9 ASMCAによるOracle ASMの管理
Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタント(ASMCA)では、Oracle ASMの管理用ユーティリティを提供します。
Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタント(ASMCA)は、Oracle ASMインスタンス、Oracle ASMディスク・グループ、Oracle ASM動的ボリューム・マネージャ(ADVM)ボリュームおよびOracle Automatic Storage Managementクラスタ・ファイル・システム(Oracle ACFS)ファイル・システムのインストールと構成を支援します。さらに、ASMCAコマンドライン・インタフェースを使用できます。
この章では、以下のトピックについて説明します。
ASMCAによるOracle ACFSおよびOracle ADVMの管理の詳細は、「ASMCAによるOracle ACFSおよびOracle ADVMの管理」を参照してください。
ノート:
ASMCA機能およびメニュー・オプションによっては、Oracle RAC構成などの特定の環境でしか使用できないものがあります。特定のASMCAページの詳細は、「ヘルプ」ボタンで表示されるオンライン・ヘルプを参照してください。
ASMCA GUIツールの開始
ASMCAを起動するには、Oracle Grid Infrastructureホーム内のコマンド・プロンプトにasmca
と入力します。次に例を示します。
$
asmca
GUIツールが表示され、+ASM
に設定されたOracleシステム識別子(SID)によって識別されるOracle ASMインスタンスに接続しようとします。
ASMCAが稼働していないOracle ASMインスタンスを検出した場合、そのインスタンスを起動するかどうか入力するように要求されます。
コマンドラインASMCAを起動する場合は、ASMCAコマンドライン・インタフェースを参照してください。
ノート:
ASMCA機能およびメニュー・オプションによっては、Oracle RAC構成などの特定の環境でしか使用できないものがあります。特定のASMCAページの詳細は、「ヘルプ」ボタンで表示されるオンライン・ヘルプを参照してください。
ASMCAによるインスタンスおよびディスク・グループの管理
この項では、次の項目について説明します。
ノート:
ASMCA機能およびメニュー・オプションによっては、Oracle RAC構成などの特定の環境でしか使用できないものがあります。特定のASMCAページの詳細は、「ヘルプ」ボタンで表示されるオンライン・ヘルプを参照してください。
ノート:
SolarisおよびAIXでは、SHUTDOWN ABORT
コマンドを使用してデータベース・インスタンスを停止しても、ボリューム・デバイス・ファイルは削除されません。
ASMCAによるOracle ASMインスタンスの作成
Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントを使用すると、ホスト上にOracle ASMインスタンスが見つからない場合、Oracle ASMインスタンスを作成できます。
「ASMの作成」ページで、Oracle ASMインスタンスの管理者のSYS
パスワードと、そのOracle ASMインスタンスを監視できるASMSNMP
ユーザーのパスワードを入力します。ASMSNMP
は主にOracle ASMインスタンスを監視するために使用される、より権限の低いユーザーです。
このOracle ASMインスタンスの登録先となるリスナーを選択できます。「ASMパラメータ」をクリックし、Oracle ASMインスタンスの初期化パラメータを更新します。
「ASMの作成」ページで「ASMパラメータ」をクリックできる場合は、Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントのページでOracle ASMインスタンスの初期化パラメータを更新できます。
関連項目:
-
Oracle ASMインスタンス初期化パラメータの詳細は、「Oracle ASMインスタンスの初期化パラメータ」
-
Oracle ASMのインストールの詳細は、『Oracle Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイド』
-
データベース・アカウントとパスワードの確認の詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』
ASMCAによるディスク・グループの管理
Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントを使用すると、「ASMの構成」の「ディスク・グループ」タブを使用して、Oracle ASMディスク・グループを構成または作成できます。
「ディスク・グループ」タブには、ディスク・グループの名前、サイズ、空き領域、使用可能領域、冗長性レベル、状態など、選択したディスク・グループに関する詳細が表示されます。
画面で選択したディスク・グループを右クリックすると、構成オプション・メニューを表示できます。メニュー・オプションを使用すると次の操作ができます。
-
ディスク・グループに対するディスクの追加および削除
-
