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  1. 更新24A
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能概要
  6. 品質管理
    1. 品質検査管理
        1. RESTサービスを使用した検査プラン処理ルールの実行
  7. 製品ライフサイクル管理
    1. 製品開発
        1. この更新で選択された製品開発バグ修正
    2. 製品ハブ
        1. 品目値リストRESTサービスでの追加の品目属性の問合せ
        2. Oracle Transactional Business Intelligenceを使用した新しい品目属性のレポート
        3. 設計後ライフサイクル・フェーズの設計品目に対する更新の品目改訂添付への制限
        4. ヘルスケア製品データを保守するための事前定義の拡張可能フレックスフィールド属性の使用
        5. 製造業者部品番号関係およびサプライヤ品目関係のリンク
        6. この更新で選択された製品ハブのバグ修正
    3. 製品開発および製品ハブ共通
        1. 構成コンポーネントに対する「検索番号」および「提示工程連番」の追加
        2. 品目属性に対する複数の値の効率的な管理
        3. この更新で選択された製品開発および製品ハブのバグ修正
    4. 製品ライフサイクル管理共通
        1. 関連オブジェクトに対する依存関係の作成
        2. 変更添付の分類および保護
        3. 変更タイプの拡張可能フレックスフィールドに対するデータ・セキュリティおよび複数選択使用可能
    5. 制限付提供機能
        1. 新規ユーザー・インタフェースを使用した提案の検索
        2. 新規ユーザー・インタフェースを使用した製造業者の検索
        3. 生成AI機能を使用した生産性の向上
        4. 新規ユーザー・インタフェースを使用した品目の検索
        5. 新しいインタフェースを使用した品目構成の表示
  8. 重要な処理と考慮事項

更新24A

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年2月15日 製品ハブ 設計後ライフサイクル・フェーズの設計品目に対する更新の品目改訂添付への制限 文書の更新。説明の編集。
2023年12月12日 製品ライフサイクル管理共通 変更タイプの拡張可能フレックスフィールドに対するデータ・セキュリティおよび複数選択使用可能 文書の更新。説明の編集。
2023年12月1日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップの実行が必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportのOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 機能の概要ページで、オファリングを選択して、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能になっている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。

「新機能」作業領域に表示されない機能をオプト・インすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
  3. オプト・イン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能概要

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用できるようにするには顧客のアクションが必要
(無効化された状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

品質管理

品質検査管理

RESTサービスを使用した検査プラン処理ルールの実行

製品ライフサイクル管理

製品開発

この更新で選択された製品開発バグ修正

製品ハブ

品目値リストRESTサービスでの追加の品目属性の問合せ

Oracle Transactional Business Intelligenceを使用した新しい品目属性のレポート

設計後ライフサイクル・フェーズの設計品目に対する更新の品目改訂添付への制限

ヘルスケア製品データを保守するための事前定義の拡張可能フレックスフィールド属性の使用

製造業者部品番号関係およびサプライヤ品目関係のリンク

この更新で選択された製品ハブのバグ修正

製品開発および製品ハブ共通

構成コンポーネントに対する「検索番号」および「提示工程連番」の追加

品目属性に対する複数の値の効率的な管理

この更新で選択された製品開発および製品ハブのバグ修正

製品ライフサイクル管理共通

関連オブジェクトに対する依存関係の作成

変更添付の分類および保護

変更タイプの拡張可能フレックスフィールドに対するデータ・セキュリティおよび複数選択使用可能

制限付提供機能

新規ユーザー・インタフェースを使用した提案の検索

新規ユーザー・インタフェースを使用した製造業者の検索

生成AI機能を使用した生産性の向上

新規ユーザー・インタフェースを使用した品目の検索

新しいインタフェースを使用した品目構成の表示

>>クリックして重要な処理と考慮事項を表示

品質管理

品質検査管理

RESTサービスを使用した検査プラン処理ルールの実行

製造業者は、Oracle Quality Management製品を他のアプリケーションやシステムと容易に統合する方法を必要としています。これにより、リアルタイムのデータ交換と処理ルールの自動実行が保証されます。Oracle Quality Inspectionでは、ユーザー・インタフェースからの検査処理ルールの実行がすでにサポートされています。このバージョンで、検査処理RESTサービスを使用して検査処理ルールをシームレスに実行できるようになりました。これにより、検査プロセスの俊敏性、柔軟性および自動化が促進されます。

たとえば、RESTリソースを使用してモバイル・デバイスまたは機材をOracle Quality Inspectionに統合して結果値を渡す場合、結果値が仕様制限の範囲外になると品質問題が自動的に作成されます。

RESTサービスを介して処理ルールを実行すると、次のことができます。

  • 機材や他の機械とのサードパーティ統合のための自動化ハンドシェイクの強化
  • 手作業の削減、エラーの削減、効率性の向上によるコスト削減の実現

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用します(Oracle Help Center>対象となるアプリケーション・サービス領域>APIおよびスキーマ)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。

ヒントと考慮事項

  • 処理が以前に実行された後に検査処理RESTリソースがコールされた場合、すべてのルールが再度実行されます(ある場合)。
  • トリガーされた検査処理に関する情報は削除できません。
  • 検査処理レコードの作成は、ルールの実行によってのみサポートされ、直接作成または変更することはできません。
  • RESTリソースを使用して検査プラン処理ルールを実行できますが、RESTリソースを使用して検査プラン処理ルールを作成することはできません。
  • Excel用Visual Builder Cloud ServiceアドインをRESTサービスとともに使用して、検査プラン処理ルールを実行し、実行した処理に関する情報を取得できます。

アクセス要件

この機能にアクセスするには、次の権限を使用します。

  • 検査結果の編集

製品ライフサイクル管理

製品開発

この更新で選択された製品開発バグ修正

この更新には、Oracle Product Developmentの動作方法を変更する可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

製造業者部品検索の矛盾した検索結果

更新24Aの前は、「品目AML」ページから製造業者部品を検索した場合、「検索」ボタンをクリックするたびに、異なる検索結果が取得されていました。

このバージョンでは、「検索」をクリックするたびに、指定した検索基準に対して一貫した結果が検索されます。

Oracleリファレンス: 35270272

置換処理後の構成コンポーネントの欠落

以前は、インポートを使用して品目構成内のコンポーネントを置換した場合、置換前と置換後の両方のコンポーネントが構成に表示されなくなりました。

この問題は修正されています。品目コンテキストでは、構成に置換コンポーネントが表示され、変更コンテキストでは、置換前と置換後のコンポーネントにレッドラインが表示されます。

Oracleリファレンス: 35628520

リリース済設計品目の承認済製造業者リストの削除

この修正の前は、インポートを使用してリリース済設計品目の承認済製造業者リスト(AML)を削除できませんでした。このバージョンでは、変更オーダーからルーティングした場合は、インポートを使用してAMLを削除できます。これを行うには、インポート・バッチ・オプションを使用して品目を変更オーダーに追加し、AMLの終了日を指定するか、AMLに対して「削除」トランザクション・タイプを選択します。削除はレッドライン要約に取り込まれます。

Oracleリファレンス: 35735603

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品ハブ

品目値リストRESTサービスでの追加の品目属性の問合せ

品目値リストRESTサービスを使用して、追加の22品目属性を効率的に問い合せることができます。使用可能な属性のリストを次に示します。

  • 構成品目タイプ
  • ベース・モデル
  • 有効性管理
  • 外注加工サービス
  • 自動作成された構成
  • コンポーネントのピック
  • オーダー組立
  • 保管場所制限
  • 転送オーダー使用可能
  • 在庫
  • トランザクション可能
  • 社内転送可
  • 改訂管理
  • 顧客オーダー可能
  • 顧客オーダー
  • 販売製品タイプ
  • 契約カバレッジ可能
  • 出荷可能
  • オーダー管理分割不可
  • ロット管理
  • プライマリ・イメージURL

この機能は、REST APIを使用して追加の品目属性をプログラムで問合せできるようにすることで、ビジネスにメリットをもたらします。この機能が提供される前は、限定された属性セットのみを問い合せることができました。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用します(Oracle Help Center>対象となるアプリケーション・サービス領域>APIおよびスキーマ)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。

ヒントと考慮事項

  • 「データ・セキュリティの強制」プロファイル・オプション(ORA_EGO_ENFORCE_DATA_SECURITY)は、データ・セキュリティを強制するかどうかを決定します。
  • 「品目検索文字制限」プロファイル・オプション(ORA_EGP_ITEM_SEARCH_CHAR_LIMIT)は、検索に必要な最小文字数を決定します。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCMのREST APIガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)

この権限は、この更新の前から使用可能でした。

Oracle Transactional Business Intelligenceを使用した新しい品目属性のレポート

パッケージ文字列を含めることでOTBIレポートを作成できます。パッケージ文字列には、企業による出荷時または使用時の品目の梱包方法を表す単位の階層が示されます。

パッケージ文字列を示すOTBIレポート

パッケージ文字列を示すOTBIレポート

OTBIレポートに品目オブジェクト識別子を含めることもできます。この属性は、文書項目の識別に役立ちます。

品目オブジェクト・タイプを示すOTBIレポート

品目オブジェクト・タイプを示すOTBIレポート

この機能により、次の項目に関するビジネス・インサイトが向上します。

  • 在庫、計画、倉庫、その他の多くのダウンストリーム処理など、ダウンストリーム処理に重要な主要なパッケージ文字列の詳細。
  • 品目マスターに格納されている製品のタイプに基づいて、より正確な分析とレポートを作成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • これらの属性は、「製品管理」関連領域の「品目」>「メイン」フォルダにあります。
  • 品目オブジェクト・タイプのフィルタを使用して、レポートに文書項目を含めるか除外できます。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: SCM向け分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • トランザクション分析職務(FBI_TRANSACTION_ANALYSIS_GENERIC_DUTY)
  • 製品トランザクション分析職務(FBI_PRODUCT_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
  • BIコンシューマ・ロール(BIConsumer)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

設計後ライフサイクル・フェーズの設計品目に対する更新の品目改訂添付への制限

品目に対して添付を作成、編集および削除できるかどうかを制御する新しいプロファイル・オプションを使用して、「製品情報管理」作業領域の設計後ライフサイクル・フェーズにある設計品目の品目改訂の添付を効率的に管理できるようになりました。

次のスクリーンショットは、プロファイルが「いいえ」に設定されている品目改訂の添付を示しています。

プロファイルが「いいえ」に設定されている品目改訂の添付

プロファイルが「いいえ」に設定されている品目改訂の添付

次のスクリーンショットは、プロファイルが「はい」に設定されている品目改訂の添付を示しています。

プロファイルが「はい」に設定されている品目改訂の添付

プロファイルが「はい」に設定されている品目改訂の添付

この機能がビジネスにもたらすメリットは、設計後ライフサイクル・フェーズの設計品目の品目改訂の添付への変更を制限できるため、企業の制御能力が高まるという点です。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 「製品情報管理」作業領域の品目改訂レベルの添付の編集の許可(ORA_ITEM_REV_ATTACH_EDIT_PIM)がプロファイルです。
  • プロファイル値によって、「製品情報管理」作業領域、FBDIインポート、インポート・マップおよび品目バージョン2 RESTリソースで品目改訂の添付の変更が許可されるかどうかが決まります。
  • 品目改訂の添付の変更は、コマーシャル変更オーダーまたは設計変更オーダーを介してルーティングできません。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
  • 品目添付の管理(EGP_MANAGE_ITEM_ATTACHMENT_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

