本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | モジュール | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2923年8月30日 | 調達契約 | Oracle Content Managementを使用した契約ネゴシエーションでのコラボレーション |
更新23Bから削除された機能。 |
| 2023年6月26日 | 購買 | トランザクション・コンソール診断ログの機能拡張 | 文書の更新。ヒントと考慮事項の改訂。 |
| 2023年5月31日 | コラボレーション・メッセージング・フレームワーク |
アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定 | 文書の更新。機能の説明の改訂。 |
| 2023年5月31日 | コラボレーション・メッセージング・フレームワーク | 失敗したB2Bメッセージング対応購買オーダーの再送信 | 文書の更新。5月の23Bの月次更新でバックポートされた機能が追加されました。 |
| 2023年5月26日 | 調達契約 | Oracle Content Managementを使用した契約ネゴシエーションでのコラボレーション | 文書の更新。ヒントと考慮事項の追加。 |
| 2023年4月27日 | コラボレーション・メッセージング・フレームワーク |
EメールまたはOracleコンテンツ・リポジトリによって配信されるB2Bメッセージに対するファイル拡張子の定義 | 文書の更新。4月の23Bの月次更新でバックポートされた機能が追加されました。 |
| 2023年4月27日 | コラボレーション・メッセージング・フレームワーク |
アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定 | 文書の更新。4月の23Bの月次更新でバックポートされた機能が追加されました。 |
| 2023年3月29日 | ソーシング | ネゴシエーションにおけるサプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号の表示 | 文書の更新。ドキュメントへのリンクの改訂。 |
| 2023年3月15日 | 調達契約 | Oracle Content Managementを使用した契約ネゴシエーションでのコラボレーション | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年3月3日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。
場合によっては、「新機能」作業領域に表示されていない機能をオプト・インする必要がある場合があります。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングに新機能をオプト・インする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーによる使用の前に顧客はアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
availableSupplySources RESTリソースを使用して、社内資材転送の要求を履行できる供給ソースを取得します。要求を最も効果的に履行できる1つのソースを取得するか、要求をどの程度効果的に履行できるかに従ってランク付けされた最大6つのソースのリストを取得します。各ソースで現在手持の実績数量を取得します。
社内資材転送ごとに供給ソースを選択および使用する方法に柔軟性を追加します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- findBestAvailableSupplySourceファインダを使用して、最も効果的なソースを取得します。
- findAllAvailableSupplySourcesファインダを使用して、すべての供給ソースのリストを取得します。このファインダでは、それぞれが要求をどの程度効果的に履行するかに応じてランク付けされた最大6つのソースを取得します。
- 各供給ソースの現在手持の実績数量を取得します。
- データの読取りのみが可能なため、GET操作のみを使用できます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・オーケストレーションの使用
- サプライ・チェーン・オーケストレーション
- Oracle Supply Chain Management Cloud REST APIのavailableSupplySources
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
- 在庫転送オーダーの管理(INV_MANAGE_INVENTORY_TRANSFER_ORDER_PRIV)
- 最適なまたは使用可能なすべての供給ソースの取得(DOS_GET_BEST_OR_ALL_AVAILABLE_SOURCES_PRIV)
- 供給ソースでの合計手持数量の表示(DOS_VIEW_AVAILABLE_ONHAND_QTY_PRIV)
REST APIエラー・メッセージに供給要求の参照詳細を含める
REST APIが供給要求の処理時に返す各エラー・メッセージのプリフィクスとして、SupplyOrderReferenceNumber属性およびSupplyOrderReferenceLineNumber属性の値を追加します。プリフィクスを使用して、要求の問題をトラブルシューティングします。
REST APIを介してインポートするときに、トラブルシューティングおよび問題の修正に必要な時間を短縮します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新23D
ヒントと考慮事項
REST APIから返されるエラー・メッセージの例を次に示します。
{
"title": "無効な要求",
"status": "400",
"o:errorDetails": [
{
"detail": "SupplyOrderReferenceNumber:A190102, SupplyOrderReferenceLineNumber:100, MessageType:ERROR, MessageText:搬送先保管場所コード、ソース保管場所コード、またはその両方が正しくないため、供給オーダーが作成されませんでした。"
},
{
"detail": "SupplyOrderReferenceNumber:A190102, SupplyOrderReferenceLineNumber:100, MessageType:ERROR, MessageText:出荷優先度が正しくないため、供給オーダーが作成されませんでした。有効な出荷優先度が供給要求で指定されていることを確認してください。"
}
]
}
主なリソース
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
- 在庫転送オーダーの管理(INV_MANAGE_INVENTORY_TRANSFER_ORDER_PRIV)
独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。
サービス・マッピングを使用した、サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫との統合の拡張
サービス・マッピングを使用して、Oracleアプリケーションの統合を支援します。サービス・マッピングを使用して、転送オーダー・フローの特定の統合要件を満たします。Oracle Order Managementで販売オーダーを作成し、Oracle Supply Chain Orchestrationで供給をオーケストレーションし、Oracle Inventory Managementで転送オーダーを作成します。必要に応じて、拡張可能フレックスフィールドを使用して、実装固有のデータを統合します。サービス・マッピングを使用して、プランニングおよび購買からサプライ・チェーン・オーケストレーション、さらに在庫に移動するデータを統合することもできます。
たとえば、TransferRequestSourceサービスのTransferOrderRequestエンティティを使用して、サプライ・チェーン・オーケストレーションから在庫への転送オーダーの作成要求を送信するサービス・マッピングを次に示します。

要件を満たすように供給オーケストレーション・データを変更します。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- サービス・マッピングおよびアルゴリズムの管理に必要な権限を取得します。
- 「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」をクリックして、次のいずれかをクリックします。
- サービス・マッピングの管理
- アルゴリズムの管理
設定デモの視聴
ヒントと考慮事項
- 在庫管理で適用される検証が、統合で送信できることを確認します。要求ペイロードには問題がなくても、在庫管理が要求を受け入れない可能性があります。
- 統合アルゴリズムで式を記述するとき、特に複数の要求明細を問い合せる場合は、空の値を確認します。実行時に空の値があると、エラーが発生する可能性があります。
- エラーが発生した場合は修正し、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して要求を再送信します。
主なリソース
アクセス要件
- 次の事前定義済権限を使用して、この機能を設定します。
- Manage DOS Service Mappings
- Manage DOS Algorithms
- Administer Sandbox
- View Modified Data (ランタイム結果を表示できるようにするため)
この更新で注意が必要なサプライ・チェーン・オーケストレーションのバグ修正
この更新には、Oracle Supply Chain Orchestrationの動作方法が変わる場合があるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべての不具合修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のある不具合修正が含まれています。
ファイル・ベース・データ・インポートによるインポート時に有効な転送オーダーの作成
更新23Bの前は、DosSupplyOrderImportTemplate.xlsmファイルを使用して転送要求をインポートして、インポート内のプロジェクト詳細が有効でなかった場合は、「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」スケジュール済プロセスは正常に終了し、エラー・ログにエラーがレポートされ、「サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理」スケジュール済プロセスによってプロジェクト詳細なしで転送オーダーが作成されました。
23Bへの更新後は、インポート内のプロジェクト詳細が無効な場合、「サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理」スケジュール済プロセスでは転送オーダーは作成されず、かわりにエラー・ログにエラーがレポートされます。
Oracleリファレンス: 34862468
サプライ・チェーン・オーケストレーションから調達へのプロジェクト組織IDのマップ
更新23Bの前は、Oracle Supply Chain Orchestrationで、Oracle Fusion Cloud ProcurementへのProjectOrganizationId属性に指定したマッピングは無視されていました。23Bへの更新後、ProjectOrganizationId属性をOracle Procurementにマップした場合、サプライ・チェーン・オーケストレーションは調達に供給詳細を伝達するときにそれを含めます。
Oracleリファレンス: 34902854
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
インバウンドB2Bメッセージは、すべての設定検証が完了し、処理が開始される前にログに記録されます。「コラボレーション・メッセージング履歴」ページで処理中のインバウンド・メッセージのリストを表示できます。処理が完了すると、ステータスが更新されて結果が反映されます。
同じ文書タイプの複数のインスタンスを含むメッセージを受信すると、元のメッセージ・ステータスは「受入済」になります。各インスタンスのメッセージ・ステータスは「処理中」です。各インスタンスに対して生成されるメッセージIDは、元のメッセージIDと、文書タイプのカウンタを表す番号を連結したものです。

インバウンド請求書の複数インスタンスを含むメッセージ
新しい処理「ステータスのリフレッシュ」を使用して、メッセージの最新ステータスを確認できます。また、次に示すように、「リフレッシュ」および「ペイロードのダウンロード」ボタンがアイコンに置き換えられました。

