このリリースでの変更点
「はじめに」の内容は次のとおりです。
Oracle Application Expressリリース18.2での変更点
リリース18.2のOracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの変更点は次のとおりです。
親トピック: このリリースでの変更点
新機能
Oracle Application Expressリリース18.2の新機能は次のとおりです。
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宣言的で静的な値リスト(LOV)
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ページ・デザイナに、静的な値リスト(LOV)を作成するための宣言的な方法が含まれるようになりました。
静的値リストの作成を参照してください。
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生産性およびサンプル・アプリケーション
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パッケージ・アプリケーションは、生産性およびサンプル・アプリケーションという名前に変更されました。
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ワークスペースのホームページ内の「パッケージ・アプリケーション」アイコンは、「アプリケーション・ギャラリ」アイコンという名前に変更されました。
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「パッケージ・アプリケーション」ページは、「アプリケーション・ギャラリ」ページという名前になりました。
アプリケーション・ギャラリの使用を参照してください。
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マスター・ディテール・フォーム
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左右マスター・ディテール
新しい「左右」マスター・ディテール・フォームでは、左右レイアウトとモーダル編集ウィンドウがあるレポート・リージョンを使用した単一ページのマスター・ディテールを作成できます。左側には、マスター・レコードにナビゲートするマスター・リストがあります。右側には、選択したマスター・レコードおよび関連する詳細レポートがあります。
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名前変更された既存のマスター・ディテール・フォーム
「単一ページ」マスター・ディテールは、「積上げ」マスター・ディテールという名前に変更されました。「2ページのマスター・ディテール」は、「ドリルダウン」マスター・ディテールという名前になりました。
マスター・ディテール・フォームの管理を参照してください。
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- ページの作成ウィザード
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「マスター・ディテール」は、1レベル上に移動され、「積上げ」、「左右」および「ドリルダウン」という3つのオプションを含むようになりました。
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ダッシュボードでは、後でページ・デザイナを使用してカスタマイズできる、叩き台となるダッシュボードをサンプル・データに基づいて作成できます。ページの開始点となるレイアウトを様々なチャート・レイアウトから選択します。
使用可能なコンポーネントのページ・タイプを参照してください。
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アプリケーションの作成ウィザード
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新しい詳細設定である「"Built with APEX"をフッターに追加」。「はい」に設定すると、Oracle Application ExpressによってBuilt with Love using Oracle APEXというテキストが全ページのフッターに追加されます。
アプリケーションの作成ウィザードで使用可能な設定を参照してください。
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左右マスター・ディテール。このオプションでは、左右レイアウトとモーダル編集ウィンドウがあるレポート・リージョンを使用した単一ページのマスター・ディテールを作成できます。
マスター・ディテール・フォームの管理およびアプリケーションの作成ウィザードを使用したマスター・ディテール・フォームの作成を参照してください。
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Oracle Application Expressリリース18.1での変更点
リリース18.1のOracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの変更点は次のとおりです。
親トピック: このリリースでの変更点
新機能
Oracle Application Expressリリース18.1の新機能は次のとおりです。
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REST対応SQLのサポート
REST対応SQL参照を使用して、リモート・データベース上にあるコンポーネント・レベルで定義されたSQL問合せまたはPL/SQLを実行します。REST対応SQL参照を使用して、リモート・データベースのデータを指すように、クラシック・レポート、対話モード・レポート、CSSカレンダ、チャートを作成または更新します。
REST対応SQL参照の管理を参照してください。
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Webソース・モジュール
RESTサービスへの参照として機能する、共有コンポーネント内のWebソース・モジュールを作成および保守します。
Webソース・モジュールの管理を参照してください。
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新規アプリケーションの作成ウィザード
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アプリケーションにアプリケーション・レベルの機能を追加します。使用可能な機能には、「情報ページ」、「アクセス制御」、「アクティビティ・レポート」、「構成オプション」、「フィードバック」およびテーマの選択が含まれます。
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テーマ・スタイル、アプリケーション・アイコン、ページ・アイコンなどのユーザー・インタフェース・オプションをカスタマイズします。
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外部キー・ベースの列の参照表示値を選択します。
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ドリルダウン・レポート列を選択して、宣言的にあるレポート内の別のレポートにリンクします。
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アプリケーション・ブループリント: アプリケーション・ブループリントを表示し、アプリケーション定義をJSON形式で直接編集します。
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アプリケーション属性のデフォルトの変更: ポイントしてクリックするか、JSONアプリケーション・デフォルトを使用してラベルおよびフォーム・コントロールを制御します。
データベース・アプリケーションの作成を参照してください
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拡張されたページの作成ウィザード
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アプリケーションにアプリケーション・レベルの機能を追加します。使用可能な機能には、「情報ページ」、「アクセス制御」、「アクティビティ・レポート」、「構成オプション」、「フィードバック」、「ジョブ・レポート」、「ログイン・ページ」およびテーマの選択が含まれます。
データベース・アプリケーションのページの管理を参照してください。
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グローバル検索
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Oracle Application Express全体でのクイック・ナビゲーションおよび統合された検索を実現します。