ヘルスケア製品データを保守するための事前定義の拡張可能フレックスフィールド属性の使用

Oracle Product Hubの品目の事前定義済の拡張可能フレックスフィールド属性を使用して、ヘルスケアおよび医療機器の製品データを簡単に格納できます。この機能により、ヘルスケア品目マスターで、アップストリームおよびダウンストリーム・システムとの統合および公開のスピードと精度も向上します。たとえば、これらの属性は、購買依頼に追加する品目を検索するセルフサービス調達ユーザーに公開できます。

次のヘルスケアおよび医療機器属性は、拡張可能フレックスフィールドとして事前定義されています。

  • UNSPSC
  • UNSPSCセグメント
  • UNSPSCファミリ
  • UNSPSC区分
  • UNSPSC商品
  • HCPCS
  • HCPCS摘要
  • HCPCSステータス
  • チャージ可能
  • 手数料コード
  • 単価
  • 基準価格
  • 値入れ
  • 収益コード
  • 移植可能
  • ラテックス
  • 無菌性
  • 壊れ物の梱包
  • 臨床
  • 一意のデバイス識別子使用可能
  • 発行機関
  • プライマリDI番号
  • デバイス数
  • 使用のユニットDI番号
  • ラベラーD-U-N-S番号
  • 会社名
  • 会社物理住所
  • ブランド名
  • バージョンまたはモデル
  • カタログ番号
  • デバイス摘要
  • DIレコード公開日
  • 商業流通終了日
  • 商業流通ステータス
  • ダイレクト・マーキング対象であるが除外されているデバイス
  • プライマリDIと異なるDM-DI
  • DM-DI番号
  • セカンダリDI発行機関
  • セカンダリDI番号
  • 前のDI発行機関
  • 前のDI番号
  • パッケージDI番号
  • パッケージ当たりの数量
  • パッケージ・タイプ
  • パッケージ中止日
  • パッケージ・ステータス
  • HCT/P製品
  • キット
  • 組合せ製品
  • 市販前送信から免除されるデバイス
  • FDA市販前送信番号
  • 補足番号
  • 製品コード
  • 製品コード名
  • FDAリスト番号
  • GMDNコード
  • GMDN名
  • GMDN定義
  • 単一使用向け
  • 製造日
  • 失効日
  • 寄付識別番号
  • 天然ゴム・ラテックスを含むデバイス
  • 天然ゴム・ラテックスを含まないデバイス
  • 処方箋使用
  • 店頭販売
  • MRI安全情報
  • サイズ・タイプ
  • サイズ値
  • サイズ単位
  • サイズ・タイプ・テキスト
  • ストレージおよび処理タイプ
  • 下限値
  • 上限値
  • 単位
  • 特別ストレージ条件
  • 無菌パッケージ済デバイス
  • 使用前に殺菌が必要
  • 殺菌方法
  • 公開デバイス・レコード・キー
  • 公開バージョン番号
  • 公開バージョン日付
  • 公開バージョン・ステータス

次のスクリーンショットは、ヘルスケアおよび医療機器の拡張可能フレックスフィールド・コンテキストを示しています。

ヘルスケア拡張可能フレックスフィールド・コンテキスト

ヘルスケア拡張可能フレックスフィールド・コンテキスト

前述の属性グループを品目区分のページに追加し、品目の対応するページにナビゲートして、ヘルスケアおよび医療機器関連のデータを格納できます。

品目UIのヘルスケアおよび医療機器の属性

品目UIのヘルスケアおよび医療機器の属性

この機能には、次のようなビジネス上の利点があります。

  • Global Unique Device Identification Database (GUDID)コンプライアンス標準の、医療機器および医療外科機器の製造を追跡する機能を提供します。
  • 医療機器、医療外科機器製造、ヘルスケア・プロバイダ産業に必要な構成を迅速化します。
  • ダウンストリームSCMプロセスで使用されるヘルスケア関連の属性を格納する機能を提供します。
  • OOTB属性を割り当てて、米国食品医薬品局(FDA)のGUDIDデータベースおよび電子健康記録(EHR)/電子医療記録(EMR)システムとの統合または通信を容易にします。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、次のステップが必要です。

  1. 次のオプションを使用して、「製品管理データのアップグレード」スケジュール済プロセスを実行します。
  • アップグレード・プロセス: 実行
  • 機能領域: 品目属性
  • 機能: ヘルスケア製品データ
  • パラメータ1: いいえ

次のスクリーンショットに前述の値を示します。

製品管理データ・アップグレード・スケジュール済プロセス

製品管理データのアップグレード・スケジュール済プロセス - - パラメータ1を「いいえ」に設定

このステップでは、事前定義済属性グループの「保護済」チェック・ボックスが「いいえ」に設定され、これらのグループをページに関連付けることができます。

  1. コンテキストをページに関連付け、ページをカテゴリ(品目区分)に追加し、フレックスフィールド配置を実行します。
  1. 次のオプションを使用して、「製品管理データのアップグレード」スケジュール済プロセスを再度実行します。
  • アップグレード・プロセス: 実行
  • 機能領域: 品目属性
  • 機能: ヘルスケア製品データ
  • パラメータ1: はい

製品管理データのアップグレード・スケジュール済プロセス - パラメータ1を「はい」に設定

製品管理データのアップグレード・スケジュール済プロセス - パラメータ1を「はい」に設定

このステップでは、事前定義済コンテキストの「保護済」チェック・ボックスを「はい」に戻します。

ステップ2で関連付けた品目区分で品目を作成し、対応するページにナビゲートしてヘルスケア属性にアクセスできるようになりました。

ヒントと考慮事項

  • 拡張可能フレックスフィールド属性は、「保護済」として事前定義されています。
  • 拡張可能フレックスフィールドのメタデータに加えた変更は、後続のリリース更新で上書きされます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • ヘルスケア拡張可能フレックスフィールドの表示 (ORA_HC_EFF_VIEW_PRIV)
  • ヘルスケア拡張可能フレックスフィールドの管理(ORA_HC_EFF_EDIT_PRIV)

これらの権限は、この更新で新しく追加されました。

製造業者部品番号関係およびサプライヤ品目関係のリンク

品目の製造業者部品番号関係およびサプライヤ品目関係性の間にリンクを作成して管理できます。許可されるリンクはN:Nです。つまり、1つの製造業者部品番号関係を1つ以上のサプライヤ品目関係性にリンクでき、1つのサプライヤ品目関係性を1つ以上の製造業者部品番号関係にリンクできます。

1つの製造業者部品番号関係またはサプライヤ品目関係性のリンクのみをプライマリとして作成できます。リンケージの相互関係もプライマリとみなされます。

次のスクリーンショットは、製造業者またはサプライヤ関係が選択されたときに品目UIに表示される新しい関係リンケージ表を示しています。

製造業者またはサプライヤ関係が選択されている場合の関係リンケージ表

製造業者またはサプライヤ関係が選択されている場合の関係リンケージ表

子表で+処理を使用すると、既存のサプライヤ品目関係性(コンテキスト品目に関連付けられている)を検索し、子表に追加できます。「検索して追加」ダイアログ・ボックスで、検索結果から1つ以上の行を選択し(複数選択)、次のスクリーンショットに示すように追加します。

「選択して追加」ダイアログ・ボックス: サプライヤ品目関係性の選択

「選択して追加」ダイアログ・ボックス: サプライヤ品目関係性の選択

リンケージ表に関係を追加した後、次のスクリーンショットに示すように、「プライマリ・リンケージ」列を使用して関係を選択してプライマリにできます。

「リンクされたサプライヤ品目」で選択された「プライマリ・リンケージ」列

「リンクされたサプライヤ品目」で選択された「プライマリ・リンケージ」列

次のスクリーンショットに示すように、相互関係がプライマリとして自動的に作成されます。

製造業者部品番号関係にリンクされたサプライヤ品目関係性

製造業者部品番号関係にリンクされたサプライヤ品目関係性

ページ・レベルの「保存」ボタンをクリックすると、取引先品目関係性間のリンケージが保存されます。

この機能には、次のようなビジネス上の利点があります。

  • サプライヤ部品から製造業者部品関係へのリンクを利用して、ダウンストリーム処理の製造業者データをデフォルト設定します。
  • 追跡を強化し、製品番号、サプライヤ部品番号および製造業者部品番号の間でより堅牢なデジタル・スレッドを実現します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • この機能は、製造業者およびサプライヤ関係にのみ使用できます。顧客と競合相手の関係はこの機能から除外されます。
  • 同じサプライヤに属する複数のサプライヤ品目を製造業者部品番号に(またはその逆に)リンクできます。
  • 取引先品目関係性リンケージは、「品目の編集」ページ、「インポート」およびitemRelationships RESTサービスを使用して作成および管理できます。
  • リンケージのある製造業者部品番号関係またはサプライヤ品目関係性は削除できません。親関係を削除する前に、まず対応するリンクを削除する必要があります。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
  • 品目関係の管理(EGP_MANAGE_ITEM_RELATIONSHIP_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

この更新で選択された製品ハブのバグ修正

この更新には、Oracle Product Hubの動作方法を変更する可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

変更明細の再スケジュール時のアプリケーション・エラー

以前は、商業化変更オーダーの変更明細の有効日を再スケジュールした場合に、アプリケーション・エラーが発生していました。

この修正により、影響を受けるオブジェクト明細の有効日が後続品目の有効日より後である必要があることを示す、適切なエラー・メッセージが表示されます。

その後、次の操作を実行できます。

  1. 変更明細を取り消して、新しい変更オーダーに移動します。
  2. 旧改訂の改訂の矛盾を解決します。
  3. 新規変更オーダーの変更明細の有効日を編集します。
  4. 承認および完了のために新しい変更オーダーをルーティングします。

Oracleリファレンス: 35566646

UIおよびスマート・スプレッドシートでの単位対応拡張可能フレックスフィールド属性の同じ値の表示

更新24Aの前は、品目属性に一括更新を実行すると、(単位が使用可能な)拡張可能フレックスフィールド属性に指定した値は変換されてスマート・スプレッドシートに表示されていました。更新24A以降、指定した値は変換されず、同じ値がスマート・スプレッドシートに表示されます。

Oracleリファレンス: 35458796

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品開発および製品ハブ共通

構成コンポーネントに対する「検索番号」および「提示工程連番」の追加

組立品に重複コンポーネントを追加できるようになりました。品目構成のコンポーネントに、「検索番号」および「提示工程連番」という2つの新しい列が追加されました。「検索番号」は、構成内の品目の特定のインスタンスを識別し、「提示工程連番」は、製造作業定義内のコンポーネントの工程連番に関する設計エンジニアの提示を記録します。