新しい処理の「ステータスのリフレッシュ」と、「リフレッシュ」および「ペイロードのダウンロード」のアイコン
これで、プロセス・フローの初期に処理されたインバウンド・メッセージのログを確認できます。メッセージのステータスを確認し、エラーがある場合は再処理のために送信できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
メッセージにB2B文書の複数のインスタンスが含まれている場合は、そのメッセージで受信したすべての文書を「コラボレーション・メッセージング履歴」ページで確認できます。これらのドキュメントを取得するには、メッセージID検索基準に、元のメッセージIDに続いてパーセント記号(たとえば、IN_81046%)を入力します。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドには、Oracle Help Centerからアクセスできます
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング履歴の管理(CMK_COLLAB_MESG_HISTORY_PRIV)
インバウンド・オーダー確認における複雑な変更要求の処理ルールの更新
Oracle Purchase Order Acknowledgmentインバウンド・メッセージの新しいバージョン(Oracle-1-0-B2B-Purchase-Order-Acknowledgment-In-V2)に、次のシナリオをサポートする処理ルールが更新されました。
- 購買オーダー(PO)に対して「バイヤー管理輸送」チェック・ボックスが選択されており、受信した確認に約束搬送日が含まれている場合、確認が以前のようにはスキップされずに処理されるようになりました。また、約束搬送日がノートとともに記録されます。この目的のために、購買オーダー明細レベルで、B2B提供日とB2B提供日のノートの2つの付加フレックスフィールドを作成する必要があります。購買オーダーに対して「バイヤー管理輸送」チェック・ボックスが選択されておらず、受信した確認に約束出荷日が含まれている場合、確認は処理され、2つの付加フレックスフィールドが移入されます。
- 単価を品目代替コードに含めることができるようになりました。確認が処理されると、購買オーダー明細の価格が更新され、この目的のために作成された付加フレックスフィールド(B2B代替サプライヤ品目)に代替品目が記録されます。
- 受領済確認で部品番号訂正が指定されている場合、「購買オーダーのサプライヤ品目番号の修正」機能が有効になっている場合は、購買オーダー明細でサプライヤ品目番号を更新できます。それ以外の場合は、訂正された部品番号が移入されるB2B部品番号修正の付加フレックスフィールドを作成する必要があります。

Oracle-1-0-B2B-Purchase-Order-Acknowledgment-In-V2
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
部品番号の訂正を受け取ったときに購買オーダー明細のサプライヤ品目番号を更新する場合は、「購買オーダーのサプライヤ品目番号の修正」機能を有効にします。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドには、Oracle Help Centerからアクセスできます
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2Bサプライヤ取引先の管理(CMK_B2B_SUPPLIER_TRADING_PARTNERS_PRIV)
- B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)
TIE Kinetixを使用した取引先とのB2Bメッセージの交換
調達-支払および電子請求のニーズに応じて、新しい事前定義済サービス・プロバイダTIE Kinetixを利用できます。TIE Kinetixを使用して、汎欧州オンライン公的調達(PEPPOL)ネットワークを介して取引先に接続できます。TIE Kinetixは、認定されたPEPPOLアクセス・ポイントおよびソリューション・プロバイダです。
Tie Kinetixの事前定義されたサービス・プロバイダを使用すると、取引先とメッセージを交換するためのメッセージング標準と配信方法を1つ用意することでメリットが得られます。また、メッセージおよび配信方法は事前定義されているため、「コラボレーション・メッセージング」作業領域でB2B設定を効率化できます。
有効化のステップ
TIE Kinetixサービス・プロバイダを設定するためのおおまかな手順を次に示します。
- TIE Kinetixを構成して、取引先とメッセージを交換します。
- 取引先を作成します。
- 取引先をサプライヤまたは顧客に関連付けます。
- サプライヤまたは顧客と交換する文書を選択します。
これらのステップの詳細は、Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドを参照してください。
事前定義済サービス・プロバイダTIE Kinetixの構成
- 「タスク」パネル・タブから「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」を選択し、TIE Kinetixサービス・プロバイダを検索します。
- 「配信方法」タブを選択し、使用している配信方法のユーザー名とパスワードを入力します。

TIE Kinetixの配信方法
- 「アウトバウンド・コラボレーション・メッセージ」タブを選択し、配信方法(テストまたは本番)をメッセージにリンクし、取引先と交換する予定のメッセージをアクティブ化します。次のメッセージを使用できます。
- OAGIS購買オーダー・アウトバウンド・メッセージ(OAGIS_10.1_PROCESS_PO_OUT)
- OAGIS購買オーダーの変更アウトバウンド・メッセージ(OAGIS_10.1_CHANGE_PO_OUT)
- Universal Business Language (UBL) PEPPOLアウトバウンド請求書メッセージ(UBL-2.1-PEPPOL-Invoice-Out)

TIE Kinetixアウトバウンド・コラボレーション・メッセージ
- 「インバウンド・コラボレーション・メッセージ」タブを選択し、使用する予定のメッセージをアクティブ化します。次のメッセージを使用できます。
- UBL請求書アプリケーション応答メッセージ(UBL-2-1-InvoiceApplicationResponse-In)
- OAGIS確認購買オーダー・インバウンド・メッセージ(OAGIS_10.1_ACK_PO_IN)
- OAGIS請求書インバウンド・メッセージ(OAGIS_10.1_PROCESS_INVOICE_IN)
- UBL PEPPOL請求書インバウンド・メッセージ(UBL-2.1-PEPPOL-Invoice-In)
- OAGIS出荷インバウンド・メッセージ(OAGIS-10.1-Process-Shipment-In-V2)

TIE Kinetixインバウンド・コラボレーション・メッセージ
取引先の作成
サービス・プロバイダの設定が完了したら、取引先を作成します。
- 「タスク」パネル・タブで「B2B取引先の管理」を選択します。
- 「B2B取引先の管理」ページで、「処理」→ 「作成」を選択し、取引先を追加します。
- サービス・プロバイダとして「TIE Kinetix」を選択します。

取引先の作成
取引先とサプライヤまたは顧客との関連付け
次に、調達-支払文書の取引先をサプライヤまたは顧客に関連付けます。
- 「タスク」パネル・タブで「サプライヤB2B構成の管理」を選択して、サプライヤを検索します。
- サプライヤを選択して、「サプライヤB2B構成の編集」を選択します。
- 「サプライヤB2B構成の編集」ページで、「取引先割当」タブを選択し、「処理」→「行の追加」をクリックして、取引先とTIE Kinetixサービス・プロバイダを追加します。

取引先割当
- 「サプライヤB2B構成の編集」ページで、「文書設定」タブを選択し、選択したサプライヤと交換する文書を追加します。

サプライヤ・サイトの文書設定
- 「タスク」パネル・タブで「顧客アカウント・コラボレーション構成の管理」を選択し、顧客を検索します。
- 顧客を選択します。「顧客アカウント・コラボレーション構成の編集」ページの「関連サービス・プロバイダ」セクションでTIE Kinetixサービスおよび取引先を選択します。
- 「サービス・プロバイダ用のコラボレーション文書」セクションで、交換する文書(アウトバウンド請求書またはインバウンド請求書の確認)を選択します。

顧客アカウント・コラボレーション構成
ヒントと考慮事項
TIE Kinetixは、OAGISとUBL PEPPOL準拠のインバウンド請求書の両方をサポートしています。ただし、特定の文書に対してアクティブにできるメッセージ定義は1つのみです。
主なリソース
- Oracle Help CenterのOracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドの事前定義済サービス・プロバイダの構成方法のセクションを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2Bサプライヤ取引先の管理(CMK_B2B_SUPPLIER_TRADING_PARTNERS_PRIV)
- B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)
- 顧客アカウント・コラボレーション構成の管理(CMK_B2B_CUSTOMER_ACCOUNT_TRADING_PARTNERS_PRIV)
- サービス・プロバイダの管理(CMK_MANAGE_SERVICE_PROVIDER_PRIV)
EメールまたはOracleコンテンツ・リポジトリによって配信されるB2Bメッセージに対するファイル拡張子の定義
Eメールおよびファイル・エクスポートの配信方法にB2Bメッセージ・ファイル拡張子を指定できます。指定した拡張子は、Eメールによって配信されるB2Bメッセージまたは取引先によってOracleコンテンツ・リポジトリから取得されるメッセージに使用されます。
ファイル拡張子を指定するには:
- 「コラボレーション・メッセージング」作業領域で、「タスク」パネル・タブの「B2B取引先の管理」または「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」をクリックします。
- 提供方法に関連付けられた取引先またはユーザー定義のサービス・プロバイダを検索します。
- 取引先またはユーザー定義のサービス・プロバイダを選択し、「処理」→「編集」を選択します。
- 「取引先の編集」ページで、「配信方法」タブを選択して、Eメールまたはファイル・エクスポートの新しい配信方法タイプを追加し、ファイル拡張子を指定します。これらのタイプの既存の配信方法のファイル拡張子を追加することもできます。
- 「ファイル拡張子」フィールドに最大4文字を入力します。B2Bメッセージに、入力したファイル拡張子が付くようになります。ファイル拡張子を入力しない場合は、デフォルトの.zipが使用されます。