割当て制限グループの追加、削除および一覧表示
-
ファイル・グループの追加、削除および移動
-
ディスク・グループ属性の編集
-
ディスク・グループのテンプレートの管理
-
ディスク・グループ上でのデータベース用のOracle ACFSファイル・システムの作成
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ディスク・グループのマウントおよびディスマウント
-
ディスク・グループの削除
-
Oracle ASMフィルタ・ドライバのラベルの削除およびクリア。
ディスク・グループの作成、すべてのディスク・グループのマウントおよびディスマウントのための追加オプションがあります。
Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントを使用すると、Oracle ASMコンフィギュレーション・アシスタントの「ディスク・グループ」ページで「作成」をクリックして、Oracle ASMディスク・グループを作成できます。
「ディスク・グループの作成」ページでは、ディスク・グループ名の入力、冗長性レベルの選択、別のディレクトリにあるディスクを探すためのディスク検出パスの変更、ディスク・グループに含めるディスクの特定、障害グループ名の入力、障害グループがクォーラム・タイプかどうかの指定を実行できます。
クォーラム障害グループは特殊なタイプの障害グループで、これらの障害グループに属するディスクにはユーザー・データが格納されず、クォーラム障害グループはユーザー・ストレージに関する冗長性要件の決定時に考慮されません。しかし、ディスク・グループのマウント時には考慮されます。
Oracle ASMフィルタ・ドライバがシステムに構成されている場合、Oracle ASMフィルタ・ドライバのラベルをディスクに追加したり、ディスクからクリアしたりできます。
ディスク・グループの作成時に、拡張オプションの表示を選択できます。拡張オプション・セクションを使用すると、ディスク・グループの互換性設定および割当て単位(AU)サイズなどの追加オプションを設定できます。ディスク・グループ作成の指定が終了したら、「OK」をクリックします。
ノート:
ディスク・グループの互換性設定は、拡張のみ可能です。ディスク・グループの互換性設定を拡張した後で下位の互換性設定に戻すことはできません。
ノート:
ディスク・グループ・タイプがFLEX
またはEXTEND
の場合、「空き領域(GB)」および「使用可能(GB)」の値は0
です。この場合の0
値は、値が指定されていないという意味で、「空き領域(GB)」および「使用可能(GB)」の数量がゼロという意味ではありません。
関連項目:
-
クォーラム障害グループの詳細は、「Oracle ASMディスク・グループへのOracle Cluster Registryおよび投票ファイルの格納」
-
Oracle ASMフィルタ・ドライバの詳細は、「Oracle ASMフィルタ・ドライバの管理」
-
ディスク・グループの互換性属性と、ディスク・グループの互換性の拡張については、「ディスク・グループの互換性」と「ディスク・グループの互換性の概要」
-
ディスク検出の詳細は、「Oracle ASMディスク検出」と「ASM_DISKSTRING」
-
ディスク・グループの管理の詳細は、「Oracle ASMディスク・グループの管理」
-
V$ASM_DISKGROUP
ビューに表示されるディスク・グループ情報の詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』
ASMCAコマンドライン・インタフェース
ASMCAコマンドライン・インタフェースは、Oracle ASMインスタンス、Oracle ASMディスク・グループ、ボリュームおよびOracle ACFSを構成するための非GUIサポートを提供します。
ASMCAコマンドラインの実行
ASMCAコマンドライン・ツールを実行するための構文は次のとおりです。
asmca -silent command_name [options]
表9-1に、asmca
コマンドライン・ツールで使用可能なオプションを示します。
表9-1 ASMCAコマンドライン・ツールのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
コマンドライン・モードで |
|
実行するコマンドを指定します。コマンドは次のいずれかです。
インスタンスおよびディスク・グループ用のASMCAコマンドを参照してください。 |
|
コマンドのために実行するオプションを指定します。オプションはコマンドによって変わります。使用可能なオプションは、インスタンスおよびディスク・グループ用のASMCAコマンドで説明されている個々のコマンドを参照してください。 次のリストは、複数のコマンドに共通なオプションの説明です。
|
次に、-help
オプションの例を示します。
$ asmca -help asmca [-silent] [-sysAsmPassword <SYS user password>] [-asmsnmpPassword <ASMSNMP password>] {<command> <options>} Please refer to the manual for details. You can enter one of the following commands: ...