重複コンポーネントが追加されると、検索番号は自動的に増分されますが、保存する前に変更できます。提示工程連番属性にはデフォルト値がないため、自動的には増分されません。

「製品開発」作業領域の拡張機能は次のとおりです。

  • 品目構成

暫定品目の場合は、重複コンポーネントを追加して、保存する前に検索番号を変更できます。品目を保存したら、コンポーネントを削除して新しい検索番号で同じコンポーネントを追加することで、検索番号を変更できます。

構成に追加された重複コンポーネント

構成に追加された重複コンポーネント

  • 「使用場所」レポートでは、「第1レベル」ビューと「すべてのレベル」ビューにのみ重複コンポーネントが表示されます。

重複コンポーネントと「検索番号」を含む第1レベルの「使用場所」レポート

重複コンポーネントと「検索番号」を含む第1レベルの「使用場所」レポート

  • 変更オーダー: 変更オーダーが「下書き」および「オープン」ステータスの場合は、検索番号を変更できます。
    • 既存のコンポーネントの新規インスタンスを追加するときに、検索番号を変更できます。
      • 既存のコンポーネントを新しい検索番号で更新する必要がある場合:
        • コンポーネントを削除し、同じコンポーネントを再度追加してから、検索番号を変更します。
        • 「置換」処理を使用して、コンポーネントを同じコンポーネントに置き換えて検索番号を変更します。

変更オーダーを介した重複コンポーネントの追加

変更オーダーを介した重複コンポーネントの追加

「製品情報管理」作業領域の拡張機能は次のとおりです。

  • 品目構成
    • 重複コンポーネントを追加し、保存する前に検索番号を変更できます。品目を保存したら、コンポーネントを削除して新しい検索番号で新しいコンポーネントを追加するか、「置換」処理を使用して検索番号を変更できます。
  • 構成のコピーおよび比較
    • 構成をコピーすると、「検索番号」および「提示工程連番」フィールドとともに重複する行がコピーされます。
    • 構成を比較する場合は、ユーザー・インタフェースに「検索番号」および「提示工程連番」フィールドが含まれます。
  • 使用場所
    • 「第1レベル」ビューおよび「すべてのレベル」ビューでは、「検索番号」「提示工程連番」および「品目連番」を表示できます。デフォルトでは、表には、検索番号のみが表示されます。

すべてのレベルの「使用場所」レポートの「検索番号」および「提示工程連番」列の選択

すべてのレベルの「使用場所」レポートの「検索番号」および「提示工程連番」列の選択

  • 変更オーダー: 「製品開発」作業領域の変更オーダーの説明と同様に、変更オーダーが「下書き」および「オープン」ステータスの場合に検索番号を変更できます。
    • 既存のコンポーネントの新規インスタンスを追加するときに、検索番号を変更できます。
    • 既存のコンポーネントを新しい検索番号で更新する必要がある場合:
      • コンポーネントを削除し、同じコンポーネントを再度追加してから、検索番号を変更します。
      • 「置換」処理を使用して、コンポーネントを同じコンポーネントに置き換えて検索番号を変更します。
  • レポート:
    • 品目構成レポート: 「検索番号」と「提示工程連番」が品目構成レポート・データ・モデルで使用できるようになりました。ユーザーは、これらの属性を含めるようにレポートを変更できます。
    • 変更オーダー詳細レポート: デフォルトでは、「検索番号」と「提示工程連番」がレポートに含まれます。
    • OTBI: 「製品管理」>>「構成」および「コンポーネント」リアルタイム・サブジェクト領域で「検索番号」および「提示工程連番」属性が使用可能になりました。
  • インポート:
    • 「検索番号」および「提示工程連番」の値を渡して品目構成をインポートできるようになりました。これにより、インポート・ファイルに一意の「検索番号」値を指定することで、同じコンポーネントの重複インスタンスを組立品に含めることができます。
    • インポート・マップおよびFBDIを使用して、検索番号および提示工程連番で品目構成をインポートできます。
    • インポート・マップ:
      • 「追加」処理: 「検索番号」および「提示工程連番」属性をマップできます。
      • 「置換」処理: 別の検索番号でコンポーネントを更新するには、マッピングの「新規検索番号」属性で「置換」処理を使用できます。

      「検索番号」、「提示工程連番」および「新規検索番号」のマッピングを示すインポート・マップ。

      「検索番号」、「提示工程連番」および「新規検索番号」のマッピングを示すインポート・マップ。

    • インポート・ペイロードと他の品目および構成詳細で、「検索番号」および「提示工程連番」の値を指定できます。

      検索番号および提示工程連番を示すインポート・ペイロード

      検索番号および提示工程連番を示すインポート・ペイロード

    • 保存した品目構成の検索番号を更新するには、次の操作を行います。
      • コンポーネントを削除し、更新された「検索番号」値を使用して構成に再度追加します。
      • インポートで置換機能を使用して、コンポーネントを同じコンポーネントに置換し、インポート・ペイロードで「新規検索番号」値を渡します。

      「置換先」および「新規検索番号」を示すインポート・ペイロード

      「置換先」および「新規検索番号」を示すインポート・ペイロード

  • FBDI
    • FBDI品目構成インポート・テンプレートに、「検索番号」、「提示工程連番」および「置換先」属性の列が含まれるようになります。
    • これらの属性の値は、構成のインポート中に指定できます。

      品目構成インポート・テンプレートでの「検索番号」および「提示工程連番」列

      品目構成インポート・テンプレートでの「検索番号」および「提示工程連番」列

    • FBDIを使用して構造の検索番号を更新するには、コンポーネントを同じコンポーネントに置換し、「新規検索番号」の値を入力します。

      品目構成インポート・テンプレートの「置換先」列と「新規検索番号」列

      品目構成インポート・テンプレートの「置換先」列と「新規検索番号」列

    • FBDIテンプレートのEGP_COMPONENTS_INTERFACE表の「置換先」列に置換コンポーネントの名前を入力して、品目構成でコンポーネントを置換することもできます。

  • RESTおよびSOAP
    • 統合ユーザーは、構成に新しいコンポーネントを追加するときに「検索番号」および「提示工程連番」を含めることができるようになりました。値を指定しなかった場合、検索番号は1にデフォルト設定されます。
    • SOAPサービスを使用してコンポーネントを置換する際にReplacedByFindNumber属性の値を渡すことで、置換コンポーネントの検索番号を設定できます。
    • 前述の操作を実行するために、次のRESTおよびSOAPサービスが拡張されています。
      • REST:
        • 品目構成REST
        • 製品変更オーダーV2 REST
      • SOAP:
        • 品目構成V2 SOAPメソッド:
        • createStructure
        • createStructure Async
        • mergeStructure
        • mergeStructure Async
        • updateStructure
        • updateStructure Async
      • 製品設計変更オーダーSOAPメソッド:
        • redlineItemStructure
        • redlineItemStructure Async
        • redlineItemStructureBulk
        • redlineItemStructureBulk Async

製品変更オーダーV2 REST APIを使用した検索番号および提示工程連番を持つコンポーネントの追加

製品変更オーダーV2 REST APIを使用した検索番号および提示工程連番を持つコンポーネントの追加

    • 提示工程連番は更新できますが、検索番号を直接更新することはできません。検索番号を更新するには、次の手順に従います。

      • コンポーネントを削除し、新しい検索番号で再度追加します。

または

      • コンポーネントを、別の検索番号を持つ同じコンポーネントで置き換えます。

  • 「監査」レポートが拡張され、「検索番号」および「提示工程連番」属性が含まれるようになりました。

    • 「監査ポリシーの管理」の品目構成コンポーネントでこれらの属性を使用できるように、品目監査履歴で「検索番号」および「提示工程連番」を有効にできるようになりました。

品目監査履歴

品目監査履歴

この機能により、次のことが可能となります。

  • 重複するコンポーネント・インスタンスの製造作業定義を明確に区別および説明することで、作業行程のあいまいさとエラーを減らします。

  • コンポーネントの各インスタンスで特定の属性の個別値を取得することで、ダウンストリーム処理を高速化します。

  • 新製品導入プロセスの早い段階で、提示工程連番を取得します。

  • Webサービスを使用して検索番号を更新することで効率が向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 24Cの更新

ヒントと考慮事項

ルールとガイドラインを次に示します。

  • 検索番号は直接更新できません。検索番号を更新するには、コンポーネントを削除してから再度追加するか、「置換」処理を使用します。

  • モデル区分とオプション区分に重複する検索番号を作成することはできなくなります。「検索番号」列が表示され、デフォルトで1に設定されます。また、重複するコンポーネント行を追加することはできません。

  • コンポーネントと検索番号の組合せに対して重複する有効日を作成できません。

  • 数量、基準タイプ、供給タイプなどの属性は、重複行で異なる値を持つことができます。同様に、代替コンポーネントや参照指標などの構成エンティティも、重複行で異なる値を持つことができます。

  • 検索番号は、ユーザー・インタフェースでは自動的に増分されますが、RESTおよびインポートでは増分されません。

  • 品目構成インポートでは、検索番号の値が指定されていない場合、デフォルトで1に設定されます。構成内のコンポーネントのインスタンスが重複している場合は、インポートで一意の検索番号の値を指定する必要があります。一意の検索番号がない場合、インポートでは検索番号の値が1にデフォルト設定された単一のコンポーネントが作成され、その他のコンポーネントは作成されません。これは、REST APIおよびSOAPサービスにも該当します。

  • 「置換」処理を実行してインポートを使用した「新規検索番号」の値を更新する場合は、同じインポート・バッチ内の他の属性への変更をインポートしないことをお薦めします。

次に、ベスト・プラクティスと推奨事項を示します。

  • すべての既存顧客および新規顧客は、構成の順序付けに品目連番を使用する必要があります。構成の順序付けには「検索番号」を使用しないことをお薦めします。検索番号は、構成に重複コンポーネントを含める場合にのみ使用してください。

  • Oracle Fusion Cloudに移行するAgile PLMの顧客は、Agile PLM検索番号を品目連番にマップする必要があります。

  • CAD統合の顧客は、Agile PLM検索番号を品目連番にマップする必要があります。

  • CADからAgile PLMへの検索番号の公開機能を使用するAgile PLM MCADの顧客は、検索番号を構成コンポーネント付加フレックスフィールドにマップする必要があります。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM 製品開発の使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • 『Oracle Fusion Cloud SCM Product Master Data Managementの使用』ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • UIアクセス:
    • 品目構成の作成(EGP_CREATE_ITEM_STRUCTURE_PRIV)
    • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
    • 品目の表示(EGP_VIEW_ITEM_PRIV)
  • 変更オーダー・アクセス:
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 品目変更オーダー・レポートの生成(EGO_GENERATE_ITEM_CHANGE_ORDER_REPORT_PRIV)
  • 監査アクセス:
    • 製品監査証跡レポートの管理(EGI_MANAGE_PROD_AUDIT_REPORTS_PRIV)
  • インポート・アクセス:
    • 品目のインポート(EGP_IMPORT_ITEM_PRIV)
    • 品目インポート・マップの管理(EGI_MANAGE_ITEM_IMPORT_MAP_)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