Eメールの配信方法
圧縮されたEメール添付ファイルを取り除く企業のファイアウォール・ルールをトリガーせずに、取引先にB2BメッセージをEメールで送信できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
入力したファイル拡張子で、ファイルの圧縮方法は変更されません。ファイルはZip圧縮ファイルのままで、入力したファイル拡張子が付きます。取引先では、受信時にB2Bメッセージを抽出するために、拡張子を.zipに戻す必要があります。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)
- サービス・プロバイダの管理(CMK_MANAGE_SERVICE_PROVIDER_PRIV)
- これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。
アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定
アプリケーション生成のEメール・アドレスを使用するかわりに、B2Bドキュメントの送信者のEメール・アドレスを構成できます。また、返信用に構成したEメール・アドレスの受信ボックスをモニターできます。
取引先は、通信を確実に続けるために、Eメールの承認済リストに送信者のEメール・アドレスを追加できます。
有効化のステップ
「設定および保守」で、「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクを選択します。
- 「設定および保守」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクに移動します。
- 「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページで「ビジネス・プロセス設定」タブを選択します。
- 「コラボレーション・ビジネス・プロセス」セクションで、構成した新しい送信者Eメール・アドレスを使用して送信する文書が含まれるビジネス・プロセスを選択します。
- 「コラボレーション文書の構成」セクションで、アウトバウンド文書を選択します。

ビジネス・プロセスおよびアウトバウンド文書の選択
- 「追加詳細の構成」ボタンをクリックし、ダイアログ・ボックスに送信者のEメール・アドレスを入力します。このEメール・アドレスは、選択した文書に関連付けられているすべてのアウトバウンドB2Bメッセージの送信者として使用されます。

「追加詳細の構成」ダイアログ・ボックス
ヒントと考慮事項
Eメール・セキュリティのベスト・プラクティスについては、Oracle Help CenterのEメール・セキュリティの構成のドキュメントを参照してください。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
- この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。
未送信の購買オーダーのリストを取得して、一括で再送信するか、リストをダウンロードしてさらにレビューできます。リストを生成するには、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページの新しい「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスを使用します。新しいダイアログ・ボックスは、警告アイコンをクリックするか、そのページの「処理」メニューから起動します。
次のいずれかの文書タイプを選択したときにB2Bメッセージ送信が開始されなかった購買オーダーがある場合は、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページに警告アイコンが表示されます:
- 購買オーダー - アウトバウンド
- 購買オーダー変更 - アウトバウンド
- 購買オーダー取消 - アウトバウンド
警告アイコンをクリックすると、警告メッセージが表示されます。

再送信の警告アイコンおよびメッセージ
「はい」をクリックすると、「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスが表示されます。または、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページで「処理」→「再送信」を選択して、ダイアログ・ボックスを起動することもできます。

「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックス
「日付: 自」および「再送信するオーダー」フィールドは必須です。その他のフィールドはオプションです。
「再送信するオーダー」フィールドには、次のオプションがあります:
| メニュー・オプション |
説明 |
|---|---|
| B2B送信が開始されなかったオーダー |
すべての未送信購買オーダー(以前の未送信バージョンを含む)を再送信します |
| B2Bメッセージング・ステータスが「終了済」であるオーダー |
ステータスが「終了済」である購買オーダーを再送信します |
| すべて |
すべての未送信購買オーダーおよびステータスが「終了済」である購買オーダーを再送信します |
「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスで「検索」をクリックすると、見つかったオーダーの数が表示されます。見つかった購買オーダーのリストをダウンロードするか、オーダーの再送信を開始できます。
処理を終了するまでのオーダーの処理が可能な最小時間を設定するには:
-
「設定および保守」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクに移動します。
-
「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページの「一般設定」タブの「最小処理中期間」フィールドに値を入力します。入力した値によって、オーダーを終了するまでの処理可能な最小時間が決まります。デフォルト値は60分です。
「処理の終了」オプションは、「処理」メニューで使用できます。

最小処理中期間
未送信の購買オーダーを一括で送信するオプションを使用してレビューできるようになりました。この機能により、サプライヤとのB2Bメッセージ交換の中断の可能性が低下します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
- コラボレーション・メッセージング履歴の管理(CMK_COLLAB_MESG_HISTORY_PRIV)
- 「電子メッセージングに使用される拡張可能データ・モデル」プロファイル(PO_ELECTRONIC_COMM_DATA_MODEL)
- これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。
この更新では、Oracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Self Service Procurementで、外部システムと簡単に統合できるようにする新規および修正版のREST APIを提供します。
この更新で導入された新規のREST APIは次のとおりです。
- 調達個人値リスト
- 調達承認済サプライヤ・リスト・エントリ
- 承認済サプライヤ・リスト・ソース文書
ノート: 調達の「承認済サプライヤ・リスト・エントリ」および「承認済サプライヤ・リスト・ソース文書」リソースは、22Cの11月の月次更新、22Dの11月の月次更新および23Aの1月の月次更新でも使用可能になりました。
次のREST APIが拡張されます。
- 購買依頼プリファレンス
- 購買依頼の作成(POST)および更新(PATCH)中に、購買依頼プリファレンスの作成者と異なる要求者を指定できるようになりました。更新23Aでは、依頼者と作成者は同じである必要がありました。
- 購買依頼処理要求
- GET、POSTおよびPATCHは、ソース購買契約属性でサポートされます。
- 下書き購買オーダー
- GET、POSTおよびPATCHは、「B2B通信の上書き」属性でサポートされます。
- 資金上書きの要求フラグを使用して、承認のために予算管理の対象となる購買オーダーを発行するときに資金上書きを要求します。
- 購買オーダー
- GETは、サプライヤ通信方法、宛先Eメール、CC Eメール、BCC Eメール、サプライヤFAXおよびB2B通信の上書き属性でサポートされています。
- 「通信」のカスタム処理を使用して、「変更オーダー番号」属性に改訂番号を指定して、購買オーダーの改訂を再通信します。
- サプライヤ・ネゴシエーション応答
- ネゴシエーション応答の検証および発行のカスタム処理を使用して、下書きサプライヤ応答を検証および発行します。
これらの新しいRESTサービスおよび変更されたRESTサービスを使用して統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「APIおよびスキーマ」から使用可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
- Oracle Help Centerで入手可能なOracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントのジョブ・ロールおよび権限に関する項を参照してください。
ワークフロー通知の件名およびタイトルからのプリフィクスの削除
デフォルトでは、ワークフローまたは承認プロセスの一部として送信されるEメールおよびアプリケーション内通知には、件名またはタイトルにプリフィクスが付きます(「処理要」など)。特定の要件がある場合は、送信される通知でそのプリフィクスを除外することを選択できます。
特定のワークフロー・タスクについて、タスク・ステータスと受信者の特定の組合せに対してこれを設定できます。たとえば、タスク・ステータスが「割当済」で、割当先に通知が送信される場合に、プリフィクスを除外できます。設定はFYI通知には適用されず、これらには常にプリフィクスが表示されます。
通知の件名またはタイトルからプリフィクスを削除するには:
- 「設定と保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域のタスク構成の管理タスクに移動します。または、オファリングによっては、別の機能領域または別の承認設定タスクを使用できます。
- BPMワークリストの「タスク構成」タブで、「設定するタスク」ペインでワークフロー・タスクを検索します。
- 検索結果からタスクを選択し、ツールバーの「タスクの編集」アイコンをクリックします。
- 「通知」サブタブをクリックします。
- 任意のタスク・ステータスと受信者の組合せについて、通知プリフィクスの除外チェック・ボックスをオンにします。

プリフィクスを削除すると、特価提供の通知広告など、より直接的な通知の件名またはタイトルを使用することで読者の注目を得るのに役立ちます。たとえば、「処理要: 早期支払オファー - 最大1000 USDの支払の促進」は、プリフィクスが削除された後、「早期支払オファー - 最大1000 USDの支払の促進」になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
この機能を使用する必要があるのは、特定の要件がある場合のみです。それ以外の場合は、通知にプリフィクスを表示したままにします。
主なリソース
- ワークフロー通知の件名およびタイトルからのプリフィクスの削除(2023年4月7日リリース)
アクセス要件
- タスク構成を管理し、プリフィクスを除外するには、BPMワークフロー・システム管理ロール(BPMWorkflowAdmin)を含むカスタム・ロールが必要です。
バイヤーとしての明細付加フレックスフィールドによる購買依頼の検索 
購買依頼明細付加フレックスフィールドを使用して購買依頼明細を検索します。バイヤーは、付加フレックスフィールドを使用して購買オーダーに処理する購買依頼をフィルタできるようになりました。
グローバルおよびコンテキスト依存の付加フレックスフィールドを使用して購買依頼明細を検索するには、「購買依頼のプロセス」ページの「拡張検索」オプションを使用します。