インスタンスおよびディスク・グループ用のASMCAコマンド
この項では、Oracle ASMオブジェクトを管理するためにASMCAコマンドラインで実行できるコマンドについて説明します。
Oracle ASMインスタンスの構成
-configureASM
は、Oracle ASMインスタンスを構成または作成します。
構文
asmca -silent -configureASM [-sysAsmPassword sysasm_password ] [ -asmsnmpPassword asm_monitor_password ] [ { -param paramname=paramvalue , ... } ] [ { -diskString discovery_path { -diskGroupName diskgroup { -disk disk_path [-diskName disk] | -diskList disk_list [-diskSize disk_size_MB] [-failuregroup failure_group] [-force|-noforce] [-quorum|-noquorum] } [ -redundancy { HIGH | NORMAL | EXTERNAL } ] } ] [-au_size value] [-compatible.asm value ] [-compatible.rdbms value ] [-compatible.advm value ] }
表9-2に、-configureASM
コマンドラインで使用可能なオプションを示します。
表9-2 -configureASMコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
Oracle ASMインスタンスの値とともに、初期化パラメータのリストを指定します。 |
|
ディスク検索のためのOracle ASM検出文字列を指定します。 |
|
作成するOracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
ディスク・デバイスのフルパスを指定します。 |
|
ユーザー指定のディスク名を指定します。 |
|
ディスク・グループに追加するディスク名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
Oracle ASMストレージに使用するディスクのサイズを指定します。 |
|
障害グループ名を指定します。 |
|
ディスクの使用を強制する場所を指定します。 |
|
クォーラムまたは標準の障害グループを指定します。 |
|
Oracle ASMディスク・グループの冗長性設定を指定します。 |
|
割当て単位サイズ(1、2、4、8、16、32、64)を指定します。 |
|
属性設定を指定します。 |
|
属性設定を指定します。 |
|
属性設定を指定します。 |
複数のコマンドに共通のその他のオプションについては、表9-1を参照してください。
例
Oracle ASMインスタンスを構成するには:
例9-1 asmca -silent -configureASMの使用方法
asmca -silent -configureASM -diskString '/devices/disk*' –sysAsmPassword my_sysasm_password -asmsnmpPassword my_asmsnmp_passwd
指定されたインスタンスのパラメータの構成
-configureParameter
は、指定されたターゲット・インスタンスのパラメータを変更します。
構文
asmca -silent -configureParameter [-target {ASM|IOS|APX|ALL} ] [{-param paramname=paramvalue , ... }] [-sysAsmPassword sysasm_password ]
表9-3に、-configureParameter
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-3 -configureParameterコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
コマンドのターゲット・インスタンスを指定します。ターゲットが指定されていない場合、デフォルトはOracle ASMインスタンスです。 |
|
Oracle ASMインスタンスの値とともに、初期化パラメータのリストを指定します。 |
複数のコマンドに共通のその他のオプションについては、表9-1を参照してください。
例
指定されたターゲット・インスタンスのパラメータを構成するには:
例9-2 asmca -silent -configureParameterの使用方法
asmca -silent -configureParameter –param asm_power_limit=3 –sysAsmPassword my_sysasm_password
Oracle ASMインスタンスの削除
-deleteASM
は、存在するすべてのOracle ASMインスタンスを削除します。Oracle ASMインスタンスを使用しているデータベースがある場合、操作が停止し、エラーが発生します。
構文
asmca -silent
-deleteASM
[-sysAsmPassword sysasm_password ]
[-force]
[-dropDiskGroups]
表9-4に、-deleteASM
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-4 -deleteASMコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
強制的にOracle ASMインスタンスを削除します。 |
|
このインスタンスのディスク・グループを削除します。 |
複数のコマンドに共通のその他のオプションについては、表9-1を参照してください。
例
Oracle ASMインスタンスを削除するには:
例9-3 asmca -silent -deleteASMの使用方法
asmca -silent -deleteASM –sysAsmPassword my_sysasm_password -force
ディスク・グループの作成
-createDiskGroup
は、Oracle ASMインスタンスにディスク・グループを作成します。
構文
asmca -silent -createDiskGroup [ -diskString discovery_path ] { -diskGroupName diskgroup { -disk disk_path [-diskName disk] | -diskList disk_list [-diskSize disk_size_MB] [-failuregroup failure_group] [-force|-noforce] [-quorum|-noquorum] } [ -redundancy { HIGH | NORMAL | EXTERNAL } ] } ] [-au_size value] [-compatible.asm value ] [-compatible.rdbms value ] [-compatible.advm value ] } [-sysAsmPassword sysasm_password ]
表9-5に、-createDiskGroup
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-5 -createDiskGroupコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
ディスク検索のためのOracle ASM検出文字列を指定します。 |
|
作成するOracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
ディスク・デバイスのフルパスを指定します。 |
|
ユーザー指定のディスク名を指定します。 |
|
ディスク・グループに追加するディスク名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
Oracle ASMストレージに使用するディスクのサイズを指定します。 |
|
障害グループ名を指定します。 |
|
ディスクの使用を強制する場所を指定します。 |
|
クォーラムまたは標準の障害グループを指定します。 |
|
Oracle ASMディスク・グループの冗長性設定を指定します。 |
|
割当て単位サイズ(1、2、4、8、16、32、64)を指定します。 |
|
属性設定を指定します。 |
|
属性設定を指定します。 |
|
属性設定を指定します。 |
複数のコマンドに共通のその他のオプションについては、表9-1を参照してください。
ディスク・グループの互換性属性の詳細は、「ディスク・グループの互換性」を参照してください。
例
Oracle ASMインスタンスにディスク・グループを作成するには:
例9-4 asmca -silent -createDiskGroupの使用方法
$ asmca -silent -createDiskGroup -diskGroupName mynewdg -disk '/devices/diske*' -disk '/devices/diskk*' -redundancy NORMAL -au_size 64 -compatible.asm '19.0.0.0.0' -compatible.rdbms '19.0.0.0.0' -compatible.advm '19.0.0.0.0' DiskGroup mynewdg created successfully.