品目属性に対する複数の値の効率的な管理

Oracle Product HubおよびOracle Product Development UIを使用して拡張可能フレックスフィールド属性の値を移入する場合、複数の値を1つのUIフィールド自体に割り当てることができます。これにより、属性値ごとに1行ずつ追加する必要がなくなります。この機能を使用するには、属性を「複数選択値リスト」と呼ばれる新しい表示タイプで構成する必要があります(複数選択可能属性と呼ばれます)。

ノート: この機能は、23Dの11月の月次更新でも使用可能になりました。

UIで、複数選択可能属性にナビゲートしてドロップダウン・リストをクリックすると、関連する値セットの値がチェック・ボックスの値リスト(LOV)として表示されます。値リストから、チェック・ボックスを選択して品目に適用可能な複数の値を選択できます。フィールドからナビゲートすると、選択したすべての値が、セミコロンをデリミタとして使用した連結文字列としてフィールドに表示されます。同様に、編集モードでは、フィールドに戻ってドロップダウン・リストをクリックすると、連結された値がチェック・ボックスの値リストとして表示され、選択した値のチェック・ボックスが選択された状態になります。

また、UIには、値リストのエントリとして「すべて」もリストされます。「すべて」を選択すると、ドロップダウン・リストのすべての値が自動選択され、選択した値の連結リストのかわりに、フィールドにすべての値が表示されます。

この機能は、次のUIで使用可能になりました。

作業領域

UI名 追加情報

製品情報管理

「品目の編集」ページ  

製品情報管理

「影響を受けるオブジェクトの編集」の「詳細」ページ

商業化変更オーダーを編集し、影響を受けるオブジェクトを選択

製品開発 「品目の編集」ページ  
製品開発 「影響を受けるオブジェクトの編集」の「詳細」ページ 変更オーダーを編集し、影響を受けるオブジェクトを選択

前述のUI以外に、データの移入方法やアクセス方法(品目インポート、品目ルール、Webサービスなど)やレポート方法(公開レポートやBIレポートなど)に変更はありません。たとえば、UIで、単一の行またはフィールド内の複数選択可能属性に4つの値(たとえば、フォレスト・グリーン、オーシャン・ブルー、ワイン・レッドおよびウォーム・イエロー)を割り当てた場合でも、これは、他のすべての機能のために、複数行属性グループの4つの行(色ごとに1つの行)とみなされます。

製品情報管理 - 複数選択可能属性を表示する「品目の編集」ページ

製品情報管理 - 複数選択可能属性を表示する「品目の編集」ページ

「製品開発」の「品目の編集」ページでは、「製品開発」ページに追加された複数選択拡張可能フレックスフィールドもサポートされます。

製品開発 - 複数選択可能属性を表示する「品目の編集」ページ

製品開発 - 複数選択可能属性を表示する「品目の編集」ページ

変更オーダーで複数選択可能属性をレッドライン表示できます。選択解除された値は、取消し線付きの赤いテキストで表示されます。新しく選択した値は緑色のテキストで表示されます。

変更オーダーの影響を受けるオブジェクトの「詳細」ページでの複数選択可能属性のレッドライン

変更オーダーの影響を受けるオブジェクトの「詳細」ページでの複数選択可能属性のレッドライン

この機能により、次のことが改善されます。

  • 効率とユーザー・エクスペリエンス: 数回のクリックで一度に複数の値を選択します。
  • 使いやすさが向上したユーザー・エクスペリエンス: 単一のフィールドまたは行で複数の値を表示します。

有効化のステップ

  1. 「設定および保守」作業領域から「品目属性グループおよび属性の管理」タスクに移動します。
  1. 次のキー構成で新しい属性グループを構成します。
  • 変換可能: 選択されていません。
  • 動作: 複数行を選択します。
  • コンテキスト使用: 「品目」を選択します。

ノート: 複数選択可能属性は、属性グループの最初の属性にする必要があります。有効ステータスに関係なく、属性グループには複数選択可能属性を1つのみ指定できます。

属性を作成する場合は、次を指定します。

  • データ型: 「文字」を選択します。
  • 表示タイプ: 「複数選択値リスト」を選択します。
  • 一意キー: このチェック・ボックスを選択します。

関連する値セットには、次の構成が必要です。

  • 検証タイプ: 「独立」を選択します。
  • 値データ型: 「文字」を選択します。
  • 値サブタイプ: 「テキスト」または「翻訳済テキスト」を選択します。

品目属性グループおよび属性の管理 - 「属性の編集」ページ

品目属性グループおよび属性の管理 - 「属性の編集」ページ

ヒントと考慮事項

  • 属性グループがどの品目区分にも関連付けられていない場合でも、この機能を利用するように既存の属性グループの属性を変更することはできません。

  • 属性グループに複数選択可能属性を含む複数の属性が含まれている場合、属性グループは単一行属性グループと同様のフィールドのセットとして表示されます。このような場合、複数選択属性以外の属性の値がすべての行で繰り返された複数行属性グループと同様にデータが格納されます。

  • 複数選択可能属性を持つ属性グループは、製品ハブのサプライヤ・ポータルUIを介してアクセスできません。ただし、RESTサービスおよびスマート・スプレッドシートを使用して、同じ属性グループをサプライヤが移入できます。

  • 複数選択可能属性を持つ属性グループでは、「必須」とマークされた複数選択可能でない属性は、複数選択可能属性に少なくとも1つの値が移入されている場合にのみ「必須」とみなされます。つまり、UIでは、複数選択可能属性のすべての値が削除された場合、変更を保存すると、属性グループ内の他のすべての属性の値が削除されます。

  • 新しい属性グループを構成して品目区分に割り当てた後、「品目拡張可能フレックスフィールドの配置」タスクを実行する必要があります。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 品目:
    • 品目の表示(EGP_VIEW_ITEM_PRIV)
    • 品目の編集(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
  • 変更オーダーの複数選択品目フレックスフィールドをレッドライン表示するには、次の権限とともに前述の権限が必要です。
    • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORKFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
      • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

この更新で選択された製品開発および製品ハブのバグ修正

この更新には、Oracle Product DevelopmentおよびOracle Product Hubの動作方法を変更する可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

移行された変更を編集する機能

この修正の前は、UIページおよびWebサービスを使用して、移行された変更を編集できました。

新しい制限により、移行されたデータの編集はファイルベースのデータ・インポート(FBDI)を介してのみ実行できるようになりました。

Oracleリファレンス: 35752837

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品ライフサイクル管理共通

関連オブジェクトに対する依存関係の作成

変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置の間に関係ルールを作成できるようになりました。これらのルールを使用して、1つ以上の関連オブジェクトが指定されたワークフロー・ステータスに到達するまで、1つのオブジェクトがワークフロー内の指定されたステータスに移行しないようにできます。

たとえば、次の図に示すように、関連する変更要求が完了するまで変更オーダーを開始できない関係ルールを作成できます。

関係ルールの作成

関係ルールの作成

ターゲット・オブジェクトが指定されたステータスに移行すると、ターゲット・オブジェクトの「履歴」タブにエントリが追加されます。

ステータス変更をトリガーしたルールが含まれた変更履歴

ステータス変更をトリガーしたルールが含まれた変更履歴

変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置間の関係ルールは、ユーザー・インタフェースとREST APIおよびSOAPサービスを介して管理できます。

  • 製品変更オーダーV2の「変更オーダー関係」で関係ルールREST APIを使用して、関係ルールを管理できるようになりました

RESTを使用した関係ルールの作成

RESTを使用した関係ルールの作成

イノベーション管理の関係SOAPサービスは、関係ルールを管理するために次の方法で拡張されています。

  • getRelationshipRule
  • deleteRelationshipRule
  • addRelationshipRule
  • updateRelationshipRule

監査レポートを使用して関係ルールを追跡することもできます。関連ルールに関するレポートを作成するには、「監査レポート」ページで適切なオブジェクトを選択します。

ノート: 監査のオブジェクト階層では、ルール・オブジェクトは次のようにリストされます。

  • 「変更オブジェクト」>「ソース変更オブジェクト」>「ソース変更オブジェクト・ルール」
  • 「変更オブジェクト」>「宛先変更オブジェクト」>「宛先変更オブジェクト・ルール」

「ビジネス・オブジェクト・タイプ」を「ソース変更オブジェクト」または「宛先変更オブジェクト」として選択し、「子オブジェクトを含める」を選択するか、「ソース変更オブジェクト・ルール」または「宛先オブジェクト・タイプ・ルール」を直接選択できます。

関係ルールを含む監査レポート

関係ルールを含む監査レポート

この機能を使用すると、次のことができます。

  1. 使いやすいインタフェースを利用して、ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクト間の関係ルールを設定します。ルールを設定して、変更オーダー、変更要求、問題レポートまたは是正処置のステータス変更を制御および自動化できます。
  1. コンプライアンスを確保し、品質と変更の両方のワークフローで監査性とトレーサビリティを適用します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • ソース・オブジェクトのステータスは、「スケジュール済」以外の任意のステータス・タイプにできます。
  • ターゲット・オブジェクトのステータスは、「スケジュール済」または「完了」以外の任意のステータス・タイプにできます。
  • ルールが失敗した場合は、ターゲット・オブジェクトを手動で進められます。
  • 承認ステップはスキップされません。
  • ターゲット・オブジェクトが前のルール・ステップで指定したステータスに達していない場合、ルールは起動されません。たとえば、ターゲット・オブジェクトのワークフロー・ステータスが「オープン」、「暫定承認」、「承認」、「スケジュール済」および「完了」であるとします。ルールではターゲットは「承認」ステータスに移行するとされていても、ルールがトリガーされたときにターゲットが「オープン」ステータスである場合、ターゲットは「オープン」ステータスのままになります。「暫定承認」で承認する必要がある承認者がいるため、「暫定承認」をスキップして「承認」に直接移動することはありません。
  • 追加ワークフロー管理で「関係の管理」処理を割り当てられたユーザーは、関係ルールを追加できます。
  • 現在のユーザーにターゲット・オブジェクトを編集する権限がない場合でも、ターゲット・オブジェクトは指定されたステータスに移行されます。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Product Developmentの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: Product Master Data Managementの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: Quality Managementの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

変更オブジェクトの関係を管理するには:

  • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
    • 変更オーダー:
      • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 変更要求:
      • 変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
    • 問題レポート:
      • 問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORTS_PRIV)
      • 問題レポートの管理(ACA_MANAGE_PROBLEM_REPORT_PRIV)
    • 是正処置:
      • 是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
      • 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV)
    • 監査レポートを実行するには:
      • 製品監査証跡レポートの管理(EGI_MANAGE_PROD_AUDIT_REPORTS_PRIV)