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ヘッダーから「検索」をクリックするか、キーボード・ショートカット[Ctrl]+引用符(') (米国キーボードのみ)を使用してアクティブ化します
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アプリケーション・ビルダー内のほとんどの画面に移動して、アプリケーションおよびページ間ですばやくジャンプします。
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ページ・コンポーネントにフォーカスを置いて、ページ・デザイナで検索します。
グローバル検索を参照してください。
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ページ・デザイナの改善
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使いやすさを向上させるようにユーザー・インタフェースが更新されました。
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属性にフォーカスがあるときに、グループがハイライトされるようになりました。
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「グループに移動」をクリックしてグループを選択することで、グループにすばやくアクセスできます。デフォルトの表示に戻すには、「グループに移動」を再度クリックして、「すべて開く」を選択します。
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検索フィールドの右側にある「フィルタの固定」をクリックすると、入力した検索文字列がページ・デザイナの周囲をクリックしても永続的(またはスティッキー)なままになります。「フィルタの固定」を再度クリックすると無効になります。
ページ・デザイナの右ペイン(プロパティ・エディタ)を参照してください。
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- 開発者ツールバーの拡張機能
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ページで1つ以上のJavaScriptエラーが発生した場合、実行時開発者ツールバーの左側に赤色のエラー・ボタンが表示されます。「自動非表示」を有効にしている場合は、実行時開発者ツールバーはエラーを示します。
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新しい「ページ情報」オプションには、次の2つのオプションがあります。
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レイアウト列の表示: 「レイアウト列の表示」と「レイアウト列の非表示」との間で切り替えます。
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ページ・タイミングを表示: 「ページ・パフォーマンス・タイミング」ダイアログが表示されます。「コピー」をクリックして、表形式のデータをコピーし、別のアプリケーションに貼り付けます。「クリア」をクリックすると、現在のタイミング・イベントが削除されます。
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実行時開発者ツールバーを参照してください。
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- ユニバーサル・テーマとユーザー・インタフェースの拡張
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2セットの大小のアイコンが用意されているフォントAPEX 2が含まれています。
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UIの最適化:
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ナビゲーション位置がトップに設定されているときに使用できる新しいトップ・ナビゲーション・タブ・テンプレート。簡略化されたタブのようなUIを備え、小画面では、画面の下部に自動的に配置されます。
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標準リージョンおよびカルーセル・リージョン・テンプレートで、リージョン・ヘッダーへのアイコンの配置がサポートされるようになりました。
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- 一般的な拡張
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いくつかのテンプレート、テンプレート・オプションおよびスタイルが微調整され、洗練されました。
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フォーム・アイテムに必要なアスタリスクがラベル・テンプレート間で一貫するようになりました。
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カルーセル・リージョンでタッチ・スワイプがサポートされるようになりました。
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カードにカラフルな新しい「ブロック」テンプレートがあります。
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- モバイル全般の改善
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ユニバーサル・テーマがモバイル・デバイス用に最適化されました。デスクトップUIでは、「リスト・ビュー」リージョン、「列切替えレポート」リージョン、「リフロー・レポート」などのすべてのモバイル対応コンポーネントがサポートされるようになりました。
- ドラッグ可能、ドロップ可能、ソート可能など、jQuery UIのマウス操作でタッチがサポートされます。これは、ページ・デザイナでのドラッグ・アンド・ドロップやスプリッタ位置の調整などの様々な場所で見られます。
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すべてのアプリケーションについて動的アクションによるタッチ・イベントが公開されます。
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アドバイザの改善
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新しいアクセシビリティ・チェックにより、一般的なアクセシビリティの問題がないかアプリが確認されます。
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新しいパフォーマンス・チェックにより、互換性JavaScriptが含まれているかどうか確認されます。
Oracle Application Expressアクセシビリティ・ガイドのアプリケーション整合性のチェックのためのアドバイザの実行およびアプリケーションのアクセシビリティのテストを参照してください。
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ソーシャル・サインイン
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ソーシャル・サインインの事前構成された認証スキームは、OpenID ConnectまたはOAuth2の標準をサポートする、Google、Facebookなどのソーシャル・ネットワークによる認証をサポートしています。
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スキームの新しい認証スキーム属性「セッションの切替え」は、現在のセッションで設定できます。
認証によるユーザー・アイデンティティの証明を参照してください。
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その他の変更
Oracle Application Expressリリース18.1でのその他の変更点は、次のとおりです。
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すべての内容は、新機能に合わせて更新されました。サポートが終了した機能は削除されました。
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スクリーン・キャプチャおよびグラフィックは、現在のリリースのユーザー・インタフェースの拡張にあわせて追加および更新されました。
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このパブリケーションでは、レガシー・アプリケーションのコンポーネントが同じグループに編成されています。レガシー・アプリケーション・コンポーネントは、引き続きOracleでサポートされますが、使用することはお薦めしません。
アプリケーション・レガシー・コンポーネントの管理を参照してください。