フリート・パッチ適用およびプロビジョニング用のゴールド・イメージの追加

ソフトウェア・ホームのゴールド・イメージを作成し、それらをフリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバーに格納します(後でOracleホームのプロビジョニングに使用します)。

始める前に

ゴールド・イメージの作成に使用されるOracleホームは、フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバー上のものでも、フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・クライアント上のものでも、あるいはフリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバーが通信できるターゲット・マシン上のものでもかまいません。

手順

Oracleホームのゴールド・イメージを次のいずれかの方法で作成し、それらをフリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバーに格納します。

1. フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバー上のインストール済Oracleホームから、イメージをインポートします。

   rhpctl import image -image db19c -path /share/software/19c/dbhome -imagetype ORACLEDBSOFTWARE 

   imagetypeのOracle Database 19cソフトウェアのゴールド・イメージが作成され、フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバーに格納されます。

   -imagetypeをORACLEGISOFTWARE、ORACLEGGSOFTWAREまたはSOFTWAREとして指定することで、Oracle Grid Infrastructureやその他のソフトウェアのゴールド・イメージを作成することもできます。

2. フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・クライアントから次のコマンドを実行して、フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・クライアントにインストールされたOracleホームからイメージをインポートします。

   rhpctl import image -image db19c -path /u01/app/dbusr/product/19.0.0/

   このコマンドを実行すると、指定されたパスにインストールされているローカルOracleホームに基づいて、イメージdb19cが作成され、追加されます。

ノート:

イメージをソフトウェア・ホームとして直接使用することはできません。イメージを使用してソフトウェア・ホームの作業用コピーを作成してください。