6 Oracle GoldenGate Classic for SQL Server
- SQL ServerプラットフォームのためのOracle GoldenGate Classic Architectureのデプロイ
- Oracle Cloud Marketplace内でのOracle GoldenGate for Non-Oracle (SQL Server)の検索
- Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の起動
- Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)計算ノードへの接続
- Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の操作
SQL ServerプラットフォームのためのOracle GoldenGate Classic Architectureのデプロイ
Marketplace上でOracle GoldenGate Classic Architectureを使用して、単一の場所からデプロイメントをデプロイおよび管理できます。
デプロイメント前に必要な前提条件は次のとおりです。
- Oracle Cloudアカウント
- Oracle Cloudテナント内の計算ノード・リソースへのアクセス
Oracle Cloud Marketplace内でのOracle GoldenGate for Non-Oracle (SQL Server)の検索
- Oracle Cloud Marketplaceにログインします。
- Oracle Cloud Marketplaceホーム・ページから、「アプリケーション」の下の検索ボックスを使用し、GoldenGateというキーワードで検索します。
- 検索結果から、「Oracle GoldenGate for Non-Oracle」を選択します。
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の起動
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)計算ノードへの接続
- Oracle Cloudコンソールにログインします。
- 「Compute」 -> 「Instances」を選択します。
- 計算ノードのハイパーリンク名を選択します。パブリックIPアドレスは、「Primary VNIC Information」の下にリストされます。
- Oracle GoldenGateが実行されている計算ノードにアクセスするには、SSHを使用して
opc
アカウントとして接続します。opc
アカウントを使用してノードにアクセスする方法の詳細は、インスタンスへの接続を参照してください。
ssh -i <private-key-filename> opc@<public-id-address>
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の操作
Oracle Cloud MarketplaceにOracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)をデプロイすると、Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の最新リリースにアクセスできます。
Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の使用開始前に、いくつかのタスクを実行して、対象の環境がデータをレプリケートするための準備を完全に整えていることを確認する必要があります。データ・レプリケーションを開始する前に、次のタスクを実行する必要があります。
トピック:
接続の確立
Oracle Cloud MarketplaceのOracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)計算ノードは、ソースおよびターゲットのSQL Serverデータベースへの接続を管理できるハブとして機能します。Oracle GoldenGate Classic for Non-Oracle (SQL Server)の計算ノードからオンプレミスのSQL Serverデータベースへの接続を確立するには、次のオプションを使用します。
- IPSec VPN
- FastConnect
OCIとのIPSec VPNを設定する場合は、IPSec VPNのドキュメントを参照してください。FastConnect接続の確立については、FastConnectのドキュメントを参照してください。
Oracle GoldenGate for SQL Serverの要件
データのレプリケートを開始する前に、SQL Serverデータベースの場合は、Oracle GoldenGateのインストール・ガイドのOracle GoldenGate for SQL Serverデータベースのインストールに関する章と、『異種データベースのためのOracle GoldenGateの使用』のOracle GoldenGate for SQL Serverの使用に関する章を参照してください。該当する項には、データベースの要件とサポートされる機能に関する重要な情報が記載されています。
データベース・ユーザーとスキーマの作成
SQL Serverソース・データベースからデータをキャプチャする場合は、Oracle GoldenGateで使用可能なSQL Serverのログインとスキーマを作成して、ログインにsysadmin
アクセス権限を付与します。Oracle GoldenGateには、いくつかの前提条件を実行するためにsysadmin
アクセス権限が必要ですが、その後は、このアカウントをキャプチャ・プロセスの実行に必要なdbowner
に設定できます。データベースにソース・データベースとして使用するためのスキーマを作成します。
次に、ソース・データベースの例を示します。
CREATE LOGIN [oggsourceuser] WITH PASSWORD=N'password';
ALTER SERVER ROLE [sysadmin] ADD MEMBER [oggsourceuser];
USE [source_dbname];
CREATE SCHEMA [oggsourceschema];
SQL Serverターゲット・データベースにデータを適用する場合は、ターゲット・データベース内のdbowner
アクセス権限が付与されたSQL Serverログインと、Replicatのチェックポイント表に使用するためのスキーマを作成する必要があります。
次に例を示します。
CREATE LOGIN [oggtargetuser] WITH PASSWORD=N'password';
USE [target_dbname];
ALTER ROLE [db_owner] ADD MEMBER [oggtargetuser];
CREATE SCHEMA [oggtargetschema];
Microsoft ODBC Drivers for Linuxのインストール
ODBC接続の構成
GLOBALSファイルの作成とGGSCIの起動
GGCSI
)にすぐにアクセスできます。また、Managerプロセスが実行されている状態で事前定義されています。計算ノードにログインすると、GGCSI
がmssql
ディレクトリ(/home/opc/mssql)
にあるを確認できます。