変更添付の分類および保護

変更の添付カテゴリを設定および保護できるようになりました。この機能は、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置でサポートされています。

変更タイプ階層の任意のレベルで添付カテゴリを定義できます。

  • 第1レベル - すべての変更タイプ
  • 第2レベル - 事前定義済変更タイプ
  • 第3レベル - 事前定義済からコピーされた変更タイプ

添付カテゴリは、変更タイプの下位の階層に継承されます。

変更タイプ設定ページの「ポリシー」タブに新しく「添付カテゴリ」セクションが追加され、変更タイプに添付カテゴリを関連付けることができます。次の図は、設計変更タイプに追加できるカテゴリの例を示しています。

変更タイプへの添付カテゴリの追加

変更タイプへの添付カテゴリの追加

添付のアップロード中に、変更タイプに関連付けられた添付カテゴリを選択できます。

添付の追加時に添付カテゴリを指定

添付の追加時に添付カテゴリを指定

次のRESTおよびSOAPサービスを使用して、添付カテゴリを作成、更新および取得できるようになりました。

  • 製品設計変更オーダーSOAPサービス
  • 製品変更オーダー・バージョン2
  • 製品変更要求バージョン2
  • 品質是正および予防処置
  • 品質問題レポート

製品変更オーダー・バージョン2サービスの添付カテゴリを示すサンプル・アップロード

製品変更オーダー・バージョン2サービスの添付カテゴリを示すサンプル・アップロード

ファイルベースのデータ・インポートを使用して、データの移行中に変更オブジェクトの添付カテゴリを設定できます。

変更FBDIテンプレートでの添付カテゴリの設定

変更FBDIテンプレートでの添付カテゴリの設定

この機能により、次のことが可能となります。

  1. 目的に基づいて添付を分類し、各カテゴリにアクセスできるユーザーを制御します。
  2. Webサービスを使用して添付カテゴリを取得および管理します。

有効化のステップ

変更に添付を追加する際は、変更タイプに関連付けられている添付カテゴリのみが選択のために表示されます。これは、「設定および保守」作業領域で実行できます。

  1. 「添付カテゴリの管理」タスクを使用して、必要な添付カテゴリを作成します。
    1. 「処理」>「作成」をクリックして添付カテゴリを作成し、ユーザー・モジュール名として「変更」を選択します。
    2. 「添付エンティティの追加」をクリックし、EGO_ENGINEERING_CHANGES_Bをエンティティとして追加します。
    3. 「保存してクローズ」をクリックします。
    4. 品目添付カテゴリの保護と同様の追加ステップに従って、添付カテゴリを保護することもできます。
  1. 「変更オーダー・タイプの管理」タスクを使用して、添付カテゴリを変更タイプに関連付けます。
    1. 変更タイプ(ECOなど)を開きます。
    2. 「ポリシー」>「添付カテゴリ」にナビゲートします。
    3. 以前に作成した添付カテゴリを変更タイプに追加します。

ヒントと考慮事項

「その他」添付カテゴリがデフォルトで選択されており、このカテゴリは保護されない状態のままになります。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Product Developmentの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)とともに次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 変更オーダー:
    • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
  • その他の変更オブジェクト:
    • 変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
    • 変更要求の管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
  • 問題レポート:
    • 問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORTS_PRIV)
    • 問題レポートの管理(ACA_MANAGE_PROBLEM_REPORT_PRIV)
  • 是正および予防処置の場合 
    • 是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
    • 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV)

変更タイプの拡張可能フレックスフィールドに対するデータ・セキュリティおよび複数選択使用可能

変更、問題レポートおよび是正処置に複数選択拡張可能フレックスフィールドを追加できるようになりました。

変更オーダーの複数選択拡張可能フレックスフィールドの編集

変更オーダーの複数選択拡張可能フレックスフィールドの編集

セキュリティ機能を使用して、拡張可能フレックスフィールドを表示または編集できるユーザーまたはロールを制御できます。たとえば、エンジニアリング・ユーザーのみ「エンジニアリング・コメント」というフレックスフィールドを編集できるように、エンジニアリング・ユーザーに編集権限を割り当てることができます。

承認済ユーザーに拡張可能フレックスフィールドの編集を許可

承認済ユーザーに拡張可能フレックスフィールドの編集を許可

承認されていないユーザーによる拡張可能フレックスフィールドの編集の制限

承認されていないユーザーによる拡張可能フレックスフィールドの編集の制限

フレックスフィールドを構成したら、「問題レポートおよび是正処置」の「編集」ページで、これらのフレックスフィールドを変更のために表示および編集できます。単一行、複数行および複数選択フレックスフィールドは、次でも使用できます。

  • 変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に関するページの管理

  • 変更オーダー詳細レポート

  • Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)レポート

  • 変更監査レポート

  • Oracleファイルベース・データ・インポート(FBDI)

  • REST API

  • SOAPサービス

  • Oracle Analytics Publisherデータ・モデルを使用した変更通知

  • BPMルール
    • また、顧客、サプライヤ、製造業者およびソース属性もサポートします。
  • 割当ルール
    • 変更ヘッダー属性および拡張可能フレックスフィールドを割当ルールに含めて、変更ヘッダー属性およびフレックスフィールドに値を割り当てることができます。
    • 変更タイプのエントリおよび終了基準に割当および複合ルール・セットを含めることができます。検証ルール・セットは、この更新の前にすでにサポートされています。

変更タイプのエントリ基準での割当、検証および複合ルール・セット

変更タイプのエントリ基準での割当、検証および複合ルール・セット

この機能によって、次のことが可能になります。

  • 属性に複数の値を追加して表示します。たとえば、リージョン、製品、ビジネス・ラインなどです。
  • 拡張可能フレックスフィールドを必須フィールドとして設定するか、割当ルールに含めてデータの完全性を確保します。
  • 特定のユーザーまたはユーザー・グループのみが拡張可能フレックスフィールド属性を表示および編集できるようにします。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 24Bの更新

「変更オーダー・タイプの編集」ページの新しい「セキュリティ」タブを使用して、ユーザーが拡張可能フレックスフィールドを表示または編集できるかどうかを構成します。拡張可能フレックスフィールドの処理の表に表示される処理は、セキュリティ・コンソールを使用してデータベース・リソースEGO_CHANGE_EFF_Bに対して作成されます。

拡張可能フレックスフィールドのデータ・セキュリティは、次のレベルで追加できます。

  • すべての変更タイプ
  • 事前定義済変更タイプ
  • 事前定義済変更タイプからコピーされた変更タイプ

設計変更オーダー・タイプに対する製品設計エンジニアリング編集のみの処理が製品設計エンジニアというグループに割り当てられているスクリーンショットを次に示します。

製品設計エンジニア・グループの拡張可能フレックスフィールドに対する表示および編集アクセス権の提供

製品設計エンジニア・グループの拡張可能フレックスフィールドに対する表示および編集アクセス権の提供

ヒントと考慮事項

  • 複数選択コンテキスト・セグメントは、「コンテキストの編集」ページの複数行属性グループの最初の属性である必要があります。1つの属性グループに設定できる複数選択コンテキスト・セグメントは1つのみです。

  • 複数選択可能属性を使用して複数行属性グループを編集する場合、複数選択属性のすべての値が削除されると、変更の保存中に複数行属性グループ内の他のすべての属性の値が削除されます。

  • 変更タイプを複製する場合は、最初に変更タイプを保存して、継承されたデータ・セキュリティを「セキュリティ」タブに表示する必要があります。

  • 1つの変更タイプに対して複数のフレックスフィールド・コンテキストが構成されている場合、OTBIレポートでは拡張可能フレックスフィールドのデータ・セキュリティがサポートされません。この場合、問題が修正されるまで、データ・セキュリティの構成を中止できます。

  • 次の属性に同じ値を指定することはできません。
    • 品目区分の「内部名」フィールド。
    • 品目拡張可能フレックスフィールド属性グループの「コード」フィールド。
    • 変更タイプの「内部名」フィールド。
    • 変更拡張可能フレックスフィールド属性グループの「コード」フィールド。
  • 拡張可能フレックスフィールドのデータ・セキュリティが他の権限とともにどのように機能するかを次に示します。
    • 「変更オーダーの表示」、「変更要求の表示」、「問題レポートの表示」または「是正処置の表示」権限のみを持つユーザー
      • 次の場合に、拡張可能フレックスフィールドを表示できます
        • 「コンテキストの編集」ページの「コンテキスト使用方法」セクションで、「権限の表示」列が「なし」に設定されています。または
        • ユーザーには、「コンテキストの編集」ページの「権限の表示」列で定義されているのと同じ権限が、新しい「セキュリティ」タブ(「変更オーダー・タイプの編集」ページ)で付与されています
      • フレックスフィールドは編集できません
    • 「変更オーダーの管理」、「変更要求の管理」、「問題レポートの管理」または「是正処置の管理」権限を持つユーザー
      • 追加ワークフロー管理: 「変更ヘッダー属性の管理」「すべて」または「追加情報」に設定されていて、次の条件を満たすワークフロー・ステータスの拡張可能属性を編集できます
        • 「コンテキストの編集」ページの「コンテキスト使用方法」セクションで、「権限の編集」列が「なし」に設定されています。または
        • ユーザーには、「コンテキストの編集」ページの「権限の編集」列で定義されているのと同じ権限が、新しい「セキュリティ」タブ(「変更オーダー・タイプの編集」ページ)で付与されています

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM製品管理の実装ガイドの拡張可能フレックスフィールド・データ・セキュリティの構成およびEメール通知テンプレートの構成に関するトピックを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • 『Oracle Fusion Cloud SCM Product Master Data Managementの使用』ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM品質管理の使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • データベース・リソースおよびポリシーを管理して、変更拡張可能フレックスフィールドのセキュリティの表示および編集を設定します。
    • データベース・リソース管理の有効化(ASE_ENABLE_DATABASE_RESOURCE_MGMT_PRIV)
  • 変更属性グループおよび属性を管理するには
    • 品目変更オーダー・タイプの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_TYPE_PRIV)
  • 拡張可能フレックスフィールドを管理するには
    • アプリケーション拡張可能フレックスフィールドの管理(FND_APP_MANAGE_EXTENSIBLE_FLEXFIELD_PRIV)
  • 変更タイプ「セキュリティ」タブを表示および編集するには
    • 品目変更オーダー・タイプの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_TYPE_PRIV) 
  • 変更拡張可能フレックスフィールドにアクセスするには
    • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
      • 変更オーダー
        • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
        • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
      • 変更要求
        • 変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
        • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
      • 問題レポート
        • 問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORTS_PRIV)
        • 問題レポートの管理(ACA_MANAGE_PROBLEM_REPORT_PRIV)
      • 是正処置
        • 是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
        • 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV)
  • サプライヤ・ポータルで変更拡張可能フレックスフィールドにアクセスするには
    • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
      • 変更オーダー
        • サプライヤ・ポータルでの変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDER_SUPPLIER_PORTAL_PRIV)
        • サプライヤ・ポータルでの変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_SUPPLIER_PORTAL_PRIV)
      • 変更要求
        • サプライヤ・ポータルでの変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUEST_SUPPLIER_PORTAL_PRIV)
        • サプライヤ・ポータルでの変更要求の管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_SUPPLIER_PORTAL_PRIV)
      • 問題レポート
        • サプライヤ・ポータルでの問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORT_SUPPLIER_PORTAL_PRIV)
      • 是正処置
        • サプライヤ・ポータルでの是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTION_SUPPLIER_PORTAL_PRIV)
  • 監査レポートにアクセスするには
    • 製品監査証跡レポートの管理(EGI_MANAGE_PROD_AUDIT_REPORTS_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