明細グローバル付加フレックスフィールドを使用した購買依頼明細の検索
コンテキスト依存セグメントを検索パネルに追加するには、コンテキスト・セグメントの値を選択した後、「フィールドの追加」オプションを使用します。

明細のコンテキスト依存付加フレックスフィールドを使用した購買依頼明細の検索
「検索結果」表に新しく追加された「追加詳細」列には、購買依頼明細のグローバル付加フレックスフィールドとコンテキスト依存付加フレックスフィールドの一致した値が表示されます。

「追加詳細」列を使用した、グローバルおよびコンテキスト依存の付加フレックスフィールドの一致値の表示
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「購買依頼のプロセス」の「検索結果」表の「追加情報」列の名前が「追加明細情報」に変更されました。この列には、引き続き購買依頼明細からグローバル付加フレックスフィールドが表示されます。
- 「購買依頼のプロセス」の「検索結果」表に新しく追加された「追加購買依頼情報」列には、購買依頼ヘッダーのグローバル付加フレックスフィールドが表示されます。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買依頼明細の処理(POR_PROCESS_REQUISITION_LINE_PRIV)
要求搬送日または出荷日のかわりにオーダー日を使用して、購買オーダーの価格を決定します。この更新の前、アプリケーションでは常に要求搬送日または出荷日を使用して、包括購買契約をソースとする購買オーダー明細の価格を導出しました。その結果、明細の要求搬送日または出荷日が変更されると、既存の購買オーダー明細の価格が再設定されていました。この機能を使用すると、明細の要求搬送日または出荷日が変更されても、既存の購買オーダー明細の価格は再設定されません。さらに、購買依頼明細が包括購買契約からソーシングされる場合、購買依頼明細の価格は、要求搬送日ではなくアプリケーション日付を使用して導出されます。
この機能を使用するには、オーダー日が価格分岐の開始日と終了日の間になるように非累積価格分岐を構成する必要があります。
この例では、包括購買契約をソースとする購買オーダーのオーダー日は1/12/23です。購買オーダーに関連付けられた包括購買契約には、オーダー日が最初の価格分岐の開始日と終了日の間になるように非累積価格分岐が構成されています。1/12/23の品目価格は90 USDです。

オーダー日が価格分岐の開始日と終了日の間にあるように、包括購買契約で構成された非累積価格分岐
要求搬送日を2/4/23に更新するために変更オーダーを作成すると、購買オーダーの価格は変更されません。
1/12/23のオーダー日が最初の価格分岐の開始日と終了日の間であるため、90 USDの価格が購買オーダー明細に導出される
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
この機能を有効にしたら、新しい包括購買契約を作成するか、既存のものを編集して、「オーダー価格設定にオーダー日を使用」コントロールを選択します。

「オーダー価格設定にオーダー日を使用」を使用して構成された包括購買契約
ヒントと考慮事項
-
契約の編集UIまたはファイルベースのデータ・インポート・プロセスを使用して、オーダー価格設定属性の新規使用オーダー日の値を指定できます。
- この機能を使用するには、開始日と終了日を指定して、包括購買契約で非累積価格分岐を構成する必要があります。アプリケーションで価格を正しく決定するには、購買オーダー日が価格分岐の開始日と終了日の間にある必要があります。
- 「オーダー日」は「オーダーの管理」ページから表示でき、次の日付の最早として導出されます。
- 最初の文書の最初の通信日
- 最初の文書の確認日の最初の要求
- 最初の文書の実装日
-
前述の条件で日付が見つからなかった場合、オーダー日は申請日に設定されます。
- 「オーダー日」は「オーダーの管理」ページから表示でき、次の日付の最早として導出されます。
- この機能を使用すると、次のようになります。
- 下書き購買オーダーREST API、Webサービス、ファイルベースのデータ・インポートまたはオンラインを使用して作成された購買オーダー明細の価格は、オーダー日を使用して導出されます。
- 変更オーダーに追加された新規購買オーダー明細の価格は、適用日を使用して導出されます。
- 遡及的価格更新スケジュール済プロセスでは、オーダー日を使用して適格な購買オーダー明細の価格変更を識別します。
- 下書き購買オーダーREST API、Webサービス、ファイルベースのデータ・インポートまたはオンラインを使用して作成された購買オーダー明細の価格は、オーダー日を使用して導出されます。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 次の権限のいずれかが含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買契約の作成(PO_CREATE_PURCHASE_AGREEMENT_PRIV)
- 購買契約の変更(PO_CHANGE_PURCHASE_AGREEMENT_PRIV)
- 購買オーダーの作成(PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- 購買オーダーの変更(PO_CHANGE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
この機能を設定するには、次の事前定義済ジョブ・ロール、またはこの権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です。
- 事前定義済ジョブ・ロールおよびコード:
- 調達マネージャ(ORA_PO_PROCUREMENT_MANAGER_JOB)
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- 構成済ジョブ・ロールの権限名およびコード:
- 調達構成の管理(PO_MANAGE_PROCUREMENT_CONFIGURATION_PRIV)
トランザクション勘定科目ビルダーを使用して、明細金額に基づいて購買オーダーおよび購買依頼について借方勘定を導出します。明細金額を新しいソースとして使用し、明細金額が特定のしきい値を超えた場合に資産勘定を生成するための勘定導出ルールを構成できるようになりました。この新しいソースは、購買依頼発行ビジネス・ユニットの機能通貨で表されます。
明細金額に基づいて、費用勘定または資産勘定に購買を計上するとします。これを行うには、明細金額が$100より少ないか多いかをチェックする勘定科目ルール条件を設定します。
次のスクリーンショットは、新しいソースと例を示しています。

ソース明細金額

明細金額が$100以上である場合、購買を資産として計上します

明細金額が$100未満の場合、購買を経費として計上します
有効化のステップ
この機能を使用するには、トランザクション勘定科目定義を構成して、購買オーダー借方勘定に割り当てられた勘定科目ルールに別の優先度を追加する必要があります。
主なリソース
- トランザクション勘定科目ビルダーの詳細は、「調達のトランザクション会計の定義」のトピックを参照してください。
アクセス要件
事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、独自に構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、この機能を設定および使用するアクセス権をユーザーに付与するためのオプションがいくつかあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
この機能を設定するには、次の事前定義済ジョブ・ロールが必要です。
- 事前定義済ジョブ・ロール名およびコード:
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- 会計ハブ管理(ORA_XLA_ACCOUNTING_HUB_ADMINISTRATION_DUTY)
包括購買契約と購買契約、マスター契約、ネゴシエーション参照などのソース文書参照を使用して、購買文書を承認のためにルーティングします。
- 「包括契約にソーシング済」承認属性は、購買オーダー明細に包括購買契約参照が存在するかどうかを示します。
- 「基本契約にソーシング済」承認属性は、購買オーダー明細に購買契約参照が存在するかどうかを示します。
- 「マスター契約あり」承認属性は、文書にマスター契約が存在するかどうかを示します。
- 「ネゴシエーションあり」承認属性は、購買文書明細にネゴシエーション参照が存在するかどうかを示します。
「包括契約にソーシング済」、「基本契約にソーシング済」、「マスター契約あり」および「ネゴシエーションあり」の承認属性を使用して承認ルールを作成し、購買文書を承認のためにルーティングできます。

文書参照属性のある承認ルール
たとえば、包括購買契約または購買契約参照の存在に基づいて、承認のために購買オーダーを発行できます。

同様に、包括購買契約は、マスター基本契約またはネゴシエーション参照の存在に基づいて承認のために発行できます。

有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
包括購買契約変更オーダーの場合、「ネゴシエーションあり」などの明細レベル属性に基づいて承認ルールを定義したが、包括購買契約ヘッダーのみを更新した場合、デフォルトでは変更済明細のみが承認のために評価されるため、この承認ルールは適用されません。これを修正するには、次のようにします:
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、「変更オーダー承認に対してすべての包括契約明細を評価」(ORA_BPA_CHANGE_APPROVAL_INCLUDE_ALL_LINES)プロファイル・オプションを「Y」に設定します。これにより、アクティブな包括明細すべてが承認ルールに対して評価され、それに応じてルーティングされます。デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「N」に設定されます。
アクセス要件
事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、独自に構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、この機能を設定および使用するアクセス権をユーザーに付与するためのオプションがいくつかあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買オーダーの作成(PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- 購買オーダーの変更(PO_CHANGE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
この機能を設定するには、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です。
- 事前定義済ジョブ・ロール名およびコード:
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- 構成済ジョブ・ロールの権限名およびコード:
- 調達構成の管理(PO_MANAGE_PROCUREMENT_CONFIGURATION_PRIV)
- 調達構成の管理(PO_MANAGE_PROCUREMENT_CONFIGURATION_PRIV)
サプライヤ・サイトがB2Bメッセージング用に構成されている購買オーダーのB2B通信を上書きします。EメールやFAXなどの代替通信方法を使用して、購買オーダーをサプライヤに通信できます。購買オーダーで「B2B通信の上書き」を有効にして、B2B通信を行わないようにし、かわりに「通信方法」の設定を使用して通信するようにします。
このスクリーンショットは、購買オーダーの「B2B通信の上書き」チェック・ボックスを示しています。

