第II部 チュートリアル: LCMツールを使用したOracle SOA Suiteのインストールと構成
このチュートリアルでは、ライフサイクル管理(LCM)ツールを使用して、Oracle SOA SuiteをOracle Linuxの単一ホスト上にインストールして構成する方法を示します。
このチュートリアルでは、サンプル・トポロジ・ファイルを含むサンプルzipファイルをダウンロードし、FMWコンポーザでトポロジ・ファイルを編集した後、Apache Groovyを使用してその環境でライフサイクル管理の標準アクションを起動します。
このチュートリアルの内容は次のとおりです。
- ライフサイクル管理ツールのチュートリアルについて
ライフサイクル管理ツールのチュートリアルでは、Oracle Technology Network (OTN)からのサンプル・トポロジとサンプル・コードの取得、トポロジの様々な要素の編集、およびトポロジ・ファイルに指定した情報に基づいたトポロジの構成の各ステップを順を追って説明します。 - 前提条件となるタスクの実行
このチュートリアルの例を実行するための環境を準備するために、前提条件となるタスクをいくつか完了する必要があります。 - Wallet Managerツールを使用したウォレットの設定
LCMツールを使用してライフサイクル操作を実行するには、パスワード資格証明をウォレットに格納する必要があります。この結果、create-domainアクションを実行するには、データベースへの接続に使用するユーザー名とパスワードなど、必要な資格証明を含むOracleウォレットを設定する必要があります。 - ライフサイクル管理ツールを使用したOracle SOA Suiteのインストール
これらのステップに従ってApache Groovyを使用してinstall-oraclehome標準アクションを実行すると、作成したインフラストラクチャのOracleホームにOracle SOA Suiteがインストールされます。 - データベース・スキーマの作成
Oracle SOA Suiteドメインを構成する前に、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用して必要なスキーマを動作保証されたデータベースにインストールします。 - ライフサイクル管理ツールを使用したSOA Suiteドメインの構成
Oracle SOA Suiteのインストールおよびデータベース・スキーマの作成後に、これらの各ステップに従って、Apache Groovyを使用してcreate-domain標準アクションを実行し、ドメインを作成します。