7.1 Managerパラメータの概要

ManagerはOracle GoldenGateの親プロセスで、自身のプロセス、リソース、ユーザー・インタフェース、しきい値およびエラーのレポートを管理します。ほとんどの場合、Managerはデフォルト設定で問題なく機能します。

パラメータ 説明

ACCESSRULE

Managerのセキュリティ・アクセス・ルールを追加します。

CHARSET

パラメータ・ファイルの読取り時にオペレーティング・システムのデフォルトのかわりに使用するプロセスのマルチバイト文字セットを指定します。

COMMENT | --

パラメータ・ファイルにコメントを挿入します。

SOURCEDB

ログイン情報の一部としてデータ・ソース名を指定します。

USERIDALIAS

データベースにアクセスするときに必要なログイン情報をManagerに提供します。

Managerパラメータ: ポート管理。

パラメータ 説明

DYNAMICPORTLIST

Collectorが動的に割当て可能なポートを指定します。

PORT

ManagerがリクエストをリスニングするTCP/IPポート番号を指定します。

Managerパラメータ: プロセス管理。

パラメータ 説明

AUTORESTART

障害発生後にManagerによって再起動されるプロセスを指定します。

AUTOSTART

Managerの起動時に起動されるプロセスを指定します。

BOOTDELAYMINUTES

システムのブート後、Managerがメイン処理アクティビティを実行するまでの遅延時間を決定します。このパラメータは、Windowsをサポートします。

MONITORING_HEARTBEAT_TIMEOUT

指定秒数の間プロセスを応答なしとして設定します。

UPREPORT

プロセス・ハートビート・メッセージをレポートする間隔を決定します。

Managerパラメータ: イベント管理。

パラメータ 説明

DOWNREPORT

停止したプロセスをレポートする間隔を制御します。

LAGCRITICAL

クリティカルとみなすラグしきい値を指定し、このしきい値に到達したときにとエラー・ログに警告を生成します。

LAGINFO

情報メッセージをエラー・ログにレポートするラグしきい値を指定します。

LAGREPORT

ラグ・タイムをエラー・ログにレポートする間隔を設定します。

Managerパラメータ: メンテナンス。

パラメータ 説明

CHECKMINUTES

Managerがメンテナンス・アクティビティを実行する間隔を決定します。

PURGEDDLHISTORY | PURGEDDLHISTORYALT

Oracle DDL履歴表から不要になった行をパージします。

PURGEMARKERHISTORY

不要になったOracleマーカー表の行をパージします。

ExtractおよびReplicat用PURGEOLDEXTRACTS

不要になったトレイル・データをパージします。

Manager用PURGEOLDEXTRACTS

処理が終了したら証跡ファイルをパージします。ExtractおよびReplicatパラメータには、PURGEOLDEXTRACTSよりも、このパラメータの使用をお薦めします。

PURGEOLDTASKS

指定した時間の経過後にExtractおよびReplicatタスクをパージします。

STARTUPVALIDATIONDELAY[CSECS]

Managerが起動後のプロセスが実行中かどうかを確認するまでの遅延時間を設定します。

VERIDATAREPORTAGE

古いVeridataレポート・ファイルが指定の保存期間制限に達したら、それらをパージします。