制限付提供機能

この項には、制限付提供プログラムで提供される機能のリストが含まれます。

ノート:: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様にご利用いただけるわけではありません。これらの機能は制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、プログラムに参加するには承認が必要です。参加するには、テストに参加し、フィードバックを提供する必要があります。機能によっては、他の種類の参加も必要な場合があります。

早い段階でプログラムに参加するための時間がない場合でも、これらの機能がすべての顧客向けに一般に提供されたときにご利用いただけます。

この機会に、機能のリストを参照して、実装に関心がある機能があるかどうかをぜひご覧ください。次の表に、アクセスのためにサインアップする方法に関する情報を示します。お早めにサインアップしてください。制限付提供プログラムの機能には制限があり、一部の機能は特定のタイプのお客様向けに設計されています。使用可能な機能の詳細は、表の後の項を参照してください。

制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。

モジュール 機能名 機能の説明 テストが必要なお客様のタイプ サインアップ方法 制限付提供リリース
イノベーション管理

新規ユーザー・インタフェースを使用した提案の検索

新しいインタフェースを使用して、提案に対して高速で効率的な検索を構成および実行します。この検索は、Oracle Search Cloud Serviceを利用します。

「イノベーション管理」作業領域を使用する顧客

Oracleサポートにサービス・リクエストを登録して、この機能へのアクセス権を要求します。

24A
製品開発

新規ユーザー・インタフェースを使用した製造業者の検索

新しいインタフェースを使用して、製造業者に対して高速で効率的な検索を構成および実行します。この検索は、Oracle Search Cloud Serviceを利用します。

「製品情報管理」または「製品開発」作業領域を使用する顧客

Oracleサポートにサービス・リクエストを登録して、この機能へのアクセス権を要求します。

24A
製品ハブ

生成AI機能を使用した生産性の向上

生成AI機能を使用して、キーワードが豊富な製品の説明を作成します。

「製品情報管理」作業領域を使用する顧客

Oracleサポートにサービス・リクエストを登録して、この機能へのアクセス権を要求します。

24A
製品ハブ

新規ユーザー・インタフェースを使用した品目の検索

新規ユーザー・インタフェースを使用して、基準に基づいて品目を検索します。検索では、Oracle Search Cloud Serviceを使用することで、結果や検索結果数を迅速に提供します。

「製品情報管理」または「製品開発」作業領域を使用する顧客

Oracleサポートにサービス・リクエストを登録して、この機能へのアクセス権を要求します。

24A
製品開発および製品ハブ

新しいインタフェースを使用した品目構成の表示

新しいインタフェースを使用して品目構成にすばやくナビゲートし、必要な情報を正確に表示するビューを構成します。

「製品情報管理」または「製品開発」作業領域を使用する顧客

Oracleサポートにサービス・リクエストを登録して、この機能へのアクセス権を要求します。

24A
新規ユーザー・インタフェースを使用した提案の検索

新しいインタフェースを使用して、提案に対して高速で効率的な検索を構成および実行します。この検索は、Oracle Cloud Searchを利用し、大規模なデータセットの結果を迅速に返します。複数の検索ビューを構成し、索引管理を使用して、検索に含める属性を定義することもできます。

新しい提案検索にナビゲートするには、「タスク」>「製品管理エクスペリエンス」>「提案の検索」に移動します。

タスク・パネルの「提案の検索」タスク

タスク・パネルの「提案の検索」タスク

このタスクからナビゲートする場合、デフォルト検索は提案用です。コンテキスト・スイッチャを使用して、オブジェクト間で切り替えることができます。

提案を検索するときには、次のことができます。

  • 構成済ビューの選択
  • 任意のキーワードを使用した検索
  • 検索結果へのフィルタ適用
  • 検索結果の列の表示または非表示
  • ソート機能を使用した、ソートする1つ以上の列の選択。複数の列でソートできます。
  • 選択した提案リストのエクスポート

列セレクタとビュー表示が構成された提案検索

列セレクタとビュー表示が構成された提案検索

この機能によって、次のことが可能になります。

  • 索引付き属性を構成して、注意が必要な異常や不完全なデータの検出に役立つ、より高速でフォーカスされた検索を実行します。
  • 提案に対してキーワード検索を使用して、検索プロセスを簡素化し、幅広い結果を提供します。
  • ユーザー・プリファレンスに従ったデータにフォーカスするように検索結果の列順序を構成します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

制限付提供プログラムへの参加が承認されている場合は、この機能の有効化方法の詳細が提供されます。

この機能を有効にした後、次のステップを実行します。

索引ビューと検索ビューの構成

検索で使用する属性の索引を構成し、特定の検索ビューを作成できます。索引および表示管理インタフェースにナビゲートするには、「タスク」パネルの「製品管理エクスペリエンス」セクション内の次のタスクを使用します。

  • 索引の構成
  • 検索の構成

ビューの構成および製品管理エクスペリエンスでのビューの構成

ビューの構成および製品管理エクスペリエンスでのビューの構成

索引およびビュー管理インタフェースでは、次のことができます。

  • 各オブジェクトの属性の索引付けの構成
  • 複数の検索ビューの構成
  • 列、フィルタなど、各ビューの表示オプションを構成します。

索引の構成

「索引管理」ページに、索引構成に対して有効になっているオブジェクトが表示されます。

索引管理ページ

索引管理ページ

各オブジェクトの「索引の構成」ページには、すでに索引付けされている属性および属性グループのリストが表示されます。属性を追加または削除し、さらに属性を含めるように索引を再構築できます。再作成が完了したら、属性を検索ビューに追加できます。

提案属性の索引ページの構成

提案属性の索引ページの構成

ビューの構成

「ビューの構成」ページに、すでに構成されているビューのリストが表示されます。既存のビューを変更することも、新しいビューを作成することもできます。ビューごとに、索引付けされている属性を追加または削除できます。デフォルトとしてマークされたビューが「提案の管理」ページに表示されます。

オブジェクトのビューの構成

オブジェクトのビューの構成

属性ごとに、次のものを有効にできます。

  • キーワード検索 - 検索フィールドに検索用語を入力して属性を検索します。
  • 表示列 - 検索結果に属性の列を表示します。
  • フィルタ - 属性で結果をフィルタします。フィルタ・チップは、日付またはテキストのいずれかの属性に対して有効です。長いテキスト属性に対してフィルタ・チップを使用可能にすることはできません。

提案の検索ビュー

提案の検索ビュー

ビューの表示およびオプションの構成

ビューの表示およびオプションの構成

ヒントと考慮事項

  • 索引付けは、初回に実行し、検索で新しく追加した属性を使用する場合は、新しい属性を追加するたびに実行する必要があります。
  • 索引が最後に再作成された後に追加される新しい提案に対して、索引付けはバックグラウンドで実行されます。
  • 提案をインポートした後、エンタープライズ・スケジューラ・サービス・ジョブ(製品管理データのアップグレード)を使用して提案の索引付けを実行し、オンデマンド・プレゼンス・インジケータ・スクリプトを実行する必要があります。
    • アップグレード・プロセス = 実行
    • 機能領域 = 提案
    • 機能 = すべての存在インジケータの更新
  • 検索文字列にダッシュが含まれている場合、ワイルドカードを無効にするために、文字列を二重引用符で囲む必要があります("E-TECH")。
  • 2つの文字列の間にスペースを含めると、2つの文字列はOR検索として処理されます。たとえば、検索文字列「Laptop Prop」を使用する場合、結果には「Laptop Advanced」と「Precision Pro」が含まれます。
  • 水平スクロール・バーを使用すると、提案名の列が固定されます。
  • 管理者は、設定に基づいて検索結果を表示するには、検索ビューをデフォルトにする必要があります。設定されるデフォルトは、すべてのユーザーに適用されます。
  • 「提案名」および「提案の説明」は、デフォルトの索引付き属性です。これらは、索引から削除できません。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM Product Developmentの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

ビジネス・ユーザー

  • Redwoodでの提案の検索
    • 提案検索へのアクセス(ACD_VIEW_PRODUCT_PROPOSAL_SEARCH_PRIV)
    • RESTを使用した索引付けの提案属性へのアクセス(ACD_GET_PROPOSAL_AVAIL_ATRS_REST_PRIV)
    • 検索ビューRESTの取得(EGP_GET_SEARCH_VIEW_REST_PRIV)
    • 提案への表示専用アクセス権を持つユーザーには、次の権限が必要です
      • 製品提案のレビュー(ACE_REVIEW_PRODUCT_PROPOSAL_PRIV)
    • 提案に対する編集アクセス権を持つユーザーには、次の権限が必要です
      • 製品提案の管理(ACD_MANAGE_PRODUCT_PROPOSAL_PRIV)

索引を構成するには:

  • 製品管理索引の管理(EGP_MANAGE_PM_INDEXES_PRIV)
  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)
  • 検索フレームワーク・マネージャの権限の付与(FND_SEARCH_FWK_MGR_PRIV)
  • RESTを使用した索引付けの提案属性へのアクセス(ACD_GET_PROPOSAL_AVAIL_ATRS_REST_PRIV)

索引を再構築するには:

  • 製品管理索引の再作成(EGO_REBUILD_PRODUCT_MGT_INDEXES_PRIV)

検索ビューを作成するには:

  • 製品管理ビューの管理(EGP_MANAGE_PM_VIEWS_PRIV)
  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)
  • 検索フレームワーク・マネージャの権限の付与(FND_SEARCH_FWK_MGR_PRIV)
  • RESTサービスを使用した製品開発構成へのアクセス(ACA_GET_PD_CONFIGURATIONS_REST_PRIV)
  • 検索ビューRESTの管理(EGP_MANAGE_SEARCH_VIEW_REST_PRIV)
  • 使用可能属性の表示RESTの取得(EGP_VIEW_AVAIL_ATTR_REST_PRIV)

新規ユーザー・インタフェースを使用した製造業者の検索

新しいインタフェースを使用して、製造業者に対して高速で効率的な検索を構成および実行します。この検索は、Oracle Cloud Searchを利用し、大規模なデータセットの結果を迅速に返します。複数の検索ビューを構成し、索引管理を使用して、検索に含める属性を定義することもできます。

