クラシック・キャプチャでのデータ可用性の確保

Extractがクラシック・キャプチャ・モードで動作する場合、キャプチャ処理の継続性および整合性を保証するには、アーカイブ・ロギングを有効にします。

Extractが処理を終了する前にオンライン・ログが再利用される場合、アーカイブ・ログがセカンダリ・データ・ソースになります。オープン・トランザクションのアーカイブ・ログは、Extractでリカバリを実行するためにこれらからのデータの再キャプチャが必要となる場合に備え、システム上に保存する必要があります。

警告:

アーカイブ・ロギングを有効にできない場合、トランザクションがまだアクティブな間にExtractの停止につながる障害が発生した場合、ソースとターゲットのオブジェクトを完全に再同期し、レプリケーションを再インスタンス化する必要があるというリスクを伴います。この方法で操作する必要がある場合、次のガイドラインに従ってオンライン・ログを構成し、オンライン・ログが再利用される前にExtractでキャプチャする必要のあるデータが保持されるようにします。長時間のトランザクションに加え、ネットワークの機能停止とその他の外部要因によって発生するExtractのバックログも考慮してください。

RAC構成では、Oracle GoldenGateがインストールされているクラスタを含むクラスタのすべてのノードのオンラインおよびアーカイブのログにExtractがアクセスできるようにしておく必要があります。