Oracle Memory SpeedへのOracle Databaseの移行
Oracle Database 19cリリース更新(19.12)以降では、SQLおよびRMANコマンドを使用して、データベース・ファイルをOracle Memory Speed (OMS)ストレージに移行できます。
データベース・ファイルの移行を開始する前に、OMSファイル・システムを作成してマウントし、データベース・インスタンスでOMSを有効にします。
- OMS移行の準備
移行を開始する前に、Oracle Memory Speed (OMS)ファイル・システムを作成してマウントします。 - OMSへのREDOログ・ファイルの追加
REDOのパフォーマンスを最大限に高めるために、類似する特性でREDOグループのすべてのメンバーをストレージに追加することをお薦めします。Oracle Memory Speed (OMS)ファイル・システムの場合、OMSにREDOグループのすべてのメンバーを追加すると、REDOログの書込み回数が効率的になります。 - OMSへのデータ・ファイルの移動
選択したデータ・ファイルをOracle Memory Speed (OMS)ストレージに移動する場合は、この手順を使用します。 - OMSへのデータベース全体の移動
データ・ファイルの数が多い場合、またはroot
のPDBファイルを移動する場合は、RMANを使用してデータベース全体をOracle Memory Speed (OMS)に移動します。