4 Fusion Middlewareドメインの構成
この章の内容は次のとおりです。
- Fusion Middleware製品のためのWebLogicドメインの作成
構成ウィザードでは、WebLogic Serverドメインを作成するのに役立つ一連の画面が表示されます。ドメインに追加するコンポーネントやその他の要素に基づいて画面が追加で表示されます。 - Fusion Middleware製品を含むWebLogicドメインの更新
構成ウィザードでは、ドメインを更新するのに役立つ一連の画面が表示されます。
Fusion Middleware製品のためのWebLogicドメインの作成
構成ウィザードでは、WebLogic Serverドメインを作成するのに役立つ一連の画面が表示されます。ドメインに追加するコンポーネントやその他の要素に基づいて画面が追加で表示されます。
WebLogic ServerとともにインストールされたFusion Middleware製品が含まれている新しいWebLogicドメインを作成するには、「構成ウィザードの起動」の説明に従って構成ウィザードを起動します。
ノート:
構成ウィザードをGUIモードで実行できない状況では、WLSTスクリプトを使用してドメインを作成または拡張することをお薦めします。『WebLogic Scripting Toolの理解』のドメイン・テンプレートの作成と使用(オフライン)に関する項を参照してください。
構成ウィザードの一連の画面は、表4-1に示されている順序で表示されます。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。
表4-1 新しいWebLogicドメインを作成するための構成画面
画面 | この画面がいつ表示されるか | 次のアクションを実行 |
---|---|---|
CONFIG_JVM_ARGSがドメイン・プロファイル・オプションを表示するよう設定されていないとき |
新しいドメインの作成を選択します。 「ドメインの場所」ボックスで、新しいドメインへのパスを入力し、「参照」をクリックしてドメイン・ディレクトリを作成します。 「次」をクリックします。 |
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CONFIG_JVM_ARGSが |
必要に応じて、「新規拡張ドメインの作成」または「新規コンパクト・ドメインの作成」を選択します。 「ドメインの場所」ボックスで、新しいドメインへのパスを入力し、「参照」をクリックしてドメイン・ディレクトリを作成します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
次のいずれかの操作を行います。
「次」をクリックします。 |
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「テンプレート」画面で選択したテンプレートが高可用性用に構成されている場合のみ。 |
次の高可用性オプションを構成できます。
「次」をクリックします。 |
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1つ以上の選択したテンプレートがアプリケーションを定義する場合のみ |
ドメイン・アプリケーションを格納するディレクトリを指定します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
ドメインの管理者アカウント用のユーザー名およびパスワードを指定します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
使用する起動モードを選択します。 ドメインで使用するJDKを選択するか、「参照」をクリックして使用するJDKに移動します。 「次」をクリックします。 |
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データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ |
スキーマ構成のためにRCUパラメータを使用するかどうか、または手動でスキーマを構成するかどうかを選択します。 RCUパラメータを使用することを選択する場合は、画面上のフィールドに情報を入力し、「RCU構成の取得」をクリックします。 「次」をクリックします。 |
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スキーマ構成 |
データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ |
これらの画面の詳細は、「スキーマの構成」を参照してください。 |
データ・ソース構成 |
ドメインに、JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ |
これらの画面の詳細は、「データ・ソースの構成」を参照してください。 |
選択されたテンプレートでユーザー指定の資格証明が必要な場合のみ |
各セキュリティ・ストアまたはキー用のユーザー名およびパスワードを指定します。 「次」をクリックします。 |
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選択されたテンプレートでユーザー指定のキー・ペアまたは証明書が必要な場合のみ |
構成するセキュリティ・ストア/キーを選択します。 上部の表で、使用する信頼できる証明書のパスを入力します。 下部の表で、秘密キーのパス、および秘密キーのパスワードを入力します。 ストアまたはキーごとに繰り返します。 完了後、「次へ」をクリックします。 |
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選択されたテンプレートで |
ターゲット・キーストアにインポートするために、Javaキーストア(JKS)ファイルの場所、キーストア・パスワード、ターゲット・キーストア・パスワード、およびJAVAキーストアを構成するためのその他の詳細を選択します。必要に応じて、追加で証明書およびキーを定義します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
詳細構成タスクを実行する各カテゴリ(存在する場合)のチェック・ボックスを選択します。 選択可能なチェック・ボックスは、選択した製品またはテンプレート内で構成されるリソースによって異なります。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理サーバー」を選択した場合のみ |
