13 WebLogic Server永続ストア
WebLogic Server永続ストアは、永続性を必要とするWebLogic Serverのサブシステムおよびサービスに対し、組込みの高性能なストレージ・ソリューションみを提供します。たとえば、これは、ストア・アンド・フォワード機能を使用して、送信された永続JMSメッセージを格納することも一時的に格納することもできます。永続ストアは、ファイルベースのストアまたはデータベース内でJDBCでアクセス可能なストアへの永続性に対応しています。WebLogic永続ストアの管理のWebLogic永続ストアの使用方法を参照してください。
ノート:
ドメイン・パーティションにログインしている場合は、「ドメイン・パーティション」メニューからナビゲートします。WebLogic Server Multitenantドメイン・パーティション、リソース・グループ、リソース・グループ・テンプレートおよび仮想ターゲットは、WebLogic Server 12.2.1.4.0で非推奨になっており、次のリリースで削除されることに注意してください。
この章の内容は次のとおりです。
永続ストアの作成
この項では、新しい永続ストアを作成する方法を説明します。この項で説明するタスクは、次のとおりです。
JDBCストアを作成します。
一般設定
「一般設定」ページで、新しいJDBCストアの一般的な構成設定を定義します。
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名前: JDBCストアの名前を入力します。
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スコープ: この新しい永続ストアを作成するスコープを指定します。
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データ・ソース: データ・ソースを選択するか、または「新しいデータ・ソースの作成」をクリックしてこのJDBCストアの新しいデータ・ソースを作成します。データ・ソースの作成の詳細は、「JDBCデータ・ソースの作成」を参照してください。
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接頭辞名: 複数のインスタンスで使用するためにこのJDBCストア内の表名に付加する接頭辞名を指定します
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
高可用性
「高可用性」ページで、新しいJDBCストアの高可用性設定を定義します。
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分散ポリシー: ファイル・ストアが「シングルトン」か「分散完了」かを指定します。
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移行ポリシー: ファイル・ストアで使用される移行ポリシーを指定します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
ファイル・ストアの作成
一般設定
「一般設定」ページで、新しいファイル・ストアの一般的な構成設定を定義します。
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名前: ファイル・ストアの名前を入力します。
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スコープ: この新しい永続ストアを作成するスコープを指定します。
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ディレクトリ: ファイル・ストアを保持するディレクトリのファイル・システム上のパス名を入力します。このディレクトリは、使用しているシステム上に存在している必要があり、このページの設定を完了する前にディレクトリを作成しておいてください。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
高可用性
「高可用性」ページで、新しいファイル・ストアの高可用性設定を定義します。
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分散ポリシー: ファイル・ストアが「シングルトン」か「分散完了」かを指定します。
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移行ポリシー: ファイル・ストアで使用される移行ポリシーを指定します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
ファイル・ストアのモニターおよび構成
ファイル・ストアは、永続JMSメッセージや恒久サブスクライバ情報などのサブシステム・データを格納するためのファイルベースのリポジトリです。
この項では、次のタスクを取り上げます:
JDBCストアのモニターおよび構成
JDBCストアは、永続JMSメッセージや恒久サブスクライバ情報などのサブシステム・データを格納するためのJDBCでアクセス可能なデータベースです。
この項では、次のタスクを取り上げます:
レプリケートされたストアのモニターおよび構成
レプリケートされたストアは、永続JMSメッセージや恒久サブスクライバ情報などのサブシステム・データを格納するためのメモリー内ベースのリポジトリです。
この項では、次のタスクを取り上げます: