インせずにチェック・アウトを取り消すことを選択できます。
この機能を使用すると、「設定および保守」作業領域にある監査ポリシーの管理UIで添付ビジネス・オブジェクト(品目添付など)の監査が有効化されている場合に、添付のチェックイン、添付のチェックアウト、添付チェックアウト取消、添付のダウンロードといった添付に対するユーザー・アクティビティを監査できます。
ノート: 添付ビジネス・オブジェクトのユーザー・アクティビティの監査は、挿入、更新および削除などの既存の添付保守アクティビティの監査に追加して行われます。
監査レポートにアクセスするには、「ナビゲータ」>「ツール」>「監査レポート」に移動します。次のスクリーンショットは、品目添付ビジネス・オブジェクトの様々なイベント・タイプを示しています。これらに基づいて監査レポートを生成できます。
監査レポート
この機能は、次のビジネス・オブジェクトに対して有効です:
- 品目添付
- 品目改訂の添付
- 変更オブジェクト添付
- 構成の添付
- カタログ添付
- カテゴリ添付
この機能は、次のタイプの添付に対して有効です:
- テキスト
- ファイル
- リポジトリ・ファイル/フォルダ
ノート: この機能は、23Aおよび23Bの3月の月次更新でも使用可能になりました。
この機能により、添付のユーザー・アクティビティをモニタリングすることでガバナンスと監視を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
-
添付の追加は、監査レポートで挿入イベントおよび添付のチェックイン・イベントと見なされます。
-
イベントの監査は、ビジネス・オブジェクトの監査が有効にされた後にのみ実施されます。
-
添付のユーザー・アクティビティの監査詳細は、監査レポート(「ツール」>「監査レポート」)でのみ確認できます。「品目の編集」ページの「履歴」タブでは確認できません。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製品管理の実装ガイドの監査証跡の項を参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 監査履歴の表示(FND_VIEW_AUDIT_HISTORY_PRIV)
この権限は、この更新の前から使用可能でした。
インポート、Webサービスおよび製品開発での品目関係の必須コンテキスト付加フレックスフィールドの強制
以前は、「製品情報管理」作業領域の「品目関係性」ユーザー・インタフェースを使用して品目関係を作成する際に、必須コンテキスト・セグメントの値の指定が強制されました。今後はすべてのインタフェースで、これが強制されます。インポート中またはWebサービスの使用中にこれらのセグメントの値を指定しない場合、エラーが発生し、品目関係を作成できません。同様に、「製品開発」作業領域の品目の承認済製造業者リスト(AML)のコンテキスト・フレックスフィールド・セグメントに値を指定できます。品目関係のコンテキストまたはコンテキスト・フレックスフィールド・セグメントが必須に設定されている場合は、承認済製造業者リストの作成時にそれらのセグメントの値を指定する必要があります。
次のスクリーンショットは、承認済製造業者リストの必須コンテキスト依存セグメントの値が指定されていない場合に表示されるエラー・メッセージを示しています。
承認済製造業者リストのコンテキスト依存セグメント
この機能は、製品データの品質を維持するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製品管理
ヒントと考慮事項
これまで「製品情報管理」作業領域の品目関係ページで強制されていた必須検証は引き続き適用されます。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Product Master Data Managementの使用ガイドの品目関係性の管理の章を参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
- 品目関係の管理(EGP_MANAGE_ITEM_RELATIONSHIP_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
この更新には次の拡張機能が含まれており、品目や変更に関する処理の生産性向上に役立ちます:
- 「下書き」ステータスである新規品目要求作成に使用可能な設計品目のプライマリ単位を更新します。
- コピーした品目のソース品目情報の取得
- 変更添付ダウンロードに製造業者部品添付を含めます。
「下書き」ステータスの設計品目のプライマリ単位の更新
新規品目要求作成に使用可能な品目区分の品目について、その品目が「下書き」承認ステータスである場合にプライマリ単位を更新できます。プライマリ単位は任意の単位に変更できます。
承認ステータスが「下書き」であるときのプライマリ単位の編集
コピーした品目のソース品目の取得
品目の「一般情報」ページに「作成元」属性が表示され、現在の品目のコピー元のソース品目を確認できるようになりました。ソース品目名をクリックして詳細を表示し、ソース品目にナビゲートできます。
「製品開発」作業領域で、「作成元」属性にソース品目名と改訂が表示されます。
「製品開発」作業領域の品目の「作成元」属性
「製品情報管理」作業領域で、「作成元」属性にソース品目名と組織名が表示されます。これはデフォルトでは非表示ですが、ページ・コンポーザを使用して有効にできます。
「製品情報管理」作業領域の品目の「作成元」属性
変更添付ダウンロードに製造業者部品(MPN)添付を含める
変更の「処理」メニューから「添付のダウンロード」を選択すると、次のオプションが表示されダウンロードに含める添付を指定できるようになりました。
- 影響を受けるオブジェクトから:
- レッドライン済: 影響を受けるオブジェクトのレッドライン(追加、作成または変更)された添付のみが含まれます。
- すべて: 影響を受けるオブジェクトのすべての添付が含まれます。
- なし: 影響を受けるオブジェクトの添付を除外します。
- AMLから
- レッドライン済(デフォルト・オプション): レッドライン済(追加、作成または変更)の製造業者部品の添付のみが含まれます。
- すべて: すべての製造業者部品添付が含まれます。
- なし: 製造業者部品の添付を除外します。
影響を受けるオブジェクトとAMLの両方に対して「なし」が選択されている場合、「送信」ボタンは無効になります。
「添付のダウンロード」処理も変更履歴に取得されます。
添付のダウンロード
このような改善点から、次のことが可能です。
- ユーザーが新規品目を作成するのではなく既存の品目を更新できるようにすることで、柔軟性を高め、更新プロセスをより効率的にします。
- 作成された各品目のソースをユーザーが表示できるようにすることで、トレーサビリティを向上させます。
- 製造業者リスト添付ファイルを変更から直接ダウンロードできるようにすることで、必要なクリックと他ページへの移動を減らします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
単位の変更
- 単位を変更した後に、影響を受ける構成で品目の手動更新が必要になる場合があります。たとえば、単位を「個」から「ダース」に変更した場合、数量を12から1に変更する必要がある場合があります。
- プライマリ単位変更は、変更オーダー詳細レポートに反映されます。
「作成元」属性
- 品目の作成に「別名保存」または「コピーから作成」が使用されなかった場合、「作成元」の値は空白になります。
- 「製品情報管理」作業領域でソース品目名をクリックすると、その品目の現在アクティブな改訂がオープンします。「製品開発」作業領域でオープンしているのは、現在の品目の作成元であるソース品目の特定の改訂です。
- 「作成元」属性には、「別名保存」または「コピーから作成」から作成された品目の値が表示されます。古い品目では空白になります。
- 「作成元」属性の詳細は品目履歴で確認できます。品目名ではなくIDが属性値に表示されている場合は、ソース品目が削除されたことを意味します。
- ソース品目へのアクセス権がない場合は、ハイパーリンクをクリックするとエラー・メッセージが表示されます。
- ソース品目が削除されている場合は、「一致なし」というメッセージが表示されます。
変更添付ダウンロードに製造業者部品添付を含める
- 製造業者部品の添付をダウンロードするには、添付カテゴリ、影響を受ける品目および製造業者部品にデータ・セキュリティ権限が必要です。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Product Developmentの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
-
添付カテゴリの詳細は、Oracle Help Centerで入手できる『製品管理の実装』ガイドの「添付カテゴリの管理」を参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 品目構成を表示および編集するための機能権限:
- 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
- 品目を表示および編集するためのデータ権限:
- 品目基本情報の表示
- 品目基本情報の保守
- 変更オーダー:
- 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
- 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
- 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
「ワークリスト: 通知および承認」作業領域に追加された新しいタスク・フィルタ
「ワークリスト: 通知および承認」作業領域にドロップダウン・リストが追加され、作成日でタスクをフィルタできるようになりました。この追加フィルタはデフォルトの「自分のタスク」ビューにのみ適用され、デフォルトでは過去7日間に作成されたタスクが表示されます。このフィルタには、7日、14日、30日のオプションがあります。「すべて選択」を選択すると、自分および自分のグループのタスクの完全なリストが表示されます。「自分のタスク」ビューと自分および自分のグループ・フィルタが選択されている場合(デフォルト)、フィルタ・ドロップダウンはBPMワークリストでも使用できます。
作業領域を開いたときにフィルタ済のタスクのリストが表示されるため、応答時間を改善できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 新しいタスク・フィルタはデフォルトの「自分のタスク」ビューにのみ適用されるため、作業領域で別のビュー(「起動済タスク」など)を選択した場合は使用できません。
-
23Bでこの新しいフィルタが表示されない場合は、23Cで表示されます。
主なリソース
この更新には、Oracle Product DevelopmentおよびOracle Product Hubの動作方法を変更する可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
取消済変更オーダー内の関係の管理
この更新の前では、取消済変更オーダー内の関係の削除について制限がありました。そのため、取消済変更オーダーに関係が追加されている場合、その取消済変更オーダーを削除できませんでした。この修正では、取消済変更オーダー内の関係を追加、更新または削除できます。これは関係を削除した後に取消済変更オーダーを削除できることも意味します。変更は「関係」タブでのみ可能で、他のタブでは変更できません。また、取消済変更オーダーに新しい関係を追加することはお薦めしません。
Oracleリファレンス: 35018701
変更履歴の参加者削除コメントの上限文字数の引き上げ
これまで参加者の削除時に入力されたコメントは、変更履歴で80文字に切り捨てられていました。この問題を解決するため、上限が650文字に引き上げられました。
Oracleリファレンス: 34942044
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
この更新により、レビュー担当者管理の柔軟性が向上し、ワークリスト管理を効率化できるほか、承認構成に関する問題を防止できます。
主な拡張機能は次のとおりです:
- 現在のステータスに対する関係者の追加または削除 - 以前は、ワークフローの現在のステータスにレビュー担当者を追加または削除できるのは、変更が承認または暫定承認ステータスである場合のみでした。現在は、変更のステータスが「オープン」、「スケジュール済」、「完了」である場合にも、ユーザー・インタフェースでこれを実施できます。
さらに、REST APIを使用して、現在のステータスが「オープン」、「暫定承認」、「承認」、「スケジュール済」、「完了」のいずれの場合でも、現在のステータスにレビュー担当者を追加または削除できます。
- 「自分のワークリスト」に承認タイプを表示 - ワークリスト内の項目の承認が必須であるか任意であるかを確認できるため、処理可能な項目に注視できます。
- 承認構成の厳格化 - ユーザー・インタフェースで「次からの応答要」が「すべて」に設定されている場合に、メンバー数が40を超えるロールをワークフローに追加できないようにします。
現在のステータスに対する関係者の追加または削除
承認および暫定承認ステータスに加え、現在のステータスが「オープン」、「スケジュール済」、「完了」である場合にも、ユーザー・インタフェースでレビュー担当者を追加できるようになりました。これは、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に適用されます。
「スケジュール済」ステータスに追加されたレビュー担当者
「完了」ステータスに対する「追加ワークフロー管理」の現在のステータスに対する関係者の追加または削除
REST APIを使用したレビュー担当者の追加または削除
次のREST APIを使用して、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび訂正処理についてレビュー担当者を現在のステータスに追加できるようになりました。
- 製品変更オーダー・バージョン2
- 製品変更要求
- 品質是正および予防処置: 品質
- 品質問題レポート
これは、すべてのステータスに適用されます。
承認ステータスのレビュー担当者としてJohn.Doveを追加
「自分のワークリスト」に承認タイプを表示
「製品開発」の「概要」ページで、「自分のワークリスト」表の新しい列「承認タイプ」に承認が必須であるか任意であるかが表示されるため、タスクに優先順位を付けることができます。「待ち状態」リストに処理可能な変更のみが表示されるようになりました。
承認ステータスにロールが追加された場合の保存時のエラー・メッセージ
承認構成の厳格化
ユーザー・インタフェースで「次からの応答要」が「すべて」に設定されている場合、メンバー数が40を超えるロールのワークフローへの追加が新しい検証により阻止されます。
この検証により、メンバー数が40を超えるロールを「暫定承認」または「承認」ステータスに追加しようとすると、エラー・メッセージがトリガーされます。これは、オブジェクトの促進時または、そのようなロールの変更タイプへの追加時に発生します。
自動促進も阻止されます。処理ログに新しいエントリが表示され、アナリストに通知が送信されます。
承認ステータスにロールが追加された場合の保存時のエラー・メッセージ
変更オーダー・タイプ設定のエラー・メッセージ
この機能により、次のことが可能になるため、変更管理プロセスが加速されます:
- ユーザー・インタフェースでより詳細な変更レビュー担当者管理が可能になり、リソースの変更に迅速に対応できます。
- Webサービスを通じてレビュー担当者管理を自動化し、容易に拡張できます。
- 「自分のワークリスト」内で直接、処理可能情報および通知を提供することで、承認者の作業の優先順位付けを支援します。
- 「待ち状態」ラジオ・ボタンを使用して、処理が必要な変更でワークリストをフィルタします。
- 承認要求の数を40未満に制限することで、承認を最適化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「要求者」、「作成者」、「アナリスト」、「承認者」、「その他のユーザー」、「構成済ロール」などのアクターが、「追加ワークフロー管理」表の「現在のステータスに対する関係者の追加」処理を使用して、現在のステータスに関係者を追加することを許可できます。
- ロールをレビュー担当者として追加することはできません。追加できるのは個々のユーザーのみです。
- 現在のステータスのレビュー担当者を削除できるのは、変更アナリストのみです。
- オブジェクト・ワークフローが進行中でオブジェクトが承認ステータスに促進された場合、メンバー数が40を超えるロールは展開されません。そのオブジェクトを承認ステータスに送信するには、ロールを削除する必要があります。
主なリソース
- 『Oracle Supply Chain Management Cloud: 製品開発の使用』ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 変更オーダー:
- 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
- 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
- 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
- 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
- 変更要求:
- 製品管理ワークフロー・オブジェクト(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか:
- 変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
- 変更要求の管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
- 問題レポート:
- 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
- 問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORTS_PRIV)
- 問題レポートの管理(ACA_MANAGE_PROBLEM_REPORT_PRIV)
- 是正および予防処置の場合
- 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
- 是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
- 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
交換および削除された機能
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。
モジュール | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
製品ハブ | 品目RESTサービス | 24C | 品目バージョン2 RESTサービス | 18C | 更新19A以降、品目RESTサービスへの追加の拡張機能はありません。品目バージョン2ではより広範な機能が提供されるため、できるだけ早い移行をお薦めします。品目バージョン2 RESTサービスの詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。 |
製品開発 | 構成済変更オーダーの子オブジェクトの作成 |
23D | なし | 該当なし | 更新23D以降、構成済変更オーダーの子オブジェクトを作成できません。子オブジェクトを作成するかわりに、アプリケーション・コンポーザの「関係」ノードで、構成した変更オーダーの1対多関係を作成できます。23Dより前に構成済変更オーダーの子オブジェクトを作成した場合は、引き続きそれらの子オブジェクトを使用できます。ただし、その場合は、品目のインポート時に品目ごとに1つの変更オーダーのみを作成できます。 関係の作成方法について学習するには、『Oracle Fusion Cloud: アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成』の「オブジェクト関係」のトピックを参照してください。 |
失効間近のオプトイン機能に必要な処理
Application Composerでの製造業者データの拡張機能のオプト・インは、更新24Cで失効します。この機能では、スケジュール済プロセスを使用して既存の製造業者または取引先を移行する必要があります。
製造業者オブジェクトに対して事業所付加フレックスフィールドを構成した場合、既存の事業所付加フレックスフィールドを移行および無効化するまで、アプリケーション・コンポーザを使用してフィールドまたはビューを構成できません。
データの移行に必要なステップなど、この機能の詳細は、次を参照してください。
事業所付加フレックスフィールドの移行方法の詳細は、My Oracle SupportのノートID 2922169.1を参照してください。