必要に応じて、管理サーバーの設定を変更します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「ノード・マネージャ」を選択した場合のみ |
「ノード・マネージャ・タイプ」を選択します。 ノード・マネージャにアクセスするためのユーザー名およびパスワードを入力します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ |
必要に応じて、管理対象サーバーを追加、削除、クローンまたは再構成します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ |
必要に応じて、クラスタを追加、削除または再構成します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタが含まれている場合のみ |
ドメイン内のクラスタにサーバーを追加するか、そこからサーバーを削除します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタ、およびクラスタに割り当てられていない1つ以上の管理対象サーバーが含まれている場合のみ |
各クラスタについて、クラスタのためにHTTPプロキシ・アプリケーションを作成するかどうかを指定します。クラスタに対して「HTTPプロキシの作成」チェック・ボックスを選択する場合は、そのクラスタのために使用するプロキシ・サーバーを選択します。 「次」をクリックします。 |
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「拡張構成」画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、CoherenceがWebLogic Serverとともにインストールされている場合のみ |
デフォルトのクラスタ名を受け入れるか、またはCoherenceクラスタの新しい名前を入力します。 Coherenceクラスタ・リスニング・ポートとして使用するポート番号を入力します。 「次」をクリックします。 |
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「拡張構成」画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ |
「マシン」タブ(Windows)または「Unixマシン」タブ(UNIX)を選択します。 必要に応じてマシンを追加します。 各マシンの設定を構成します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメイン内に構成された1つ以上のマシンがある場合のみ |
管理サーバーと管理対象サーバーを適切なマシンに割り当てます。 「次」をクリックします。 |
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「拡張構成」画面で「トポロジ」を選択した場合のみ |
WebLogic Serverをマルチテナント・モードで実行するために使用する仮想ターゲットを追加、構成および削除します。 Oracle WebLogic Serverのマルチテナントの概要については、『WebLogic Server Multitenantの使用』の「Oracle WebLogic Server Multitenant」を参照してください。 仮想ターゲットの定義については、『WebLogic Server Multitenantの使用』の仮想ターゲットに関する項を参照してください。 「次」をクリックします。 |
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「拡張構成」画面で「トポロジ」を選択した場合のみ |
必要な数のパーティションを追加します。後から、定義した各パーティションに仮想ターゲットを割り当てる必要があります。 仮想ターゲットおよびパーティションの詳細は、『WebLogic Server Multitenantの使用』の仮想ターゲットの構成の概要に関する項およびドメイン・パーティションの構成の概要に関する項を参照してください。 「次」をクリックします。 |
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構成するドメインに対して仮想ターゲットおよびパーティションを定義した場合のみ |
仮想ターゲットをパーティションに関連付けます。パーティションはゼロ個またはそれ以上の仮想ターゲットを持つことができます。 「次」をクリックします。 |
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「拡張構成」画面で「ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ」を選択した場合のみ |
フロントエンド・ホストを有効化または無効化し、有効化されている場合は、フロントエンド・ホストの構成を指定または更新します。 「次」をクリックします。 |
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OHSやOIDなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ |
「追加」をクリックしてシステム・コンポーネントをドメインに追加します。 各システム・コンポーネントを構成します。 「次」をクリックします。 |
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OHSがインストールされている場合のみ |
構成するOHSサーバーを選択します。 そのサーバーの設定を指定します。 サーバーごとに繰り返します。 「次」をクリックします。 |
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ODIがインストールされている場合のみ |
構成するODIサーバーを選択します。 そのサーバーの設定を指定します。 サーバーごとに繰り返します。 「次」をクリックします。 |
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ODIがインストールされている場合のみ |
構成するODIサーバーを選択します。 そのサーバーの設定を指定します。 サーバーごとに繰り返します。 「次」をクリックします。 |
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OHSやOIDなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ |
システム・コンポーネント・サーバーを適切なマシンに割り当てます。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「デプロイメントとサービス」を選択し、選択された製品またはテンプレートにJ2EEアプリケーションまたはライブラリがある場合のみ |
アプリケーションまたはライブラリをデプロイする対象サーバーまたはクラスタを選択します。 選択したターゲット上にデプロイする各アプリケーションまたはライブラリのためのチェック・ボックスを選択します。 ノート:
「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「デプロイメントとサービス」を選択した場合のみ |
対象サーバーまたはクラスタを選択します。 対象とする各サービスのためのチェック・ボックスを選択します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「ファイル・ストア」を選択した場合のみ |
各JMSファイル・ストアのための設定を必要に応じて変更し、各ファイル・ストアの同期書込みポリシーを選択します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
「サマリー・ビュー」を選択してからそのビューのリスト内の個々の項目を選択することで、ドメインの構成を確認します。 ドメインが希望どおりに構成されている場合は、「作成」をクリックしてドメインを作成します。 構成を変更するには、「前へ」をクリックして、変更する設定のための適切な画面に戻ります。 |
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常時 |
ドメイン作成の進行状況を表示します。 このプロセスが完了したら、「次へ」をクリックします。 |
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常時 |
ドメイン作成結果を確認します。 構成ウィザードを終了するには、「終了」をクリックします。 |
- スキーマの構成
スキーマ構成画面は、データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ、構成ウィザードに表示されます。 - データ・ソースの構成
JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ、データ・ソース構成画面が構成ウィザードに表示されます。
親トピック: Fusion Middlewareドメインの構成
スキーマの構成
スキーマ構成画面は、データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ、構成ウィザードに表示されます。
表4-2に、一連のスキーマ関連画面をリストします。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。
表4-2 スキーマ構成画面
画面 | この画面がいつ表示されるか | 次のアクションを実行 |
---|---|---|
データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ |
サービス表情報を取得するデータベース・サーバーに接続するための接続情報を入力します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ 選択したテンプレートにマルチ・データ・ソース定義またはGridLinkデータ・ソース定義が含まれているかどうかに応じて、この画面には2つのバージョンがあります |
この画面に表示される各コンポーネントのスキーマについて、スキーマの所有者とパスワードを指定します。この画面上のフィールドに加えた変更は、表内で選択されているすべてのコンポーネントのスキーマに適用されます。 たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(「DBMS/サービス」、「ホスト名」および「ポート」)。 各スキーマのパスワードが異なる場合などは、スキーマを個々に選択し、そのスキーマのパスワードを指定する必要があります。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれており、「GridLinkへ変換」オプションを選択した場合のみ |
この画面に表示される各コンポーネントのスキーマについて、スキーマの所有者とパスワードを指定します。この画面上のフィールドに加えた変更は、表内で選択されているすべてのコンポーネントのスキーマに適用されます。 たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(サービス名、サービス・インスタンス、ONSホスト、ウォレット・ファイルおよびウォレット・パスワードなど)。 各スキーマのパスワードが異なる場合などは、スキーマを個々に選択し、そのスキーマのパスワードを指定する必要があります。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれており、「RACマルチ・データ・ソースへ変換」オプションを選択した場合のみ |
この画面に表示される各コンポーネントのスキーマについて、スキーマの所有者とパスワードを指定します。この画面上のフィールドに加えた変更は、表内で選択されているすべてのコンポーネントのスキーマに適用されます。 たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(サービス名、ホスト名、インスタンス名およびポート)。 各スキーマのパスワードが異なる場合などは、スキーマを個々に選択し、そのスキーマのパスワードを指定する必要があります。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ |
前の画面でデータ・ソースに指定した構成をテストします。 「次へ」をクリックして続行します。 |
この項で説明した画面を構成したら、表4-1に戻って手順を継続します。
データ・ソースの構成
JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ、データ・ソース構成画面が構成ウィザードに表示されます。
表4-3に、スキーマ関連の一連の画面をリストします。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。
表4-3 データ・ソース構成画面
画面 | この画面がいつ表示されるか | 次のアクションを実行 |
---|---|---|
ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ |
構成するデータ・ソースを選択してから、次のいずれかを実行します。
「次へ」をクリックして続行します。 |
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ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれており、「JDBCデータ・ソースの構成」画面上の1つ以上のデータ・ソースのために「GridLinkへ変換」オプションを選択した場合のみ |
Gridlink RACデータ・ソースのためのフィールドを構成します(サービス名、サービス・インスタンス、ONSホスト、ウォレット・ファイルおよびウォレット・パスワードなど)。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれており、「JDBCデータ・ソースの構成」画面上の1つ以上のデータ・ソースのために「RACマルチ・データ・ソースへ変換」オプションを選択した場合のみ |
Oracle RACマルチ・データ・ソースのためのフィールドを構成します(Oracle RACホスト名、インスタンス名およびポートなど)。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ |
テストするデータ・ソースを選択し、「接続のテスト」をクリックします。1つ以上の接続テストが完了するのを待機します。 ノート: 接続をテストするためには、接続しようとしているデータベースが実行されている必要があります。 接続をテストする必要がない場合は、すべてのデータ・ソースを選択解除してください。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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選択した製品またはテンプレートに、データベース・タイプ別に編成されているSQLファイル一式が含まれている場合のみ |
データベース・スクリプトを実行するデータ・ソースを選択します。 データベース・バージョンを選択します。 「スクリプトの実行」をクリックします。 必要なスクリプトを実行したら、「次へ」をクリックして続行します。 |
Fusion Middleware製品を含むWebLogicドメインの更新
構成ウィザードでは、ドメインを更新するのに役立つ一連の画面が表示されます。
ドメインを更新するには、「構成ウィザードの起動」の説明に従って構成ウィザードを起動します。
ノート:
構成ウィザードをGUIモードで実行できない状況では、WLSTスクリプトを使用してドメインを作成または拡張することをお薦めします。『WebLogic Scripting Toolの理解』のドメイン・テンプレートの作成と使用(オフライン)に関する項を参照してください。
構成ウィザードでは、一連の画面が、表4-4に示されている順序で表示されます。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。
表4-4 既存のWebLogicドメインを更新するための構成画面
画面 | この画面がいつ表示されるか | 次のアクションを実行 |
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常時 |
「既存ドメインの更新」の選択 既存のドメイン・ディレクトリドロップダウン・リストからドメイン・ディレクトリを選択するか、「参照」をクリックして移動し、ドメイン・ディレクトリを選択します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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常時 |
次のいずれかの操作を行います。
「次へ」をクリックして続行します。 |
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「テンプレート」画面で選択したテンプレートが高可用性用に構成されている場合のみ。 |
ドメインの更新時に、新しいテンプレートを導入し、それらのテンプレートに対して高可用性オプションを構成していない場合のみ、この画面が表示されます。たとえば、ドメインの更新に使用する新しいテンプレートに自動サービス移行(ASM)パラメータが含まれており、既存のものにASMパラメータを定義していない場合、この画面が表示されます。 更新するドメインに適用可能な高可用性オプションを選択します。 「次」をクリックします。 |
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1つ以上の選択したテンプレートがアプリケーションを定義する場合のみ |
ドメイン・アプリケーションを格納するディレクトリを指定します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ |
スキーマ構成のためにRCUパラメータを使用するかどうか、または手動でスキーマを構成するかどうかを選択します。 RCUパラメータを使用することを選択する場合は、画面上のフィールドに入力し、「デフォルトの取得」をクリックします。 「次」をクリックします。 |
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スキーマ構成 |
選択した製品またはテンプレートに、データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ |
これらの画面の詳細は、「スキーマの構成」を参照してください。 |
データ・ソース構成 |
選択した製品またはテンプレートに、JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ |
これらの画面の詳細は、「データ・ソースの構成」を参照してください。 |
選択されたテンプレートでユーザー指定の資格証明が必要な場合のみ |
各セキュリティ・ストアまたはキー用のユーザー名およびパスワードを指定します。 「次」をクリックします。 |
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選択されたテンプレートでユーザー指定のキー・ペアまたは証明書が必要な場合のみ |
構成するセキュリティ・ストアまたはキーを選択します。 上部の表で、使用する信頼できる証明書のパスを入力します。 下部の表で、秘密キーのパス、および秘密キーのパスワードを入力します。 ストアまたはキーごとに繰り返します。 完了後、「次へ」をクリックします。 |
