14.3.2.11.2 グラフ・ビュー

グラフが表示されるグラフ・ビュー・パネルは、次のコンポーネントで構成されます。

  • 次のオプションがあるツールバー。
    • ズーム・オプション: ズーム・イン、ズーム・アウト、すべてに合わせる、およびすべてをクリアするアクションが含まれます。また、ズーム・インおよびズーム・アウト・アクションは、マウス・ホイールを使用して実行できます。ドラッグしてグラフをパンすることもできます。
    • レイアウト: いくつかの組込みレイアウト(ランダム、グリッド、円、同心、幅優先、コースなど)。
    • 間隔係数: ノード間の間隔を調整するスライダ(長いエッジに有効です)。
    • 展開制限: エッジで展開できるノード・エントリの最大数。
  • RDFノードとエッジを含む描画領域。

グラフ・ビュー領域に表示されるグラフのエッジおよびノードを操作できます。最初に表示されるグラフはルート・クラス・サマリー(件数)に基づいていますが、いつでも要素を拡張できます。

グラフ内のノードを開くには、ノードをクリックし、「展開」を選択します。選択したノードにリンクされた新しいエッジを持つ新しいノード要素がグラフに追加されます。たとえば、次の図では、ノードlehigh:Personが拡張されて表示されています。

図14-57 ノードの拡張

図14-57の説明が続きます
「図14-57 ノードの拡張」の説明

スター・ノード(マゼンタ色)には、エッジ述語に関連付けられた値が含まれます。これらの値を表示するには、ノードをクリックし、「値の表示」を選択します。

図14-58 ノード値の表示

図14-58の説明が続きます
「図14-58 ノード値の表示」の説明

エッジ述語のサマリーを展開するには、エッジをクリックして「展開」を選択します。その後、それに関連付けられたスター・ノードが、グラフの新しいノードとエッジに分割されます。ただし、展開制限値がサマリー数より小さい場合、すべてのノードは展開されません。たとえば、次のようにします。

図14-59 エッジ述語の拡張

図14-59の説明が続きます
「図14-59 エッジ述語の拡張」の説明

次の図は、円形レイアウトの出力を示しています。

図14-60 円形レイアウト・グラフ

図14-60の説明が続きます
「図14-60 円形レイアウト・グラフ」の説明

グラフ・ビューに表示されるグラフには、次の基本規則が適用されます。

  • URIノードは、楕円形の内側にラベルがあるオレンジ色で表示されます。
  • 空白のノードは、円形の緑色で表示されます。空白ノードの上にマウスを置くと、そのラベル値が表示されます。
  • 折りたたまれたエッジには、カウントを含む述語が表示されます(1を超える場合)。
  • マゼンタ色で円形のスター・ノードには、折りたたまれたエッジに関連付けられた値が含まれています。
  • リテラル・ノードは、タイプに応じて異なる色で表示されます。文字列リテラルは、ラベル値とともにシアン色で表示されます。長い文字列値の場合、ラベルの長さが短くなり、リテラル・ノード上にマウス・ポインタを重ねると完全なラベル値が表示されます。データ型を持つリテラルは異なる色で表示され、上にマウスを置くとデータ型名が表示されます。