「B2B通信の上書き」チェック・ボックス
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
この機能にオプト・インすると、サプライヤ・サイトがB2B通信用に構成されている購買オーダーの「B2B通信の上書き」チェック・ボックスが表示されます。値を変更できるのは、購買オーダーのB2B通信の上書き権限を持つバイヤーのみです。
ヒントと考慮事項
- 「B2B通信の上書き」が有効な購買オーダーは、B2Bを使用して通信されません。購買オーダーに通信方法が設定されている場合、オーダーはその方法を使用して通信されます。「通信方法」が「なし」の場合、オーダーは通信されません。
- 「B2B通信の上書き」が無効になっている購買オーダーは、サプライヤ・サイトに設定されたB2Bメッセージを使用して通信されます。
- 「B2B通信の上書き」チェック・ボックスは、文書タイプ(購買オーダー、変更オーダー、取消オーダー)にB2Bメッセージが設定されている場合にのみ表示されます。
- デフォルト値では、「B2B通信の上書き」は無効になっています。
- 購買オーダーのB2B通信の上書き権限を持つバイヤーのみが、「B2B通信の上書き」の値を変更できます。
- アプリケーション、ファイルベースのデータ・インポートまたは下書き購買オーダーのRESTリソースを使用して、B2B通信の上書きを設定できます。
アクセス要件
事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、独自に構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、この機能を設定および使用するアクセス権をユーザーに付与するためのオプションがいくつかあります。
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買オーダーB2B通信の上書き(PO_OVERRIDE_B2B_COMMUNICATION)
この機能を設定するには、次の事前定義済ジョブ・ロールが必要です。
- 事前定義済ジョブ・ロール名およびコード:
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
購買オーダー確認インバウンド・メッセージからのサプライヤ部品番号の修正の受理 
サプライヤからの購買オーダー確認メッセージから購買オーダー明細にサプライヤ部品番号訂正を自動的にフロー・ダウンするように、アプリケーションを構成できるようになりました。このような変更は、購買オーダー明細が包括購買契約からソーシングされている場合でも可能です。
この更新の前は、サプライヤ確認通知待ちステータスの購買オーダーのサプライヤ品目番号を修正する場合、サプライヤはOracleサプライヤ・ポータルを介してのみ変更を開始できました。この更新で、サプライヤはOracle Fusion Cloud Collaboration Messaging FrameworkのOracle購買オーダー確認インバウンド・メッセージを介して、サプライヤ品目番号を修正することもできます。
これらのスクリーン・キャプチャは、次の機能を示しています。

サプライヤ確認通知待ちステータスの包括購買契約からソーシングされた購買オーダー

サプライヤ品目訂正を含む購買オーダー確認インバウンド・メッセージの処理

サプライヤ品目訂正および変更事由のある生成された変更オーダー
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
この機能を使用するには、「購買オーダーのサプライヤ品目番号の修正」機能にオプト・インする必要があります。以前に「購買オーダーのサプライヤ品目番号の修正」機能にオプト・インした場合、この機能は自動的に有効になります。
主なリソース
- サプライヤ部品番号の訂正をサポートするためにOracle購買オーダー確認インバウンド・メッセージに加えられた変更の詳細は、「インバウンド・オーダー確認における複雑な変更要求の処理ルールの更新」機能を参照してください。これは、『Oracle Fusion Cloud Procurement新機能』の更新23Bで確認できます。
アクセス要件
事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、独自に構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、この機能を設定および使用するアクセス権をユーザーに付与するためのオプションがいくつかあります。
- この機能には、次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーがアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- サプライヤ顧客サービス担当(ORA_POS_SUPPLIER_CUSTOMER_SERVICE_REPRESENTATIVE_JOB)
- サプライヤ営業担当(ORA_POS_SUPPLIER_SALES_REPRESENTATIVE_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買オーダーの作成(PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- 購買オーダーの変更(PO_CHANGE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- 購買オーダーの確認(PO_ACKNOWLEDGE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
この機能を設定するには、次の事前定義済ジョブ・ロール、またはこの権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です:
- 事前定義済ジョブ・ロール名およびコード:
- 調達マネージャ(ORA_PO_PROCUREMENT_MANAGER_JOB)
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- 構成済ジョブ・ロールの権限名およびコード:
- 調達構成の管理(PO_MANAGE_PROCUREMENT_CONFIGURATION_PRIV)
米国連邦属性を含めた購買オーダーに関するOTBIを使用したレポートの生成
米国連邦属性を含めて、「購買リアルタイム」および「待ち状態の変更オーダー・リアルタイム」サブジェクト領域を使用して、購買オーダーに関するレポートを生成します。これらの属性は、次のフォルダで使用できます。
調達 - 購買リアルタイム・サブジェクト領域:
- 購買オーダー・ヘッダー詳細: データ法レポートの使用可能、DATA法助成タイプ、調達手段識別子、親報奨ID、連邦支援識別番号、一意のレコード識別子。
- 「購買オーダー・スケジュール」→「購買オーダー・スケジュール詳細」: 取引先TAS、取引先BETC。
- 「購買オーダー配分リスト」→「購買オーダー配分詳細」: BETC。
調達 - 保留中の変更オーダー・リアルタイム・サブジェクト領域:
- 購買オーダーの待ち状態の変更オーダーのヘッダー詳細: データ法レポートの使用可能、DATA法助成タイプ、調達手段識別子、親報奨ID、連邦支援識別番号、一意のレコード識別子。
- 「保留中の変更スケジュール」→「- 購買オーダー保留中変更オーダー・スケジュール詳細」: 取引先TAS、取引先BETC。
- 「保留中の変更配分」→「- 購買オーダー保留中変更オーダー配分詳細」: BETC。
これらのスクリーン・キャプチャは、次の機能を示しています。