新しい製造業者検索にナビゲートするには、「タスク」>「製品管理エクスペリエンス」>「製造業者の検索」に移動します。

タスク・パネルの「製造業者の検索」タスク

タスク・パネルの「製造業者の検索」タスク

このタスクからナビゲートする場合、デフォルト検索は製造業者用です。コンテキスト・スイッチャを使用して、オブジェクト間で切り替えることができます。

製造業者を検索するときには、次のことができます。

  • 構成済ビューの選択
  • 任意のキーワードを使用した検索
  • 検索結果へのフィルタ適用
  • 検索結果の列の表示または非表示
  • ソート機能を使用した、ソートする1つ以上の列の選択。複数の列でソートできます。
  • 選択した製造業者リストのエクスポート

列セレクタとビュー表示が構成された製造業者検索

列セレクタとビュー表示が構成された製造業者検索

この機能によって、次のことが可能になります。

  • より高速で効率的な検索により、生産性を大幅に向上させます。
  • 検索を構成して検索を実行する属性を指定し、その結果を最適化します。
  • 表示するデータにフォーカスするように検索結果の表示を構成します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

制限付提供プログラムへの参加が承認されている場合は、この機能の有効化方法の詳細が提供されます。

この機能を有効にした後、次のステップを実行します。

索引ビューと検索ビューの構成

検索で使用する属性の索引を構成し、特定の検索ビューを作成できます。索引および表示管理インタフェースにナビゲートするには、「タスク」パネルの「製品管理エクスペリエンス」セクション内の次のタスクを使用します。

  • 索引の構成
  • 検索の構成

タスク・パネルでの索引およびビューの構成

タスク・パネルでの索引およびビューの構成

索引およびビュー管理インタフェースでは、次のことができます。

  • 各オブジェクトの属性の索引付けの構成
  • 複数の検索ビューの構成
  • 列、フィルタなど、各ビューの表示オプションを構成します。

索引の構成

「索引管理」ページに、索引構成に対して有効になっているオブジェクトが表示されます。

索引管理ページ

索引管理ページ

各オブジェクトの「索引の構成」ページには、すでに索引付けされている属性および属性グループのリストが表示されます。属性を追加または削除し、さらに属性を含めるように索引を再構築できます。再作成が完了したら、属性を検索ビューに追加できます。

製造業者属性の索引ページの構成

製造業者属性の索引ページの構成

ビューの構成

「ビューの構成」ページに、すでに構成されているビューのリストが表示されます。既存のビューを変更することも、新しいビューを作成することもできます。ビューごとに、索引付けされている属性を追加または削除できます。デフォルトとしてマークされたビューが「製造業者の管理」ページに表示されます。

オブジェクトのビューの構成

オブジェクトのビューの構成

属性ごとに、次のものを有効にできます。

  • キーワード検索 - 検索フィールドに検索用語を入力して属性を検索します。
  • 表示列 - 検索結果に属性の列を表示します。
  • フィルタ - 属性で結果をフィルタします。フィルタ・チップは、日付またはテキストのいずれかの属性に対して有効です。長いテキスト属性に対してフィルタ・チップを使用可能にすることはできません。

製造業者の検索ビュー

製造業者の検索ビュー

ビューの表示およびオプションの構成

ビューの表示およびオプションの構成

ヒントと考慮事項

  • 索引付けは、初回に実行し、検索で新しく追加した属性を使用する場合は、新しい属性を追加するたびに実行する必要があります。
  • 索引が最後に再作成された後に追加される新しい製造業者に対して、索引付けはバックグラウンドで実行されます。

  • 製造業者のインポート後、製造業者アップグレード・プロセスを実行してから、製造業者の索引付けを実行する必要があります。
    • エンタープライズ・スケジューラ・サービス・ジョブ: 「製品管理データのアップグレード」を使用して、オンデマンド製造業者アップグレードおよび存在インジケータ・スクリプトを実行します。
      • アップグレード・プロセス = 実行
      • 機能領域 = 製造業者
      • 機能 = 製造業者管理の更新すべての存在インジケータの更新
  • 検索文字列にダッシュが含まれている場合、ワイルドカードを無効にするために、文字列を二重引用符で囲む必要があります("E-TECH")。
  • 2つの文字列の間にスペースを含めると、2つの文字列はOR検索として処理されます。たとえば、検索文字列「ACME Global」を使用する場合、結果には「ACME Advanced」と「Precision Global」が含まれます。
  • 検索結果表の水平スクロール・バーを使用すると、「製造業者」列は固定されます。
  • 管理者は、設定に基づいて検索結果を表示するには、検索ビューをデフォルトにする必要があります。設定されるデフォルトは、すべてのユーザーに適用されます。
  • 「製造業者」および「製造業者摘要」は、デフォルトの索引付き属性です。これらは、索引から削除できません。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM 製品開発の使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

新規インタフェースで製造業者を検索するには:

  • 製造業者検索へのアクセス(EGP_VIEW_MANUFACTURER_SEARCH_PRIV)
  • RESTを使用した索引付けの製造業者属性へのアクセス(EGP_GET_MANUFACTURER_AVAIL_ATRS_REST_PRIV)
  • 検索ビューRESTの取得(EGP_GET_SEARCH_VIEW_REST_PRIV)
  • 製造業者への表示専用アクセス権を持つユーザーには、次の権限が必要です。
    • 製造業者の表示(EGP_VIEW_MANUFACTURER_PRIV)および
    • 取引先品目の管理(EGP_MANAGE_TRADING_PARTNER_ITEM_PRIV)または取引先品目参照の管理(EGP_MANAGE_TRADING_PARTNER_ITEM_REFERENCE_PRIV)
  • 製造業者への編集アクセス権を持つユーザーには、次の権限が必要です
    • 製造業者の管理(EGP_MANAGE_MANUFACTURER_PRIV)および
    • 取引先品目の管理(EGP_MANAGE_TRADING_PARTNER_ITEM_PRIV)または取引先品目参照の管理(EGP_MANAGE_TRADING_PARTNER_ITEM_REFERENCE_PRIV)

索引を構成するには:

  • 製品管理索引の管理(EGP_MANAGE_PM_INDEXES_PRIV)
  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)
  • 検索フレームワーク・マネージャの権限の付与(FND_SEARCH_FWK_MGR_PRIV)
  • RESTを使用した索引付けの製造業者属性へのアクセス(EGP_GET_MANUFACTURER_AVAIL_ATRS_REST_PRIV)

索引を再構築するには:

  • 製品管理索引の再作成(EGO_REBUILD_PRODUCT_MGT_INDEXES_PRIV)

検索ビューを作成するには:

  • 製品管理ビューの管理(EGP_MANAGE_PM_VIEWS_PRIV)
  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)
  • 検索フレームワーク・マネージャの権限の付与(FND_SEARCH_FWK_MGR_PRIV)
  • RESTサービスを使用した製品開発構成へのアクセス(ACA_GET_PD_CONFIGURATIONS_REST_PRIV)
  • 検索ビューRESTの管理(EGP_MANAGE_SEARCH_VIEW_REST_PRIV)
  • 使用可能属性の表示RESTの取得(EGP_VIEW_AVAIL_ATTR_REST_PRIV)

生成AI機能を使用した生産性の向上

品目摘要に基づいて生成人工知能(AI)機能を使用して、優れたコンテンツの製品摘要を作成できるようになりました。優れたコンテンツの製品摘要は、適切に調整されたプロンプトを使用して生成され、最適な結果が生成されます。満足できない場合は、再生成オプションを使用して別の書式付き摘要を生成できます。生成された摘要を保存する前に編集することもできます。

.AI支援

AI支援

この機能には、次のようなビジネス上の利点があります。

  • データのリアルタイム分析を許可することで、詳細で情報量の多いコンテンツ豊富な摘要の自動生成を開始できます。
  • 高度な生成AIが製品説明をサポートすることで、ビジネスの効率と生産性が向上します。
  • 書式付き摘要を生成する標準化された方法をビジネスに活用できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

制限付提供プログラムへの参加が承認されている場合は、この機能の有効化方法の指示が提供されます。

ヒントと考慮事項

キーワードを豊富に含む製品摘要を作成するための生成AI機能では、入力パラメータとして品目摘要が使用されます。したがって、品目摘要に詳細な説明を指定すると、より適切な摘要を作成できます。

自動的に作成された摘要が不十分な場合は、生成された製品摘要を再生成できます。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 品目区分品目データの作成(EGO_CREATE_ITEM_CLASS_ITEM_DATA)
  • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。

新規ユーザー・インタフェースを使用した品目の検索

Oracle Search Cloud Serviceを利用した新しいプラットフォーム上に構築された新しいユーザー・インタフェースを使用して、品目を検索できます。Oracle Search Cloud Serviceでは、オブジェクトの検索や詳細の表示を高速化できます。その後、キーワードとスマート・フィルタを使用して結果を絞り込むことができます。スプレッドシートへのコンテンツのエクスポート、選択した行のクリップボードへの移動、詳細へのドリルダウンなどの処理をこのデータに実行できます。検索では、知っているデータを入力でき、特定のフィールドを入力する必要はありません。

製品管理検索ページは、製品管理内の多くのオブジェクトに使用されます。セレクタがページ・タイトルの横に表示されます。検索対象のオブジェクトを選択できます。検索ページは、選択したオブジェクトに基づいて自動的に構成されます。品目、製造業者および提案は、このページで検索可能な最初のオブジェクトです。

デフォルト検索は、オブジェクトのビューに基づいてページが起動されると自動的に実行されます。ビューは、次のような検索結果の構成を定義します。

  • 最初に列として表示される属性と結果内でのそれらの順序、ユーザーが列として追加できる属性
  • キーワード検索に参加する属性
  • フィルタ・チップとして表示される属性

検索はページの上部で実行され、ページの大部分に検索結果が表示されます。検索条件を指定した後、検索コンポーネントでは、入力したデータに基づいて候補が表示されます。これには、以前に実行された検索、異なる検索フィルタに一致するキーワード検索が含まれます。推奨される検索オプションは次のとおりです。

  • 提案のいずれかをクリックすると、検索結果が更新されます
  • [Enter]キーを押す: 入力した文字がキーワード検索に使用され、結果が更新されます
  • 検索ボックスの後に提示されたスマート・フィルタ・チップのいずれかをクリックして検索を絞り込むと、結果が更新されます

フィルタ・チップは、結果のデータに基づいて自動的に提案されます。提案されたフィルタ・チップをクリックすると、チップが適用されて入力ボックスに移動します。適用されたフィルタ・チップをクリックすると、フィルタ・チップの値を編集できます。

複数のキーワード検索と適用済フィルタを組み合せて検索を完了できます。たとえば、「コンデンサ」と入力して[Enter]キーを押すと、結果には、品目番号と品目摘要に「コンデンサ」が含まれるすべての品目が表示されます。次に、「コンデンサ・タイプ」のフィルタ・チップを適用して検索を絞り込み、サプライヤ名を入力して[Enter]キーを押します。コンテンツを入力したり、フィルタ・チップを選択するたびに、結果が更新され、新しいフィルタ・チップが提案されます。