ディスク・グループへのディスクの追加
-addDisk
は、Oracle ASMインスタンスにある既存のディスク・グループにディスクを追加します。
構文
asmca -silent -addDisk [ -diskString discovery_path ] {-diskGroupName diskgroup {-disk disk_path [-diskName disk] | -diskList disk_list [-diskSize disk_size_MB] [-failuregroup failure_group] [-force|-noforce] [-quorum|-noquorum] } [-sysAsmPassword sysasm_password ]
表9-6に、-addDisk
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-6 -addDisk commandコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
ディスク検索のためのOracle ASM検出文字列を指定します。 |
|
更新するOracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
ディスク・グループに追加するディスク名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
Oracle ASMストレージに使用するディスクのサイズを指定します。 |
|
障害グループ名を指定します。 |
|
ディスクの使用を強制する場所を指定します。 |
|
クォーラムまたは標準の障害グループを指定します。 |
複数のコマンドに共通のその他のオプションについては、表9-1を参照してください。
例
既存のディスク・グループにディスクを追加するには:
例9-5 asmca -silent -addDiskの使用方法
asmca -silent -addDisk -diskGroupName mynewdg -disk '/devices/diskl1' -disk '/devices/diskl2' Disks added successfully to diskgroup mynewdg.
Oracle ASMディスク・グループ属性の編集
-editDiskGroupAttributes
は、Oracle ASMディスク・グループ属性を更新します。
構文および説明
-editDiskGroupAttributes
(-diskGroupName disk_group)
(-attribute value)
次の表に、—editDiskGroupAttributes
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-7 -editDiskGroupAttributesコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
作成するOracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
属性の名前および割当て値を指定します。 |
Oracle ASMフィルタ・ドライバのラベルの作成
—createLabel
は、Oracle ASMフィルタ・ドライバのラベルを作成します。
構文および説明
-createLabel -diskList disk_list -labelList label_list | -labelPrefix label_prefix
次の表に、—createLabel
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-8 —createLabelコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
ラベルを付けるディスク名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
ラベル名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
ラベルの作成に使用するラベルの接頭辞を指定します。ラベル・リストを指定した場合、ラベル接頭辞は無視されます。 |
Oracle ASMフィルタ・ドライバのラベルの削除
-dropLabel
は、Oracle ASMフィルタ・ドライバのラベルを削除します。
構文および説明
-dropLabel
-labelList label_list
次の表に、—dropLabel
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-9 —dropLabelコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
ラベル名のカンマ区切りリストを指定します。 |
Oracle ASMファイル・グループの作成
-createFileGroups
は、Oracle ASMファイル・グループを作成します。
構文および説明
-createFileGroups (-diskGroupName disk_group) (-fileGroupNames file_group_name_list) (-fileGroupUsages file_group_usages_list) (-fileGroupUsageIDs file_group_usagesID_list)
次の表に、—createFileGroups
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-10 -createFileGroupsコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
Oracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
ディスク・グループに追加するファイル・グループ名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
処理するファイル・グループ使用状況文字列のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
処理するファイル・グループ使用状況IDのカンマ区切りリストを指定します。 |
Oracle ASMファイル・グループの削除
-dropFileGroups
は、Oracle ASMファイル・グループを削除します。
構文および説明
-dropFileGroups
(-diskGroupName disk_group)
(-fileGroupNames file_group_name_list)
次の表に、—dropFileGroups
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-11 -dropFileGroupsコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
作成するOracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
削除するファイル・グループ名のカンマ区切りリストを指定します。 |
Oracle ASM割当て制限グループの作成
—createQuotaGroups
は、Oracle ASM割当て制限グループを作成します。
構文および説明
-createQuotaGroups (-diskGroupName disk_group) (-quotaGroupNames quota_group_name_list) (-quotaGroupSizes quota_group_size_list)
次の表に、—createQuotaGroups
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-12 -createQuotaGroupsコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
Oracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
ディスク・グループに追加する割当て制限グループ名のカンマ区切りリストを指定します。 |
|
処理する割当て制限グループ・サイズのカンマ区切りリストを指定します。 |
Oracle ASM割当て制限グループの削除
-dropQuotaGroups
は、Oracle ASM割当て制限グループを削除します。
構文および説明
-dropQuotaGroups (-diskGroupName disk_group) (-quotaGroupNames quota_group_names_list)
次の表に、—dropQuotaGroups
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表9-13 -dropQuotaGroupsコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
Oracle ASMディスク・グループの名前を指定します。 |
|
削除する割当て制限グループ名のカンマ区切りリストを指定します。 |