購買オーダー・ヘッダー詳細フォルダの米国連邦属性を使用したOTBIレポート

購買オーダー・スケジュール詳細フォルダの米国連邦属性を使用したOTBIレポート

購買オーダー配分詳細フォルダの米国連邦属性を使用したOTBIレポート
有効化のステップ
-
この機能を使用するには、米国連邦財務を有効にする必要があります。
-
データ法レポート属性が入力可能になるのは、「データ法の助成財務情報の手動入力の許可可」(ORA_FV_ALLOW_DATA_ACT_MANUAL_AWARD_ENTRY)プロファイル・オプションが有効になっている場合のみです。
主なリソース
- 既存のレポートに属性を追加することも、新しいレポートで使用することもできます。レポートの作成方法および編集方法についてさらに学習するには、分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 購買分析(ORA_PO_PURCHASE_ANALYSIS_ABSTRACT)
- 調達マネージャ(ORA_PO_PROCUREMENT_MANAGER_JOB)
- 調達契約管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_CONTRACT_ADMIN_JOB)
- 次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買オーダー・トランザクション分析職務(FBI_PURCHASE_ORDER_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
この更新には、Oracle Purchasingの動作を変更する可能性がある不具合修正が含まれています。これは、この更新に関するすべての不具合修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のある不具合修正が含まれています。
サプライヤ・ユーザーとしてのベース・モデル価格の更新
この更新の前、サプライヤは購買オーダーWebサービスを使用して構成品目のベース・モデル価格を更新できませんでした。サプライヤ・ユーザーは、Oracleサプライヤ・ポータルを介してオンラインでのみこの変更を実行できます。この更新後、サプライヤは購買オーダーWebサービスおよびユーザー・インタフェースを使用してベース・モデルの価格を更新できます。
Oracleリファレンス: 33493407
購買オーダーおよび購買契約のインポート時の承認処理の検証
この更新の前は、承認処理は必須フィールドですが、承認処理パラメータの値を選択せずに購買オーダーおよび契約をインポートできました。承認処理が空でインポートされた購買文書は、インポート後に自動的に承認のために発行されました。この更新から、承認処理パラメータにデフォルト値「承認のために発行」が表示されます。
Oracleリファレンス: 34626133
販売オーダー・キットおよび出荷セットに対する複数の購買オーダーの作成の防止
この更新の前、バイヤーは、キットまたは出荷セットの一部であった販売オーダー明細から複数の購買オーダーを手動で作成できました。23Bに更新した後は、キットまたは出荷セットの一部であるすべての販売オーダー明細を単一の購買オーダーに配置する必要があります。
Oracleリファレンス: 33714858
購買オーダー発行時の必須付加フレックスフィールドの検証
この更新の前、バイヤーは、必須付加フレックスフィールドに値が入力されていない場合でも、承認のために購買オーダーを発行できました。この更新から、ORA_PO_VALIDATE_REQUIRED_FLEXFIELDSプロファイル・オプションをYに設定して、アプリケーションで送信されたオーダーに対して必要なすべての付加フレックスフィールドが移入されたことを確認できます。このプロファイル・オプションを有効にすると、200を超える明細が含まれるオーダーを発行する際のパフォーマンスが低下する可能性があります。
Oracleリファレンス: 34654876
一部受入または請求後に依頼者が変更された場合の搬送先事業所の自動更新の防止
一部受入済または請求済のスケジュールの配分で依頼者が手動で更新されると、搬送先事業所は再導出されなくなります。
Oracleリファレンス: 34680190
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
包括購買契約を作成するための外部購買価格明細を手動で選択することを選択します。
購買依頼発行ビジネス・ユニットの品目および単位の組合せに対して、複数の外部購買価格を手動で選択できるようになりました。選択したすべての明細が包括購買契約で使用可能になります。
外部購買価格ページで、1つ以上の外部購買価格明細を選択します。「その他のアクション」ドロップダウンで、「購買用に選択」をクリックします。手動で選択した明細のステータスがユーザー選択済として表示されます。Visual Builderアドインが有効なExcelテンプレートを使用して、明細を手動で選択することもできます。このページからテンプレートをダウンロードし、異なる外部購買価格間で購買する明細を手動で選択して、テンプレートをアップロードします。「外部購買価格選択基準の管理」設定で指定された選択基準は、手動で選択した明細を持つ品目には適用されません。同じ品目と単位の組合せに対して複数の外部購買価格明細が選択されている場合、選択したすべての明細が包括購買契約で使用可能になります。

外部購買価格明細
同じ品目に対して、異なるサプライヤから複数の包括購買契約を設定できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
- 購買価格設定マネージャ(ORA_SCH_PURCHASE_PRICING_MANAGER_JOB)ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
トランザクション・コンソールの診断ログには、有効にして使用できる2つの新しいセクションが含まれるようになりました。
- タスク・レベル構成
- トランザクション履歴
トランザクション・コンソールの保留中またはエラーのトランザクション詳細ページから診断ログをダウンロードすると、これらのセクションを表示できます。

タスク・レベル構成
このセクションには、選択したトランザクションのプロセス・タイプに関するBPMワークリスト内のタスク構成の詳細がリストされます。このセクションに表示される詳細は、トランザクションが開始された時点ではなく、タスクの現在の構成に関するものです。

トランザクション履歴
このセクションには、承認ルールの構成に基づいて、トランザクションが通過したすべての承認ステージがリストされます。

問題を診断する際、ユーザーはタスク構成および承認履歴のスナップショットを1箇所で素早く取得できます。
有効化のステップ
これらのセクションがログにあるかどうかを制御するプロファイル・オプションを作成するには:
-
「設定および保守」作業領域で、オファリングの「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
-
「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページで、「新規」アイコンをクリックします。
-
「プロファイル・オプションの作成」ページで、プロファイル・オプション・コードとしてHRC_TXN_TAC_DISABLE_EXTN_LOGと入力します。
-
後でプロファイル・オプションを検索する際に役立つ表示名(診断ログの無効化など)を入力します。
-
「アプリケーション」リストから「共通作業設定」を選択します。
-
「モジュール」リストから「アプリケーション共通」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「プロファイル・オプションの管理」ページで、「サイト」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
-
「保存」をクリックします。
セクションが含まれるようにプロファイル・オプション値を設定するには:
-
「設定および保守」作業領域で、オファリングの「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。
-
プロファイル・オプション・コードHRC_TXN_TAC_DISABLE_EXTN_LOGを検索します。
-
「プロファイル値」セクションで、「サイト」を「False」に設定します。
ヒントと考慮事項
デフォルトでは、タスク・レベル構成セクションとトランザクション履歴セクションがログに含まれます。これらは、HRC_TXN_TAC_DISABLE_EXTN_LOGおよびHRC_TXN_TAC_DISABLE_RULE_AUDIT_TRAILプロファイル・オプションを使用して、パフォーマンスを向上させるなどの目的で無効にできます。
-
HRC_TXN_TAC_DISABLE_EXTN_LOGプロファイル・オプションが作成され、trueに設定されている場合、タスク・レベル構成およびトランザクション履歴セクションは診断ログに含まれません。
-
ルール詳細とともに監査証跡セグメントを無効にするHRC_TXN_TAC_DISABLE_RULE_AUDIT_TRAILプロファイル・オプションが作成されており、trueに設定されている場合、タスク・レベル構成セクションは診断ログに含まれません。プロファイル・オプションが作成されていないか、作成されてfalseに設定されている場合、タスク・レベル構成セクションは省略され、「トランザクション履歴」セクションのみが含まれます。
主なリソース
ESGデータのレポートはミッション・クリティカルになりつつあり、多くの管轄区域では規制が必要とされています。標準的な事業分類がないと、追加の手作業でそれらを作成することになり、エラーにつながる場合や、レポートに含まれなくなるリスクが高まります。
標準のサプライヤ事業分類を拡張して「LGBTQ+所有」および「障害のある個人所有」を含めることで、ESGレポートが強化されます。
有効化のステップ
「LGBTQ+所有」および「障害のある個人所有」の分類は、サプライヤ・ビジネス分類参照に追加され、デフォルトで無効になっています。有効にするには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域で、「ビジネス分類参照の管理」タスクに移動します。
- 「LGBTQ+所有」および「障害のある個人所有」の参照内容を有効にします。
ヒントと考慮事項
- サプライヤ・ビジネス分類参照に「LGBTQ+所有」または「障害のある個人所有」の分類をすでに追加している場合でも、新しい分類には名前にサフィクスが追加されます。既存の分類を使用するか、新しい分類を使用するかを決定できます。
- 新しいビジネス分類を使用して、サプライヤ・リアルタイム・サブジェクト領域でBIレポートを作成できます。
アクセス要件
ユーザーにこの機能を設定するためのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を設定できます。
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を設定できます。
- アプリケーション標準参照の管理(FND_APP_MANAGE_STANDARD_LOOKUP_PRIV)
ネゴシエーションにおけるサプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号の表示 
製造、流通または直接資材調達の品目をネゴシエーションするとき、各品目に関連付けられたサプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号を表示できるようになりました。
製造業者部品番号は、製造業者割当の英数字値で、製造業者製品を一意に識別します。それぞれの製造業者が製造した特定の在庫品目に関連付けられる一意の部品番号が割り当てられます。同様に、サプライヤ品目(サプライヤ部品番号とも呼ばれる)は、各サプライヤが製品を一意に識別するために割り当てる番号またはコードです。製造業者部品番号およびサプライヤ品目番号は、購買組織で使用される在庫品目番号に関連付けられます。在庫品目、その様々なサプライヤ品目、製造業者部品番号またはその両方の間の関連は、特に製品マスター・データ管理の品目関係で品目マスターに保持されます。
この更新では、サプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号が品目マスター関係からリアルタイムに導出され、ネゴシエーションに表示されます。
サプライヤがネゴシエーションに参加依頼されると、ネゴシエーション参加依頼通知に添付された応答スプレッドシートで、各明細品目のサプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号を表示できます。これは、「ネゴシエーション形式の管理」の「ネゴシエーション文書フォーマット」で「個別のスプレッドシートの明細」コントロールが使用可能になっている場合です。サプライヤは、ネゴシエーションPDF文書をダウンロードして、これらの詳細を表示することもできます。ネゴシエーションに応答し、その部品番号を識別して正確な見積を提供できます。これらのフィールドは、効率的で正確な応答準備のために、サプライヤが応答スプレッドシートでも使用できます。