「製品管理検索」ページに表示されるその他の機能の一部を次に示します。

  • ビューの選択: 新しいビューを選択して、検索の属性および検索構成を変更できます。
  • クリップボード: 1つ以上の行を選択してクリップボードに追加します。クリップボードはFusionクリップボードと同期されます。
  • ソート: 複数の列に基づいて結果をソートします。
  • 改訂セレクタ: 結果データに表示される改訂を制御します。次のいずれかを選択できます。
    • 現在の有効な改訂(改訂が現在の日付より前の場合)
    • 最新改訂(将来の改訂の有効日が現在有効な改訂より後の場合)。
  • スプレッドシートにエクスポート: 最大10,000行を選択し、スプレッドシートにエクスポートします。
  • 列の管理: 列の属性を選択し、列の表示順序を設定します。

次のスクリーンショットに前述の機能を示します。

Oracle Search Cloud Service

Oracle Search Cloud Service

次のスクリーンショットは、入力したデータに基づく推奨テキストを示しています。

推奨される結果

推奨される結果

次のスクリーンショットに、検索のフィルタ・チップを示します。

検索でのフィルタ・チップ

検索でのフィルタ・チップ

この機能により、新しいユーザー・インタフェースを使用して、任意の基準に基づいて品目を効率的に検索できます。新しいユーザー・インタフェースでは、Oracle Search Cloud Serviceを使用して、すべてのフィルタ基準に対して高速な結果および結果カウントを提供する検索を実行します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

制限付提供プログラムへの参加が承認されている場合は、この機能の有効化に使用できるプロモーション・コードを受け取ります。次のステップを実行します。

  1. 「自分の企業」に移動して、「企業」アプリケーションをクリックします。
    1. 「企業情報」ページで、「プロモーション・コードの管理」をクリックします。
    2. 「プロモーション・コードの管理」ページで、「プロモーション・コードの入力」をクリックし、サービス・リクエストに応じてOracleによって提供されるプロモーション・コードを入力します。
    3. 「保存してクローズ」をクリックします。
    4. 「完了」をクリックします。
  1. 「自分の企業」セクションにナビゲートし、「オファリング」をクリックします。
    1. 「製品管理」オファリング・アイコンをクリックします。
    2. 「オプト・イン機能」をクリックします
    3. 「オプト・イン: 製品管理」ページで、「品目」機能領域行の「機能」アイコンをクリックします。
    4. 「新規ユーザー・インタフェースを使用した品目の検索」オプト・インの「使用可能」チェック・ボックスを選択します。
  1. 「製品情報管理」または「製品開発」作業領域に移動し、次の操作を実行します。
    1. ランディング・ページで、「タスク」タブを選択してドロワーを開きます。
    2. 「索引の構成」をクリックします。
    3. 「項目」カードをクリックします。索引には、索引の開始点として使用できる一連の事前定義済属性があります。
    4. 有効になっている場合は「更新」をクリックし、索引構成を保存します。
    5. 「再作成」をクリックします。
    6. 「索引の再作成プロセスをスケジュールしますか?」ダイアログ・ボックスで、「再作成」をクリックします。索引の再作成プロセスが開始され、プロセスを追跡するためのジョブIDが提供されます。再作成プロセスは時間のかかるプロセスです。索引付けのステータスは、「索引の構成」ページで確認できます。品目カードにはインジケータ・バッジがあり、索引の再作成が完了して検索を開始できる場合は「準備完了」と表示されます。
  1. 「製品情報管理」または「製品開発」作業領域にナビゲートします。ランディング・ページで、「タスク」タブを選択してドロワーを開きます。「製品の検索」タスク・リンクをクリックして、「製品管理検索」ページを起動します。

ヒントと考慮事項

  • 索引ビューと事前定義済ビューには、実装の開始点として共通の検索ユースケースをサポートするための事前定義済属性のセットがあります。

  • 現在の検索ユースケースを確認して、索引とそのビューの構成、検索可能な属性、フィルタおよび結果に表示される属性を決定する必要があります。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 製品管理検索の表示(EGP_VIEW_PRODUCT_MGT_SEARCH)、「製品管理検索」ページを起動します
  • 製品管理ビューの管理(EGP_MANAGE_PM_VIEWS_PRIV)、「ビューの構成」ページを起動します
  • 製品管理索引の管理(EGP_MANAGE_PM_INDEXES_PRIV)、「索引の構成」ページを起動します

これらの権限は、この更新で新しく追加されました。

新しいインタフェースを使用した品目構成の表示

新しいインタフェースを使用して、品目構成をすばやく検索し、必要な情報を正確に表示します。まず、「タスク」>「製品管理エクスペリエンス」>「製品の検索」から新規品目検索にナビゲートします。

品目検索結果表で、品目に対する構成の存在インジケータ(ドット・アイコン)をクリックして構成にナビゲートできます。構成を開くときに、部分組立品がある場合は、コンポーネント行の存在インジケータを使用してこれらにナビゲートできます。

新しい構成グリッドは現在、構成の第1レベルでのみ使用できます。

構成にナビゲートすると、次のことができます。

  • ヘッダーでコンポーネントの基本詳細を参照します。

  • 「ビューの構成」を使用して管理者が作成した様々なビューを選択します。このビューには、品目運用属性、品目拡張可能フレックスフィールド、コンポーネント・レベル属性またはコンポーネント付加フレックスフィールドを含めることができます。

  • 構成にフィルタを適用します(フィルタでは品目および品目摘要がサポートされます)。

  • 選択した列と行、またはすべてをエクスポートします。

  • 表を切り離して、全画面モードで表示します。

  • ハイパーリンクを使用して、既存の品目インタフェースにナビゲートします。
    • 「製品開発」作業領域から新しいグリッドにナビゲートした場合、品目は「製品開発」で開きます。
    • 「製品情報管理」または「コンセプト設計」作業領域から新しいグリッドにナビゲートした場合、品目は「製品情報管理」でオープンされます。
  • 品目をクリップボードにコピーします。

  • 構成内の行の合計数および選択した行数を表示します。

構造グリッド

構造グリッド

この機能を使用すると、次のことができます。

  • 新しいインタフェースで強力な品目検索を使用して、品目構成にすばやくナビゲートします
  • 関連情報のみにフォーカスするように構成ビューを設定します

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

制限付提供プログラムへの参加が承認されている場合は、この機能の有効化方法の詳細が提供されます。

この機能を有効にした後、次のステップを実行します。

新規インタフェースの構成ビューの設定

「ビューの構成」を使用して、新しいユーザー・インタフェースに表示する検索を構成できます。タスク・メニューで、「ビューの構成」をクリックして既存のビューを表示します。既存のビューを変更することも、新しいビューを作成することもできます。検索ビューでは、索引付けされている属性を追加または削除できます。デフォルトとしてマークされたビューは、すべてのユーザーの構成グリッド画面に表示されます

ビューごとに制御できます

  • 属性 - 品目運用属性、品目拡張可能フレックスフィールド、コンポーネント・レベル属性およびコンポーネント付加フレックスフィールド
  • 表示列 - 表示列が有効になっている場合は、表示用の列として属性を追加するオプションが表示されます

品目構成のビューの構成

品目構成のビューの構成

構成コンポーネント・ビュー

構成コンポーネント・ビュー

ユーザーが属性およびプリファレンスを管理できる検索ビュー

ユーザーが属性およびプリファレンスを管理できる検索ビュー

ヒントと考慮事項

  • ビューが作成されていない場合は、属性、「品目」、「品目摘要」、「改訂」および「有効開始日」を持つデフォルト・ビューが表示されます。

  • 部分組立品にナビゲートするには、「改訂レベル・インジケータ」属性グループに品目構成を追加する必要があります。

  • 「品目」および「品目連番」は、デフォルトで各検索ビューに追加されます。新しい検索ビューを作成したり、検索ビューを変更したりするときに、これらの属性を削除できません。

  • 品目運用属性、品目拡張可能フレックスフィールド、コンポーネント属性およびコンポーネント付加フレックスフィールドを含むビューを作成できます。

  • 拡張可能フレックスフィールドは改訂固有ではありません。

  • コンテキスト依存付加フレックスフィールドではないビューの作成では、グローバル・コンポーネント付加フレックスフィールドのみがサポートされます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

構成グリッドを表示するには:

  • 製品管理検索の表示(EGP_VIEW_PRODUCT_MGT_SEARCH)
  • 品目の表示(EGP_VIEW_ITEM)
  • 品目構成の作成(EGP_CREATE_ITEM_STRUCTURE_PRIV)
  • 検索ビューRESTの取得(EGP_GET_SEARCH_VIEW_REST_PRIV)
  • データ・セキュリティ: 品目基本情報の表示

索引を構成するには:

  • 製品管理索引の管理(EGP_MANAGE_PM_INDEXES)
  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)
  • 検索フレームワーク・マネージャの権限の付与(FND_SEARCH_FWK_MGR_PRIV)
  • 品目索引使用可能属性RESTの取得(EGP_GET_PM_ITEM_AVAIL_REST_PRIV)

索引を再構築するには:

  • 製品管理索引の再作成(EGO_REBUILD_PRODUCT_MGT_INDEXES)

構成ビューを作成するには:

  • 製品管理ビューの管理(EGP_MANAGE_PM_VIEWS)
  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)
  • 検索フレームワーク・マネージャの権限の付与(FND_SEARCH_FWK_MGR_PRIV)
  • RESTサービスを使用した製品開発構成へのアクセス(ACA_GET_PD_CONFIGURATIONS_REST_PRIV)
  • 検索ビューRESTの管理(EGP_MANAGE_SEARCH_VIEW_REST_PRIV)
  • 使用可能属性の表示RESTの取得(EGP_VIEW_AVAIL_ATTR_REST_PRIV)

重要な処理と考慮事項

製品ライフサイクル管理共通で失効間近のオプトイン機能に必要な処理

更新24B以降では、新しい「管理」ページを使用して、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置の検索を実行します。これらのオブジェクトの既存の保存済検索を保持する場合は、24Bへの更新後にこれらのオブジェクトの保存済検索をすべて再作成する必要があります。これは、管理者がエンタープライズ・ユーザー用に作成した保存済検索、および個々のユーザーが自分用に作成した保存済検索にも適用されます。

この機能に関するその他のヒントおよび考慮事項を確認するには、「変更、問題レポートおよび是正処置での拡張可能フレックスフィールドの使用」の新機能に関するドキュメントを参照してください。この機能にすでにオプトインし、保存済検索を再作成している場合は、保存済検索を再作成する必要はありません。

交換および削除された機能

オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。

モジュール 削除される機能 削除予定 置換後の機能 置換時期 追加情報
製品ハブ 品目RESTサービス 24C 品目バージョン2 RESTサービス 18C

更新19A以降、品目RESTサービスへの追加の拡張機能はありません。品目バージョン2ではより広範な機能が提供されるため、できるだけ早い移行をお薦めします。品目バージョン2 RESTサービスの詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。