保存するデータ量の判断
ログ保存を管理する場合、Extractで通常のリカバリ(制限付きリカバリではなく)を実行するのに必要となるログに迅速にアクセスできるようにしてください。「Extractリカバリ・モード別のログ保存要件」を参照してください。アーカイブをデータベース・システムから移動する必要がある場合、TRANLOGOPTIONS
パラメータで別の場所を指定することができます。「アーカイブ場所の指定」を参照してください。
推奨される保存期間は少なくとも24時間であり、これはオンラインおよびアーカイブのログを含むトランザクション・データを保存できる時間に相当します。Extractが任意の時点で必要とする可能性がある最も古いログを判断するには、SHOWTRANS
オプションを使用してSEND EXTRACT
コマンドを発行します。データ量とビジネス要件を考慮して最適な保存時間を決定するためにテストを実行しなければならない場合があります。
処理時にExtractで必要なデータがオンラインまたはアーカイブのログに保存されていなかった場合、次のいずれかの修正処理が必要になる可能性があります。
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Extractを変更して、ログ・データが使用できる後の時点から取得します(さらにターゲットで起こり得るデータ損失を受け入れます)。
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ソースおよびターゲットのデータを再同期してから、Oracle GoldenGate環境の開始をさらに繰り返す。
親トピック: クラシック・キャプチャでのデータ可用性の確保