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新しいデータベースのバックアップ

データ損失を防ぐには、この手順を使用します。

注意:

バックアップを行わずに新しいデータベースを操作していて、問題が生じた場合は、データベース作成手順を繰り返す必要があります。データを失ってしまうことがないように、データベースはここでバックアップしてください。

新しいデータベースをバックアップするには、次のようにします。

  1. データベース・インスタンスを停止してサービスを停止します。
    C:\> oradim -SHUTDOWN -SID prod -SHUTTYPE srvc,inst -SHUTMODE immediate

    注意:

    すぐにORADIMによりプロンプトが表示されますが、ステップ2に進む前に、データベースおよびサービスが完全に停止するまで待つ必要があります。サービスOracleServicePRODが停止したことがコントロール パネルに表示されるまで待ってください。表示されるまで待たないと、データがデータ・ファイルに書き込まれている最中にバックアップが作成されて、バックアップが無効になります。

  2. 任意のツールを使用して、データベース・ファイルをバックアップします。

    データベース・ファイルは、初期化パラメータ・ファイル、制御ファイル、オンラインREDOログ・ファイルおよびデータ・ファイルから構成されます。

    バックアップが完了したら再びデータベースを起動し、必要に応じてユーザーとオブジェクトを作成し、必要な変更を行って、データベースを使用することができます。

    データベースに重要な変更(アーカイブ・モードに切り替える、表領域またはデータ・ファイルを追加する、など)を行った後は、データベースをバックアップしてください。

注意:

圧縮ドライブにデータベース・ファイルを格納しないでください。書込みエラーが発生し、パフォーマンスを低下させる可能性があります。