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選択されたテンプレートで |
WebLogicドメインにインポートするために、Javaキーストア(JKS)ファイルの場所、キーストア・パスワード、ターゲット・キーストア・パスワード、およびJAVAキーストアを構成するためのその他の詳細を選択します。必要に応じて、追加で証明書およびキーを定義します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
詳細構成タスクを実行する各カテゴリ(存在する場合)のチェック・ボックスを選択します。 選択可能なチェック・ボックスは、選択した製品またはテンプレート内で構成されるリソースによって異なります。 ノート: ドメインを拡張する場合は、管理サーバーおよびノード・マネージャの構成を変更できません。そのため、これらのオプションは使用できません。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ |
必要に応じて、管理対象サーバーを追加、削除または再構成します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ |
必要に応じて、クラスタを追加、削除または再構成します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタが含まれている場合のみ |
ドメイン内のクラスタにサーバーを追加するか、そこからサーバーを削除します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタ、およびクラスタに割り当てられていない1つ以上の管理対象サーバーが含まれている場合のみ |
各クラスタについて、クラスタのためにHTTPプロキシ・アプリケーションを作成するかどうかを指定します。クラスタに対して「HTTPプロキシの作成」チェック・ボックスを選択する場合は、そのクラスタのために使用するプロキシ・サーバーを選択します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ |
必要に応じて、マシンを追加、削除または再構成します。 「次」をクリックします。 |
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「拡張構成」画面で「ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ」を選択した場合のみ |
フロントエンド・ホストを有効化または無効化し、有効化されている場合は、フロントエンド・ホストの構成を指定または更新します。 「次」をクリックします。 |
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拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメイン内に構成された1つ以上のマシンがある場合のみ |
管理サーバーと管理対象サーバーを適切なマシンに割り当てます。 「次」をクリックします。 |
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OHSなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ |
「追加」をクリックしてシステム・コンポーネントをドメインに追加します。 各システム・コンポーネントを構成します。 「次」をクリックします。 |
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OHSがインストールされている場合のみ |
構成するシステム・コンポーネントを選択します。 そのコンポーネントのための設定を指定します。 「次」をクリックします。 |
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ODIがインストールされている場合のみ |
構成するODIサーバーを選択します。 そのサーバーの設定を指定します。 サーバーごとに繰り返します。 「次」をクリックします。 |
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OHSなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ |
システム・コンポーネント・サーバーを適切なマシンに割り当てます。 「次」をクリックします。 |
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「オプション構成の選択」画面で「デプロイメントとサービス」を選択し、選択された製品またはテンプレートにJ2EEアプリケーションまたはライブラリがある場合のみ |
アプリケーションまたはライブラリをデプロイする対象サーバーまたはクラスタを選択します。 選択したターゲット上にデプロイする各アプリケーションまたはライブラリのためのチェック・ボックスを選択します。 「次」をクリックします。 |
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「オプション構成の選択」画面で「デプロイメントとサービス」を選択した場合のみ |
対象サーバーまたはクラスタを選択します。 対象とする各サービスのためのチェック・ボックスを選択します。 「次」をクリックします。 |
|
「オプション構成の選択」画面で「JMSファイル・ストア」を選択した場合のみ |
各JMSファイル・ストアのための設定を必要に応じて変更し、各ファイル・ストアの同期書込みポリシーを選択します。 「次」をクリックします。 |
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常時 |
「サマリー・ビュー」を選択してからそのビューのリスト内の個々の項目を選択することで、ドメインの構成を確認します。 ドメインが希望どおりに構成されている場合は、「更新」をクリックしてドメインを拡張します。 構成を変更するには、「前へ」をクリックして、変更する設定のための適切な画面に戻ります。 |
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常時 |
ドメイン作成の進行状況を表示します。 このプロセスが完了したら、「次へ」をクリックします。 |
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常時 |
構成ウィザードを終了するには、「終了」をクリックします。 |
親トピック: Fusion Middlewareドメインの構成