応答作成中のサプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号の表示
サプライヤは、サプライヤ品目番号を正しく識別し、明細品目の正確な見積を提供できます。製品カタログまたはその他のサプライヤ品目参照を手動で参照する余分な負担は排除されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
ヒントと考慮事項
サプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号を扱う場合は、次の点を考慮してください。
- ネゴシエーションで導出および表示されるには、サプライヤ品目および製造業者部品番号を品目マスターの在庫品目に関連付ける必要があります。
- 複数のサプライヤ品目と複数の製造業者部品番号が在庫品目にマップされている場合、ネゴシエーションには部品番号は表示されません。
- サプライヤ参加依頼通知に添付されたネゴシエーションPDF文書には、サプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号の情報は現在表示されません。サプライヤは、サプライヤ・ポータルからネゴシエーションPDFドキュメントをダウンロードすることをお薦めします。
- または、ネゴシエーション参加依頼通知でサプライヤ品目、製造業者および製造業者部品番号が必要な場合、csvファイルに明細品目情報が個別に表示されるPDFと明細のみの応答スプレッドシートを分割して使用することをお薦めします。
主なリソース
Oracle Help Centerの『Product Master Data Managementの使用』の品目関係性の管理を参照してください。
アクセス要件
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 調達管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- カテゴリ・マネージャ(ORA_PON_CATEGORY_MANAGER_JOB)
- ソーシング・プロジェクト・コラボレータ(ORA_PON_SOURCING_PROJECT_COLLABORATOR_ABSTRACT)
- サプライヤ入札者(ORA_PON_SUPPLIER_BIDDER_ABSTRACT)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・ネゴシエーションの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
- サプライヤ・ネゴシエーションの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
- レスポンスの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_RESPONSE_PRIV)
- レスポンスの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_RESPONSE_PRIV)
Oracle Analytics Publisherを使用したオンライン・メッセージ通知の構成 
新しいOracle Analytics Publisherテンプレートがオンライン・メッセージング通知に使用可能になり、サプライヤ通信のエクスペリエンスが向上します。Oracle Analytics Publisherテンプレートを使用して、オンライン・メッセージ通知のコンテンツおよびレイアウトを構成できるようになりました。また、特定のビジネス要件を満たすようにテンプレートにフィールドを追加して、追加フィールドを表示することもできます。

Oracle Analytics Publisherテンプレートに基づくオンライン・メッセージ通知
この機能により、構成可能なテンプレートを使用して、サプライヤと購買組織間の効果的な通信が保証されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達 オプションでなくなるバージョン: 更新23D
この機能を有効にした後、次のステップに従って、オンライン・メッセージ通知のテンプレートを構成します。
- 「ナビゲータ」で、「レポートおよび分析」をクリックします。
- ソーシング・ビジネス・インテリジェンス・カタログで、オンライン・メッセージ通知レポート・テンプレートを見つけて、「カスタマイズ」をクリックします。「カスタム」フォルダにテンプレートのコピーが作成されます。
- テンプレートのオンライン・メッセージ通知レポートを編集します。
- テンプレートをアップロードします(インスタンスに適切なロケールを選択します)。
ヒントと考慮事項
メッセージに追加された添付は通知に表示されません。
主なリソース
- Oracle Help CenterにあるProcurement向け分析とレポートの作成および管理ガイドのAnalytics Publisherの概要の章を参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます。
- カテゴリ・マネージャ(ORA_PON_CATEGORY_MANAGER_JOB)
- BI管理者ロール(BIAdministrator)
大型ネゴシエーションがバックグラウンド・プロセスを使用して公開された後、追加サプライヤを大型ネゴシエーションに招待できるようになりました。バックグラウンド・プロセスによって、ネゴシエーション文書および応答明細(.CSV)ファイルが生成されます。これらは、新しく招待されたすべてのサプライヤに送信されます。

追加サプライヤへの参加依頼
大規模なネゴシエーションの公開後、ビジネス・ニーズに基づいて、追加のサプライヤにネゴシエーション・プロセスへの参加を依頼できるようになりました。
有効化のステップ
「設定および保守」作業領域で、「ネゴシエーション形式の管理」タスクに移動します。
- オファリング: 調達
- 機能領域: ソーシング
- タスク: ネゴシエーション形式の管理
「ネゴシエーション形式の管理」ページで、既存のネゴシエーション形式のいずれかを選択して編集するか、新しいネゴシエーション形式を作成します。(事前定義済ネゴシエーション形式は編集できません。)
「管理」セクションの「概要」グループで、「大型ネゴシエーション」チェック・ボックスを選択します。

ネゴシエーション形式管理
主なリソース
- 詳細は、Oracle Sourcing Cloud機能「大型ネゴシエーションの管理」についての更新22Dレディネス・トレーニングを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- カテゴリ・マネージャ(ORA_PON_CATEGORY_MANAGER_JOB)
- ソーシング・プロジェクト・コラボレータ(ORA_PON_SOURCING_PROJECT_COLLABORATOR_ABSTRACT)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・ネゴシエーションの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
- サプライヤ・ネゴシエーションの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
- ネゴシエーション・サプライヤへの参加依頼の管理(PON_MANAGE_NEGOTIATION_SUPPLIER_INVITATION_PRIV)
大型ネゴシエーションにおける一定範囲の応答明細のエクスポート
大型ネゴシエーションへの応答の作成中に、サプライヤは「明細: 自」と「明細: 至」の番号を指定して、応答明細の範囲をエクスポートできるようになりました。応答をバッチで作成して、大量の明細を効率的に管理できます。

大型ネゴシエーションの「明細: 自」および「明細: 至」の番号を指定して、エクスポートする応答明細のセットを選択
大量の明細を処理する場合、応答明細をバッチでエクスポートしてからインポートすると、パフォーマンスと効率が向上します。
有効化のステップ
「設定および保守」作業領域で、「ネゴシエーション形式の管理」タスクに移動します。
- オファリング: 調達
- 機能領域: ソーシング
- タスク: ネゴシエーション形式の管理
「ネゴシエーション形式の管理」ページで、既存のネゴシエーション形式のいずれかを選択して編集するか、新しいネゴシエーション形式を作成します。(事前定義済ネゴシエーション形式は編集できません。)
「管理」セクションの「概要」グループで、「大型ネゴシエーション」チェック・ボックスを選択します。

ネゴシエーション形式管理
主なリソース
- 詳細は、Oracle Sourcing Cloud機能「大型ネゴシエーションの管理」についての更新22Dレディネス・トレーニングを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- カテゴリ・マネージャ(ORA_PON_CATEGORY_MANAGER_JOB)
- サプライヤ入札者ABSTRACT (ORA_PON_SUPPLIER_BIDDER_ABSTRACT)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ入札者: サプライヤ・ネゴシエーション応答の作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_RESPONSE_PRIV)
- カテゴリ・マネージャの場合: 代理としてのサプライヤ・ネゴシエーション応答の作成(PON_CREATE_SURROGATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_RESPONSE_PRIV)
ページ・コンポーザを使用したスコアリングのみのチーム・メンバーの処理の制御 
この更新では、ページ・コンポーザを使用して、スコアリングのみのチーム・メンバーのUIおよび処理を構成できるようになりました。たとえば、スコアリングのみのメンバーに明細添付のダウンロードを制限したり、UI画面に特定の指示を表示できます。2つの新しいネゴシエーション・パラメータを使用します。1つはスコアリングのみのメンバーを識別し、もう1つは価格表示アクセスを識別します。
ここでサポートされる2つのパラメータは次のとおりです。
- IsNotScoringOnlyUser
- IsPriceVisibilityEnabled
これらのパラメータを使用して、価格表示アクセスに基づいてスコアリングのみのメンバーに使用可能なUIページおよび処理を構成すると、データ・セキュリティおよび監査コンプライアンスに関連するビジネス・ニーズの達成に役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ページ・コンポーザ・パラメータを使用してUIページおよび処理を構成するには、次のステップに従います。
- 「ページ・コンポーザ」オプションを選択してサンドボックスを作成して入力します。
- 変更が必要なページにナビゲートします。
- ページ上部の「構成」タブを選択して「ドック領域」を表示します(ドック領域は必要に応じて再配置できます)
- 更新/非表示が必要な処理/ボタンをクリックします。
- ドック領域の「編集」アイコンをクリックして、選択したラベルの「コンポーネント」プロパティを表示します。
- 「ラベル」オプションの横にあるドロップダウンをクリックし、ドロップダウン・オプションから「式ビルダー」オプションを選択して式エディタを開きます。
- 式エディタで、必要に応じてパラメータを使用して式を入力します(例: #{bindings.isPriceVisibilityEnabledFlag.inputValue==true && bindings.isNotScoringOnly.inputValue==true})。
- 「OK」ボタンをクリックして式エディタを終了し、「コンポーネント」プロパティ領域に戻ります
- 「適用」および「OK」ボタンをクリックします。「表示」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
- サンドボックスを公開します。

式エディタを使用したパラメータを使用した問合せの入力
主なリソース
アクセス要件
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 調達管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
アウトバウンド統合のためのネゴシエーション参加依頼ビジネス・イベントのサブスクライブ
アメリカおよびEMEAの公共部門を含む多くの顧客は、規制プラットフォームおよびB2Bソーシング・マーケットプレイスでソーシング・イベントを公開して、同等のビジネス機会を提供する必要があります。登録されていないサプライヤにネゴシエーション商談を送信する要件もあります。このようなすべての要件に対して、ネゴシエーションの公開時に公開ビジネス・イベントを使用し、Oracle REST Webサービスを使用してネゴシエーション情報を渡す統合を作成できます。
ネゴシエーション参加依頼公開ビジネス・イベントは、ネゴシエーションが公開され、サプライヤが応答するためにオープンしていることを示すシグナルを送信します。これを使用すると、Oracle Integration Cloudサービスを使用して、サプライヤ・ネゴシエーションと外部システム間のアウトバウンド統合を有効にできます。
この機能を有効にすると、アプリケーションは、ネゴシエーションに関する情報を含むペイロードとともにシグナルを送信できます。統合のスペシャリストおよび管理者は、Oracle ERP Cloudアダプタを使用してパブリック・イベントをサブスクライブできます。次に、ペイロードの情報を使用してビジネス操作を実行するイベント・ハンドラを構成できます。次のネゴシエーション・パラメータをペイロードで使用できます。
- オークション・ヘッダーID
- ネゴシエーション番号
- ネゴシエーション・タイトル
- オープン日
- クローズ日
- 調達BU
- 調達BU ID
これにより、Oracle Sourcingの顧客は、B2Bソーシング交換などの外部アプリケーションとの統合を改善できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
統合ユーザーとしてOracle Integration Cloud (OIC)にログインし、統合を作成します。Oracle Help Centerの統合の作成の章を参照してください。
ヒントと考慮事項
- イベントは、参加依頼されたサプライヤに制限されていないネゴシエーションに対してのみ呼び出されます。
- プレビュー用にオープンしたイベントがプレビュー日が設定されている場合はイベントがトリガーされ、そうでない場合はサプライヤが応答するためにオープンされます。
- ネゴシエーション承認が使用可能な場合は、ネゴシエーションの承認時にイベントが発生します。
- 大規模なネゴシエーションの場合、公開ESSジョブの完了後に招待が送信されると、イベントがトリガーされます。
- 修正および新規ラウンド・ネゴシエーションが公開されると、イベントもトリガーされます。
- ネゴシエーションの表示前にオプションを指定してネゴシエーション条件を有効にすると、条件通知が送信されるときにイベントがトリガーされます。
主なリソース
アクセス要件
Oracle ERP Cloudアダプタを使用して統合を作成するには、統合ユーザーに特定のロールを割り当てる必要があります。ロールおよび権限の詳細は、Oracle Help Centerの次のリンクを参照してください。
特定の属性のトレーニング・データ値を個々のキーワードではなくフレーズとして使用することで、分類結果を改善します。組織の支出データに記録されるサプライヤ名など、特定の属性の値は、通常は複数の単語で構成されるため、1語にすることはほとんどありません。ナレッジ・ベースの作成中にフレーズを使用して、これらの属性値のパターンを識別するために分類照合アルゴリズムを有効にし、カテゴリ予測の精度を大幅に向上させることができるようになりました。

ナレッジ・ベースの作成
ナレッジ・ベースの作成時に、「ナレッジ・ベースの作成」ダイアログでフレーズベースの学習を組み込む属性を定義します。データ・セット内の任意の属性(追加の分類属性を含む)を選択できます。分類プロセスでは、これらの属性を文字列全体として同じ列の他の値と比較します。たとえば、フレーズベースの学習に使用するサプライヤ名を選択した場合、Vision Corporationのようなサプライヤ名は単一フレーズとみなされ、他のすべてのサプライヤ名のみと比較されます。Vision Collegeなどのサプライヤ名を持つ請求書は、この特定のトレーニングに対する一致とは見なされません。
既存のナレッジ・ベースにフレーズベースの学習を含めることもできます。属性を選択し、同じトレーニング・セットで改善します。

ナレッジ・ベースの改善
既存のトレーニングを変更することなく、フレーズベースの学習で分類結果を改善します。組織のデータに基づいて、フレーズベースの学習に選択する属性を決定します。また、プラスまたはマイナスのインフルエンサを使用して、フレーズベースの学習に選択する属性を決定することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Procurement Cloudドキュメントの支出分類の章を参照してください(Oracle Help Centerを参照)。
アクセス要件
- この機能は、支出分類にアクセスできるユーザーに対して追加の設定なしで使用できます。
- ユーザーに費用分類へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 調達データ・アナリスト(ORA_POI_PROCUREMENT_DATA_ANALYST_ABSTRACT)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 費用分類アプリケーションの管理(POI_ADMINISTER_SPEND_CLASSIFICATION_PRIV)
- 費用分類バッチの管理(POI_MANAGE_SPEND_CLASSIFICATION_BATCH_PRIV)
- 費用分類作業領域の表示(POI_SPEND_CLASSIFICATION_WORKAREA_PRIV)
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
バッチ詳細ダウンロード・ファイルの新しい列を使用して、カテゴリ予測の改善に使用された分類ルールを識別します。この列には、カテゴリ予測に影響を与えたか、一部の属性の値を変更した可能性があるルールの名前が表示されます。この追加情報により、ルールが予測にどのように影響したかを理解し、必要に応じてルールを改訂または新規追加できます。

バッチ詳細
この機能を使用すると、ルールの効率を検証したり、トランザクションを正しく正規化または分類するためにルールを微調整できます。最終的に、正しいルール・セットは、データに必要なロジックに基づいてトランザクションを効率的に分類し、分類結果のレビューにかかる時間を短縮するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Procurement Cloudドキュメントの支出分類の章を参照してください(Oracle Help Centerを参照)。
アクセス要件
- この機能は、支出分類にアクセスできるユーザーに対して追加の設定なしで使用できます。
- ユーザーに費用分類へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 調達データ・アナリスト(ORA_POI_PROCUREMENT_DATA_ANALYST_ABSTRACT)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 費用分類アプリケーションの管理(POI_ADMINISTER_SPEND_CLASSIFICATION_PRIV)
- 費用分類バッチの管理(POI_MANAGE_SPEND_CLASSIFICATION_BATCH_PRIV)
- 費用分類作業領域の表示(POI_SPEND_CLASSIFICATION_WORKAREA_PRIV)
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
自動スケジュール済バックグラウンド・プロセスを使用して、「契約条件」ページまたはOracle Contracts Wordアドインから契約文書をアップロードできます。アップロードの進行中は、「契約条件」ページから制限された処理を引き続き実行することも、他の契約で作業することもできます。文書をリアルタイムでアップロードする場合は、このオプションを上書きできます。

バックグラウンドでアップロード
アップロードの進行中は、プロセス・ステータスがバナーとして表示されます。

契約のアップロード・ステータスのバナー
契約文書がアップロードされるとEメールで通知され、アプリケーションで通知を表示することもできます。
これは、追加の時間がかかる可能性がある大規模なドキュメントをアップロードする場合に便利です。
有効化のステップ
「条件テンプレートの編集」ページの「バックグラウンド・アップロードの許可」チェック・ボックスを使用します

条件テンプレートのバックグラウンド・アップロードの許可
ダウンロードしたWord文書でのコンテンツ・コントロールの表示
構造化条件を使用している場合は、契約のダウンロード時にMicrosoft Wordにコンテンツ・コントロール・ボックスを表示するように選択できます。
契約がMicrosoft Wordにダウンロードされると、各条項、条項タイトルまたはセクション・タイトルをクリックすると、コンテンツ・コントロール・ボックスが表示されます。

ダウンロード済契約のコンテンツ・コントロール
キーボードの[End]キーを押してコンテンツ・コントロール・ボックスを終了し、新しいセクションまたは条項を追加します。Wordスタイルを使用して新しいコンテンツを手動で追加し、新しいセクションおよび条項をマークできます。内部アプリケーション・ユーザーは、Oracle Contractsアドインを使用することもできます。
既存のセクションや条項にコンテンツ・コントロール・ボックスを表示すると、ダウンロードした契約に新しいコンテンツを追加する場所がわかりやすくなります。これにより、アプリケーションにアップロードしたときに契約に加えられた変更をすばやく特定して表示できます。
有効化のステップ
条件テンプレートで「ダウンロード済契約のコンテンツ・コントロールを表示」オプションを選択すると、そのテンプレートを使用する契約がダウンロードされたときにMicrosoft Wordのコンテンツ・コントロール・ボックスが表示されます。

条件テンプレートの編集
ヒントと考慮事項
コンテンツ・コントロール・ボックスの表示を選択した場合、アプリケーションからダウンロードされた既存のコンテンツの前後にのみ表示されます。追加した新しいセクションや条項の前後には表示されません。